さてタイトルを見ればわかるかもしれませんが…ギドラ最強のあいつが出てきます…まあ皆さんが考えている登場ではありませんが…因みにいうのを忘れてましたがモスラとバトラはアニゴジの方のモスラとバトラです、あのゴジラでも二人掛かりながら勝てると言われた方です
因みに天帝と言うのは天上の最高神を意味する語であり、天地や宇宙、万物を支配する神、造物主を意味する言葉です
ブラックホールがツツジ台の建物を破壊し、その重力場で引き寄せ建物を集めブラックホールが瓦礫で見えなくなり、段々七芒星の形になっていく…そんな歪な空中に浮かぶ瓦礫の塊をグランドギドラは一瞥する
《……祭壇もそろそろ完成するな…さて…私もそろそろ極上の餌を頂くとするか…》
グランドギドラはそう言うと絢の前まで移動する…すると将達も店から飛び出して、現れたグランドギドラを睨みつける
《そう睨みつけるな、今の貴様らでは私には勝てんよ…それより私が用があるのは貴様だ》
「……俺?」
《そうだ…私は神を名乗っているが実在はギドラとか言う神が私の体を乗っ取ろうとした時に逆に乗っ取ったから神となった…そのギドラの力の中に英雄を供物として喰らえば完全な姿で顕現できると言う力があってな…私はその英雄を喰らえば強くなれるのだよ》
「……え、いや俺英雄じゃないんですけど…戦闘でも何も役に立ってないし…」
《…英雄とはギドラの主観で決める…私が英雄と思えばそれでいいのだ…つまり君を供物として食べたいと言う私の願望そのものだ》
グランドギドラは自分が神になった経緯を語ると将の方を向いて君(英雄)を食べたいと呟くと将が放心する…まさか怪獣に面を向かって食べたいと呼ばれるとは思わなかったらしい
《…私はな、貴様のような人間達をもっと食べて強くならねばならぬ理由がある、残念だが全員捕食させてもらうぞ》
「理由て何だよ…まあ自称神様が望む願いなんて大したもんじゃ《妻を生き返らせる》…へ?妻…妻ってあの結婚するあれだよな?」
《……そうなる》
グランドギドラは人間達を殺してでも叶えたい願いがあると言うと、ボラーがどうせ大した願いじゃないとグランドギドラを睨みつけながら言うがグランドギドラは真剣な声で妻を生き返らせると言うと全員が目を丸くする
「え?何お前奥さんいんの?怪獣の癖に?」
「いやボラーさん、シーモンスとシーゴラスて前例がありますし…」
「いや!そうじゃなくてさ!この怪獣に奥さんがいること自体おかしいだろ!?どうせ妻て奴もロクでもないん《おい小僧》…!?」
《我が妻を侮辱するか?……殺すぞ?この世のありとあらゆる絶望を与えじわじわといたぶり殺してやる》
ボラーが怪獣のくせに結婚してんの?と乱心するが将がよくあることと冷静に言うがボラーは騒ぎ立てその中の言葉にグランドギドラの逆鱗に触れる言葉を言ってしまいグランドギドラがブチギレてしまう…全員がその殺気に触れられ固まる
「わ、悪かなったな…そんなつもりはなかったんだ」
《……次言えば命はないと思え…我が妻レオに対する侮辱は許さぬ……話を戻そう、私は人間共を喰らいさらなる力を手に入れ妻を取り戻す…つまり時間を逆行したい》
「……タイムリープか…その為に俺や他の人を食うのか」
《そうだ、それ以外に理由などない、それだけが目的だ…もう一度妻に会いたい…それすらも願ってはいけないのか?なら私はその願いを邪魔する者を皆殺しにし、幻想を現実へと変える、妻の死などと言うくだらない幻想を打ち壊し、私のハッピーエンドへと変える…それが私の理想だよ》
グランドギドラは自分の妻を生き返られる為なら、その前に立ち塞がる障害を壊してでも願いを叶えると言う強い意志を宿した眼で将達を見る…それは歪んだ幻想だ、彼は自分の幸せの為に万人を不幸にするのだから、実に自分勝手…故に迷いはない…例え全世界…いや全宇宙を敵に回しても彼は止まらないだろう…それだけの強い意志が彼を支配しているのだから
《まずは邪魔な守護神を倒さねば…まあ気になるのは…貴様だ内海 将…貴様の中にいる人物は…誰だ?》
「……いや、質問の意味がわかんないんですが…」
《……貴様という存在の裏側にいる…つまり貴様の中にいる存在の事だ……まさか…気づいていないのか?…いやそれだけではない…貴様…そうか、記憶がないのか…》
グランドギドラはいきなり内海の中にいる存在について言及し、ガイガン達以外が何言ってんだこいつ?みたいな顔をするがガイガン達は顔をぴくっとさせる
