艦これ春イベ前段作戦が終了したので、投稿します。
レア艦は、潜水母艦《迅鯨》のみゲット。E-3で新娘《巻波》(《夕雲型》)が出るようですが、E-1で出る《フレッチャー》の方が貴重なので、そっちを狙って周回中。
E-2で、新潜水艦も出るようです。が、別に不要なのでスルー。
1944年(昭和19年) 6月20日
東京
「火山が噴火した? じゃあ逃げないと」
「ちょっと待ちなさい!」
火山が噴火したと聞いたヒメルダは、某北条家の遺児みたいな速度で逃げ出そうとしたが、速いおなに捕まって
部屋の中に戻された。
「でも火山が噴火したら危ないんじゃないの? アルマゲドンだよ」
「日本の火山じゃ無くて、カムチャッカ半島東側の火山らしいわ」
ゆうこが、めぐみに日本の火山では無いと伝える。
「アルマゲドンは、隕石映画だよ」
とヒメルダは、どや顔で突っ込み、いおなに軽くにらまれる。
「大きな被害が出てないと良いんだけど」
「大丈夫よ」
「何で断言できるのかしら?」
「元から人がほとんど住んで居ない所だよ」
「あ。うん」
現地人の事を心配した、イオナの憂慮はゆうこにより即論破された。カムチャッカ地方は面積は日本より広いが、人口は35万ほどしかおらず、
その大半は南西部にある、軍港都市ペトロパブロフスク・カムチャツキー市に集中している。(1)
「でも、別の異変が起きているみたいよ」
「ほえ?」
3日前
キスカ島北沖
「応急修理は間もなく終わります」
「終了したら、一旦潜航しよう」
中型潜水艦《呂-44》艦長橋本少佐は、修理が終わり次第確認の為に、潜航する事を指示した。《呂-44》は、昨年9月に完成してまだ10カ月しか経過していない。
同艦は、ベーリング海の偵察任務を命じられ1週間前に、カムチャッカ半島東沖から潜入した。合衆国は、アラスカなどを経由して流氷が無い夏の間だけ、ベーリング海を経由して軍需物資をソ連に輸送している。
輸送船団には、ソ連の輸送船も混じっている上にベーリング海には、ソ連の小型哨戒艦もいるので、間違えて攻撃したら大変な事になる。少佐には、自衛上止むを得ない場合以外の、敵艦への攻撃は禁止されていた。(2)
この日ベーリング海は、濃い濃霧に覆われていた。《呂ー44》は、艦内の空気を入れ替える為に浮上していた。濃霧なので敵艦や哨戒機に発見される可能性は、低いと判断した。が油断大敵突如霧の中から、突如米海軍の小型哨戒艇が現れた。橋本少佐は、急ぎ甲板の8センチ砲で砲撃を命じた。米艦も想定外の遭遇だったのか、慌てて小型主砲で応戦して来た。四発目の8センチ砲が、米哨戒艦の艦橋をぶち抜き爆発。敵艦は転覆して沈んでいった。
だが、運悪く敵哨戒艦が最期に放った至近弾の破片が潜水艦の船体に当たり、電気系統の故障が発生し潜水できなくなってしまう。幸い数時間の応急修理で回復できることが判明し、修理作業を行っていた。
修理が終わる頃には、かなり天候も回復していた。回復が早かったら危なかったかもしれない。西の空を見ると、太陽はもう水平線近くに沈んでいた。この辺りは緯度が高いので、この時期は太陽が完全に沈む事は無い。いわゆる白夜だ。(3)
「あの太陽妙じゃないかな?」
「どうかされましたか?」
「いつもより夕焼けが鮮やかじゃないかな」
士官が見てみると確かに、いつもよりかなり鮮やかな色をしている。
「高緯度で起きる天気ではないのですか?」
「まあ、偶然かも知れん。よし、潜航準……」
「後方! 大型機発見! 高度200以下!」
「急速潜航!!!」
艦長が潜航命令を出そうとした瞬間、積雲の陰から大型の対潜哨戒機が向かって来るのが見えた。高度は恐らく200メートルも無い。
