今日、カルデアから来てくれたのは、」
虞美人 「ちょっと!!私そんな事するなんて聞いてないけど!!」
ギア 「だって、教えてないもん。」
虞美人 「へぇー、貴方死にたいの?」
ギア 「お待ちくださいっ!!これが終わったら、項羽様(フレンド)と一緒に周回させてあげるから!!」
虞美人 「そ、それならいいけど...///」
ギア (チョロいな...)「あと、このコラボ回はこれで最後になります。」
保健室は、人が居るのにもの凄く静かだった。
千冬 「別世界の...、一夏だと...?!」
千冬は驚きの事実に驚きを隠せなかった。
亮 「そうだ、俺は別世界の織斑一夏だ。信じれないなら、何か証拠を見せようか?」
千冬 「いや、見せなくてもいい。それよりも、そっちの私はお前とはどんな感じなんだ?」
箒 「わ、私もどうか知りたい!どうなんだ?」
亮 「......。」
俺は質問された瞬間、険しい表情になり、黙ってしまった。
千冬 「い、言いたく無いなら言わなくてもいい。すまなかったな。」
箒 「わ、私も...。」
一夏 「お前、本当に俺なんだよな?」
亮 「そうだと言っただろう、なんならお前の誕生日、血液型、好きな事、嫌いな事、言ってやろうか?」
一夏 「いや、それ聞いただけで俺ってことがわかったわ。」
俺が質問責めに合っていると、
政弥 「それよりも、なんでこの世界に来たんだ?」
亮 「それはだな、これが実際に起動するか実験したかったからだ。」
そう言い、俺は上着のポケットから手のひらサイズの機械を取り出した。
政弥 「これは?」
亮 「これは亜空間転送装置、物や人を別の世界に転送させる装置だ。」
政弥 「えっ、お前らの世界だとこんな物普通に作れるのか?」
亮 「いや、これを作れるのは俺ともう一人の天災ぐらいだ。」
俺は少し、自慢気に言った。
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亮 「さてと、少し長居しすぎたか。」
俺は椅子から立ち上がり、出口に向かった。
政弥 「もう帰るのか?まだ聞きたいことがいっぱいあるんだが。」
亮 「まぁ、待たせてる奴がいるんでな。後、政弥。」
俺はポケットからボトルを取り出し、政弥に向かって投げた。
政弥 「おっと!なんだ...、これは?!なんでお前がボトルを持っているんだ?!」
亮 「さぁな、気づいたらポケットに入ってた。俺が持っていても意味がないだろうかと思ってな。じゃ。」
そう言い、俺は保健室を後にした。
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俺は今、アリーナの中央に居た。
亮 「よし、後は起動するだけだな。後、」
俺は後ろに振り向いて、
亮 「おい、いるんだろう?箒。」
そう言うと、物陰から箒が出て来た。
箒 「さ、最後くらい見送りしようと思って来たんだが、駄目か?」
亮 「別に構わない。」
そこから無言の状態が続いたが、箒が、
箒 「最後にひとつだけ聞いていいか?」
と聞いて来た。
亮 「なんだ?手短に済ませろ。」
箒 「向こうの私とは、仲良くしているのか?」
聞かれた瞬間、俺は黙ってしまったが、
亮 「こっちの世界みたいだったらいいなとは思ったとだけ言っておく。」
箒 「えっ、それはどういうことだ...?」
亮 「さぁな、後は自分で考えな。今度こそさよならだ。じゃあな、箒。」
俺は装置を起動し、箒の目の前から姿を消した。
箒 「一体、どういう意味なんだ...。」
箒は一人で考えていた。
INFINITE BUIL−AID コラボ エンド
ギア 「いや〜、初コラボだったけどうまく書けたと思う。」
虞美人 「というか、いつになったら項羽様とクエストに行けるの?」
ギア 「これを投稿し終わったらかな?だから準備しといてよ。」
虞美人 「わかったわ!(ワクワク)」
ギア 「項羽の力ってすげーな。虞美人の時に限るけど。それじゃ、次回も宜しくお願いします。」