歪んだ正義は正義のヒーローになれるのか   作:暗愚魯鈍

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はい、前回登場したオリジナル(と化した)怪獣が出てきますよ!今回は原作でいう第7話策・略…それの六花さん同席バージョン兼アンチ君とのまともな会話…そう言えば裕太君と六花さんてアンチとまともな話をした事ないんだよなぁ…この小説では…アカネさんが家の中でアンチ君を入れてたから…

後今回グリッドマンが好きな人に分かるお店が出てきますが…分かるかな?まあこれが伏線になるか単なるサービスかはアニメの今後の展開によって変わりますが


第十八話 姉・妹シスターズ

「くそぅ!あんな偽者に負けるなんて!きぃぃぃ!!悔しい!」

 

「さきる!煩え!お客さんの迷惑だろうが!」

 

「あ!お父さんごめんなさい!……じゃなくて!ええい!中華屋の親父め!ここの料理が美味いからって!いやそうじゃなくて!今はあいつらのことだ!ああ思い出しただけでもムカつくぅぅぅ!」

 

問川…いなチェレーザは裕太と六花に負けてオーブリングNEOがなくした怒りを龍亭の二階の床を蹴っていると親父さんに怒られチェレーザはすみませんと謝ると再び怒り出し怪獣クリスタルが乗った盆を蹴飛ばし…あぁぁぁ!と叫ぶ

 

「ごめんね!ごめんね!嘘!嘘だから!……て、おんやぁ?…これは…」

 

問川が飛び散ったクリスタルを大慌てで拾い始め謝っていくと…一つのクリスタルを見つけニヤリとする…そのクリスタルには間抜けな目つきをしたトカゲが描かれ属性は虹…それを見たチェレーザは大声で笑う

 

「これだ!これで私はあいつらに勝ちオーブリングNEOを取り返せる!あははは!あははは「煩ぇってんだろうがこの馬鹿娘!」ぬわぁぁぁぁ!?ごめんなさい!ごめんなさい!すみませんでしたぁぁぁぁ!!?」

 

「この大馬鹿野郎が!帰ってくるたびニヤニヤ笑って!偶には店の手伝いもしながれ!」

 

チェレーザは先程より強く大きく笑い、そのせいで親父さんがフライパンを持って問川の部屋を思い切り開けてチェレーザはそれを見て土下座をした…どんな世界でも父親は強い、これ鉄則

 

 

「新条さんが怪獣を生み出している…そうか…だから新条さんは記憶を失ってなかったのか…単に異次元だから記憶の除去がされなかったと思ったが…そう言うことか」

 

「……嘘かと思うぐらい信じてる…これなら早く言った方が良かったね…」

 

「……そうだね…心配して損した…これならすぐに言うべきだったね…」

 

二人はアノシラスの話を将に隠す事なく伝えると、二人は将が信じないのではないかと思っていたが嘘だと思うほど将は二人を信じ自分が今まで疑問に思っていた事を解消させていく…もう早く話しておけば良かったなと二人が後悔するほどに

 

「おい内海、お前信じてるけど疑ったりしねえのか?」

 

「?何言ってるんですかボラーさん、俺は二人を信じてますから疑ったりしませんよ」

 

「「う、内海(君)」」

 

「……それに友達を疑うて本当に友達て呼べるんですか?隠し事は兎も角信じられないてのはちょっと…」

 

「「げふ!?」」

 

ボラーは信じていいのかと将に言うは将は友達の事を信じるのは当たり前と平然と言い、裕太と六花は目尻を抑えるが将の友達を疑う時点で友達じゃないと言う発言に二人はグサリと来て床に倒れる

 

「しかし新条さんが怪獣を作り出しているのは納得がいくとして…確か新条さんの心が怪獣を生み出すか…マイナスエネルギーや赤い球から生み出されたキングオブモンス、ホーの事例があるが…多分宇宙人が関係している可能性が高い…」

 

「つまり…その女の子の後ろに黒幕がいるてことかな?」

 

「そうすねヴィットさん、ウルトラシリーズでもよくある話ですが人の心を利用する、人の心が怪獣を作り出すて事がありますから…だが一番大事なのは新条さん以外にも敵がいる事…新条さんはその一人…こっち側は俺達だけ…かなりヤバイな…」

 

「だけど内海…俺は師匠…ジャグラーさんとあのグリッドマンに似た巨人は敵じゃないような気がするんだ…」

 

「私も…ジャグラーさんはよくて中立…あのグリッドマン擬きは味方だと思うの…」

 

将が様々な考察を立てる中、裕太と六花があのグリッドマンに似た巨人とジャグラー達は敵では無いと言うと将も頷く

 

