さて、前回から言っていた六花さんの戦うヒロイン化ですが…お気に障っならすみません…簡単に言うとですね…六花さんは美鈴さんになりました
後今回も含めあと一、二話くらいギャラクトロンの出番がないけど…別にいいですよね?ヘドラやゴジラの時グリッドマンが出ない時にギャラクトロンが出ましたし、グリッドマンの出番が少ないかなぁ〜と思って…まあ原作は元々はグリッドマンが主役ですし…次回は裕太君と六花さんメインで行きたい…さて先ずは六花さんの設定を壊さねば
裕太達は朝礼の為に体育館に入りパイプ椅子に座って誰もいない演台を見ている
「えぇ〜皆さん静粛に、これから白井校長の台高祭の話を聞いてもらいたいと思います」
教頭である鳥山 喜八先生がそう体育館の演台で言うと眼鏡をかけた白井 入間校長が舞台の階段を登り演台に置いてあるマイクを取り生徒達を見渡す
「皆さん、台高祭の準備は進んでますか?今年のツツジ台高校は知っての通り役四年ぶりに台高祭を開催することになりました…外からも色んな人が来るので皆さん失礼のないように楽しみましょう…皆さんが何を台高祭でするのか楽しみです…私からは以上です」
白井校長がそう言って頭を下げると生徒達はパチパチと手を叩く…白井は笑って舞台から降り他の先生達と一緒にパイプ椅子に座る
「俺記憶ないけど…あの校長先生優しそうだね」
「そうだよ、白井校長は良い人で優しいし、鳥山教頭もユーモアだしね…二人共球技大会とかも見に来てたよ、鳥山先生なんかめちゃ応援してて最後なんか泣いてたよ」
「えぇ〜静粛に、では次は生徒指導の高倉先生からのお知らせです」
六花と裕太がそう集会で集まっている中でヒソヒソと話し合う…鳥山教頭がマイクを持って次の先生を呼ぶと舞台に誰か上がる…生徒指導の高倉 雲母だ、高倉はマイクを掴み取るとその睨みつけるような目で生徒達を見る
「最近また校則が乱れている…そもそもこの学校の校則か緩すぎると私は思う、であるからしてこの学校の校則を厳しくしたいと思う!」
「「「「ええぇぇぇぇ!?」」」」
「黙りなさい!ピアスや髪を染めるのも禁止!私服も禁止!ちゃんと制服を着るべきよ…全く…これだから不良高校は…特に貴方の受け持ちのクラスは酷すぎる!」
「え…一年E組ですか?」
「そう!ピンクやら赤髪やら…派手過ぎます!即刻黒に染めるよう言って下さい!それに最近記憶喪失だのそう言うつまらん戯言で他社の興味を誘う奴もいるようですし!不良しかいないのかしら君の生徒は?」
「ちょ…待ってくださいよ高倉先生!新条と響の髪の色は地毛です!それに響が記憶喪失なのは本当です!」
高倉が校則を強めると言うと生徒達は巫山戯んなとか横暴だと叫ぶが高倉は叫んで一喝する…そしてぶつぶつと文句を言いだし裕太達のクラスである一年E組を馬鹿にし、裕太を記憶喪失は嘘だと勝手に思い担任はそれを聞いて反論する…一昔前の担任なら自分の立場が怖くて何も言わなかっただろうに…グリッドマンのお陰で良い方に変われたようだ
「何さ…高倉の奴…響君のこと何も知らないくせに…本当にウザい…」
「六花はあの人嫌いなの?」
「皆嫌いだよ、いつも煩くて横暴で…「そこ煩い!」…ほら…」
六花と裕太がヒソヒソと話していると高倉が大声で怒鳴って睨みつけてくる…嫌な女の先生だと二人は思い睨みつけると、ますます高倉は苛立ったかのように睨みつけてくる
「なんだその目は…この目立ちたがり屋が…停学にしても…「まあいいじゃないすか高倉せ ん せ」…また貴様か…蛭川」
「まあまあ、いいじゃないすか校則なんて、俺が学生時代から緩かったんですし、生徒の自由でしょ?それに社会に出たらルールぐらいは守りますよこいつらは」
高倉が裕太に文句を言いだし将も遠目で睨みつけ、アカネも殺そうかなと考えていた時、一人の教師が立ち上がって反論する…
「えっと…六花…あの先生誰?」
「蜷川先生だよ…蛭川 大流先生…なんか巫山戯てるように見えるけど良い先生なんだよ、私達の悩み事とかも親身になってくれるし」
