「なぁ_____。俺のクレイジーダイヤモンドが見えているんだろう?」
そう自分の息子に聞いたのはいつだっただろうか。この子は声を出すことなく俺のスタンドを見つめながら頷いた。
「そうか...こいつはな___」
俺は理解者が欲しかっただけなのかもしれない。数十年前に転生して特典として
それでも、この世界に自分と同じ
「ちく...しょうが...」
俺のクレイジーダイヤモンドは自分の傷を名乗す場合は他の何かに能力を発動できないのだ。簡単な仕事だったはずだが、敵を撲滅すると同時に士郎が腹に穴を開けて倒れており、自分を治すよりも優先している。
「悪いな春菜...___の事を頼んだぞ!!!」
『ドラララララララララララララララララララララララァァ!!!!!!!!!!』
意識が飛び始めたのか、視界は歪み始める。何とか施設の壁を破壊出来てこちらに驚いているであろう救急隊員の姿を確認できた。
「ここだ!!!けが人がいる!!!!」
わざと中途半端に治しておいた士郎の事を伝えると俺の身体は限界を迎えたのか倒れる。
ごめんな...お前に、もっと__________
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少年はいつも父親の身体から透けて見えている幽霊について気になっていた。質問をすることなく、只々その姿を見詰める。
父親に聞かれた質問に頷くことで答えた少年はとても興味深い話を聞いた。スタンドと呼ばれる幽霊は同じスタンド使いにしか見えないということや、スタンドはスタンドでしか触れる事が出来ない事など、父親の語る話はとても面白かった。
「おまえにもいつか必ず自分のスタンドが見えるはずだ」
そう言ってクレイジーダイヤモンドに撫でられた時はとても嬉しかった。そんな少年は今、黒い服に着替えていた。
聞こえてくるのは沢山の人の泣き声。少年の父親は亡くなったのだ。
「__君!!!」
幼馴染の女の子が抱きついてくる。彼女の父親も事故で未だに目が覚めていないのだ。少年は彼女を抱きしめると涙を流した。涙で滲んだ目で、笑っている父親の写真を見詰める。
『........』
いきなり少年の涙は誰かに拭われた。少年は涙を拭ってくれた者が何者であるのかを知っていた。
これは少年の成長の物語である。