「ああ、そうだろうな…だが敵が多いのも事実だし、まだ未確認の敵もいる可能性が高い…それにどうやって新条さんを助けるかが問題なんだが…多分新条さんは自分の意思で怪獣を作ってる、そして新条さんの腕は凄腕…これから作っていく怪獣も強くなる可能性が高い」

 

「…厄介だな…その才能は…我々でも対処出来ない可能性がある…「でも」…?」

 

「何故新条さんがこんな事をするのか?…これを解決できれば……助けられるかもしれない」

 

「…内海君はアカネを助けるつもりなんだね」

 

「……ああ…何でか分からないけど…助けなきゃ…いけない気がするんだ…本当に分からないけど」

 

マックスがアカネの怪獣を作る才能を厄介だと明言する…六花は将がアカネを助けるつもりなのかと聞くと将は頷く…暫く将は頭を抱えていたが…裕太と六花の方を向く

 

「……今日はこれくらいにしておくか…もう6時だぜ…これから新条さんについて考えよう…俺は晩御飯を作らなきゃいけないから」

 

「そっか…「あ、そうだ宝多」?」

 

「これ、ウルトラマンの雑誌なんだけど何か戦いの参考になるかもしれないからここに置いておくな…じゃまた明日」

 

将はそう言うと雑誌を六花に渡すとそのまま立ち去る…六花は雑誌を受け取るとどうしようと悩むがここで裕太が声をあげる

 

「しまった明日の宿題やってない!?六花宿題写させて!」

 

「いいけど…その宿題持ってるの?」

 

「あ……!ヤバイ家だ…!どうしよ…」

 

裕太は宿題をやってないと行って叫び始め、六花に写させてと懇願するが六花は今持ってるのと聞くと持ってないと裕太が頭を抱え六花は溜息を吐く

 

「はぁ…しょうがないなぁ…私が響君の家に行って教えてあげるよ」

 

「マジで!ありがとう!」

 

「そう言う事なんでキャリバーさん達に店番頼みますね…」

 

「う、うむ…分かった…」

 

六花は宿題を鞄の中に入れて裕太と一緒に裕太の家へと向かう…マックス達はそれを見て「付き合い始めたカップル」かとツッコミを心の中で入れる

 

 

「…新条さんが怪獣を…明日からどう言う風に接すればいいんだ…」

 

「将でもそう言う事で悩むのね…」

 

「当たり前だろ、俺だって人間なんだ…ん?」

 

将はバトルナイザーから呼び出したイリスと共に歩き、自宅へ帰ろうとしていると、ふと将の目にあるものが止まる…それはゴミ捨て場…正確に言うとゴミ捨て場を漁っている二人の少女だ…黒髪で和服を着た少女に金髪に制服の様な服を着た少女…その二人は美少女と言っても過言では無いのだろうが何故ゴミ捨て場を漁っているのか気になり将は二人に近づく

 

「…あの…そこで何を…?」

 

「「…………(ぐぎゅるるるる〜〜)」」

 

「この子達…お腹減ってるんじゃないの?」

 

二人は将に話しかけられても無表情かつ無反応で将を無視してゴミ捨て場を漁るが腹が鳴っていることからお腹が減っているとイリスは理解し将はカバンを漁る…偶然にも将のカバンに入っていたVチョコにあやかほし饅頭などと言った食べ物を二人に将が差し出すと二人はそれを奪うように手に取り、強引に袋や入れ物を破りモグモグと食べ始める…だがすぐに食べ終わったのか袋や入れ物を捨てると再びゴミ捨て場をあさり始める

 

「…ねぇ、お礼くらい言いなさいよ…折角将があげたのに…」

 

「「………………」」

 

「ねえ!貴方達話を聞いて……」

 

「……なぁ、お前らお腹減ってるなら…俺の家にきて飯でも食うか?」

 

「「………………!?」」

 

イリスは食べ物を貰ったのにお礼を言わない二人に若干怒るが二人は無視し、イリスが何か言うとすると将が二人に家にきて食べないかと誘い、二人はピクとして将を見る

 

「ちょっと将…こんな得体も知れない奴らを家にあげる気?もしかして将はロリコ…もしかして私もそう言う風な目で…」

 

「見てねえから安心しろ…どうだ?食べるか?こんな所で漁っててもいいもんなんてなさそうだしな…」

 

「「……………(コクコク)」」

 

イリスはロリコンなのかと将に聞くが将はそれを否定して二人は首を縦に動かすと将は笑いかけ自分の家へと案内する…イリスは不満げだったが将の判断なら仕方ないと渋々ながらついていく

 

 