「そうなんだ……確かに優しそうかも」
六花が蛭川について教え裕太もたしかに優しそうと呟く…生徒からの信頼も厚いのか生徒達は無言で蛭川を期待の目で見ていた
「別に良いでしょう、別段町の人に苦情やら迷惑はかかってないし…それとも何?制服の乱れが風紀の乱れとでも言う気か?」
「黙りなさい!貴方のような不良みたいな教師には理解できないのよ!」
「へぇ?だけどそれは決めるのは俺でも貴女でもない…校長が決めることだろ?ねえ白井校長?」
「そうですね…私達は生徒を縛ることなどしたくありません……残念ですが高倉先生のその案は却下ということで…」
「そうですな、私も生徒を縛る事などしたくありませんからな…残念ながら高倉先生…その案…バツ!」
「な……!く、私の話は以上です」
高倉は怒鳴るかのような声で口論するが蛭川はのらりくらりとそれを反論し校長と教頭にそれを却下するのかと聞くと白井校長は首を振り鳥山教頭も両手でバツを作り高倉は下唇を噛みながら席に座り生徒全員がザマァ見ろクソババアと心で罵りながら朝礼が終わる
「はぁ〜スッキリした…蛭川先生マジで神対応だった〜」
「だよねぇ〜、イケメンで生徒からの信頼も厚くて優しくて面白くて…ちょっとした聖人だよね〜」
はっすとなみこは蛭川の事を言いながら体育館から出て行く…六花と裕太は並んで歩いていくが途中でアカネの姿を見つける
『うん…今までの怪獣は全部人間が作り出したんだ…独りぼっちの人間…君達もよく知ってる人物…新条 アカネが…ね』
「「………………」」
二人はアノシラスの言葉を思い出しジ〜とアカネを見ている…すると
「……何新条さんを見てるんだよお前ら…気持悪」
「は!?う、内海!?いつの間に!?」
「いやさっきからいたぞ…何お前ら新条さんのストーカーなの?なら警察に連絡を」
「違う違う!これには訳があって!」
「はいはい、言い訳は交番で言ってくれ」
「「だから違うて!!」」
将が二人の背後に現れ二人はビクッとなり慌てて将に話しかけるが将は不審者を見る眼で二人を見ており片手にスマホを持ちいつでも連絡できる様にし二人は必死に頭を横に振る…ちなみにまだ将にはアノシラスの事を話していない…話したいのだが将がそれを聞いたら
(はあ?新条さんが怪獣を?…お前らぶん殴りますよ?女の子の戯言聞くとか…お前らロリコンだったんだな…)
「「(て、絶対思われるだろうなぁ〜)はぁ〜」」
「おいなんだ人を見るなり溜息ついて…俺なにか悪いことした?」
「「いや別に……(内海にはまだ話さないとこう)」」
アノシラスの事を話しても将は信じないだろうなぁ〜と二人は思い溜息をついて教室に戻る…将は何故溜息を吐いたのかと呟くが二人は何でもないと言って教室に戻る…そんな三人を見てアカネは遠くから見ていた
放課後、絢に戻りグリッドマン達を交えて将には内緒でアノシラスが言っていた事を店の角でこそこそ話す、因みに将はまだ来ていない
「私とキャリバー、メカゴジラにガイガンもその少女を見た…確かに普通ではなかった…」
「そ、それに…あの襲ってきた少年の声は…グリッドマンと何回も戦っているあのコピー怪獣だ…」
「はぁ?あの著作権侵害野郎か?あいつ擬人化まで出来るとかほんと俺達をパクリまくってるじゃねえか!」
「俺はまだコピーされてないから平気」
マックスは自分達もその少女を見たと証言を裏付け、キャリバーはあの時襲ってきたアンチの声をグリッドマンと引き分けている怪獣と同じ声と断定し、ボラーは自分のミサイルをパクったアンチに未だ怒っておりヴィットは自分はコピーされていないので何とも思っていない
「六花殿、そのアカネ殿に何故怪獣を生み出すのか理由を聞いてくることは可能であるか?」
「そんな…無理ですよ…アカネは私の親友ですし…「アカネ、怪獣作ってるのは貴女?」て言って話してくれると思います?」
「……100パーセント無理だろうね…そう思うだろギルバリス、デアボリック」
「無論…誤魔化されそのまま殺されるのがオチだ…」
