歪んだ正義は正義のヒーローになれるのか   作:暗愚魯鈍

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さあ満を辞してあのオーブダークが登場…ルーブより過激ですが実力はあります…後ルーブ本編だと四つのエレメントはメカゴモラ、タイラント、レッドキング、グエバッサー…ですがこの小説だと炎はソドム、氷はスノーゴン、岩はグロマイト、嵐はバリケーンとなってます…まあ大した違いではないですが

後序盤に出て来る米澤と四葉という人物はグリッドマンの「中、見ないでよ」と言う雨宮哲と思われる人物が書いたと思われる小説の登場人物です…さて、この小説だとオーブダークはどれほど強いのかお楽しみに


第十六話 偽・者ノワールブラックシュバルツ

「皆〜こっちだよ〜」

 

「……何で僕がここに来るんだよ…」

 

「はは…ごめんね米澤君…さきるが変なことで呼び出しちゃって…」

 

「いえ…四葉先輩が謝ることじゃないです」

 

問川は六人の男女を連れてとある場所の廊下を歩く…連れてきた人物達は漫画部の部員である米澤喜孝に漫画部兼バレー部で問川と付き合っている四葉先輩、問川と同じバレー部の戸井田光、毛苗村里香、土居ハコ、高良奈は問川に連れられて謎の場所へと入る…少し進むと小部屋がありそこにテーブルの様なものがあった…そのテーブルの中央には四枚の怪獣クリスタルに錆びついたコインが置かれたコレクションケースがあった

 

「さてさて、皆〜椅子に座って、ここにあるヘルメットをつけてね!」

 

「は…?問川何考えてるんだよ…まあつけるけどさ…」

 

全員が問川の発言に目を丸くするが言われた通りに椅子に座ってヘルメットのようなものを被る…そのヘルメットにはコードの様なものが付いていた…全員がヘルメットを被ったの見ると問川は笑って大声で話す

 

「さあ!君達の力…あ!お借りしまぁぁぁす!それ!スイッチぃぃぃぃ!オン!」

 

「「「「「「…………………?!」」」」」」

 

問川がそう言うとテーブルの横にあった何かのスイッチを起動させるとヘルメットを通じて六人の体に電流が流れる…何か自分の力が奪われるかのような感覚に全員が声にならない叫び声をあげ問川を見るが問川は平然と笑っていた

 

「光栄に思いたまえ!君達と言うちっぽけな命が私と言う正義のヒーローを誕生させるのだから!さあ皆さん、ギリギリまで頑張っていきましょう!ギリギリまで踏ん張って!絆の力お借りしますよ~! 世界中は誰を待っている?世界中は誰を信じる?そう!私だ!」

 

問川がそう叫ぶとテーブルに置いてあったコレクションケースの中心に置かれたコインのサビが消えていきそのクリスタルに描かれたウルトラマンの力が解放され何かを形成して行く

 

「まだまだ搾り取れるはずだ!もっと限界を超えましょう!これ以上やったら死ぬかもしれないけど!たかが六人だからいいよね!おお聞こえるぞ!未来への足音が!希望への鼓動が聞こえてきたぞ~!」

 

問川は更に出力をあげ脳波エネルギーを更に奪い取る…全員が叫ぶが問川にとってそんな事はどうでもいいらしく、無視してそのクリスタルの光を見る…その光が何かを形成したかと思うと再びクリスタルの中に入り光が消える…問川はそのクリスタルを手に取り大きな声で叫ぶ

 

「やった…やったぞ!等々手に入った!これで私もウルトラマンだ!感謝するよ!そして誇りに思いたまえ!君達は私の礎となったのだ!だから安心して成仏してね!」

 

問川は死にかけの六人を見て笑うと、コレクションケースの中央のクリスタル囲む四つのクリスタルを見る…炎と書かれたソドムに、氷と書かれたスノーゴン、岩と書かれたグロマイト、嵐と書かれたバリケーンの怪獣クリスタルをポケットに入れると鼻歌を歌いながら小部屋から出て行く

 

「…………………ひでぇな」

 

問川が去って行った後、小部屋のある部分の時空が歪みそこからスーツを着た男性…ジャグラーが入り込む…ジャグラーは脳波エネルギーを奪われて死にかけている六人を見て舌打ちしながらダークリングを取り出しカードをスキャンする

 

【ホオリンガ!】

 

「……たく、何で俺が…それにしてもチェレーザの野郎…こんな事する時点でウルトラマンじゃねえよ」

 