「いや記憶がないと申されましても俺は全然記憶がありますし…何言ってんだあんた?」
「…え、内海君て着ぐるみだったの?」
「いや俺は人間だよ、普通の何処にでもいる平凡な男子高校生だ…だからチャックを探そうとするな…裕太もな」
《…平凡…か、それに一番程遠い奴がそうほざくか…まあ貴様の中の人物は食べればわかるか…》
グランドギドラの言葉を真に受けた六花と裕太が将の後ろを弄り始め、将が二人に拳骨を入れる…グランドギドラはまあ食べればわかるかと言ってその長い首を将に近づけていく…が、ふとそれをやめ別の方角を見る…将達もグランドギドラが見ている方向を向くとそこには黒いコートを着た男性がグランドギドラを見ていた
《ガタノゾーアか…星の守護神にして管理者…別の星の電子の箱庭まで来るとは暇なものだな》
「が、ガタノゾーア…?あのティガの?」
「……ああ…僕としては…めんどくさい…だが星の危機を放置するほど僕はめんどくさがりでは…ない」
ガタノゾーアと呼ばれた男性を将は驚きの目で見て、ガタノゾーアはブツブツと呟きグランドギドラに近づいて行く…その足取りはおぼつかない…そしてグランドギドラの前に来るとグランドギドラに無表情な顔を向ける
「星の守護者として……僕は君を…排除する」
《…は、私は貴様らを殺す為に何百年も月日を重ねてきた…ただ呆然と生きているだけの貴様らとは違う》
「………やはり…君は僕らの事が嫌いか…君の妻が守護神に…選ばれなかったから…」
《ああ、嫌いだ、あれ程地球を守っていた妻が…何故守護神になれぬ?なっていれば…再び会えただろう…その八つ当たりに貴様らを殺す》
ガタノゾーアとグランドギドラは顔を見合わせて言葉を重ねる、グランドギドラは妻が守護神になれなかった八つ当たりに守護神達を殺すと宣言しガタノゾーアは無表情な顔で頷く…グランドギドラは言いたいことを言い切ったのか翼を広げ七芒星の祭壇に飛んで行く…今は殺さないということなのか、ガタノゾーアが仲間を呼ぶまで何もしない気なのかはわからない
「…………」
「おい待てよおっさん、どう言うことなのか説明させてもらうぞ」
「……残念だが私達は彼を排除せねばならない…故に君に構っている暇はない」
ボラーがガタノゾーアの首筋にナイフを突きつけ、ガタノゾーアに説明を求めるがガタノゾーアは構わず歩き出す…ナイフが彼の首筋に当たるが彼の首は傷を負う事はなかった
「待ってくれ、あんたは本当にティガの邪神 ガタノゾーアなのか!?」
「……そうだ…かつて光の巨人と地球人の混ざり物となった人間だった者達を殺そうとした…邪神…星が生んだ星の管理者、調整者…侵略者たる巨人から仲間(怪獣)を救おうとした怪獣…それが僕…」
「侵略て…よくわからないけどウルトラマンて正義の味方なんじゃあ…」
「彼らにとっての正義が…必ずしも善とは…限らない…同じ星に住む命(怪獣)を彼らの善悪の物差しで勝手に…殺され…彼等の正義を…押し付け、地球人と交わる…それは侵略と…言っても過言ではない…彼等に侵略の意がない分…タチが悪い…」
「……一方的な…正義か…」
ガタノゾーアが語る善悪、確かに人間にとって怪獣は驚異だろう、だがそれは人間の自然界で言う食物連鎖に他ならない、人間だって動物を殺し食べる、怪獣達は人間を殺して食べる…怪獣の方が人間より食物連鎖のピラミッドの上というだけの話…それを巨人が一方的に怪獣を悪と決めつけ怪獣を殺す、それが彼等の(押し付け的な)正義、そして光の巨人と混じり合った地球人は人間たるのか?いなもうそれは地球人(人間)ではない、それがガタノゾーアの答え…人類を消滅することで地球を正しい形に戻す、それが守護神という怪獣なのだ
「…人間達にとって怪獣は悪…なのかもしれない…だが怪獣にとって巨人は害悪そのものだ…故に僕は人間達を滅ぼそうとした、ギジェラを使い快楽の夢へと誘い…シャドウミストで殺す…これがせめてもの情だった…苦しまずに死ねる人類への…神としての…贈り物」
「……あんたはまたこの世界を滅ぼすのか?」
「……君達が人間であり続ける限り…殺さない…だが…君のように…人間から逸脱した場合は…分からないが…今は…壊さない…この箱庭は」