「僕なら縛って拘束して監禁して!そのまま一ヶ月閉じ込めて怪獣が出なかったら犯人だと思うね!よぅし!じゃあ早速ゲットしに「行くな馬鹿」グェ!?」
ガイガンが六花に聞けばいいというが六花は首を振りメカゴジラとギルバリスも頷き、デアボリックは捕まえに行くと縄を持って外へ出かけようとするがボラーが足を引っ掛けてデアボリックは地面にぶつかる
「全く…何騒いでんだ?」
「あ、内海何してたの?」
「ん〜?ちょっとガイアの小説の予約しに本屋へ…」
将が店に入ってくる、全員が隠し事がバレないように解散する
「すまないがラテを一つ貰えるか?」
「あ、今入れ「はいはい…角砂糖はいつもと同じ五個でいいか」……何で内海君が…」
「六花…どんまい」
「あ、内海俺にもラテくれよ〜」
マックスがラテを注文し六花が淹れようとするがいつの間にか来ていた内海が先にコーヒーの準備をして私の店なのに…と肩を落とす六花に裕太が肩を叩く…それを見たボラー達もラテを頼みガイガンが全員のラテ代をテーブルの隅に置く…全てガイガンの奢りだ
「……ふむ、此間はジードが出てきて驚いたが…もう居ないようだな…さて…今回はこんな展開にしようか」
ケイは自分の自宅にてコーヒーを飲みながら微笑み、ライザーとカプセルを取り出しカプセルを起動させナックルに差し込む
「さあ…暴れるがいい!怪獣王ゴジラの細胞と破壊魔獣の細胞を受け継ぎし破壊神よ!エンドマークを刻みつけろ!」
【スペースゴジラ!】
ケイがライザーを上へと突き出すと緑色の閃光が迸り空から無数の結晶体が降り注ぎ地面に突き刺さり空から若干青くなり頭部には黄色い角が口には鋭い牙が生え、両肩から背中にかけて結晶状の大きな結晶体が2つ存在し尻尾と背びれも結晶がついているかの様なゴジラに酷似した怪獣…「宇宙凶悪戦闘獣」の異名を持つ破壊神 スペースゴジラが現れる
ーーーキュイイイィィ!ギャオオオォォォン!ーーー
「あれは…ゴジラ?…違う…別の怪獣だな…」
「また怪獣か…グリッドマン行くぞ!」
将と裕太は現れたスペースゴジラを見て将は以前戦ったゴジラと勘違いするが違うと気づき、裕太はプライマルアクセプターを掲げジャンクの目の前に立ち将もバトルナイザーを掲げるが…
ーーーキュイイイィィ!ギャオオオォォォン!ーーー
「アクセス・フラッシュ!……あれ?グリッドマン?…え?消えた?」
「…おい、何だよこれ…バトルナイザーが…起動しない?」
何とスペースゴジラが咆哮を上げると店内の電気が消える…いな町中の機械類が停止してしまう…これぞスペースゴジラの恐ろしい特徴が一つ、その体から常に放出される電磁波により電子機器を封じる…更にその電磁波をより複雑にし半分は機械であるバトルナイザーの機能を停止させ怪獣を呼び出せ無くしグリッドマンはジャンクを機能停止させることにより変身不能にする
「嘘だろ!セブンみたいに盗むんじゃなくて機能を封じるのか!」
「ちょ!グリッドマンにこれじゃあ変身できない!」
「え!?キャリバーさんどうにか出来ないんですか!」
「む、無理だ…電磁波をどうにかできれば…あ、アルミホイルはないか?アルミホイルなら電磁波を遮断出来る」
将と裕太は変身できないと知り焦り始め、六花はどうにかならないかとキャリバーに言うがキャリバーがアルミホイルを探し始めた時点でもう対処方法がないと知る…
ーーーキュイイイィィ!ギャオオオォォォン!ーーー
「どうしよう…!このままじゃあ街が…もしかしてアカネが変身できない様に生み出した怪獣なの!?」
六花はスペースゴジラがアカネが作り出した怪獣と思い、手を強く握る…六花は怪獣を倒す事は何とも思わない…だがアカネと戦おうと考えると…何故かそれをしたくないと思ってしまう…アカネを止めないといけないと考えていても…何故か身体がアカネと争うことをやめるかの様に動かなくなる…丸でアカネに逆らうことができないかの様に…
(何で…何で動かないの…!私は…アカネの友達なの…だから…止めなきゃいけないのに…何で…動けないの…!)