ダークリングからキラキラ輝く光を放ち六人を優しく包み込むと全員の顔が安らいでいく…脳波エネルギーを回復させているのだろう、ジャグラーは何で自分がこんな事をと呟きながら全員の安否を確認してプライマルメザードのカードをスキャンし全員の記憶を改竄しこの事を忘れさせ、ブルトンのカードを使い全員を自分達の家に飛ばした後、ジャグラーもこの場から消える

 

 

ーーーカァバアァァァァァ!ーーー

 

ーーーキュアァアァアッ!ーーー

 

グリッドマンとキングオブモンスは二体の怪獣…いな、超獣と戦っていた、蝉には決して見えないが蝉と宇宙怪獣を合成させて作り出された大蝉超獣 ゼミストラーに赤い目に角が生えた頭の上に皿がありそこに水が溜まっている河童超獣 キングカッパーと交戦していた、怪獣より強いとされる超獣だが、グリッドマンとキングオブモンスは優位に戦いを進めていた

 

『この怪獣達強いな……でも負けない!』

 

「確かに強い…だが私達なら勝てる!」

 

『うん!あの時の怪獣と比べたら…大した事ない怪獣だね!』

 

ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー

 

ゼミストラーとキングカッパーは強い…だが今まで倒した怪獣より強いかと聞かれればノーだろう…二人は二体の超獣を殴りつけ吹き飛ばす

 

ーーーキュアァアァアッ!?ーーー

 

ーーーカァバアァァァァァ!?ーーー

 

「…いや、ゼミストラーとキングカッパーは怪獣じゃなくて超獣な」

 

「いや、今はどうでもいいだろ!」

 

将がボソッとゼミストラーとキングカッパーは怪獣ではなく超獣だと突っ込み、ボラーが怒鳴るがいつもと違い将は何処か声が小さかった、それに気づいたボラーは将を見て複雑そうな顔をして席に座り直す

 

ーーーカァバアァァァァァ!ーーー

 

ーーーキュアァアァアッ!ーーー

 

ゼミストラーは口吻から三千度の火炎を放ち、キングカッパーは両腕から放つ「カッパーミサイル」にカッパ火炎を放つもキングオブモンスが前に出てボーンシールドを張ることでそれを防ぐ

 

ーーーカァバアァァァァァ!ーーー

 

ならばと当たった物体をなんでも空中に浮かび上がらせる反重力光線を放ち、キングオブモンスをシールドごと浮び上られようとするがキングオブモンスがそれより先にバルバリボールを当てゼミストラーの精神集中を妨害し反重力光線を途切れさせ、キングカッパーが煙幕を口から吐き煙によって二体は隠れる

 

ーーーキュアァアァアッ!キュアァアァアッ!ーーー

 

ーーーカァバアァァァァァ!カァバアァァァァァ!ーーー

 

「何処へ消えた!?」

 

ーーーグルルオオオォォォ…ヴェエエェェッ!ーーー

 

煙に紛れ隠れた二体の超獣を探し始めるグリッドマンとキングオブモンスだが煙の所為で視界が悪く見つからない…だが

 

ーーーカァバアァァァァァ!ーーー

 

「な!?しまった!」

 

ーーーキュアァアァアッ!ーーー

 

ーーーグルルオオオォォォ!?ヴェエエェェッ!?ーーー

 

グリッドマンはゼミストラーの反重力光線を喰らい宙に浮かび、キングカッパーのカッパーミサイルをキングオブモンスに放ち二人を攻撃する、攻撃が当たったことにより調子に乗りゼミストラーとキングカッパーは煙の外に出ると二体は火炎を煙に放つと煙が大爆発を起こす…実はこの煙は発火ガスといい火の気に触れると爆発するのだ…二体はこれでグリッドマン達が死んだと喜ぶが…

 

ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー

 

ーーーカァバアァァァァァ!?ーーー

 

ーーーキュアァアァアッ!?ーーー

 

その爆発をボーンシールドで防いでいたキングオブモンスが煙が晴れるとスキューウォーターブレスを放ち二体を吹き飛ばす、更に水を放ったおかげか二体の体は水で濡れ地面も濡れている…キングオブモンスはそれ幸いとばかりにバルバリボールマキシマムを放ち二体を攻撃し、電気をよく通し二体は痺れてしまう

 

ーーーキュアァアァアッ……ーーー

 

ーーーカァバアァァァァァ…ーーー

 

「よし!俺が行くか!アクセスコード!バスターボラー!」

 

