僕の亀仙流アカデミア   作:怪獣馬鹿

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どうも、第9話です。
珍しく筆がノリにノッタので書けました。
ではどうぞ!


雄英入学試験・・・・まさかの瞬殺!!?

オールマイトの出会いから1年間。

 

出久と電気は毎日毎日地獄の修業を乗り越えて強くなり続けた。

 

具体的にどんなに強くなったかと言うと、

 

緑谷出久

 

力と業で闘うオールラウンダーな戦闘スタイルにかめはめ波等の多彩な気弾を操れる。

 

上鳴電気

 

超高速とそれに伴う圧倒的な力で闘うスピード特化型な戦闘スタイルになり、超高速の最高速度は亀仙人ですら見えない。

 

 

 

とまぁ確かに二人とも桁が違うほどに強くなっていった。

はっきり言って下手なプロでは敵わないほどに強くなっていた。

 

そして、二人の修業も日に日に激化していた。

四肢につける重りは合計80キロになり、日常生活ですら風呂に入る時と寝る時以外は着用。

また、こんだけ強くなると普通は中学校時代の体育祭とかマラソン大会で目立つ物だが修業の鬼でもある亀仙人はその時でさえ重りを外させなかった。

しかもそれを勝手に外さないように当日は観客として監視しているほどに・・・

結果的にだが、一般平均とそこまで差を出すことは無く、二人は無茶苦茶強くなった。

更には元々修業の一環で始めた海岸のゴミの処理も殆ど終わらせていた。

殆どなのは主にこの作業は地獄の修業の一環でしかなく、それをメインでやってる日が無いからである。

また気の修業が始まったら、さらにゴミの処理の量も相対的に減っていた。

 

そして、入学試験2日前。

全ての修業を終えた二人は亀仙人と話をしていた。

 

「主ら、良くこのワシの修業を全て耐えて乗り越えた!素晴らしいことだ、明後日の入学試験でどのような結果になろうともワシは主らの夢を応援し続けさせて貰うぞ!」

 

「つまり、それって・・・」

 

「もう、ワシの修業は終わったのじゃ」

 

亀仙人の言葉に出久も電気も何とも言えない感覚になる。

修業が終わったこと事態は嬉しいが、いざ終わると不安が残るのが人間の性。

 

「ワシからの修業は終わったが、お主達にはこれからも苦難が多く待っている。これからの日々の修業は自分で始めるのだ!そしていつかお主達にしか出来ない亀仙流を越えた存在になるのだ!」

 

「師匠・・・」

 

「じいちゃん・・・」

 

「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休め、人生を面白おかしくはりきって過ごせ、亀仙流はお前達と共にある」

 

亀仙人から教えられた亀仙流の極意。

 

二人はそれを自分の脳に焼き付けた。

 

何年もかけて互いに必死に高めあってきた二人。

 

彼らはこの教えさえ忘れなければ道を間違えないだろう。

何故なら、それは彼らが亀仙流だから・・・

 

 

 

 

 

 

●●●

2日後、遂に始まった雄英高校入学試験。

たくさんの中学生が雄英に集まる。

黒い髪の男、眼鏡をかけた男、触手を持った大男、カラスのような顔の男、尻尾の生えた男、キラキラしてる男、ガタイの良い大男、気弱そうな大男、ブドウ頭の小さい男、肘がテープになってる男、丸っこい女、耳たぶがイヤホンの女、マゼンタ肌な女、蛙のような女、透明な女、爆発マンこと爆豪。

 

そして我らが二人、

 

緑谷出久と上鳴電気。

 

まだまだ生徒は恐ろしく多くいる。

 

この中の何名かしか、通れない狭き門。

 

それが雄英入学試験である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●●●

雄英高校の筆記試験が終わった。

 

次の実技の説明まで20分間ある。

 

出久と電気は互いに試験会場の外に行き、お互いの出来について話し合っていた。

 

「出久、どうだった?」

 

「自己採点をもう一回キチンとやらないといけないから、詳しい事は分からないけど手応えはあった・・・」

 

「マズイよ、俺、ダメかも・・・」

 

いつも無駄に明るく、無駄にポジティブが売りの電気の言葉とは思えないほどの暗い発言はさすがの出久もちょっと引く。

 

「大丈夫だよ、電気!昨日一緒に最後の確認をしたじゃないか、絶対に大丈夫だよ!」

 

