僕の亀仙流アカデミア   作:怪獣馬鹿

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というわけで続きです!
タイトルの意味は読めば分かります。


まさかの敗北?上鳴電気VS骨抜柔造

第二回戦も終わり、会場は熱狂に溢れる。

とてつもない熱狂だ。

例年に比べて特別レベルが上がったかと言われれば確かに上がっている。

しかし、それ以上に出久と電気が障害物競争の時にやったパフォーマンスが観客を盛り上げていて、騎馬戦での無双もしかり・・・

 

そしてこれから戦うのはそんな盛り上げをやってくれた一人の電気が戦うのだ。

 

多くの観客が心待していた優勝候補の一人だ。

 

『さぁ皆さん!続きまして第三回戦を始めます!選手の方は入場をお願いします!』

 

電気と柔造が武舞台に上がる。

二人とも気力も充分でリラックスしていた。

 

『上鳴選手は障害物競争や騎馬戦で一位を取り続けている今体育祭の文字通り優勝候補の一人です!』

 

『対する骨抜選手も要所要所で活躍を見せており、まさに縁の下の力持ちと言っても過言ではありません!』

 

両者の間に緊張が流れる。

 

「悪いな骨抜、圧勝させて貰うぜ」

 

「勝ってから言った方が良いぞ」

 

『第二回戦、始め!』

 

銅鑼の音が鳴り響く。

電気が柔造に突っ込んで行く。

柔造は突っ込まれる前に個性の軟化で武舞台を軟らかくする。

すると超高速が自慢の電気のスピードが落ちた。

前に進めてないわけではないが目にも写らない速さの電気のスピードが天哉並の速度に落ちたのだ。

そして、普段の修業で電気の超高速を知ってる人間からするとこの速度はどうってことない。

ましてや、超高速が十八番な人間と知っているなら尚更である。

電気が突っ込みながら右拳で殴りに来るが、柔造は難なく避けて鳩尾にカウンターする。

電気は耐えて今度は左で殴りに掛かるが足が地面に沈んで行くために上手く拳に力を入れられずに空を切った。

柔造の足も地面に沈んでるが小さいときからこの個性を使い続けてきた慣れで上手く立ち回っていた。

がら空きになった電気の左頬に拳を撃ち下ろす。

撃たれた電気は直ぐにやり返す為に右拳を当てに行くが柔造はすいすいと上手く避けて離れた。

そして、地面の軟化を解く。

電気の足は完全に地面に沈んでいた状態で軟化が解けた為に足が動かなくなる。

 

『骨抜選手!上鳴選手の超高速を自らの個性を使って柔軟に対応しております』

 

「どうだ?いつもの十八番が使えないと流石にキツイんじゃね?」

 

その言葉に電気はコメカミに血管が浮うぶがすぐに深呼吸して落ち着く。

 

「まだまだ」

 

電気は足に気を溜めて脱出する。

柔造は脱出したと同時に再び地面を軟化する。

 

「またさっきと同じ結果になるぞ」

 

「そっちこそ俺にこの手があるの忘れたか?」

 

電気は身体中に稲妻を走らせる。

バチバチと稲妻の音が大きくなっていく。

 

「無差別放電200万ボルト!!」

 

電気の大放電で武舞台に大量の稲妻が走る。

かなりの出力で光り、多数の観客はまともに武舞台を見れなくなる。

サングラスをかけてる人間は平然と見ていた。

主審のミッドナイトはあまりの大放電なのでセメントスに少し隙間のある壁を作って貰い、隙間から武舞台を見ていた。

自身のコスチュームのマスクをサングラスタイプにして・・・プロである。

 

『上鳴選手、大量放電で武舞台を埋め尽くします!凄い!これは一体町何時間分の電力だ!?』

 

『ツッコむ処、そこ?』

 

司会者の言葉にクリリンが目を手で隠しながら喋る。

 

約5分間の大放電が終わり、武舞台から稲妻も消えて電気が膝に手を着ける。

 

「どうだ?」

 

電気は柔造が立っていた所を見る。

しかし、そこには誰も居なかった。

 

「ウェッ!?」

 

すると地面から柔造が飛び出て、軟化を解除して地面の上に立つ。

肩で息をしていた。

 

「もう少し経ってたら、窒息する所だった」

 

「冗談だろ!?」

 

『何と!骨抜選手、上鳴選手の放電を地面に潜って避けていた。凄まじい肺活量です!』

 

そう、柔造は軟化した地面に潜って放電から身を守っていた。

軟化した地面は別に水になったわけではなくただ軟らかくなっただけなので、電気は通さない。

電気も別に電気を纏えるだけで光の中でも問題なく見える特性つきではない。

故に地面に潜られているのに気がつかなかった。

気を探れないの弊害が出ていた。

電気はまた突っ込んでいく。

柔造もすかさずに地面を軟化する。

さっきと同じ光景だが、大量に放電をした事により、バカになる弊害が出始めていた。

 