二体が痺れて動けないのを見るとボラーは援護の為にバスターボラーとなりグリッドマンの目の前に現れシドニー凝固弾頭弾を放ちゼミストラーとキングカッパーの動きを止め、即座にグリッドマンと合体し武装合体超人バスターグリッドマンに変身する

 

『さっさとケリつけるぞ!ツインバスター!』

 

「グリッド……」

 

「『『ビーム!!!』』」

 

ーーーキュアァアァアッ!?キュア……ァ…アッ…ーーー

 

ーーーカァバアァァァァァ!?カァバ…ァ…ァァ……ーーー

 

グリッドマンは両肩にあるツインドリルをパラボラアンテナ状に展開しバスターモードにしてツインバスターグリットビームを放ちその二つの光線が超獣の身体を貫き超獣達は爆散する…グリッドマンとキングオブモンスは超獣達を倒すとその場から消え、そしてその超獣を呼び出したクリスタルが地面に落ち、それをやけに笑顔な問川が回収する

 

 

「見たかお前ら!俺の活躍を!」

 

「いやボラー〜出たの最後だしドリル使ってないじゃん〜!」

 

「流石伊達ドリル……ぷ」

 

「煩えよ!お前ら見てるだけのくせしてよ!ほら、お前もなんか言ってやれよ内海!」

 

「……そうっすね…」

 

「ちょ!?内海!?せめて何か言えよ!…ノリ悪いな…」

 

ボラーは戦いが終わると仲間達に大活躍だっただろと言うがデアボリックとヴィットの発言でムカついたのか将に反論を求めるが将は素っ気なく返事をし店から出て行く

 

「…彼何か怒ってるの?」

 

「……多分…あの事を自分にだけ言わないのを怒っていると言うか…不満に思ってるんだと思います」

 

「……それなら早く話した方がいいのである…些細な事から絆とは壊れる物であるからな…」

 

「……はい」

 

ヴィットが裕太と六花に質問すると二人は俯きながらポツポツと話し始めガイガンは早く話した方がいいと忠告する…二人はそれに頷き将にいつ話すかと考える

 

 

「……俺って…そんなに信用ねぇかな…?はぁ…」

 

将は二人が隠し事をしているのを知って以来、あまり話そうとしなくなった…別に怒っているわけではない…だが何故自分には話せないのかと疑問に思っている…自分は二人を友達だと思っているし男女の関係の秘密なら別段気にしない…だがそれでない事は気づいている…恐らく六花がキングオブモンスに変身できる様になった事と関係しているのだろう…それを話してくれないのが…何処かこう…心に穴が空いたかの様な虚無感を感じるのだ

 

「……はぁ…だからって…距離取る事ないのにな…俺て…本当馬鹿…「内海君!」…新条さん?」

 

「ヤッホー!何してるの?そんな暗そうな顔してさ…」

 

「……分かります?…実はちょっと友人関係で悩み事がありまして…」

 

「……それって六花と響君の事かな?」

 

将が自己嫌悪しているとアカネが手を振りながら声をかけてきて、将が何か悩んでいることに気づく

 

「…そうすね…」

 

「…ああ…成る程ねぇ…まあ友達関係で悩み事ありそうだね〜(私は六花しか友達がいないけどね!)…そうだ…ここの喫茶で話さない?」

 

「…暇なんでいいすよ」

 

アカネは都合のいい事に近くにあった喫茶店を指差し、将は頷いてアカネと一緒に店に入り四人まで座れるテラスの席に座る…二人ともジュースを頼み、飲みながら話し合う

 

「何か…隠し事されてて…何か自分だけ仲間外れ感がありまして…それで素っ気ない態度をとったりして…」

 

「分かるよ、私も昔は教室に一人ぼっちだったからなぁ〜、それみたいなものでしょ?」

 

「…そうですね…で…馬鹿みたいですけど…考えちゃうんですよね…自分て本当に必要なのか…て…宝多も裕太の事サポート出来るみたいだし…自分は用済みかな…て…考えちゃったり…」

 

将は自分の気持ちをジュースを飲みながら暴露し始める…アカネはそれを真面目な顔で聞く

 

「…俺がいる意味あるのかな…て思えて…何処か…あいつらと自分が違う気がして…何でですかね…」

 

「……そっか…でも六花も響君も内海君のことを大切に思ってるはずだからさ、そんなネガティブにならないでよ」

 

「そうすね…新条さん…ありがとう」

 