丸で自分がアカネに逆らえない…そう設定されているかの様に六花は思考の渦に飲み込まれる…親友を取るのか、友達を取るのか…その二つ…たった二つなのに決められない…何故なら両方とも…大切な物だから…だからこそ決められないのだ…そんな六花の気持ちなど知らぬとばかりにスペースゴジラはコロナービームを放ち街を破壊し始める
(……何で…何で動けないの!…何で…私だけ…何の役にも立てないの!私にも響君や内海君みたいな力があれば…)
六花がいつも怪獣との戦いの時に自分だけ何の役にも立っていないことを思い出し涙を流しそうになる…その時…自分のカバンが淡く光っていることに気づき、六花は自分のカバンを開けるとそこにアノシラスから貰ったジャイロと怪獣のクリスタルが淡く赤色に光っていた、六花がジャイロとクリスタルを掴むと眩い赤い光に変わり六花はその眩しさに目を瞑る…そして再び目を開けると
「え……?何ここ…」
六花が立っていたのは自分の家である絢 JUNK SHOPではなく…何もない真っ黒な空間…そこには何もなく自分が立っているだけ…暫く立ち止まっていると先程の赤い光が自分の目の前に現れその光が消えるとそこにはある人物が立っていた…その人物は…
「わ、私?」
「私は赤い球、「物質文明の最終到達地点」として心に思い描いたものを全て現実のものとするのを目的に作り出された人が作り出した究極のマシン…願望実現機械と考えてくれればいいよ」
「その願望実現機械が…何で私の姿をしてるの?」
「それは君の悩みが具現化して私が君に話しかけるのに相応しい姿になったからさ」
現れたのもう一人の六花…容姿も声も全て同じ…ただ違うのは目の色…血の様に赤い眼にほんの僅かだが青色が混ざっている眼だ…彼女の名は赤い球…別世界の人間が作り出した人間の願いを叶える機械
「さて君は君の友達を止めたいんだろう?でもできない…何でだと思う?」
「……貴方は知ってるの?」
「正確に言えば君が何でと疑問に思った、だからその疑問…願いを私が叶えるためそれを理解した…さて当初の問いの答えは簡単だ…君が親友を嫌いになれない設定だからだ」
「…設定?」
赤い球は君が知りたいことを願いとして叶えたと言って六花が何故アカネと戦えないかニッコリと笑って答える
「君は新条 アカネにこう設定されているんだ…新条 アカネの事を嫌いになれない…てね?だから君は新条 アカネと戦えない…紛い物の気持ちに負けて…あはは、いや実に滑稽だね、親友と思っていた自分の感情さえ設定なんて…」
「…う、嘘…そんな事ない…アカネと友達になったのは私の意思「この世界の人間に自我などあるのかい?全員君と同じ設定がしてあるのに?」…!」
「皆同じような設定をして生きてるんだ…彼女がそう設定にしたから…と言うか本当に親友だと思ってるの?相手は何とも思ってないかもよ?」
「そんな事ない!アカネはそんな事しない!「その擁護も彼女が作った設定が言わせているとしたら?」!」
赤い球は答える、六花がアカネと戦いたくないのも庇うのも全ては新条 アカネに設定されたからと呼ばれ六花は呆然とする
「それに彼女は止まらない、ならどうやって怪獣を出さないようにする?…彼女を殺せばいいんだ、私に願うといい、新条 アカネを殺せと」
「な…!?そんなの言う訳ない!」
「そうかな?貴女も心の奥底で願ってるんじゃないの?…その足枷みたいな設定が邪魔するだけで…」
「煩い!煩い!煩い!」
「素直じゃないなぁ…素直に言いなよ、怪獣を生み出した新条 アカネが憎いて…そしたらこんな非日常にならなかったのにね…ああそれも願えないのか、それが君の設定(運命)だから」
赤い球の声を聞くまいと六花は耳を塞ぐ…だが塞いでも赤い球の声は直接脳内に響く…必死に声を荒げて聞こえないようにしても聞こえてしまう…
「諦めなよ、設定(運命)は変えられない、所詮君は彼女の友達として生み出された人形に過ぎない…憎いだろ?新条 アカネが?さあ願いなよ殺したいて、私に願え、そうすれば願いは叶う!」
「私は……私は…(六花!)…え?響君の声…」
(六花!さっきから固まってどうしたの!?ちょっと内海!なんか六花の様子がおかしくから来て!)