「この!この!この!この!この!」

 

何回も殴りに掛かるが柔造は華麗に避けていた。

それは観客席から見れば電気が滑稽に見えるほどに避けていた。

 

「何だ?あの上鳴ってそこまで凄くねぇのか?」

 

「いや、骨抜が上鳴を翻弄してるんだ!」

 

「すげぇ!あの高速を抑えてやがる!」

 

「あの個性で!?なんてセンスだ!?」

 

 

骨抜柔造は天才ではない。

強い個性だけが生き残れるこの世界で柔造は生物以外を“軟化“できる個性を持った。

色々と制限があり、1つの物を軟化するともう1つの軟化が解除され、密集地帯や住宅街で地面を軟化して動けにくくしても軟化してない所を踏み場にすれば意味がなくなる。

何ともピーキーな個性である。

しかし、柔造は柔軟であった。

一人の個性が例え弱くても使い方次第では何とかなると早い段階で至った。

故に彼は小学二年の時に雄英高校の推薦を取ると決めたのだ。

まず、最初に入試の実習試験を調べてすぐに無理だと判断した。雄英の入試のロボットの撃破は軟化で動けなくすれば合格出来るとは思えなかった。しかもネットで調べると撃破の他にまだ受験生に知らされてない謎のポイントもあることに気づいて、自身の軟化では勝ちにくいと早々に悟った(実際には動けなくすればOKで人を助ければボーナスポイントありであるがそこまで詳しく書かれた物や情報はいくら国立とは言え載ってなかった。)

 

故に個性の強弱があまり関係なかった推薦のマラソンで入学を取るべく勉強と個性に慣れる事に心血を注いできた。

そして数少ない推薦枠を補欠で合格した。

一位の推薦合格者が士傑高校に行った為である。

なけなしの首皮一枚繋がった文字通り柔造の実力で取った合格である。

柔造はそれで満足はしていない。

誰かを助けるヒーローに憧れて来て成るために入学したのだ。

弱い個性も頭を使えばどうにかなると思った。

 

“桃白白にやられるまでは“

 

桃白白に文字通り真正面から潰された。

地面を軟化したが平然と動かれてやられた。

あの怪物を倒すために鍛えているものの一向に軟化で桃白白をどうにか出来るイメージは思い付かなかった。

 

“皆に任せっきりでは意味がない。“

 

そんな時にこの雄英体育祭が始まった。

憧れの舞台である体育祭だが、桃白白をどうにか出来るイメージさえ浮かばない状態ではあまりやる気も起こらなかったが出久や電気を見て彼は発想を変えたのだ。

修業では全員で一緒に鍛えているために個人でどうなってるかは把握しにくかったが、出久と電気ならば必ずトーナメントに上がる。

トーナメントで一対一ならば自分の個性でどうやって桃白白に挑めるか分かるからだ。

普段の修業ではグラウンドβで追われまくり、組手を頼んでもその場の環境に左右されやすい軟化は全然歯が立たない。

しかし、この武舞台ならば違う。

この何もない武舞台ならばいけるとイメージできた。

現に今、電気が柔造に翻弄されている。

電気の速度は桃白白に匹敵する。

その電気をこうも翻弄できれば、柔造に取って手応えありだ。

おまけに今まで目立ってきた電気が相手だからこそ、この翻弄はこれからの進路でも目立つ一つの実績になる。下手なプロ以上の電気が相手ゆえにだ。

そう上鳴電気にとってこの骨抜柔造の個性“軟化“は少なくともこの何もない武舞台に於いて“天敵“である。

 

電気が舞空術を使えればこの状況にはならなかっただろう。しかし、舞空術は“知恵の育成“で教えることすら禁止されているし、電気は教えられても上手く扱えない。

そもそも個性を持つ人間は気そのものが少ないために大量に使いながら、尚且つコントロールが重要な舞空術と電気は相性が悪すぎるのだ。

 

「お返しだ。オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!!」

 

柔造が連打で電気をボコボコにしていく。いくら亀仙人の元で鍛え続けてきたとはいえ、鍛えてる柔造の拳が完全に効かないわけではない。

寧ろ軟化で動きにくい地面で足に集中してるため、受け流す事も儘ならない。

電気の超高速は完全に封じられてそして攻撃も避けられる。

更には自身の個性のデメリットのアホになるも追加で余計に選択肢が無くなっていく。

 

別に電気の超高速は筋力だけでやっているのではない。自身の個性である帯電を使って地面を這う稲妻に乗っている。しかし、この軟化のせいで上手く地面に稲妻を走らせる事が出来ないために使えないのだ。

 

