グランブルーファンタジー 〜仮面ライダーエグゼイド〜 作:JOKER1011
「今回のこの騒動だけど、バグスターが関係してると思うんだ。」
「実は僕とパラドは、この世界の人間じゃない。バグスターは僕らの世界で生まれたものなんだ。」
一瞬ザワっとなる。
「バグスターはゲームの中に現れるウィルスが進化して人に感染するようになったもので、バグスターに感染した人はストレスによって病状が進行して、ウィルスが完全体になった時には宿主は消滅する。僕はそれを何人も見た。」
「僕はそれを退治する医者として活動していた。バグスターは本来はそのウィルスが生まれる元となったゲームキャラから生まれて、その姿をとる。僕らの世界にはこの世界の星晶獣、確認できたのはティアマト、コロッサス、リヴィアサン、そしてユグドラシルだ。」
え!?ゆぐゆぐが!と聞こえてきたが無視する。
するとユーステスが手を挙げた。
「はい、ユーステスさん。」
「今お前はこう言った。お前の世界でそのバグスターとやらは星晶獣の姿を模して出てきた。しかしバグスターはゲームの人物を模して出てくる。と。
つまり俺たちの世界はゲーム‥そう言いたいのか?」
「そうか!」や「なるほど!」など声が聞こえる。
「そうです。そしてここからは皆さんにはとても信じがたい話です。皆さんの世界は僕の世界ではグランブルーファンタジーと呼ばれるゲームになっています。」
そう言った瞬間、皆が笑い出す。
そりゃそうだ。そんな昨日加入した仲間がいきなり自分はこの世界の人間ではなく、更にこの世界は元の世界ではゲームになってると言われたら狂ってると思うだろう。
その中で一人笑っていないものがいた。
アルベールだ。彼は自国で騎士団長を務め雷迅卿と呼ばれる。彼の持つ天雷剣は雷を操り攻撃や防御、また嘘を見抜く能力も持つ。
「みんな、聞いてもらえないだろうか。」
「さっきからこの剣を通じて嘘をついていないか見ていたが、今までの話に嘘はなかった。つまり彼が言ってる事は本当だ。」
「まじかよ、アルベール。」と声があがる。
「ありがとうございます。アルベールさん。ですから実は皆さんの名前など全て知っていました。」
「そしてバグスターの倒し方ですが、僕とパラドが持つ、このガシャットと呼ばれるアイテムを使う以外にありません。」と言い、見せる。
次はククルが手をあげた。
「そのガシャットって大量生産できないの?出来るならそれをみんなに配ってその力でなんとかできるんじゃ?」
「無理です。大量生産するにはコストがかかりますし、できたとしても皆さんには抗体が無いため、使えませんし、最悪バグスターウィルスに感染します。」
「そっか‥」とククルが落ち込む。
「な、何すか!?あの変な生き物は!?」とファラが叫ぶ。
すると何気なく窓の外を見た他の団員達が騒ぎ出す。
そして僕とパラドが窓から外を見ると、バグスターが大勢歩いていた。
それはソルティやアランブラとは異なる自分たちがバグスターウィルス戦闘員と呼ぶ個体だった。
それらが艇を無視してうようよと歩いてどこかに向かっている。
どこに向かってんだ?
するとラカムが何かに気づいた。
「まさか!あの方角は街だ!街があるぞ!」