アカネは将を励ますと、二人で軽く笑い合う…そんな二人に店員が近づいてくる

 

「すみません、少し相席よろしいでしょうか…店が混んでいる様なので…」

 

「えぇ…?まあいいけど…」

 

「俺もいいすよ…」

 

「ありがとうございます…お客様…こちらのお客様がよろしいと…」

 

「そうですか…ありがとうございます」

 

店員に相席してもいいですよと伝えると、店員は二人の男女をここまで連れてくる…眼鏡をかけた黒髪の男性とピンク色の髪の少女がやって来て店員にお礼を言い何か注文すると席に座る

 

「申し訳ない…ここしか空いている席がなかったものでね…」

 

「いやぁ、助かりました〜、私もう喉か枯れかけてて…お優しいお二方で良かったです」

 

「いやぁ…あの…失礼ですが…お二人はどう言った関係で…?」

 

「……まあ相棒みたいなものかな…長年の付き合いなんでね」

 

席に座った男女に将が話しかける…男は若作りだが四十代くらいに見えるし少女は自分達と同い年くらいだ…どんな関係か気になったのだろう

 

「まあ、そうですね〜?最初は敵対してたんですけど…自分の前のご主人がいなくなったんでこの人について行くことになって〜気づいたらもう何年!て感じですね〜因みに私は33歳くらいですよ〜」

 

「「33!?同い年じゃなくて!?」」

 

「…まあ驚くのも分かる…僕も四十代後半だ…今では世界中を駆け巡るパートナーだよ…」

 

「……わ、若く見えますね…あ、すみません…一方的に喋って…俺内海 将ていいます…あ、こっちは新条さんて言って…」

 

少女が自分の年齢を言うと二人は飲んでいたジュースを吹き出してしまうほど驚き、青年は頭をかく…将は一方的に喋りかけていたことを詫び自分とアカネの名前を言うと青年は笑みを浮かべる

 

「そうか…僕は藤堂 武史…こっちは…」

 

「私はダイナ・シノビラー・ドラゴーン…シノビラーでもダイナでもいいよ!」

 

「へぇ〜失礼だと思うんですけどお二人の職業とか…」

 

その二人の男女…ダイナと武史はそう言って自己紹介すると、アカネは何か喋ろうとするがドシンと何かの音を聞こえ地震のような揺れが起こり、四人が音の発生源を見るとそこにはグリッドマンとキングオブモンス…そして巨大な剣を持った黒い巨人が立っていた

 

 

遡ること数分前、裕太と六花は店の中をぐるぐるしながら将について考えていた…

 

「……内海何処行ったんだろう…」

 

「…やっぱりちゃんと話した方がいいのかな?」

 

「おう、当たり前だ、内海がいなきゃもし強い敵が来たとき勝てやしねぇ…なんだかんだ言ってあいつの知識も役に立つしよ…」

 

「…そうだね…私…内海君に謝ら「ごめん下さい!!」…え?問川…?」

 

ボラーが二人に説教じみたことを珍しく言い、二人が内海に謝ろうと考えていた時、問川が店に入って来て全員が問川を見る

 

「いやぁ〜、ここまで来るのに苦労した…あ〜疲れた…そうだ二人にこれをあげようと思ってね、はいこれ」

 

「え…なにこれ?」

 

「ウルトラ…通信簿…?」

 

問川が二人に何かの冊子を渡す…それぞれ二人の名前が書かれて裏表紙に【ウルトラ5つの誓い】と書かれた部分があり、二人はページを開き…目を見開き、マックスとメカゴジラ達もその内容を覗き見て全員が絶句する

 

「え…日常…戦闘中…戦闘後…何これ…細かく書かれてる…しかも俺と六花の分まで…しかも細かい…てか…ここに書かれている展開なんか俺達には無いし…」

 

「てか全部だめばっかじゃん!まあまあが2、3個あるぐらいでよいなんか無いじゃん!何この評価項目!細かすぎて気持ち悪!」

 

「うわぁ…マジか…こいつ…ここまで細かく…てかこの欄はなんだよ…「安易にエロさを出すな…」そんなん六花何か、履いてない感出して誘ってる感がするから無理「ぶん殴りますよボラーさん」…悪ぃ」

 

「うわぁ…これ何…「記憶喪失ならもっと謎の記憶をだせ」…他にも「怪獣が現れたら速やかに現場に駆け付ける」…これはジャンクじゃ無理でしょ、持ち運べないし…何じゃあこりゃあ」

 

