五十嵐響子をスカウトしてから数日がたった、そして今日はアイドル・五十嵐響子の初レッスンだ。
初レッスンを終えた響子が俺のもとへ来た。
響子「ふぅ......あっ、プロデューサーさん、お疲れさまです!お待たせしました!」
響子P「初レッスンはどうだった?」
俺が初レッスンの感想をたずねると響子は
響子「うーん......全然うまくいかなくって、驚いちゃいました!ダンスレッスン、お尻から転んじゃって。私、初めてすることは大体うまくいかないんですよ。」
響子にもそんな一面があるんだなと一人で勝手に納得していると響子が続けて
響子「それにすごくきつくて、びっくりしました!走り込みとか腹筋とか、トレーニングって感じでっ!もう、くたくたになっちゃいました......」
響子P「まぁ......あの聖さんのトレーニングだからな......」
響子「アイドルって可愛い衣装を着て、ステージで歌ったり踊ったりして、キラキラして。そんなイメージだったんですけど......アイドルがこんな大変な思いをしてるなんて、思ってなくて!」
響子P「がっかりした?」
俺が響子に聞くと響子は首を横にふりながら
響子「ううんっ、そんなことありません!......むしろ逆かも」
響子P「むしろ逆?どういうことだ?」
響子「私、アイドルになって、ステージで歌う姿なんて、想像できなかったんです。でも、レッスンをしてみて......。最初はあんまりうまくできなかったけど、終わりには、ちょっとだけステップを踏めたんです。このまま続けたら、だんだんできるようになるのかなって。ほら、お料理をするときだって、最初からお魚を三枚にさばけたりしないですよね」
響子P「むしろできたらすごいけどな......」
響子「まずはジャガイモとか、ニンジンの皮むきから慣れていこうかなって、そんなことを考えてました!」
響子P「楽しみだ」
響子「プロデューサーさんもそう思ってくれてるんですね!嬉しいですっ♪」
嬉しそうな顔をしている響子を見ていてやっぱりアイドルにして良かったなと思ったしそしてかわいいなと思った。
そんなことを考えていると響子は
響子「たくさんレッスンして、いつかは、美味しい響子になってみせますから、楽しみに待っててくださいねっ♪プロデューサーさんっ♪」」
響子P「お、おう......楽しみに待つことにするよ」
響子「はいっ♪」
一瞬、危ない発言に聞こえた俺は耳鼻科に行くべきなのだろうか......