「出久~!!」

 

出久に抱きつく電気。

急な事により、バランスを崩して倒れそうになるがとある女が二人を触ると二人は少しだけ浮いて、体勢を立て直した。

 

「良かった~」

 

丸っこい女が自分の個性を使って体勢を立て直させてくれたのを二人は理解した。

 

「「ありがとうございます!」」

 

はもってお礼を言う二人に女は笑顔を見せる。

 

「いいよ、転んだら縁起悪いもんね」

 

出久と電気は女の健気さに思わず不細工な面をしてしまう。

これには流石に少女も唖然する。

 

「ちょっと大丈夫?二人とも・・・」

 

「すみません・・・・」

 

「大丈夫・・・です・・」

 

「それじゃ、二人とも実技も一緒に頑張ろうね」

 

去っていく少女に二人は見惚れていた。

 

「女の子と話しちゃった・・・」

 

「すげー、綺麗だった・・・可愛かった・・・」

 

出久と電気は中々ない体験に内心興奮しながらも、共に実技試験の準備を始めるために更衣室に向かった。

 

 

 

 

 

●●●

更衣室では多く受験生が動きやすい服装に着替えていた。ジャージだったり、トレーナーだったり、胴着だったり、自由が売りの学校らしく全員多種多様な格好だった。

 

出久と電気はとある服に着替えていた。

 

それは山吹色で背中と左脇腹に亀のマークがある胴着。

 

亀仙流の胴着を着た。

 

中々派手な服装になったので二人ともかなり目立つ。

しかも同じ胴着だから余計に・・・

 

「派手だね・・・」

 

「良いじゃねぇか・・・格好いいじゃん!」

 

恥ずかしがる出久と喜ぶ電気。

正反対の二人の反応は亀のマークを背負いながら実技試験の説明会場に行った。

 

 

●●●

 

説明会ではプロヒーロー“プレゼント・マイク“が何ともまぁ目立つ説明をしていた。

 

制限時間15分

 

倒すべき仮想敵は4種類

 

内の一種類は0ポイント

 

それ以外の目立ったルールがないシンプルな試験だ。

 

 

会場に向かう受験生達は同校の知り合いが被らないように別々に別れるように決められていたが、同門である出久と電気はまさかの同じ会場になっていた。

 

「マジかよ・・・」

 

「お互い、変な誤解を産まないように離れておこう」

 

「賛成」

 

出久は会場のゲートの左端に、電気はゲートの右端に行った。

 

「スタート!!」

 

雄英側が何とも急に始めるが、反応できなかった人間は極僅かである。

その中に出久も電気も入っていない。

二人は誰よりも先に飛び出し、互いに向かってくる仮想敵を一体ずつ瞬殺した。

 

倒した後、一瞬だけ目を合わすと互いに別方向に向かっていった。

出久は左に電気は右に

 

そして、出久は気弾を使って10体の仮想敵を葬り去り、電気は持ち前の超高速を使って8体を再び瞬殺。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8分後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出久は持ち前の気のコントロールと力で仮想敵を既に80体破壊していた。

電気も負けておらず、超高速の一撃必殺と電撃で同じ80体破壊していた。

 

互いに互い、離れていても同じ数になってしまうのは何とも息があってると言うか縁が深いと言うか非常に反応に困る物だった。

 

しかも、この時点で既に二人とも同率一位の雄英始まって以来の快挙である。

 

因みにここまでやると他の受験生はどうなるんだと思うが雄英は二人が互いに左と右に別れた瞬間に中央、左、右に仮想敵を雪崩れ込ませて決して出久と電気が理不尽な大量得点をしないようにしていた。

 

まぁもう既に理不尽な程の得点ではあるが・・・

 

更に驚くのは二人とも人を助けながら行っているのだ。

 

出久は持ち前の気弾を使いながら、眼鏡の男や黒髪の男を後ろから襲おうとした仮想敵を撃退。

電気は持ち前の超高速をいかして、仮想敵に囲まれていた耳たぶが長い女を助けていた。

 

この入試には受験生に教えていないもう1つの採点がある。

それは救助ポイントと言う物だ。

大きなお世話をして人を助けるのがヒーローの本望であり、またそれは打算でやってはいけないと言うのもヒーローの本望である。

故にこの救助ポイントは公にせずにまたそれを採点してるのは雄英教師のプロヒーローのノリと判断で決まっている。

 