ガタノゾーアは自分が人類を滅ぼそうとした経緯を伝えた後、何処かへ去ろうとするが将がまたこの星も滅ぼすつもりなのかと尋ねる、ガタノゾーアは人間が人間のままでいるならば手を出さないと伝えるが、ジロと将を…正確には将の中の人物を見た後、黒い霧に包まれてガタノゾーアは消えた
「…不気味だな…何言ってるかも分からないし……まああの三つ首野郎と潰しあってくれれば…俺的にはいいんだかな」
「…彼の話を聞く限り、巨人は無自覚な侵略者だったのか…なら我々も…アレクシスと呼ばれる宇宙人と同じ…侵略者なのか」
「……ウチらにはそんな気持ちはないけど…他人から見たらそうなのかもね…」
ボラーはガタノゾーアの不気味さを感じつつもグランドギドラと潰し合ってくれればいいと呟き、マックスはガタノゾーアの話を聞いて自分達もアレクシスと変わらないのでは?と考え、ヴィットもそれに同意する…その言葉を誰も否定する事はなかった
「…集まったな」
「ええ、行きましょう」
「イリスも頑張ったのですー、ですから私も頑張らなくてはー」
ガタノゾーアは黒い霧から姿を現し、待っていたガメラとミズノエリュウが返事をし、三人は擬人化を解除し本来の姿…ガタノゾーアは目が口の下にあるという逆さまの顔に巨大な巻貝から万物を裂くハサミや無限とも言える触手が生えた怪獣…邪神 ガタノゾーアと巨大な甲羅を持つ鬼神…いな亀神とも言うべき亀の如き怪獣…大怪獣 ガメラに、威厳ある顔の額には青く輝く玉が付いており、その怪獣の尻尾は何と八本の龍と言う神秘的な姿をした怪獣…地帝大怪獣 ミズノエリュウとなり、人がいなくなった街中に現れ、その瞬間時空が歪み他の守護神達も現れる
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ!ーーー
ーーーキュオオオオォォォォォォン!ーーー
ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー
その三体の咆哮に続くように六体の怪獣達も咆哮をあげ上空を眺める…そして上空よりグランドギドラが飛来しグランドギドラは地に立つ
《守護神共が雁首揃えか…私を余程危険と判断したと見える…これでは私でも勝てるか分からんな…》
「……最後の警告だ…この地から去れ…君がもう二度と侵略しないのであれば…見逃そう」
《……もう私は止まらない…止まれないんだよ!妻を助ける為に!過去に戻る為に!そしてあの闇の巨人を殺す為に!人間を喰らってもっと!もっと強くならねばならぬ!故に貴様らを殺し!私は妻を…レオに会う!》
グランドギドラがそう宣言すると守護神達は悲しそうに眼を瞑るが、守護神達も覚悟を決めグランドギドラを殺す為にエネルギーを高め、呉爾羅とコダラーが咆哮をあげながら突進する
ーーーアンギャアアアァァァオオオオォォォォン!ーーー
ーーーグゲェェェェ!ーーー
呉爾羅がその鈍重な見た目からは想像出来ない速さで動く…まさかの大股歩きでこのスピードが出せるとはグランドギドラも思わなかったのか動きを一旦止めてしまい、呉爾羅が地面を蹴り空中へとジャンプし飛び蹴りをグランドギドラの腹部に決め、グランドギドラが吹き飛ばされる…が重力を使い自分を無理矢理停止させ右の首から引力光線を放ち呉爾羅を狙うが呉爾羅はそれを避け、避けた先にコダラーが待ち構え引力光線を受け止め体に吸収し…そして
ーーーグゲェェェェ!ーーー
《な!?…く!》
引力光線を二倍にして反射しグランドギドラに向けて放ち、グランドギドラは翼を広げ空へと飛翔することで引力光線を避ける…コダラーの光線や弾丸をも吸収し二倍にして反射する能力をグランドギドラは舌打ちし上空から反重力光線を放ち呉爾羅は俊敏な動きで避け、コダラーは手や眼から電球を放ちグランドギドラの反重力光線と撃ち合う
ーーーギャオオォォォ!ーーー
ーーーキュイイイイィィィィン!ーーー
《…天魔神にゴジラを模した機械か…援護射撃で私を撃ち墜とそうなどと思っているのか?》
そんなグランドギドラにレーザー光線と光線が飛んできてグランドギドラはバリアを張って防ぐ…攻撃を放ったのはシラリーと3式機龍、シラリーは両腕からレーザー光線を、機龍は両腕の0式レールガンや口腔内にある二連小型メーサー砲から光線を放ちグランドギドラを狙い撃ちにする、当然グランドギドラはバリアで防ぐが突如背中に痛みを感じ、グランドギドラが左首を後ろへ振り向かせると
ーーーピアァァァァァ!ーーー