裕太と六花はゆっくりと裕太の家へと歩き、マンションに辿り着くと、エレベーターがない為階段を使って四階まで行き、裕太の家である402号室の扉を開ける

 

「ただいま…まあ誰もいないけど…確か宿題は俺の部屋に…」

 

「早く写してよね…全く(ここが響君の部屋かぁ…)」

 

二人は家へ入ると六花はここが響君の家かあ〜と辺りを見ながら裕太の部屋に向かう…そして裕太が自分の部屋を開けて二人がその部屋に入ると

 

「おかえり二人共」

 

「…ん?……うわ!?新条さん!?」

 

「アカネ!?何でここに!?」

 

裕太のベットにアカネが座っており、裕太と六花はうわああと叫び声をあげる…アカネはそれを見て笑う

 

「あ、アカネ…どうやって響君の家に入ったの?」

 

「ん?…まあそんな事よりさ…私喉が渇いたから何か飲み物ない?」

 

「え…?それなら冷蔵庫にお茶があるはず…ちょっと待ってて…」

 

アカネは六花の質問に答えず飲み物を所望し裕太は冷蔵庫からお茶を取り出し、アカネに差し出すとアカネはキャップを開けてゴクゴクと飲みもう飲み足りたのかキャップを閉めて裕太に返す

 

「く、クーラーでもつけようか?」

 

「そ、そうだね暑いし…」

 

「いいよ、だって自分でやれるし…後、さっきの六花の問いだけど…この家に入れたのは私が…」

 

裕太と六花はこの気まずい空気から逃れようとクーラーをつけないかと提案しクーラーをつけようとするがリモコンが見つからず、いつの間にかアカネが持っていた

 

「「…神様…だから?」」

 

「…あ、知ってたんだ?…話が早いなぁ〜今日はね、二人に勧誘をしにきたんだ」

 

「……勧誘?」

 

「うん、そうだよ六花…ねえ二人共私の所に来ない?私…神様と一緒の方が楽しいよ?自分の好きなように出来るんだから。自分の好きなようにしたいんでしょ?だから…こっちに来ない?」

 

アカネは笑って二人に自分側へ来ないかと誘う…裕太と六花は目を見開くが頭を横に振る

 

「…ごめん、そっちにはいけない…」

 

「私も無理だよ…ごめんね」

 

「……どうして?」

 

「俺はこの街を守る…そして親友を裏切りたくないから…」

 

「私も…響君と同じ理由」

 

裕太と六花はアカネの仲間になれないと聞くとアカネは何処か残念そうな顔をしてはぁ〜と息を吐くと、ベットからアカネの姿が消え二人の背後にアカネが立っていた

 

「…私は友達じゃないの?」

 

「私はアカネの友達だよ…友達だから邪魔をするんだ…友達が悪い事をしてるのにそれを止めないなんて友達じゃないから」

 

「俺も…新条さんは友達だけど…怪獣を作るのなら止めなきゃならない…だからごめん」

 

「……そっか…ねえ、二人共送っててよ…もう遅いんだし…」

 

二人はアカネの事を友達と思っているがだとは思っているがアカネの方へは行かないと知るとアカネは残念そうな顔をして家まで送ってと言う

 

「でも俺宿題が…」

 

「それならもう私が書いておいてその机に置いておいたから早く行こ?」

 

「え…?あ、本当だ…全部書いてある」

 

こうして三人は裕太の家を出て裕太と六花でアカネを家まで送ることになった…三人が歩いていると六花が決意してアカネに尋ねる

 

「ねえ…アカネはどうやって怪獣を作り出してるの?」

 

「…お!知りたい?そっかぁ…じゃあ紹介してあげるよ…」

 

アカネはそう言うとスマホを取り出し誰かと電話して「早く来てねぇ〜」と言うとスマホをしまう

 

「すぐ来てくれるて…ねえもう遅いから皆でご飯でも食べようか…ほらこの店で」

 

「え…分かった…ママに言っておくね」

 

「…この店か…」

 

アカネは紹介したい人がいるからこの店で夜ご飯を食べてその人物を待とうと言い、二人は困惑しながらもその店に入る…その店の名前は「ギョウザモータース」

 

 

「「……………(ガツガツ、モグモグ、ムシャムシャ)」」

 

「て、手掴みで食べるのかよ」

 

「…行儀がなってないわね…それに子供みたいな食べ方…」

 

二人の少女は内海が出した料理を箸やスプーンなどを一切使わず手掴みで口の中に入れて食べる…黒髪の少女は小学校高学年、ピンク髪の少女は高校生くらいはありそうな見た目なのに食べ方はまるで幼子のように見えた…イリスはそんな二人を見て呆れる

 