「響君……そっか…私は…1人じゃない…決めた…」
「漸く彼女を殺して欲しいと願う気になったん「違う!」おや?」
裕太の声が六花に届き、六花は何かを決意し赤い球に向き直る、赤い球は遂に殺す決心がついたのかと笑いかけるが六花はそれを一蹴する
「貴方は何でも願いを叶えるんでしょ…なら私の設定を無くすこともできるんでしょ!私はアカネを止めたい!だからそんな設定無くして!」
「……それだけ?そんなちっぽけな願いでいいの?」
「ううん、それだけじゃない…もし叶うのなら…力が欲しい…響君や内海君を戦わせたくない…だから…力が欲しい!守られるだけじゃなくて…私も力になりたい!」
「………ぷ、あはははははは!なんでも願いを叶えるて言われて自分の欲望のために使うんじゃなく誰かを助けるために使うか!あははは!勉君以来じゃないか!あははは!」
六花が自分の設定を無くしてくれと言った後赤い球はそれだけでいいのかと聞くと六花が自分も戦えるようになりたいと叫ぶと赤い球は大笑いする…自分と同じ姿をしている赤い球が笑っている事にどういう感情をしていいか分からない
「ははは…いいよ、その願い叶えてあげる」
赤い球がそう呟くと六花の姿をした赤い球が消え青く輝く球が宙に浮かぶ
(さあ…手に取ってごらん…自分の願いは自分で掴み取らなきゃ)
六花はその言葉に頷き、青い球に触れる…その時に青い球が輝き六花は目を塞ぐ
「六花!何してるの!」
「……響君?」
「良かった…さっきから六花に話しかけても何も返事しないから心配したんだよ!」
「六花〜疲れてるのは分かるけどさ…あの怪獣こっちに向かって来てるんだぜ…て、ほら!もうすぐそこじゃねえか!」
「不味いであるな…あの怪獣は我々が目的である…所で六花殿…その手に持っている物はなんであるか?」
六花は裕太の声で目を開けると先程の真っ黒な空間は消え店の中にいた…全員が心配するような目で見ている中スペースゴジラはこちらに向けて歩みを進める…全員がそれを見ているとガイガンが六花が手に持っている物に気づく…一枚の怪獣クリスタルが六花の手に握れていた
「……そっか…これが…内海君、響君…私が行くよ…」
「え…?いやいや六花何しようとしてるの!?」
「宝多落ち着けて…いま電磁波をシャットダウする方法考えてるから…てかお前は何も出来ないだろ…」
「ううん…任せて…今の私なら…二人の…皆の力になれる!」
六花はジャイロと怪獣クリスタル…青い文字で王と書かれたクリスタルだ
「…お願い、力を貸してキングオブモンス」
【キングオブモンス!】
ジャイロにクリスタル…キングオブモンスのクリスタルをセットし、レバーを三回引く…
【変身!キングオブモンス!】
ジャイロから電子音が聞こえたかと思うと、六花の姿が忽然と消えねしまう
「あれ…?六花は?」
裕太が六花の姿が消えた事に驚くとスペースゴジラはゆっくりと歩いてくる…が突然歩みを止めかと思うと青い光が店の目の前に現れその光が消えると目の前に怪獣が立っていた
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー
「……最強合体獣…キングオブモンス?」
黄金の翼に角に濃紺の体、腹部には鋭い牙が生え巨大な口となっており濃紺の体と違い真紅に染まり、頭部には一つ目の様な血の如く爛々と輝く赤い結晶、本来ならば赤い両目は青眼となっているのが特徴的な怪獣…その名も最強合体獣 キングオブモンスが現れる
ーーーキュイイイィィ!ギャオオオォォォン!ーーー
自分の行く道を邪魔する不届き者を見てスペースゴジラは眼を動かしキングオブモンスを睨みつける…それだけで並みの怪獣なら戦意をなくし逃げてしまうか卒倒する…だがキングオブモンスは腹部の自らの牙をぶつけ合い威嚇し返す…その強者たる二体が睨みつける光景を見て裕太はキングオブモンスの正体を理解する
「……六花?」
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー
キングオブモンスが最初に動き出し口から雷球バルバリボールを放ちスペースゴジラはそれを手で弾く、そしてスペースゴジラは自分より一回りも小さいキングオブモンスを見て文字通り見下していた…何せスペースゴジラは120メートル、キングオブモンスは83メートルとスペースゴジラの方が一回りも大きいのだから…だからスペースゴジラは油断していた、自分より小さいとはいえその巨体では動きは遅いだろうと…だが
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー
ーーーキュイイイィィ!?ギャオオオォォォン!?ーーー
何とキングオブモンスは恐るべき速さでスペースゴジラに詰め寄り口からスキューウォーターブレスと呼ばれる高圧水流を放ちスペースゴジラの体を傷つけ更に口から先程のバルバリボールを無数に放つバルバリボールマキシマムを放ち怯んだ所にキングオブモンスは自分の両腕でスペースゴジラを掴み怪力アームパワーにより八万トン以上はあるスペースゴジラを持ち上げ投げ飛ばす
ーーーキュイイイィィ!?ギャオオオォォォン!?ーーー
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー
『凄い…!これが…キングオブモンスの…力…!』
スペースゴジラは地面に激突し苦しげな鳴き声をあげ、キングオブモンスはしてやったりと咆哮し六花はキングオブモンスの力に驚く…実はスキューウォーターブレスやバルバリボールマキシマムはキングオブモンスの技ではなくその分身であるバジリスやスキューラの技だ…だがこのキングオブモンスはその分身怪獣を作り出せない限りその分身達の能力が使用出来る…更に先程のスピードもスキューラが陸上でマッハ2の速さで動ける為キングオブモンスもその速さで動けたのだ
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー
ーーーキュイイイィィ!!ギャオオオォォォン!ーーー
キングオブモンスは挑発するかの様に咆哮し、スペースゴジラはそれに憤慨してテールスマッシャーを放うとしっぼを動かすがキングオブモンスも回転して尻尾をスペースゴジラの尻尾に叩きつけるモンステールアタックで相殺しお互いよろめいた所でキングオブモンスは翼のボーンウイングを広げバジリスのスピード…マッハ10で突撃するスキューラッシュでスペースゴジラを吹き飛ばしビルに激突しスペースゴジラは瓦礫に埋もれキングオブモンスは自身の光線であるクレメイトビームを放ちスペースゴジラがいた場所が大爆発を起こす
『やったあ!勝てた!』
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ♪ーーー
「うわぁ!?ちょ…飛び跳ねないで六花!揺れる!揺れるから!」
「…やっぱ宝多てどっか抜けてるなぁ…」
「いやそれどころじゃねえだろ!?あの巨体で飛び跳ねられたら地震だろ!」
六花はスペースゴジラを倒したと思ってピョンピョンと飛び跳ねるが当然キングオブモンスの体も動く為、地面が地震のように揺れる…裕太はそれを見て慌てるが未だ嬉しそうに飛び跳ねるキングオブモンス(六花)を見て苦笑する…六花は自分が喜び過ぎていたのを理解したのか顔を若干赤くして変身を解こうとするが…
ーーーキュイイイィィ!ギャオオオォォォン!ーーー
ーーーグルルオオオォォォ!?ヴェエエェェッ!!?ーーー
『え…?きゃああぁぁぁぁ!!?』
「六花!?」
何と倒したと思っていたスペースゴジラが爆発した場所からコロナービームを放ちキングオブモンスを吹き飛ばす…そして爆煙の中から現れ憎々しげな目でキングオブモンスを睨みつける…スペースゴジラはこれまでないほど怒っていた…この自分が、こんなちっぽけな怪獣に地につけられるなど…スペースゴジラは怒りのあまり低い咆哮をあげ未だ立ち上がっていないキングオブモンスに近づくとキングオブモンスに足を踏みつける
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!?ーーー
「六花!くそ!キャリバーさん!まだジャンクは復旧しないんですか!」
「い、今やっている…!だがこの電磁波が妨害して起動しない!」
「俺のバトルナイザーも同じ理由か…どうすればいいんだ…」
両肩のクリスタルから緑色の反重力光線 グラビ・トルネードを放ちキングオブモンスに当て捕獲し八万トンもあるキングオブモンスを持ち上げて宙に浮かせ何度も地面にぶつけては持ち上げまた地面に叩き落とす
『きゃあ…!まだ…!まだ戦える!』
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー
ーーーキュイイイィィ!ギャオオオォォォン!ーーー
六花は諦めずスキューウォーターブレスを放つもスペースゴジラは高出力の光子バリア フォトン・リアクティブ・シールドで完全に防ぎ跳ね返す、それをキングオブモンスがボーンウイングを何とか展開しボーンシールドを張り攻撃から身を守る…だがスペースゴジラは辺りに打ち込んだ結晶体のお陰でエネルギーは無尽蔵に存在しキングオブモンスは疲労が溜まっていく…それでもキングオブモンスは諦めず翼を広げ空を飛びキック技であるバジョックや頭部をぶつける頭突き技ビルスマッシュを放つもスペースゴジラは平気な顔でキングオブモンスの腹を蹴りキングオブモンスを吹き飛ばす