この事を加味すると、

 

緑谷出久 合計ポイント95点

 

上鳴電気 合計ポイント98点

 

である。

 

因みに何故、電気が3点高いかと言えば女性を助けた時にこういう青臭い感じの事が好きなヒーローが何故か多目に付けたと言うのが理由だ。

 

まぁ、二人とも別に点数を競ってる訳でもないし、そもそも二人とも救助ポイントなんてのは全く知らずに人を助けながら稼いでるため、あんまりそこに意味はない。

 

ともかく桁外れな二人だけでなく、77ポイントを稼いだ別の会場にいる爆豪も本来は強烈な印象を与える筈だったのだろうが、この二人に比べればいくらか見劣りしてしまう。

これは決して爆豪が弱かったわけではない。

二人が化け物すぎたのだ。

 

そして残り、3分

 

0ポイントの怪物が会場に現れる。

有に20メートルは越えるロボットは辺り一面を破壊しながら、受験生目掛けて進む。

受験生達は0ポイントから逃げ、出久と電気も一緒に殿として周りを見ながら逃げる。

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、二人は受験生の中で一人足りないことに気づいた。正確には先に逃げてた受験生の一人が残された一人に向かって叫んだのを聞いたからだ。

 

出久と電気が後ろを見るとそこにはさっき転ぶのを助けてくれた女がいた。

 

 

出久と電気は咄嗟に体が動いた。

 

自分の体から稲妻をバチバチと走らせてその稲妻を手に集中する電気。

 

自分の体から気をゴウゴウと唸らせてその気を手に集中する出久。

 

二人は互いに左右対称のかめはめ波を撃つ体勢になっていた。

 

「雷豪・かめはめ波!!」

 

「豪龍・かめはめ波!!」

 

大きな稲妻のビームと螺旋回転をする気の光線が巨大な0ポイントの仮想敵に直撃し、風穴を開けた。

 

二人が出した業はかめはめ波を元に二人が独自の方法で作った新しい業だ。

 

出久の豪龍・かめはめ波は気を多彩に操る出久が螺旋回転をさせて、威力その物をかめはめ波より更に上げた物。

 

電気の雷豪・かめはめ波は稲妻を手に集中させてなけなしの気の操作をして一直線に稲妻を放つ物。

 

両方とも亀仙人からは“かめはめ波“の名前は付けなくて良いと言われているが、二人はあくまでもリスペクトの意思として付けた。

 

性質も効果も全てが違う。

 

正しくオリジナルのかめはめ波。

 

未だに両方とも亀仙人のかめはめ波には敵わないが、取って置きの二人の切り札である。

 

 

 

 

 

そして、その切り札を受けた0ポイントは倒れた。

 

周りの受験生はとんでもない事をした二人に無茶苦茶ドン引きしている。

そして話の中心の二人は、切り札の予想外の消費にその場に座り込み、動けなくなった。

 

 

●●●

あれから30分後。

漸く動けるようになった二人は雄英教師の誘導の元に雄英高校から出た。

 

「出久、俺達大丈夫だよな?」

 

「仮想敵のポイントなら大丈夫な筈だ。僕は85体は最低でも倒してる。電気は?」

 

「80越えた辺りから数えてねぇ・・・」

 

二人とも実技試験の事は考えていたが、まさか数を後半になったら数え忘れる事になるとは思っても見なかった。

確かに80を越えたら大丈夫かと思うがそういう油断をすると落ちるのが世の常である。

 

出久と電気はこの自分達がやってしまった怠慢に嫌な予感を感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

●●●

1週間後

 

出久はリビングで柔軟をしていた。

あれから1週間経ち、出久も電気も互いに合格発表を待っている。

 

あの後、亀仙人の元に報告に行き、80を越えたら数え忘れた事も含めてありのままを話したら、恐ろしいくらい激怒された。

 

勝負の最中に気を抜く馬鹿者がおるかと言うことで、読者に取ってみれば5話ぶりの殺人ボールに死ぬほど追われた。

しかも最悪なのが亀仙人が浜辺から出ないようにガードしていた為、二人はその日ホントにベットに倒れ込むはめになった。

 

「雄英受けるってだけでもすごいことだと思うよ母さん」

 

リビングで作業をしている母親の言葉が何気に落ちときのように聞こえるが、筆記試験の自己採点はギリギリ合格で実技も手応えありだ。

 