「…良かったら…もっと作ろうか?」

 

「やめておきなさい、これ以上あげたら調子にのるわよ…」

 

「「…………………もういい」」

 

将はもっと出そうかと尋ねるがイリスがやめておけと言うと二人は皿にあった料理を平らげ満足げにプハと息を吐くと椅子から立ちそのまま将の家から出ようとするとイリスがおそらくは自分の触手であろう鞭を取り出し二人の目の前の床に叩きつけて二人の動きを止める

 

「ねえ…ありがとうございますぐらい言えないの?将にありがとうは?」

 

「「………………………」」

 

「ちょっと!ありがとうはて聞いて…「いいよイリス」…将」

 

「いいて…俺が勝手に招待して料理を振る舞ったんだから…礼を言われる筋合いはない…だけど…名前だけ教えてもらえるか?」

 

イリスが睨みつけても少女達は無視…イリスは声を荒げるが将がイリスの肩を持ち宥める…そして二人に名前を尋ねると二人は口を開く

 

「……ジエンドラ…バガンの姉…」

 

「…バガン……ジエンドラの妹…」

 

「し、姉妹だったのか…気づかなかった…でもそれて本名…て、おおい?もう帰るんですかい?」

 

その少女達…黒髪の少女はジエンドラ、金髪の少女はバガンと名乗ると二人が姉妹だった事に驚き、その名前は本名なのかと尋ねるが二人はそっぽを向いて玄関まで歩き扉を開けかけた所で将の方を向く

 

「「……………美味しかった」」

 

「……お、おう…」

 

二人はそう言うと玄関を閉めて外へ出て行き、将は慌てて扉を開いて外を見るが…その少女達はどこにもいなかった

 

 

「すみません!スイギョウザにギョウザダブル、ヤサイギョウザ、トリカワギョウザにチャーハンにカラアゲ、ハクサイキムチにヤサシイタケ、牛乳を全部で四人分下さい!」

 

「はいよ!」

 

((頼みすぎじゃない?しかと女子高校生が餃子て…))

 

アカネは餃子五種類に単品のオカズを注文し、二人は多過ぎないかと内心思う…そして注文した品がすぐに来る

 

「さ、食べよ!後から来る人達なんかほっといて」

 

「「うん…(毒とか入ってないよね…)」」

 

「龍亭て店でも良かったんだけど…あそこは問川がいるからさ…あいつ怪獣が殺したはずなのに生きてて気味が悪いから行けなかったんだよね」

 

「……確かに…そう言えばなんでアカネは問川を殺そうとしたの?」

 

アカネはスイギョウザを箸でつまみ、口の中にいれる…二人も毒が入ってないと信じてギョウザを口にする…普通に美味い…そして六花が何故問川を殺そうとしていたのかと聞くとアカネは平然と答える

 

「ほら、あの子達私の方にボール飛ばしてきたじゃん…マジないわ〜と思ってね、だから殺そうと思ったんだ…まあ内海君が止めてくれたから問川だけにしようと思ってね…私て優しい〜」

 

「…それだけ…?ねえアカネ…あなた本気で言ってる?だって、人が死んじゃったら悲しむ人が居る筈だよ…?家族とか友達とか…」

 

「そうだよ…新条さんは心が痛まないの?怪獣が殺したとはいえ…人を殺したんだよ?」

 

「う〜ん…全然痛まないね、だって六花や響君も虫を潰しても人殺しなんて思わないでしょ?怪獣だって人を殺したと思わず虫を潰したと思ってるはずじゃん?それと似たような感じ」

 

そのあまりにも軽い動機で人を殺そうとしたのかと二人が言うと、アカネは無邪気に笑う…まるで悪事というものを知らない子供の様に…玩具で遊んで飽きた遊び道具を壊したかの様に…それに二人は心底ゾッとした…これは悪事を悪事と理解していない子供だと…すると店の扉が開きそこからアンチとアレクシスが入って来る

 

「どうもどうも、アレクシス・ケリヴです…いやぁ遅れちゃたみたいだね」

 

「……!?…遅くなった」

 

「う、宇宙人…!?それにお前はあの時の…!?」

 

入ってきたアンチとアレクシスを見て驚く裕太と六花…アンチも何故グリッドマンの邪魔をしている(と思い込んでいる)人物がアカネと…?思っていたが黙ってアカネの横に座る…二人を睨みつけながら

 

「君達が裕太君に六花君か〜、君達の話はアカネ君から聞いてるよ…この餃子美味しそうだね〜」

 

「さっき六花が聞いたよね?どうやって怪獣を作るのかて?アレクシスが実体化させてくれてるんだよ、そしてこの子がアンチ君…グリッドマンと何度も引き分けてる怪獣だよ」

 