最近大西洋などでは、大型の対潜哨戒機が超低空から攻撃して来ると言う情報を、駐独大使館経由で入手していた。敵は優秀な対潜レーダーを装備しているらしく、夜間は更に危険で、かなりの数の独潜水艦が撃沈されていた。幸いアリューシャン列島や、アラスカに配備された大型哨戒機は未だそこまでの高性能レーダーは、搭載されていない。
先月、北東太平洋で味方潜水艦が事故で墜落した米軍搭乗員を、偶然救助し尋問で判明した。(無論捕虜収容所行き)
数年前まで、独潜水艦は昼間は発見されるのを避ける為に潜航し、夜間に浮上して換気作業をしていた。しかし、近頃は夜間は奇襲攻撃を避ける為に潜航し隠れ、晴れていれば視界が効く日中に浮上しているという逆転現象が起きているそうだ。
「待て、様子がおかしい!」
士官が、驚いて敵機を見ると《B-24》らしい大型機は、4つあるエンジンのうち2つから激しい炎を出しているのが見えた。そのまま《呂-44》の後方1000メートル当たりで、左主翼から海面に突っ込み、そのまま半回転して海中に消えた。数十秒後、水圧で対潜爆弾が爆発したのか、衝撃波で《呂―44》の船体が揺れた。
「助かりましたね」
「あの機は、我々を攻撃しようとしていたのでは無いだろう」
「おそらく何とか海面に不時着しようとしていたのでしょうね」
再度潜航命令を出そうとした瞬間、
「後方に別の小型機発見! 向かって来ます」
「急速潜航! 深度80!」
外にいた乗員達は、全員艦内に飛び込みハッチが閉められる。
「深度50 攻撃はありません!」
(おかしいな? まさか気付いていなかったのかなあの小型機は?)
「深度80」
(訓練飛行をしていた戦闘機だったのだろうか? 対潜爆弾は装備していなかったのだろう)
「着水音探知。前方800」
更に1分後、ドーンという衝撃音が聞こえ船体が軽く揺れる。今度も搭載されていた爆弾の爆発だろう。
「下手糞なやつですね」
「いや、アリューシャン列島やアラスカの様な僻地だから、多少は腕が落ちる搭乗員が配属されても、おかしくは無いが1000メートルも、外すのは流石にあり得ないだろう」
「確かにそうですねえ。機体の電気回線が故障して爆弾投下のタイミングがずれたのかも」
「君はどう思うか? 気付いた事が有れば言って欲しい」
橋本中佐は、ソナー員の一人に声を掛ける。
「先ほどの着水音は、爆弾が海面に落とされた音では無く、搭載機そのものが海面に落ちた音だと考えます」
「つまり墜落……と言う事か? 何か理由はあるか?」
「あの時、聞こえた音とほぼ同じでした。そう、昨年10月半ば過ぎの事です」
《呂-44》は、昨年9月23日に岡山県玉野造船所で完成し、その後訓練航海に出た。10月19日は、高知県南方沖で潜航訓練を行っていた。
つまり、プリキュアがこの世界に来るおよそ半月前と言う事になる。その頃大型空母や基地航空隊の《九九式艦上爆撃機》は、多くが《彗星》に更新されつつあった。
余剰になった、《九九式艦爆》は何らかのテストに使用されたり、搭乗員の訓練用に転用されていた。一部は、対潜部隊に移動していた。旧式の低速爆撃機でも、潜水艦にとっては厄介な敵だからだ。
愛媛県松山飛行場から、哨戒飛行に出た《九九式艦爆》が、エンジンの故障で海上に不時着。偶然近くで潜航訓練していた《呂―44》のソナー員が、その着水する音に気付いたために、2名の搭乗員は無事救助された。このソナー員は元音楽家志望だったので、艦長もその能力を高く評価していた。
「念のために、30分……いや1時間後に敵影が無ければ浮上してみよう」
「それで、一時間後に浮上したら二人のパイロットが漂流していたので、救助と言うか捕虜にしたそうなの」