「だ、だが「人間や飛行機を手に持つときは力加減に気を付ける」「己の未熟さを他人のせいにしない」「街や自然を破壊せずに戦っている」「変身後は私語を慎む」「怪獣の雄叫びや星人の主張には必ず耳を傾ける」「悪意のない怪獣や星人とは仲良くする」…これは正しい」

 

「だが…「変身アイテムを格好良く使っている」「変身直後の決めポーズを格好良く行える」「攻守を問わずスタイリッシュな動きに勤める」「簡単に敵を倒さず適度にピンチを迎える」…これは別にしなくてもいいだろう…何故こんな項目を…お前の目的はなんなんだ…」

 

六花と裕太はウルトラ通信簿を見て何これと」を驚愕し、新世紀中学生は問川を睨みつける…ガイガン達は余りにも上から目線の通信簿に驚き過ぎて何も言えない。問川が渡したウルトラ通信簿は確かに正しい部分もあるが…どれも意味不明なものや自分達には無理な物、それを押し付けている感じだった

 

「そこに書いてあることがわかる?つまりお前等は、ヒーローとして落第点だということだ!大体なんだ!グリッドマンて!ウルトラマンじゃないなら出て来るな!怪獣に変身するな!ヒーローはウルトラマンだけなんだよ!」

 

「大体お前達は何の苦労もなく、何の責任感もなく、「選ばれたから」というだけの理由でヒーローをしている!ルックスだけのヒーローだ! 中身が伴ってない!空っぽの器だ!」

 

問川はそう言うと一息ついて裕太達を見る、その眼は赤く光り裕太達は身構える

 

「キャリバー!マックス!ヴィット!気をつけろ!こいつ人間じゃねえ!」

 

「そう!私は人間ではない!折しも今、私が着ているのも『問川 さきる』というちっぽけな地球人の器だ…こんな特徴もない何の取り柄もない器の中にいる私もある意味君達と同じ…だがここに今こそ宣言しよう!」

 

問川はそう言うと六花のジャイロに似たAZジャイロと1つのクリスタルを取り出す

 

「私こそが…この精神寄生体 チェレーザこそが真のウルトラマンだと!」

 

【ウルトラマンオーブ オーブオリジン!】

 

オーブオリジンのクリスタルをセットし三回レバーを引きジャイロからオーブリングNEOが出現しオーブリングNEOのリングのスイッチを下部にスライドし、ボタンを押す

 

「絆の力…お借りします!」

 

そう叫ぶと問川の姿が消え店の前に赤い光が現れ六花達が外に出ると目の前に巨大な剣を構えた黒き巨人が立っていた

 

「銀河の光が我も呼ぶ!我が名はウルトラマンオーブダーク ノワールブラックシュバルツゥゥ!」

 

その巨人…オーブダークはオーブダークカリバーのホイールを回転させ岩のエレメントを解放し地面に剣を突き刺し爆発を起こし無数の岩を雨の様に飛ばす

 

「オーブダークロックカリバー!」

 

「いきなりであるか…デアボリック!ギルバリス!」

 

「任せときなぁ〜!」

 

「了解」

 

大量の岩が降り注ぐ中、ガイガンが叫ぶとデアボリックが服の下から無数の銃を取り出し連発し岩に弾丸を当てて破壊しつつ、ギルバリスがガトリングガンを取り出しデアボリックが破壊した岩を更に壊し被害を抑え、ガイガンが巨大な剣を片手に最後に降ってきた巨大な岩をかち割る

 

「おいコラテメェ!卑怯じゃねえか!」

 

「そうだそうだ!」

 

「煩ぁぁい!さっさと出てこい!私が真のウルトラマンであると証明してやる!」

 

「……行こう六花」

 

「……うん!」

 

ボラーとデアボリックはオーブダークに文句を言うがオーブダークは剣を振るって早く出てこいと叫び、裕太と六花は頷いてお互いに変身し、グリッドマンとキングオブモンスがオーブダークの目の前に現れる

 

「来たな偽物のヒーローめ!この私が真のヒーローと言うものを見せてやろう!」

 

『何が真のヒーローだ!いきなり攻撃して来て…行くよ六花!』

 

『うん!行こう響君!』

 

ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー

 

グリッドマンとキングオブモンスはオーブダークに向かって駆け出すがオーブダークははぁ〜と溜息を吐くとオーブダークは後方に向けてジャンプして宙に浮く

 

「オーブダークインフェルノカリバー!」

 