「……アカネ…何故こいつらがここにいる?」

 

「およ?知り合い?」

 

アカネはどうやって怪獣を生み出しているのかを説明すると、アンチは餃子を頬張りながら二人を睨みつけてアカネに話しかける

 

「こいつらはグリッドマンの妨害をしていると聞いたが?」

 

「え?何それ…違うよ、響君がグリッドマンに変身してるんだよ、六花は怪獣に」

 

「何!?…おいアレクシス!どう言うことだ!この二人がグリッドマンを呼び出せなくしてるんじゃないのか!?」

 

「……アレクシスどう言う意味?」

 

「いやぁ〜…アンチ君にこの二人を殺させようと思ってねぇ〜だってその方が楽だし、アンチ君は二人が妨害していると嘘を言って殺そうと私は考えた…て、オボ!?」

 

アンチが二人がグリッドマンとキングオブモンスの正体と知ると驚き、アレクシスの方を向く…そしてアレクシスは何食わぬ顔でサラッと言うがアカネが思い切りアレクシスの腹を蹴りアレクシスは後退する

 

「……何つまんないことしてるの?グリッドマンとキングオブモンス、ギャラクトロンは私のアンチ君が倒すんだから…ひ弱な人間なままの二人を殺したってつまんないでしょ…余計ことしないで」

 

「……すまなかったねぇ〜」

 

「……おい、あの時はすまなかった…お前らがグリッドマンの味方とは知らなかった…すまん」

 

「「い、いえ…誤解が解けたなら…」」

 

アカネはそう言ってアレクシスを睨むとアレクシスは謝罪する…そしてアンチは二人に頭を下げる…まさか自分達を殺そうとしていた人物…いな怪獣に謝られると思わなかった二人は面を喰らった気分になる

 

「全く…あ、もう全部食べちゃった…この店量が少ないなあ…また頼もうか?」

 

「え?…いいよこれ以上食べると口が臭くなるし…明日学校だし…六花もそうでしょ?」

 

「まあね…私的には牛乳のお代わりが欲しい…牛乳飲むとニンニクの匂いがしなくなるて知ってた響君?」

 

「そうなんだ!知らな「ピピピピピピ!!」…ん?」

 

アカネが何か喋ろうとすると裕太のプライマルアクセプターが光る…これが意味することは

 

「「怪獣!」」

 

「……ほえ?ちょっと待って…私じゃないよ?今日はそう言う日じゃないし…」

 

「また怪獣か!…新条さんご馳走様でした!」

 

「ご馳走様!」

 

裕太と六花は困惑するアカネとアンチに構わず外へ出る…そして何かを見て走り出す…アカネは晩御飯のお金を店長に渡し急いで外を見ると空には菱の実のような形に中央にエネルギー核の様な物を持ち、上部には大型の円錐が下部に小型の円錐の足の様な四つの足がある円盤が飛んでいた

 

「おや…始まったみたいだねぇ…」

 

「!?アレクシスどう言う意味…」

 

アレクシスが何か言ったかと思うとその場から姿を消しアカネとアンチはその場に立ち尽くした…

 

 

二人は絢に辿り着くとすでに待っていた将と新世紀中学生、ガイガン達が立ち尽くしていた

 

「裕太、宝多!エイリアンクラフト…UFOだ!宇宙人かもしれない!どんな攻撃をするかわからないから気をつけろ!」

 

「分かった!行くぞグリッドマン!」

 

『ああ!』

 

裕太はプライマルアクセプターをかかげ、六花はジャイロを取り出し将はバトルナイザーを持つ

 

「アクセス・フラッシュ!」

 

「セレクト!クリスタル!」

 

【変身!キングオブモンス!】

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーークウウウゥゥゥゥ!ーーー

 

六花と裕太は変身し、将はバトルナイザーからイリスを召喚し円盤の近くに現れるが円盤は何も攻撃してこない…イリスはそれを訝しむが超音波メスを円盤に放つと円盤は避ける事をせずそのまま爆発する…

 

『……え?これでおしまい?』

 

「…おかしい…あの円盤に意志を感じない…丸でロボットみたいだ」

 

『でも倒したのかな?』

 

(!?グリッドマン!後ろだ!)

 

呆気なく破壊された円盤を見て六花と裕太はこれでおしまいと拍子抜けし、グリッドマンは円盤に意志を感じないと言うと倒したはずの円盤のエネルギー核がグリッドマンの上空に現れ再び円盤を形成しイリスはそれをグリッドマンに伝えると円盤は尖っている先端をグリッドマン達に向けて超高速移動で動きグリッドマンとキングオブモンス、イリスはそれを避ける…が稲妻の如く軌道を変えてグリッドマン達を攻撃する

 

「く!速い!?」

 

ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!?ーーー

 

(く…舐めるなよ!)