まぁ、試験日の夜に怒られた地獄を見たら、誰だって不合格になったんだと思うのも必然である。

 

 

「いずずずずずず・・・出久!郵便来てた!」

 

突然、母親からの言われた雄英高校からの合格通知に出久は一先ず、部屋の中で開けることにした。

 

部屋の机の前で手紙を開けると中から3D液晶パネルが出てきた。

 

スイッチを入れる出久。

 

すると黄色スーツのオールマイトが投影された。

 

「私が投映された!!」

 

ドアップなオールマイトの顔に少しビビる出久。

 

「ハハハ!!私も教師になって君達に教えるからね。緑谷少年!なんたって君は・・・・え?・・・何?・・・巻きでお願いって・・・・スケジュール合ってるよね?・・・・今日の内にやるの!?・・・・マジか・・・」

 

オールマイトの何とも締まらない言葉に出久の緊張は溶ける。

 

「んん!それでは結果発表と行こう!緑谷出久少年!筆記試験はギリギリ合格!そして実技試験は何と敵撃破ポイントを2位で通過!!」

 

オールマイトの言葉に思わず手を挙げる出久。

 

「更に君は実技試験の最中に様々な人を助け、最後は上鳴少年との見事な連携!素晴らしかったよ!我々が見ていたのは敵撃破ポイントだけでなく、人を助ける救助ポイントも見ていた!しかもそれは審査制のね。君の救助ポイントは何と45ポイント、敵撃破ポイントと合わさって、君の総合ポイントは140ポイント!惜しくも2位のままであるが、それでもこれは雄英始まって以来の快挙だよ!おめでとう緑谷少年!」

 

オールマイトの絶賛に出久はもう滝のように涙を流していた。

「ここが君の“ヒーローアカデミア“だ」

 

オールマイトはその言葉を言うとホログラムが消えた。

出久は涙を流しながら、母親にそれを報告。

 

二人揃って滝のように泣いた。

 

暫くして、涙も収まった出久は再び柔軟を始めようとしたら、電話がなり母親が手に取った。

 

そして、出久に渡してきた。

 

「もしもし?」

 

「出久か?」

 

「電気、どうしたの?」

 

「お前は受かったか?」

 

「受かったよ。電気は?」

 

沈黙が流れ、出久は最悪の結末を想像する。

 

「まさか?」

 

「“首席“で合格だって!!!!」

 

「ええええーー!!!???」

 

「じゃあ、一位通過って電気なの!?おめでとう!!」

 

「ありがとう出久!」

 

まさかの予想外の展開に出久も電気も興奮が覚めない。

正確には言うなら、二人ともこれを大声で話してるせいで互いの家族に知られていて、互いの家族も大喜び中だ!

 

「俺はヒーローになるぞ!ナンバーワンのヒーローに!」

 

「僕だってなるよ!最高のヒーローに!!」

 

 

「「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休め、人生を面白おかしくはりきって過ごせ、亀仙流は(僕/俺)達と共にある」」

 

互いに亀仙流の大事な教えを言い合いそして、二人とも笑った。

 

 

その次の日、お互いの家族が亀仙人も交えて親睦会と合格祝いをやった。

 

互いの親が自分の息子達を誇りに思ってくれ、亀仙人もまた二人を誇りに思い、祝いの品をやった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、それがエロ本で互いの母親からプロレス技を掛けられてたのを出久と電気は楽しく見ていた。




まさかまさかまさかの上鳴電気!
首席で合格です!!!
絶対に予想を出来ないことをやろうと思ってやりました。
後悔なんてのは微塵も無いです。
だって上鳴が好きなんだもん!
出久も2位で通過!!

因みにこの二人のポイントの差は僅か3ポイントです。

あまりの超接戦でした。


まぁ、最後の出久と電気のかめはめ波は色々と前の段階で書いてなく、突飛な印象を受けますが、電気のやつに関してはヤムチャがかめはめ波を撃った時のような感覚です。まぁヤムチャの方が充分に丁寧にしてましたけど、


さぁ、次回から待望の雄英高校編が始まります!

そして強大な敵も現れます!

楽しみにしてください!!

どんなコメントも受け付けますので気軽にお願いします。
またコメントの返信が次回のネタバレになるようなら、すぐに返信できません(次話投稿してから返信します)がそれ以外ならすぐに答えるように努力しますのでどうぞ!気軽にお願いします。
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