『これは上鳴選手、骨抜選手の猛攻を浴びております。防御の上からでもこれはキツイ!』

 

『完全に骨抜選手のペースですね。自分のペースにしないとこれは思うよりもアッサリやられますよ』

 

実況の手痛い言葉が耳に入り、電気はまた放電をして柔造を放すが柔造はまた地面を潜って避ける。

 

「くそったれ」

 

「降参するか?」

 

「何を!?」

 

電気は手に稲妻を溜めて柔造に放つがまたもや地面に潜って避ける。

電気の個性は纏うだけで放てる個性ではない。

手に稲妻を溜めると手全体から稲妻が出るがそれを電気は気で何とかしてるのだ。

気と個性は同等の存在である。

すなわち、電気はこのような電撃を放つ場合は必ず電撃が出る場所以外を気で抑えている。

簡単に言うと掌以外の手の部分に気をバリアみたいに張って放っているのだ。

雷龍かめはめ波になるとそれが全身になる。

全身から漏れでないかと思われるが出口を失った電撃は体の唯一空いてる場所まで行き、そこに大量に出るのだ。

しかし、この気と個性を大量に使う方法は出久の気の扱い方とはレベルが違う。

電気にとってこの電撃は一つでも出久の気弾三つ分の消費である。

故に電気は徒手空拳で戦うのだがそれを判断する頭が個性の使いすぎで機能してなかった。

対する柔造は冷静な頭で極めて淡々と避けていた。

 

「ヤバい・・・」

 

電気は電撃を放つのを止めた。

もうこれ以上放つと完全にアホになり負けると確信したからだ。

柔造はそれを見逃さなかった。

地面を泳いで電気の元まで行き、電気を殴る。

電気は大きく仰け反るが倒れない。

 

(倒れて手まで拘束されてら起き上がれねぇ)

 

(倒して顔以外全部埋めないとこいつは出てくる)

 

二人とも真逆の事を考えていた。

柔造は連打で電気を殴る。

電気も柔造の胸ぐらを掴み、御返しにと殴り返す。

連打と一撃。

いくら腰が入らない拳であっても電気の拳は弱いわけでない。

寧ろ柔造の拳よりも強い。

しかし、電気は逃れられないように胸を掴みながらに対して柔造は二本の連打。

起死回生の電撃もこれ以上はアホになるため出来ない。

電気は確信したこれ以上個性を使えば勝てるものも勝てなくなると・・・

 

『おおーっと!武舞台で殴り合いだ!凄まじい攻防が武舞台で繰り広げられてます!』

 

『ちょっと上鳴選手が不利ですね』

 

「うぉぉぉー!!すげぇ!!」

 

「やれ、骨抜!やっちまえ!!」

 

「負けるな上鳴!逆転しろ!」

 

「行けぇ電気!勝てぇ!」

 

「負けんな、骨抜!」

 

観客席から声援が両方に贈られ、そして二分後に拮抗は破られた。

 

「はぁはぁはぁはぁ・・・」

 

「くそ!やっぱり強い・・・」

 

この拮抗に勝ったのは電気だ。

柔造は二三歩後ろに下がる。

膝に手を着けて鳩尾を擦る。

いくら柔造が鍛えているとはいえ、相手は常人を越えて常識を粉砕する修業をやって来た電気だ。

いくら片手で不馴れな足場とはいえ勝てない。

しかし、電気もダメージがないわけではない。

いつ倒れても可笑しくないのは電気の方だ。

 

(くそ、どうにかしてやらないと負ける!けどどうやって地面に足が着いてたら動けなくなるし、かといって空中でも避けられる。せめて空中で動け・・・・・そうだ!)

 

柔造は電気から離れて地面の軟化を解除する。

いくら慣れてるとはいえ、体力を消耗するからだ。

この雄英体育祭に時間制限はないがこのままいくといずれ体力が尽きるのは電気の方が早い。

それは電気も良くわかってる。

電気は最後の攻撃として柔造に突っ込む。

 

『上鳴選手!またもや骨抜選手に突っ込む!このままいくと最初の二の舞だ!』

 

『体力的に恐らく最後の攻撃でしょう』

 

柔造は地面を軟化する。

しかし、電気は飛び上がって避ける。

 

(こうなったら賭けだ!)

 

しかし、いくら電気が飛んで突っ込んで来ても自由度がない空中では避けやすい。

 

(よし、防御して終わりだ!)

 

すると電気はなんと足で気の衝撃波を放つ。

衝撃波の威力でスピードが加速される。

 

(嘘だろ!?)

 

(喰らえ!)