 

グリッドマン達はグリッドビームや超音波メス、クレメイトビームを何度も円盤に放ちその度円盤は破壊されるがその度に復活し、エネルギー核からビームを放ち三人を攻撃する…倒しても何度でも蘇るという円盤を前に三人はダメージは喰らわなくてもエネルギーが確実に削れていく

 

 

「アレクシス!あれはどう言う事!?」

 

『やあ、おかえり二人共…あれは私が作った怪獣でね…いや正確には私が作った怪獣が作った怪獣と言うべきかな?』

 

「どう言う事だ!何故お前が作る?!グリッドマンを倒すのは俺達の筈だ!」

 

アカネは自宅の二階に上がり部屋に入ると同時にアレクシスを怒鳴りつけアレクシスは隠しもせずあの怪獣は自分の怪獣が作った怪獣と暴露する

 

『だって君達グリッドマンに憎しみがないんだもの』

 

「え?」

 

「何!?」

 

『憎しみがあれば強い怪獣が作れるからね…でも君達はグリッドマンに勝つと言うやる気だけ…だから君達に頼らず作らせてみたよ…て、うお!?」

 

「「余計な事するな!」」

 

二人はアレクシスがいるパソコンを殴りつけ、パソコンの画面に亀裂が入りアレクシスの姿が消える…パソコンを破壊した事で画面に映り出せなくなったようだ…二人は余計な事をしたアレクシスのパソコンを床に叩きつけるとドローンを通じてアイパッドで円盤とグリッドマン達の戦いを見る

 

 

「グリッドビーム!!……ダメだ!やはり復活してしまう!」

 

『これじゃあ倒せないよ!響君!いい案ない!?』

 

『ないよ!内海!いい案はない!?』

 

「…待ってろ…ボラーさんの遠距離攻撃はダメ…キャリバーさんやマックスさんも…誰か飛べる人は来ませんか?」

 

グリッドマン達は数十回以上は円盤を破壊するが円盤はその度蘇る…流石のグリッドマン達も仕掛けがあると気づき、将は誰が適任かと考察するとボラーが叫ぶ

 

「いるぜ!ここに空を飛べる奴がな!」

 

「それだ!空を飛べ相手のことをスキャンできる奴がいる!」

 

「…名案だ……」

 

「……………………」

 

「いやお前に言ってんだよヴィット!」

 

「あ、俺?…はいはい…じゃあ行くか」

 

ボラー達がヴィットを見るがヴィットは欠伸をしながらコーヒーを飲みボラーがお前だと指を指すと漸く自分のことだと気づき、ヴィットは立ち上がりジャンクの前に立つとデアボリックもじゃあ僕も行くかぁ〜と言って立ち上がる

 

「じゃあお前も頼むぜギャラクトロン!」

 

「アクセスコード…スカイヴィッター」

 

「認証コード「デアボリック」【ギャラクトロンジュエリックアサルト】起動!」

 

ーーーキィオォオォン!ーーー

 

新たにギャラクトロンが現れデアボリックと即座に融合しギャラクトロンジュエリックアサルトに変化しスカイヴィッターが飛んで来る

 

『悪い!遅れたグリッドマン!』

 

「ヴィットか!合体するぞ!」

 

『私も!抱くは劔!万物を斬り裂く千剣!』

 

【キングオブモンス ディルムッド!】

 

ヴィットは機関砲やレーザーを放ち円盤を妨害し、グリッドマンはジャンプしてスカイヴィッターと合体し大空合体超人スカイグリッドマンに変身し、そしてキングオブモンスはカミソリデマーガをジャイロにセットしてキングオブモンス ディルムッドに変身する

 

『飛ぶぞ二人共!』

 

『うん!マッハ10のスピードを見せてあげる!』

 

(ふ…私も中々の速さだ…ついてこれるか?)