オーブダークはオーブダークカリバーのホイールを回し炎のエレメントを解放、炎の輪を描きその炎の輪をグリッドマンとキングオブモンスに向かって飛ばしキングオブモンスがボーンシールドを張りグリッドマンごと守ろうとするがボーンシールドを叩き割り二体はオーブダークインフェルノカリバーに吹き飛ばされる

 

「ぐぅっ…何て力だ…」

 

ーーーヴェエエェェッ……ーーー

 

「ははは!これが本物と偽物の違いだよ!まだまだ戦いはこれからだぞ!」

 

オーブダークはそう言うと剣を構えて突撃し剣を振り下ろすが、グリッドマンはグリッドライトセイバーフラッシュを作り出しオーブダークカリバーを止める…光と闇の剣が交差し二人は剣を使って攻撃するがオーブダークの方が剣を操るのが上手く、オーブダークカリバーを思い切り振ってグリッドライトセイバーフラッシュを破壊する

 

「な!?私の剣が!?」

 

「甘い!いいか!響 裕太!君は剣術を習ったことがあるのか!?私はこの日のために血の滲むような鍛錬を重ねた!ジープでの特訓も素手での命綱なしの崖登りも!大して君達は何をした!?ただ平然と生きてるだけだ!この苦労知らずが!」

 

『うわあぁ!?』

 

『響君!?この!』

 

オーブダークは説教しながらオーブダークカリバーでグリッドマンの腹を切り裂きグリッドマンが倒れ、キングオブモンスがそれに驚きクレメイトビームを放つもオーブダークカリバーでクレメイトビームを叩き斬りダークオリジウムソーサーを放ちキングオブモンスの体に命中し火花が散る

 

「お前もすぐに必殺技を使うな宝多 六花!必殺技はここぞ!て時しか使わないんだよ!全く嘆かわしい!そんな事も理解出来ないのか!これでも食らって頭を冷やせ!オーブダークアイスカリバー!」

 

ーーーグルルオオオォォォ!?ヴェエエェェッ!?ーーー

 

『冷た!?何これ!?体が…地面が凍てついてる!?』

 

オーブダークはいきなり必殺技を使うのは御法度とキングオブモンスに文句を言うとホイールを回転させ氷のエレメントを解放、剣を振るうだけで地面が凍り、それをキングオブモンスに向かって振っただけで地面を凍らせながら冷気がキングオブモンスに向かいキングオブモンスの体を下半身全体を氷漬けにして動きを封殺する

 

「大体お前らにしても最近のウルトラマンにしてもべらべら喋り過ぎだ!神秘性がなくなる…もっとこうティガやネクサスみたいになれないのか!?」

 

『いやあんたの方が喋りまくってるじゃん!』

 

「口答えをするなぁぁぁぁ!はい!罰としてダークスペリオン光線です!」

 

オーブダークは喋り過ぎだと怒るが自身の方が喋っていると六花に突っ込まれ要らん口を叩くなと言わんばかりにオーブリングNEOを使いダークスペリオン光線を発射しキングオブモンスを吹き飛ばす

 

『きゃああぁぁぁぁ!?』

 

ーーーグルルオオオォォォ!?ーーー

 

『六花!?くそ!キャリバーさん!来てくれ!』

 

「り、了解した…アクセスコード!グリッドマンキャリバー!」

 

グリッドマンはキングオブモンスが吹き飛ばされたのを見るとキャリバーに援護を頼みキャリバーはグリッドマンキャリバーの姿となりグリッドマンはキャリバーを握る

 

『行くぞ!ワイドショットスラッガー!』

 

「はぁ…君は必殺技を使うなと言う発言を聞いていなかったのかい…先生は悲しいよ…てな訳でオーブダークタイフーンカリバー!」

 

グリッドマンはワイドショットスラッガーをオーブダークに放つがオーブダークはオーブダークカリバーのホイールを回し嵐のエレメントを解放、剣をグルグル振るって剣から電撃を纏った暴風を出現させワイドショットスラッガーを押しのけグリッドマンに命中させると、グリッドマンを上空へと持ち上げ電撃を与えつつ回転させながらグリッドマンを上へ上へと押し上げる

 

「ぐぁああああ!?この暴風が絡みついて…動けない!」

 

『体が…痺れ…る…!?』

 

『響君!?グリッドマン!?大丈じょ…』

 

苦しげな声をあげるグリッドマンと裕太に六花は大声をあげて心配しキングオブモンスの体で頭上を見るが…

 

「何をぽけ〜としている!ちゃんと相手を見ろ!」

 