『うう…やっぱり…強い…』
ーーーグルルオオオォォォ……ーーー
ーーーキュイイイィィ!ギャオオオォォォン!ーーー
スペースゴジラの猛攻に耐えきれずキングオブモンスは肘を地面につけてしまい、スペースゴジラは自分に逆らうからだと笑う…だがキングオブモンスの眼からは希望は消えない…再び立ち上がりスペースゴジラを睨みつける
『…私は…負けられない…今までずっと響君や内海君…グリッドマン達に守られてきた…だから今度は私が守る!だからもっと力を貸してキングオブモンス!』
ーーーグルルオオオォォォ!!ヴェエエェェッ!!!ーーー
ーーーギャオオオォォォン……ギャオオオォォォン!ーーー
六花は今度は自分が皆を守る番だと叫び、その叫びに応じてキングオブモンスが咆哮しそれを見てスペースゴジラはまだ諦めないのかと呆れる…キングオブモンスはスペースゴジラに向けてクレメイトビームを放つがフォトン・リアクティブ・シールドで防ぐ…キングオブモンスはと次々に攻撃を放つが全て防がれてしまう
「六花…!早くしてくださいキャリ「煩えぞ!」痛ァ!?」
「少しは落ち着け、いくら自分の好きな女が戦っているとはいえ少しくらい落ち着け」
「べ、別にそう言うわけじゃあ…」
「バレバレだろ…いいか、どうやってキングオブモンスになれたか知らないが、あいつだって覚悟ぐらいしてるさ…それに傷つくのが嫌なら女が戦うわけねぇ。戦場に出れば、男であっても女であっても関係ねぇからな…宝多だって承知の上だろ…」
焦る裕太に将が蹴りを入れクールダウンさせる…将の発言に裕太は否定しようとするがその前にキャリバーが声をあげる
「で、電磁波がなければ…使えるようになるのに」
「そんな…如何にかならな…「なるぞ!」!メカゴジラさん!」
「待たせてすまない!今電磁波を中和する機械を作った!」
「よっしゃ!なら早速モンスロード「いや俺とグリッドマンだけでいい」裕太?」
「あの怪獣…よくも六花を…行こうグリッドマン!後キャリバーさんも!」
メカゴジラが小型の機械をジャンクの横に置くとジャンクが起動する…電気は使えないのでメカゴジラがコンセントに自分の指を当てて電流を流すことで使用可能になり、ギャラクトロンを呼ぼうとしていた将に呼ばなくていいと裕太は叫び、プライマルアクセプターを掲げる
「アクセス・フラッシュ!」
「アクセスコード!グリッドマンキャリバー!」
ーーーグルルオオオォォォ…ヴェエエェェッ…ーーー
『はぁ…はぁ…もう無理…ごめん皆…勝てなかった…』
ーーーキュイイイィィ!ギャオオオォォォン!ーーー
スペースゴジラはキングオブモンスにトドメと言わんばかりにコロナービームを放つ準備をしてキングオブモンスは肩で息をしながらそれを見てボーンシールドを張って防ごうとするも六花がもう勝てないと諦めかけたその時
「グリッド……ビーム!」
『援護するぞ!六花!』
ーーーキュイイイィィ!?ギャオオオォォォン!?ーーー
空から降って来たグリッドマンがグリッドビームを放ち、キャリバーが高速で幾何学的な模様から飛び出しスペースゴジラの両肩のクリスタルジェネレーターを破壊する、スペースゴジラは叫び声をあげ地面に倒れ、グリッドマンがキングオブモンスに近づきキングオブモンスを起こす
『大丈夫か六花?』
『響…君?』
「六花か、すまない遅れてしまった…ここから先は私に「私も戦う!」…六花?」
『私も一緒に戦う!その為に願った力だから!』
『六花……グリッドマン』
「分かった、共に戦おう六花!」
キングオブモンスとグリッドマンは頷いてスペースゴジラの前に立つ…スペースゴジラはクリスタルジェネレーターを破壊され大幅に弱体化するもこのツツジ台に打ち込んだ結晶体を全て破壊しないと自分のエネルギーは尽きることはないと獰猛に笑うが
ーーークウウウゥゥゥゥ!ーーー
ーーーキュイイイィィ!?ギャオオオォォォン?!ーーー
突如結晶体に火球や光線、熱線が当たり結晶体が全て破壊される…スペースゴジラが慌てて頭上を見るとイリスが静止しておりスペースゴジラに向かって突撃すると体にスピア・アブソーバを突き刺し血液を採取する
ーーーキュイイイィィ!?ギャオオオォォォン!?ーーー
「イリスか…すまないが裕太と六花は助太刀なら無用らしいぞ」
(……安心しろ二人共、この戦いに水を差すつもりはない…だがこいつはあの結晶体でエネルギーを得ていた…それにこいつの遺伝子は欲しい…何、私はこれで消える)