 

【私は速さに自信がないので援護射撃をさせてもらおう】

 

グリッドマンはジェットを起動させ空を飛び、キングオブモンスとイリスは翼を広げ空を飛ぶ…円盤はそれを追いかけるがギャラクトロンが右腕のアサルトアームから光弾を放ち円盤はそれを避けつつ三人を追う

 

『ラッキースモールスクリーン!』

 

グリッドマンはスラスターから煙幕を放ち円盤をスキャンすると円盤を操る糸を発見する

 

「糸!あれは操り人形か!上へ行くぞイリス!キングオブモンス!」

 

ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー

 

ーーークウウウゥゥゥゥ!ーーー

 

三人はそれを知ると更に上空へと向けて上昇し円盤はそれを追いかけようとするがギャラクトロンが光弾を撃って妨害する…そして三人が上空へと辿り着くと糸を使って円盤を操る角を生やした黒と銀色の巨人が横たわって空中に浮かんでいた…これがあの円盤を操る怪獣…幽愁暗恨怪獣 ヂリバーがいた

 

「見つけたぞ!ギャラクトロン!もうその円盤は倒していい!」

 

【了解、ギャラクトロンキャノン発射】

 

ギャラクトロンはエネルギーをチャージした後、円盤に向かって極太のレーザーを放ち円盤はそのまま爆散する…もうヂリバーは見つかったから意味がないと知ったのか円盤を復活させずそのままグリッドマン達を見つめる

 

「一気に決めるぞ!グリッド……『待って』!何だ六花!」

 

『あそこに…女の子達が…!』

 

『え!?』

 

そうヂリバーの背中に誰か乗っていた…二人の人影が見え将もジャンクから送られてくる映像でそれを確認すると目を見開く…その少女はジエンドラとバガンだ

 

「……今日の…姉妹?」

 

(貴様ら…何故怪獣の背にいるのだ…?)

 

「「………………………」」

 

イリスが二人…ジエンドラとバガンにそう言うが二人は無視し…二人は口を開ける…そして

 

「「ああああああああ!!」」

 

二人の少女は大絶叫すると赤い光を纏い目を赤く光らせ、その禍々しい光がヂリバーから離れヂリバーの左右に二体の怪獣が現れる…その怪獣達は両者とも翼がないのに空を浮いていた

 

「な……!?どう言う事だ!?少女達が怪獣に!?」

 

現れた怪獣は赤い怪獣の首に青い怪獣の首…フレムラーとブリザラーの二つの首を持ち、ギラルスの腹部に右腕はバギラと呼ばれる怪獣の刃に顔が付き、左腕はバモラに背中の角はマグネガウスと呼ばれる怪獣の意匠が組み込まれた怪獣…かつてグリッドマンが記憶を失う前に倒した怪獣達を複合して生まれた克伐怨欲怪獣 ジエンドラに、もう一体は黒い体に毒々しい赤が混ざり合った体色に悪魔の如き巨体に天を貫くような黄金の中央の一本角に左右に小さめの黄金の双角が生えた筋骨隆々と言うべき体をし、三形態に変化出来る怪獣…雲蒸竜変怪獣 バガン 龍神獣形態が現れる…この二体はアンチと同じAIが組み込まれた怪獣でありグリッドマン、ギャラクトロン、キングオブモンスを殺す為に生まれた怪獣だ

 

「グリッドマン……貴方は私達が殺す!」

 

「…死ね…グリッドマン…!」

 

ジエンドラはフレムラーとブリザラーの首から冷凍ガスと火炎を吐き、バガンは龍神獣形態から霊神獣形態へと変え翼の様な部分から白い翼…まるで天使の様な白く輝く翼を展開し翼を羽ばたかせ羽を飛ばし口から放つホワイトストームを放ちグリッドマンとキングオブモンス、イリスに命中させ三人は避ける間も無くそれに当たり墜落していく

 

『『うわあああぁぁぁぁぁ!!?』』

 

ーーークウウウゥゥゥゥ!!?ーーー

 

「な!?不味いギャラクトロン!魔法陣で助けるんだ!」

 

【……わかった】

 

墜落した三人は叫びながら地面へと落下するが将がギャラクトロンに三人が地面に落ちる前に魔法陣を展開し三人を受け止めるよう指示し三人を魔法陣で受け止める、三人は無事魔法陣から降りるとギャラクトロンに頭を下げる…そしてヂリバーを引き連れてジエンドラとバガンが降りてくる…

 

「く…なんて奴等なんだ…」

 

『俺との合体じゃあ倒すのは厳しいかもね…どうするグリッドマン?』

 

ヂリバーは大した力は無さそうだがジエンドラとバガンが強いと四人は集まって身構えているとジエンドラがバギラの右腕を振り上げ、何と仲間である筈のヂリバーに向かって振り下ろしヂリバーは真っ二つに斬られて爆散する…それを見て驚くグリッドマン達

 

「な!?仲間じゃないのか!?」

 

「……仲間じゃない、私とジエンドラが作った…いわばグリッドマン達をおびき寄せるための餌…もう用はないし邪魔だから斬った…」

 

「それに…仲間ならこうして呼び出せる…」

 

バガンはそう素っ気なく言うとジエンドラがギラルスの口を開きそこから時計が出現しジエンドラ達の目の前に二つの時計の様な模様が現れそこから怪獣が現れる

 

