グランブルーファンタジー 〜伝説の蛇〜 作:JOKER1011
戦闘が終わった合図として狼煙を炊くか。
グランの様子を見に行くか。
その頃、グラン達は‥
「ガァァ!」
ヒドラを倒したところだった。
「はぁはぁ‥」
グランは疲労とダメージの蓄積により、剣を杖代わりにして立っていた。
「もう終わり‥ですネェ!」と剣を振り上げ、グランに迫る。
「グラン!」
「グラン!」
「グランさん!」
カタリナ、ビィ、ルリアは叫ぶが、敵の包囲により近づく事ができずにいた。
ここまでか‥そう思った時、「ダァン!」と銃声がし、ポンメルンの剣を吹き飛ばした。
「な!?何者!?ですネェ!」
「ハァァ!」とスネークが駆け寄り、ポンメルンを投げ飛ばすと、グランの前に立った。
「蛇のおっちゃん!」
「話は後だ!逃げるぞ!」
「なら私が盗んだ小型騎空艇がある!それで!」とルリアの手を掴み、包囲網を突破しながら逃げる。
ビィはカタリナの頭にしがみつき、落とされないようにしている。
「あっちか!」と俺はグランを担ぎ、女騎士の後を追う。
すぐに乗り込み、カタリナの操縦で島を後にした。
「ふーなんとかなったな。」
「いや、まだわからんぞ?」と後ろを確認するが、追手はいなかった。
「しかし君は何者だ?見たところグランやビィの仲間のようだが?」
「俺の名はスネーク。まあグランの家で世話になってるものだ。」
「こいつすげえんだぜ!獣をナイフ一本でとってくるんだぜ?」
「ナイフで‥それは本当か!‥あとは君はどこの軍の所属だ?」
「軍!?」とカタリナ以外が驚く。
「ああ、貴殿のその目は見た事がある。それは軍人の目だ。しかも歴戦のな。それにその銃も見た事がない。一体どこの所属だ?」
「俺は軍をやめた。勿論あいつらとは違う。」
「やめた理由は?」
答えようとした瞬間、ある記憶が鮮明に蘇ってきた。
バーチャスミッション、そしてスネークイーター作戦。
自分の愛するボスをこの手にかけた任務‥
「すまん、答えられん。」
スネークの一瞬見せた悲しそうな顔を見て何かを察したカタリナは
「すまない。どうやら貴殿は‥いやスネークは信用に値する人物のようだ。」
「よろしくお願いしますね。スネークさん!」
ビービー!
「どうした!」とスネークがカタリナを見る。
「すまん、墜落する。」
「な!?なんとかならないのか!」
「無茶を言うな!私は騎空艇乗りではない!」
そう言ってる間にどんどん高度が落ちていく。
「くそっ!操縦桿を貸せ!」と操縦桿を奪い、なんとか不時着を試みる。
「うおおおおおお!」
ドン!ズザザザザザザザ!
なんとか不時着に成功した。
「みんな!無事か!」
全員受け答えができている為、無事なようだ。
全員艇から出て確認するが‥誰が見ても分かるほどだった。
ガラスは粉々に割れ、翼は主翼、尾翼共に根元からへし折れていた。
「あ〜あ、ひでえことしやがる。」とひとりの男が近づいてきた。