『え…?きゃぁあああ!?』

 

ーーーグルルオオオォォォ!?ヴェエエェェッ!?ーーー

 

オーブダークは裕太とグリッドマンを心配する六花のことなど知らず「戦いの場に余所事を考えるな」と言わんばかりにオーブダークロックカリバーを発動、キングオブモンスに無数の岩石を飛ばしキングオブモンスに降り注がせキングオブモンスは苦痛の声をあげ…更に

 

「な!?そこから離れるんだ!六花!」

 

『え…?嘘!?グリッドマンが…こっちに向かって落ちてくる!?』

 

そう上空へと飛ばされた筈のグリッドマンが暴風に押し戻されてキングオブモンスめがけて向かってきているのだ…これぞオーブダークタイフーンカリバーの恐ろしい所…敵を台風の如き暴風で上空へと連れ去り電撃でじわじわとダメージを与えたかと思うとそのまま地面にぶつけ大ダメージを負わせる…更にそこに仲間がいたとしたら…仲間ごと攻撃を食らうのだ…キングオブモンスは逃れる術を知らずそのままグリッドマンと激突し辺りに暴風が吹き荒れる

 

ーーーヴェエエェェッ!!?ーーー

 

「ぐぁああああ!?」

 

「無様だな…だがこれで終わりではない!ダークゼットシウム光線!」

 

二人は地面に倒れこむがオーブダークは剣を地面に突き刺して白と赤黒い稲妻が迸り光がほんの少し混じったほぼ闇一色な光線 ダークゼットシウム光線を放ちキングオブモンスはボーンウイングを広げ、グリッドマンはジャンプして空へと逃げる事でダークゼットシウム光線を避ける

 

「く……こうなったら合体光線だ!グリッド……ビーム!」

 

ーーーグルルオオオォォォ!ーーー

 

「え〜?その攻撃こないだ見たぁ〜オーブリングNEOセット〜」

 

グリッドマンとキングオブモンスはグリッドビームとクレメイトビームを放ちその光線が重なり合いオーブダークへと進むが問川はAZジャイロにオーブダークNEOをセットしレバーを三回引く

 

「ダーク…オリジウム光線!!!」

 

「な……ぐぁぁああああ!?」

 

ーーーヴェエエェェッ!!??ーーー

 

オーブダークはエネルギーを溜め、チャージし終わると発射する前ににハートマーク…もしくは歪んだ円とも取れる形をとり両手を組みながら発射するダークオリジウム光線を放ち二つの光線を軽く押し返し二体を吹き飛ばす

 

『…がぁ……うぅ…』

 

『はぁ…はぁ…』

 

「嘘だろ…グリッドマンと六花が…押されてる…」

 

裕太と六花はオーブダークの怒涛の攻めに押し負けもう限界と言わんばかりに息切れし、ボラーもグリッドマンとキングオブモンスがここまで押されるとは思わず驚愕していた

 

「ふん!当たり前だ!偽物と本物なら強いのは本物だ!」

 

「く…だがまだ終わってない!キャリバー!」

 

『分かった!』

 

ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー

 

グリッドマンとキングオブモンスは立ち上がり、グリッドマンキャリバーを両手で持ち、キングオブモンスが咆哮しオーブダークに向かって来るがオーブダークは冷静にオーブダークカリバーでキャリバーで斬りかかってきたグリッドマンに剣と剣をぶつけ動きを止めた瞬間に足で腹部を攻撃してグリッドマンを吹き飛ばしシャークファングで拘束しようとしてきたキングオブモンスの腹に剣をぶつけ怯ませてパンチをキングオブモンスの頬にぶつける

 

ーーーグルルオオオォォォ!?ーーー

 

「うげぇ!?なんかついた!?汚ねぇなオイ!…お!丁度いい池が!ここで洗うか!」

 

殴った拍子にキングオブモンスの口から唾液が飛びオーブダークの拳に付着しオーブダークはバッチィと叫びながら近くにあった池に手を入れてゴシゴシと洗う

 

「おぉ気持ちいいなぁ〜意外と温いのね」

 

「油断したな!ザナディウムソニッ…「はいそこ煩い!」ぐあぁ!?」

 

グリッドマンはキャリバーからザナディウムソニックを放とうとするがオーブダークがダークオリジウムソーサーを放ちグリッドマンキャリバーに命中させグリッドマンキャリバーが宙を回転し地面に突き刺さりキャリバーが霧散しジャンクからキャリバーが吐き出される