ゆうこによると、冷たい海水の影響で疲労していたパイロットは質問された事に、全て話してしまったらしい。
二人は《SBDドーントレス》艦爆のパイロットで、アッツ島の飛行場から対潜哨戒飛行に向かった。だが一時間ほど経過したころ、操縦席内に、卵が腐ったような臭いが立ち込めた。その後突然エンジンが故障して、機体は急降下、その後辛うじて水面に不時着に成功した。
「うーん、そんな幸運が続けて起こるのは変だよ」
「ただの偶然じゃない?」
めぐみは、そんな幸運が続くのはおかしいと主張するも、ヒメルダはただの偶然だろうと言う。
「実は、その2機だけじゃないの。ベーリング海の周辺では数日間で他に何機も消息不明になっているんだって」
ゆうこが伝えられた話によると、件の《ドーントレス》搭乗員が長い休暇に入る直前、ベーリング海やアリューシャン列島北沖では、大型対潜哨戒と、《TBFアベンジャー雷撃機》と、《P-38ライトニング》戦闘機各1機が、消息不明になり、飛行艇一機が海上に不時着し搭乗員は全員救助された。
「飛行艇が最初に事故を起こしたんだけど、飛行艇は海に着水できるから助かったんだって。その搭乗員も突然卵が腐った匂いが機内に広がり、その後エンジンが故障したみたいなの。その後何機も消息不明になり、基地では日本軍の新兵器だとか、私達……つまりプリキュアの仕業じゃないかとか……」
「そんな北のはずれまで、私達の悪名が」
「めぐみ! せめて勇名とか武名とか言ってよ」
いおなが、怒るのも無理はない。
それで、海軍でも何か異常事態が発生しているのだろうと言う判断になったが、それでは原因は何だろうと言う事になった。そこで、プリキュア達にも
「何か思い当たる事はないかな?」と、問い合わせがあった。
「多分火山灰のせいだと思う」
「何か根拠があるの?」
いおなが、ヒメルダを問い詰める。
「番組の改変期に、よくやっているじゃん。衝撃映像なんとかかんとか」
「ああ、クイズとかもあって2問間違えると、テレビ局を永久出禁になるやつね」
「ゆうこ、テレビ局じゃ無くてその衝撃番組を永久出禁よ」
「その番組で時々、航空機事故とかを取り上げるんだけど、1980年ぐらいの事故で、ロンドンからシドニーに向かっていた旅客機が、インドネシア上空で
機内に突如卵が腐った臭いが充満して、その後エンジンが停止して急降下。その後3000メートルくらいまで落ちた時に、何とかエンジンが再起動して、
ジャカルタ国際空港に着陸。その後エンジンを調べたら、大量の火山灰が。ジャワ島で火山が連日大噴火していたのが原因だって」(4)
数日後 海軍軍令部
「なるほど、カムチャッカ半島で噴火してる火山の灰が原因か。ありがとう」
軍令部総長山本五十六大将は、プリキュアに感謝の言葉を掛ける。
「実は、昨日北千島から偵察飛行に出た、陸軍の偵察機がエンジン不調で引き返した。着陸後エンジンを調べたら少量の火山灰が見つかってね」
「実はソ連軍の中型爆撃機や、ソ連海軍の飛行艇も数機消息不明や不時着しているみたいで、墜落する直前の通信を傍受したんだけど、卵が腐ったような臭い
とパイロットが通信して、そのしばらく後に通信が断絶」
アリューシャン列島沖は火山灰が充満し、かなり危険な状態に陥っている様だ。陸軍と海軍は北千島のすべての航空機の飛行を、一週間程度禁止し様子を見る事にした。
「艦長が目撃した、鮮やかな夕日と言うのも火山の噴火の影響だよ」
山本大将の言葉を聞いても、プリキュア達はぴんと来ない。