ーーーグルグル…ゴロゴロ!ーーー

 

ーーーピュィィィィィィィッ!ーーー

 

『え!?今まで倒して来た怪獣が…蘇った!?』

 

「嘘!?デバダダンにゴングリーが蘇った!?」

 

そう倒した筈のデバダダン、ゴングリーが蘇る…そう彼等は再生怪獣…ジエンドラの力により蘇ったのだ…それを見たアカネは驚き、アンチは自分の同胞が知らない怪獣にコキ使わされているように見えて不快に思う…デバダダンにゴングリーは咆哮すると音を立ててグリッドマンとキングオブモンスに突進しグリッドマンとキングオブモンスはゴングリーにグリッドビームを当て、両腕の剣でデバダダンを斬り裂く…攻撃を受け二体は爆発したのだが…

 

「無駄…全ては巻き戻る」

 

ーーーピュィィィィィィィッ!ーーー

 

ーーーグルグル…ゴロゴロ!ーーー

 

「何!?また…復活しただと!?」

 

ギラルスの顔の目を光らせると時計の模様が現れ針が逆回転すると何と倒した筈のデバダダンとゴングリーは再び蘇ってしまう…これがジエンドラの能力なのだろうか?

 

「何度でも蘇る怪獣に圧倒的力を持つ怪獣…不味いな…」

 

将はそう思考すると僅かに焦り始める……するとバガンが純白の羽を羽ばたかせ空に飛翔するとクルリと翼を使って一回転し…翼に当たった月光がレーザーとなりグリッドマン達を襲う

 

『え!?光が……レーザーに!?光を…別の存在に変えた!?』

 

そうこの白き翼の能力は『物質の変換』…【この世界】のみありとあらゆる物質を自分の思うように作り変えると言う力を持つ…だがバガンの能力はこれだけでなく、バガンは純白の翼を展開する霊神獣形態から魔神獣形態へと変化し、純白の翼から禍々しい黒い竜巻の様な翼へと変化させる

 

ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー

 

「……バガンを上へ、雷を下に」

 

キングオブモンスがバルバリボールマキシマムをバガンに放つがバガンはそう呟くとバルバリボールはバガンに当たる直前に霧散してしまう

 

『嘘!?攻撃が…消えた!?』

 

ーーーグルルオオオォォォ!?ヴェエエェェッ!?ーーー

 

そうこれこそが黒き翼の能力『万物の優先』…【この世界】のみ自分を含めたありとあらゆる物の優先順位…例えば人体は刃物で切られる…などと言った当たり前な常識をひっくり返す…敵の攻撃を下とすればその攻撃は届かず、自分の攻撃を上とすればどんなに防御力が高かろうが御構い無しに攻撃が通用する…そんな能力をバガンは持つのだ…だが人類が生み出した核の災害たる怪獣とそれを上回る強さを持つ金色の龍王の力を持つ龍形態をまだ披露していない…それはジエンドラも同じでまだ時間操作の真髄を見せておらずまだまだ能力を隠している…

 

「「宣言する……私達は…お前達……グリッドマン、ギャラクトロン、イリス、キングオブモンスを必ず抹殺する…それが私達の使命、そして天命」」

 

ーーーグルグル…ゴロゴロ!ーーー

 

ーーーピュィィィィィィィッ!ーーー

 

『『く………!だけど…俺(私)逹は決して逃げ出したりしない!』』

 

ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー

 

「そうだ!私達は負けられないんだ!この世界を守るために!」

 

ーーーキィオォオォン!ーーー

 

ーーークウウウゥゥゥゥ!ーーー

 

ジエンドラとバガンはそう宣言しゴングリーとデバダダンも頷くように咆哮する…だがグリッドマンとギャラクトロン逹は相手を強く睨みつける、果たしてこの勝負の行方はどうなるのか?

 

 




ヂリバー…ごめん、お前をどう活躍していいか分からないからこんな結果になった…不甲斐ない作者で許してくれ…

バガンさん…君は何処の小麦粉使う神の右席とレベル5の冷蔵庫か何か?(設定した作者が言うな)…ジエンドラはかなり普通…時間の巻き戻しが使えるだけで…メカギラルスにそんな能力はねえよ!(確かに時間を狂わせたけども)…さて再生怪獣達も現れどうなる次回?

後風邪を引いたので次回の投稿は不明ですが…すぐに治ると思うので待ってて下さいね…あ、風邪と言っても咳は出ませんし、喉も痛くない、鼻水もでない、熱がちょこっとあるぐらいです…でも小説は書けますし感想も返信できるのでいつもの変わらぬ対応をお願いします
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