イリスはグリッドマン達に戦いを邪魔する気は無いと呟くとそのままバトルナイザーに回収される…スペースゴジラの遺伝子採取が目的だったようだがスペースゴジラからすれば自分のエネルギー補給が断たれ弱体化して相手は二体と絶対に勝てないと気づくと後退し始める…だがクリスタルジェネレーターが破壊されたことで飛行形態になれず逃げることすらできない
「行くぞ!」
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー
キングオブモンスはアームパワーでスペースゴジラを殴り、グリッドマンはグリッドマンキャリバーでスペースゴジラの尻尾をスパークアタッカーで切り裂く、スペースゴジラもただでは済まさず壊された結晶体をミサイルの如く放つホーミング・ゴーストを放つもグリッドマンが全て全て剣で破壊し、グリッドマンとキングオブモンスはスペースゴジラに足蹴りを食らわしスペースゴジラは吹き飛ばされる
ーーーキュイイイィィ……ギャオオオォォォン……ーーー
「これでトドメだ!行くぞ二人共!」
『『うん!』』
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!!!!ーーー
ーーーキュイイイィィ!?…ギ…ャオ………オォ………ン……ーーー
グリッドマンとキングオブモンスはグリッドビームとクレメイトビームを放ちスペースゴジラに命中しスペースゴジラは二つの光線によって後方へと動かされながら光線が消えると火花を散らしながら地面に向かって倒れ大爆発を起こす
『『よし!倒した!』』
ーーーグルルオオオォォォ!!!ーーー
グリッドマンとキングオブモンスはスペースゴジラを倒し終わるとその場から消えて行く…それを遠くから見ていたケイは踵を返しその場から去る
「六花…怪獣に変身したのって…もしかしてあの道具?」
「うん、あの少女から貰ったあの道具だよ…何か赤い球て言う機械にこのキングオブモンスのクリスタルを貰ってね…もしかしてあの少女はこれを知ってて渡したのかな?」
「そうなのかな?……やっぱりもう一度会えればもっとよく分かるかも…」
「……少女…?何の話だよ…聞いてねえぞ…」
六花と裕太がこそこそ話ししていると将が話に入り込み二人はギクとする…そう言えば将には話していなかったと思い出し何か弁解しなくてはと口を開こうとするが
「………まあ、まだ言いたくないなら言わなくていい…隠し事は誰でもあるからな…じゃあ俺は帰る」
「あ…内海君…」
「ちょ…待ってよ内海…」
将は二人が隠し事をしているのを知ってなお今はまだ聞かないと言って鞄を持って店を出て行く…六花と裕太は何か言おうとするがその前に将はそのまま立ち去ってしまう
「…………」
「怒ってるの?」
「怒ってねえよ…ただ…俺て信用ないのかなて思ってさ…」
「……はぁ…別に六花と裕太はそんなこと思ってないわよ…」
「…知ってるよ…」
将は人化したイリスと共に帰路を歩いている…そんな二人をジャグラーが黙って後ろから見ていた。
キングオブモンスは実はウルトラマンギンガやSSSS.GRIDMANの先輩とも言える存在で、ギンガが人形(スパークドールズ)で変身するのも、SSSS.GRIDMANの怪獣達の案もキングオブモンスがいたからこそ生まれたかもしれません…ある意味ギンガとSSSS.GRIDMANの先輩であるキングオブモンスが六花さんが変身する姿です…まあバジリスとかは作り出せないけどロッソやブルの様に変身形態が…あ、ネタバレはダメだ…さて設定がなくなったかはさておきこれにてアカネさんと六花さんが直接対決出来るようになりました…まあ今後の原作を見て変わるかもしれませんがね…
後校長などの先生達の元ネタですが、白井 入間校長はギンガとティガの登場人物 白井校長とイルマ隊長、鳥山 喜八教頭はメビウスとダイナの登場人物 鳥山補佐官にゴンドウ キハチ、蛭川 大流先生はメビウスと大怪獣バトルの登場人物の蜷川光彦にペダン星人ダイル、高倉 雲母はエースとグリッドマン(特撮)のキャラ、高倉司令官と遥キララから…何故か蛭川の名前キャラが善人と言う謎…因みに高倉の姿はとあるの木原・テレスティーナ・ライフライン…分かりにくかったらすみません…
さて皆様が期待していたオーブダーク登場です、今回みたいな激戦が書けるか不安…今回も無駄に長くなってすみません…因みに六花さんと裕太君はまだアノシラスちゃんから教えてもらった情報を将君に教えてません…だってアカネさんと仲良いですから教えにくいんでしょうね…オーブダークがテレビでは使わなかった技も使って来ますが殆ど作者の独自だから優しい目で見てくださいね