「今から130年前、インドネシアのタンボラ山が大噴火して、大量の火山灰が放出されて、気温が急降下。6月にカナダやアメリカ北東部では、激しい吹雪が襲い大勢の犠牲者が出たそうだよ。
この火山の噴火を100キロ以内で目撃した人はいない、と言う話もあるから富士山や浅間山の噴火とは比較にならない大噴火だったのだろう」(火山から100キロ以内の人は全員死に絶えた)
「聞いた事があります。ニューヨークでは海が完全に凍結して、犬ぞりで対岸に渡れたそうです」
「西欧では、噴火の後数年は夕焼けが鮮やかだったそうだ」
「何処かでその絵画を見た記憶があります」
いおなは、元の世界の美術館でその当時の異様な夕日を描いた絵画を見た記憶を思い出した。(5)
7月5日
第三帝国 ベルリン
「ツィタデル作戦は、中止する。残念だが、ここまで敵の防備が厚いと勝利しても、こちらも大損害を出してしまう」
ヒトラー総統は、ウクライナのクルスク付近でソ連軍の突出している前線に、南北から総攻撃を加えて殲滅する事を命じていた。
が、天候とか戦車の不足などで最初は5月10日の予定が、5月末になり6月10日になり、ようやく7月5日と決まった。
しかしそれを察知したソ連軍は、大量の戦車と重砲を用意し、クルスク近辺を巨大真田丸のごとき城砦に変えた。更に万一前線が総崩れになった場合に備え、
同数の戦車や重砲や航空機を戦場後方に配備した。
「どうかしたのかね? 君達は作戦に反対していたではないか? それとも、賛成に転向かね? それなら作戦を実行しようかね? ん?」
「いや、少し疲労が……直ぐに中止命令及び、後退作戦の開始を通達します」
7月5日午前3時
突出部の南北のドイツ軍は、一斉に重砲とロケット砲での砲撃を開始。ソ連軍も直ちに警戒態勢に入ると同時に、重砲やカチューシャロケット(あざとイエローの中の人では無く、ソ連軍の兵士が撃ってますw)
での反撃を開始した。2時間ほどで砲撃は停止され、ソ連軍はドイツ戦車部隊の侵攻に備えた。
が、数時間経っても散発的な砲撃や空襲は有っても、敵が来ない。結局昼になって、ようやくドイツ軍が一斉に後退を……クルスク周辺だけでは無く、全ての戦線で一斉に後退を開始した事にようやく気付いた。
東京
「それでソ連軍は、慌てて追撃を開始したみたいなんだけど……」
マナが言う通り、ソ連軍は5日の午後から慌てて追撃を介していた。が、どうやらドイツ軍の巧妙な反撃にあって、かなりの損害を出している様だ。
「まるで駅での駆け込み乗車みたいね。そんなに慌てるからダメなんじゃない」
「う、うん……確かにその通りね」
真琴の指摘に対し、何故か六花はあいまいに返答する。
「でも、それは仕方のない事なんです」
「怒られるの?」
ありすは、某極東の島国のとある山で、妹を人間に戻す為に奮闘している少年に対し、妹さん? それはかわいそうですねと同情するように見せて、笑顔で
「苦しまない様に、優しい毒で殺してあげましょうね」
とのたまった、はーちゃんと同じ様に笑顔でこう答えた。
「やる気が無いソ連兵は、後ろから味方に撃たれてしまうんです。重機関銃で」
ソ連軍には督戦隊と言う組織が有り、勝手に逃げようとした兵士は容赦なく重機関銃で撃ち殺している。これは映画「スターリングラード」冒頭でも描かれている。
「他にも、独ソ戦が開始された直後ソ連軍は総崩れになったんですが、前線司令官が敗北の責任を取らされて死刑になったそうです」
独ソ戦序盤の敗北の責任を押し付けられ、ソ連西部方面司令官パブロフ大将と、参謀数名が死刑に処された。
「これが恐ろしア」(7)
「今はソ連だけどね」
急ぎ過ぎた一部のソ連戦車は、味方の地雷原に入ってしまったり、戦車用の落とし穴に落ちる醜態を演じた。ドイツ軍は防衛線が得意な、ヴァルター・モーデル大将や、エーリッヒ・フォン・マンシュタイン大将が