 

柔造が防御するよりも早く、電気は柔造の顔面を思いっきり蹴った。

柔造は武舞台の上を転がる。

何とか場外になる手前で止まった。

電気はこの方法を悟空から学んだ。

正確に言うと悟空が昔の天下一武道会でやった方法を聞いていたからやろうと決めたのだ。

なけなしの気を使って・・・

一発で出来たのは電気の今までの経験と下半身を徹底的に鍛えてきた亀仙流の教えだからである。

この二つがなければ気は上手く足に伝わらなかっただろう。

 

『上鳴選手!空中で加速し柔造選手に今までの鬱憤を晴らすかのように蹴った!!』

 

『本人も足を見てる状態からぶっつけ本番のようです。これは予測できない』

 

電気は地面に立ち、足をブラブラさせてまだ行けるか確認する。

柔造もそんな電気を見ながら立ち上がる。

 

「よし!反撃開始だ!!」

 

意気込む電気。

会場の熱狂も羽上がる。

そしてそれに対する柔造の答えは・・・・・

 

「参った!!降参する!」

 

降参である。

会場の全ての存在がひっくり返った。

神々も含めてだ。

特に第十宇宙のひっくり返り方がド派手である。

 

「骨抜選手、降参!上鳴選手の勝ち!」

 

『何と!?骨抜選手、まさかの降参です!!ここぞと云うときなのに!』

 

『寧ろ、ここぞと云う時だからこその降参だと思います。あのままやれば骨抜選手は確実に場外に吹き飛ばされていたでしょう。何はともあれ降りる判断は間違ってないと思います』

 

柔造が武舞台から降りる。

確かに降参はしたが、柔造にとって別にこれ以上戦っても意味がないと思った。

何故なら・・・

 

「骨抜って野郎、強かったな」

 

「あぁ、あの上鳴を終始手玉にしてたからな」

 

「あの蹴りを喰らってたぞ?」

 

「あんなラッキー避けれる方がむずいぞ」

 

「最後までやって欲しかったがまぁキツイな」

 

「それに俺達ヒーローは終わって死んだら、意味がねぇ。寧ろ、良く下がった!」

 

会場の殆どが柔造に関する話題で持ちきりだ。

これ以上戦って負けたらこの自分に関する話題の時間が無くなる。

全て電気の話題になってしまう。

なら、降参してもこの試合の殆どで電気相手を手玉にした事実を優先させるために降参した。

それにあのままやってたら負けるのを柔造は確信していた。

そしたら、自分が負けたという事実が観客に残る。

人は敗北よりも勝利を記憶するからだ。

しかし、降参は時と場合によっては勝利以上に記憶に残る。

これから柔造達が進む道は危険極まる死と隣り合わせの道。

冷静に撤退出来る選択肢も頭も必要である。

現に会場の反応がそれの答えである。

 

 

 

 

 

●●●

各宇宙の神々や人間もこの柔造の判断を絶賛していた。

べジータを含めてである。

確かに最後までやって欲しかったと心の底からほぼ全員が思っているが時には撤退も必要である。

ジレンは降参と言う事実に訝しげになったが、時には逃げて体勢を立て直すのも立派な戦略と考えて素直に柔造を称賛することにした。

それは他のヒーロー科の生徒も一緒だ。

勝己以外の全員が柔造のやり方を素直に褒めたり、感心していた。

出久に至ってた柔造の精神分析を事細かくノートに書くくらいである。

しかも一回戦や二回戦に比べて明らかに書く量もスピードも違った。

 

一人武舞台に立っている電気は会場の話題や人の反応、親友すらも勝った自分に目もくれずに柔造の事を分析する事実に対して・・・

 

「チクショョョョョョ!!!!!」

 

慟哭することしか出来なかった。

柔造はゲート前でその慟哭を聞きながら笑う。

この試合、最後の電気の新技を除いて全て柔造の掌の上だった。

その事に柔造は笑った。

自画自賛しても良いくらいに会場全てに見せつける事が出来たのだ。

 

正に“戦いに負けて勝負に勝った“のだ。

 

果たして電気が活躍する時はあるのだろうか?




というわけで誰が予想したか骨抜柔造無双!
いやぁ、ここまで電気と相性が悪いとは構想段階では分かりませんでした。
実はこの試合、絶対に体育祭でやろうと入学をやった時に思い付いてました。
予測できないように桃白白の時に全く無意味と云うのをわざとやってたので予測しにくかったと思います。
天敵がまさかの柔造だと誰か予想した人がいたら教えて下さい。
今回のアンケートの内容はそれです。
さてさて、まだ出久と電気には天敵がいます。
次は誰なのか楽しみにしてください。
二回戦か準決勝か決勝か出久の一回戦か?
どこでやろうか悩んでます。

批判感想質問は次回のネタバレが答えになる場合を除き全て早急に答えます。気軽に送ってください。作者にすれば感想は褒美です!(ネタな感想でも返しますよ)

正直に下さい。今回の展開、予想してました?

  • 予想してた。楽勝だったよ!
  • こんなん、予想できるか!

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