 

「く…!ダメージが…大きかった…すまないグリッドマン…」

 

「キャリバー!?」

 

「さて下らん遊びもここまでだ、これにてヒーロー談義は終了!あ〜!紅に燃えてぇぇしまえ!」

 

キャリバーが活動限界を迎えると同時にグリッドマンとキングオブモンスの額が音を立てて点滅し始める…キングオブモンスにも活動時間が存在するようで赤く光る頭部の結晶体がそれを教えてくれるようだ…それを見たオーブダークはお遊びはお終いとはっきり言うとオーブリングNEOを起動させ炎を纏って体当たりをするストビュームダイナマイトを発動させグリッドマンとキングオブモンスにぶつかり大爆発が起こる

 

「ぐああぁぁぁ………!」

 

ーーーグルルオオオォォォ…!ヴェエェッ…ーーー

 

グリッドマンとキングオブモンスが爆発に飲み込まれ、爆煙が晴れるとそこには無傷のオーブダークが仁王立ちし店の中にはジャンクから吐き出された裕太と床に倒れこむ六花の姿があった

 

『く…負けてしまうとは…すまない皆…』

 

「グリッドマン!?いやそれよりも無事か二人共!?」

 

「「…ええ…何とか…」」

 

グリッドマンがジャンクから謝罪するとマックスが二人に駆け寄る…二人は無事だったものの暫くは変身できないだろう…だがオーブダークは店に近づいていく

 

「ふむ…もう二度と変身できないように心を折るつもりだったが…予定変更だ、ここで殺すとしよう!偽物のヒーローなど要らないからな!」

 

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」

 

「さらばだ紛い物!我が最強の技を喰らって成仏して下さい!オーブダークエクセレントカリバー!」

 

オーブダークは四つのエレメントを解放し自身の最強の技 オーブダークエクセレントカリバーを店に向かって放とうとし裕太は目を瞑る…そしてオーブダークが頭上で円状に振るった剣を店に向けようとして…技を解除して後ろを向いた

 

「「…え?」」

 

オーブダークの視線の先にはギャラクトロンが立っていた

 

「ほう?ギャラクトロンか!面白い!あのオーブさんでも苦戦し負けたこともある個体!それを倒せば私は憧れに近づける!」

 

【……貴様の事情など知ったことではないが…我がマスターより伝言だ…聞くがいい】

 

ギャラクトロンを見たオーブダークは自分の憧れのヒーローが苦戦して倒した怪獣と知っていた為、やる気を出しギャラクトロンはそんなこと知るかとばかりに将からの伝言を伝える

 

【…「俺の親友達に何してるんだ、このクソ野郎が!」…との事だ…私も自分を倒したオーブの姿を騙る贋作は嫌いだ…故にリセットする】

 

ギャラクトロンは若干苛立ったような声をしながら初めて正義の為では無く、自分が認めた戦士の姿を騙る偽者を倒す為に戦闘を開始する

 

 

 




実はジャグラーさんが出てきて「お前…俺の相棒(ライバル)の姿騙って変な発言したんじゃねえよこのにわかが!」てブチギレする予定でしたが…ジャグラーさんて巨大化したのは確かオーブ最終回以外は闇の力(マガタノオロチ)を吸収して大きくなる、ジードの映画ではアイルのペンダントの力で巨大化…この人自分で大きくなれるのかな?て不安となりギャラクトロンで行こうとなりました…以前感想で剣騎士様がジャグラーvsオーブダークの戦いを期待していたのに申し訳ないです…因みにシノビラーの姿はあの擬人化された姿…CVははいたい七葉やウルトラ怪女子のテンペラ星人の声でお馴染み新井里美さん、藤堂武史さんの声は本来なら山寺宏一さんですがこの作品だと石田彰さんです

さてギャラクトロンとチェレーザですが…ギャラクトロンもチェレーザもオーブに憧れがあると言う意味では似た者同士…ただチェレーザがオーブになりたいと思うのに対し、ギャラクトロンはあくまで尊敬の意…似てるようで相容れないキャラです…そして次回はジャグジャグによる大特訓、マガオロチも来るよ

「お前らを退屈から救いに消えやったぜ〜?一緒に夜明けのコーヒーでも飲みながらどうだ?」

「あ〜!六花ちゃん可愛いわねぇ…タマユラ姫ちゃんみたいに…ねぇ…ペロペロしてもいいかしら?」

「「帰って下さい、割とマジで」」

次回もお楽しみに
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