交代しながら、巧みな反撃を行いソ連軍の追撃の速度はそれほど早くなかった。ドイツ軍の反撃に、浮足立ったソ連軍が体勢を立て直し追撃を再開した時には、ドイツ軍は既に逃げた後。
空からも、《スツゥーカー》爆撃機に乗って、ソ連戦車を葬る為に生を受けた男等の活躍で、かなりの戦車が破壊された。(7)
40日後、ドニエプル川まで到達したソ連軍は愕然とした。対岸はいつの間にか、旅順要塞の様な防御陣地に作り替えられていた。
7月10日 シチリア島占領作戦(ハスキー作戦)開始
連合軍は、イタリア本土占領作戦の前座としてシチリア島占領作戦を開始。島南東のシラクーザに英第8軍(バーナード・ロウ・モントゴメリー大将)が上陸し、北東のメッシーナに向け侵攻を開始。
同日、南西部ジェーラの海岸に米第7軍(ジョージ・パットン大将)が上陸し、北西部の都市パレルモを目指した。
独伊軍は山岳地帯を巧みに使い勇戦するが、米英軍はチュニジア・アルジェリアに配備された航空隊を投入し、独伊軍に爆弾の雨を降らせた。更に《サウスダコタ》級戦艦《インディアナ》《マサチューセッツ》等米英戦艦6隻が艦砲射撃を実施。島の西部を防衛していた、イタリア軍が7月24日に降伏。残存部隊は東部に退却し、戦闘を継続するも8月11日に、独陸軍のケッセルリンク元帥は島の放棄を決め、10万人以上が島を脱出した。
7月中旬 東京 海軍軍令部
「やはりムッソリーニ首相は、逮捕が近いか」
マナ達は、山本大将に恐らくあと半月以内にイタリア王国で政変が起きる可能性が、高い事を伝えた。ムッソリーニ氏は、ヒトラーほどの極悪人とまでは思えず、
「イタリアで時刻表通りに鉄道が動いていたのは、ムッソリーニが首相の時だけだったと言う都市伝説があるわ。それにかなり治安を回復させ凶悪事件を減らしたそうよ」
六花の話を聞いたプリキュア達は、ムッソリーニ首相を助けてあげる事にした。(尤も犯罪組織が、弾圧の恨みからハスキー作戦の際に大量にアメリカ軍に協力している)
山本は、ムッソリーニ逮捕が近いと聞いても驚かなかった。
「イタリア軍は、負けてばかりだからねえ」
イタリア軍は、1940年10月末に占領中にアルバニアから16万の舞台がギリシャに侵攻を開始。しかし、程なくギリシャ軍の反撃受け、死者13775、不明3755、負傷者50784捕虜21153人の大損害を受け逃げ出した。
同じく1940年9月に、イタリア領リビアからイタリア・リビア軍25万名が、英国の属国であるエジプトに侵攻を開始。エジプトの英国軍は僅か3万5千名しかおらず、楽に占領できると考えられた。しかし、燃料が不足していた為に侵攻は進まずエジプト西部を少し占領できただけだった。
12月8日に英国軍は反撃を開始、イタリア軍はエジプトから叩きだされ、死者1万5千名捕虜11万5千名の大敗北。それどころかリビアに攻め込まれ、リビア全土の失陥も時間の問題となり、ムッソリーニはヒトラー総統に泣き付き、ロンメル大将率いる「ドイツ・アフリカ軍団」が派遣される事になる。
海戦も、《ザラ》級重巡3隻を一挙に喪失した、マタパン岬沖海戦を筆頭に連戦連敗。ムッソリーニ首相の求心力は暴落。
突如始まるチココーナーw
チコ
「ねえねえまどか、イタリア海軍が洋上で最後に勝利した海戦って知ってる」
まどか
「流石にわかりません」
チコ
「答えは、レパントの海戦」
まどか
「第一次世界大戦の戦いですか?」
チコ
「ううん、1571年の10月ね。今から440年前。敵はオスマン帝国と海賊の連合軍」
まどか
「……」
チコ
「ちょうど今、再放映している大河ドラマ『黄金の日々』がこの辺りね。イタリア(ヴェネツィア海軍)だけじゃ無く、イスパニア海軍も(スペイン)参加していて、
そっちが活躍しているから、イタリア海軍の勝利とは言い難いかも」
(諸説あります)
山本大将は、外務省と協議し在イタリア大使館に警告を伝えた。
「イタリア王国のチアーノ外務大臣の奥方は、ムッソリーニ首相の娘さんだからこれで、何とか政変は阻止できるだろうから、安心してくれ」
の……筈が……
7月25日
外務省より報告
イタリア王国のイベント
イタリアの政変
において
国王が、ドゥーチェを解任した
を
選択したとの事です
哀れムッソリーニは、ヴィットリオ・エマニュエル国王により解任されイタリア中部の山岳地帯、グラン・サッソの山荘に軟禁された。
「何でこんなことになったの?」
警告はチアーノ外相に握りつぶされた。実は外相も既にムッソリーニを見捨てていた。ナンテコッタイ
後任の首相には、元陸軍軍人のピエトロ・バドリオ元帥が就任。
その後リスボンや、シチリア島で停戦交渉が行われ、9月8日午後6時30分に、欧州派遣軍総司令官ドワイト・D・アイゼンハワー大将がラジオで、イタリアの無条件降伏を公表。
が、イタリアの降伏が近いと察していたドイツは……
外務省より報告
ドイツのイベント
イタリアの無条件降伏
において
直ちにアシェ作戦を実行し、ローマ以北を占領するのだ。
を
選択したとの事です。
イタリア軍は、ほとんどが降伏の事を知らなかったので、ドイツ軍はローマ以北を容易に占領する事に成功。
バドリオ内閣と、王室は南東部に退避してしまう。更に、マルタ島の英国艦隊に投降しようとしていた、戦艦《イタリア》《ローマ》
が、独誘導爆弾《フリッツX》の攻撃を受け、《イタリア》は沈没は免れたが、《ローマ》は3発命中し轟沈。ペルがルミニ提督、艦長デル・チーマ大佐以下大半の乗員が海の藻屑となった。
王室が国民を見捨てて、逃げだしたことで国民の怒りを買い、戦後の国民投票で王政の廃止が選択される事になるが、それはまだ数年先の話である。
1 カムチャッカ半島は火山が多い。「カムチャツカの火山群」で、1996年に世界遺産・自然遺産登録
2 史実でも1隻ソ連潜水艦を間違えて爆沈させて大問題に。
3 逆に冬至時を含む数か月、全く太陽が昇らない現象は「極夜」と呼ばれる。
4 ブリティッシュ・エアウェイズ9便エンジン故障事故 1982年6月
ひめは勘違いしているけど、最終目的地はニュージーランド。
5 近年では、1990年代にフィリピンで大噴火したピナトゥボ火山噴火でも、同じ現象が。WIKIの「夏の無い年」に香港の鮮やかな夕日写真。
6 主にプー○ン大統領の政敵や、批判的な報道人が謎の死を遂げる事に使われる。
他には、真冬のシベリアの様な過酷な自然環境を示す言葉などにも。
7 アンサイクロペディアの記事に、一切嘘が描かれていない事で有名な人。
シモ・ヘイヘ・船坂弘と共に、「WW2三大人外」呼ばれる事も。チートや、魔法みたいなインチキを一切せずに、プリキュアを倒せそうな実在人物を10人上げろ
と言われたら、リストの上3つに間違いなく入るw
遂に艦これ独誘導爆弾が登場(ランカー用)陸上型深海ボスに効果大みたいです。
しかし、母機の独中型爆撃機とセットなので航続距離が4しか無く、陸偵で延ばさないと使えないのが難点。
遂に枢軸国の一つイタリア王国が脱落。ツィタデル作戦が中止され、必然的に世界最大の戦車戦「プロホロフカの戦い」も無くなり、某秋山殿涙目w
どうやら、史実では起きていない天変地異が起き始めているようです。