ーーーガァァァァァ!ーーー
《ち…我が妻レオに似た怪獣…モスラとバトラ…最強の夫婦たる守護神か…小賢しい》
グランドギドラに攻撃を仕掛けたのは夫婦たる守護神モスラ&バトラ、かつてガイガンやメカゴジラと同じ世界では夫婦が上手く戦えばゴジラを殺せると呼ばれた、または一体でもゴジラと互角に戦える実力を誇る神獣とされ死後守護神となった二体は生きている時は出来なかった協力して戦うというのをグランドギドラに行い、二人は協力プレイで空を自由に飛行しグランドギドラに攻撃を加える、グランドギドラも引力光線や重力子を収縮させ小型のブラックホールを形成しそれをモスラとバトラに放つも二体は器用に避ける
ーーーピアァァァァァ!ーーー
ーーーガァァァァァ!ーーー
《く…羽虫が!図に乗るな!》
モスラが撒き散らした鱗粉で引力光線の軌道を曲げグランドギドラに跳ね返そうとするがグランドギドラに当たる直前で捻じ曲がり、バトラがプリズム光線を放ちグランドギドラはそれをバリアを張ったり避けたりして回避するが避けたプリズム光線が鱗粉によって反射しグランドギドラに迫るが反重力光線で相殺するが、モスラ達に意識を向けていた所為でシラリーと機龍の砲撃に対処できず体に命中しグランドギドラは苦しげな声をあげる
《ぐ……!貴様ら…!》
ーーーキュオオオオォォォォォォン!ーーー
ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー
グランドギドラが憎々しげに機龍達を睨みつけるが、ミズノエリュウが八本の尻尾の龍から放つ電撃 八頭激衝光とガメラがハイ・プラズマを放ち、グランドギドラはバリアを張るが二体の攻撃はバリアを破壊しグランドギドラの身体に傷を負わす
《く…!》
「おお!あいつら数で押してるとはいえあの三つ首野郎を押してやがる!」
「これはいけるんじゃないかな!?」
「……(おかしい…あまりにも…呆気なさ過ぎる…あれだけ強かったのに…気のせいだといいんだが…)」
将達はメカゴジラが作ったドローンとパソコンを連動させてグランドギドラと守護神の戦いを見ており、ボラーとデアボリックが守護神達が優勢なのを見て大喜びする中、将がこんなに呆気ないのものなのかと不安を感じる…グランドギドラは必死に抵抗するが守護神達は怒涛の攻撃を行い、グランドギドラは自分の攻撃を捻じ曲げたり攻撃をすり抜ける能力を使わずに劣勢にいた
「知っていますよ、黄金の終焉たる能力は本来観測者なる者がいてこそ発揮する物…ですが貴方は自身を観測者とし能力を使用する…ただし全てはゲマトロン演算で補い、演算をすることにより能力が発動出来る」
「つまり演算を行わさせない程、苛烈な攻撃を行えば貴方の思考は能力の使用ができないー、しかも我々の様な歪な存在の攻撃を理解して演算を行うなど不可能でしょうねー」
《…見抜いていたか…全く…何が神だ…こんな能力…使えないにも程があるな…だが能力を封じたぐらいで…調子に乗るな!》
ミズノエリュウとガメラがグランドギドラの光線を捻じ曲げたり攻撃をすり抜けるのもゲマトロン演算を行わなければ使用できないと言う弱点がある…同時にゲマとろん演算で行う未来予測も使えない為、守護神達は優位に戦いを進めるがグランドギドラはそれがどうしたと言わんばかりに重力場を作り出し、ガタノゾーア達を地面に重力で押し潰して沈没させる、勿論飛んでいたモスラとバトラも地面に押し潰される
ーーーピアァァァァァ!?ーーー
ーーーガァァァァァ!?ーーー
《これしきで私が止まると思うな!》
重力で押し潰したモスラとバトラに引力光線を放ち二体に当たって爆発を起こす、更にシラリーと機龍には反重力光線を頭上から放ち雨の様に二体に当てて機龍は全身から火花を散らし、シラリーはそれを吸収するが自分にはコダラーと違い反射する力はない為エネルギーに変えるがこのままでは攻撃ができないのでパンクしてしまうと焦り始める…がガメラが重力に押し付けられながらも動き、右腕に炎を纏うバニシング・フィストを発動し、腕部がウミガメのヒレのようなブレード状に変形させ、上空にいるグランドギドラへ足を甲羅に引っ込めて高速回転しながらグランドギドラへと向かっていく
「と、飛んだ!?亀が飛んだ!?」
「しかも回転しながら…!?それにあの炎の腕の所為で火炎車みたいに…!?」
(…あれがガメラだ…私を殺した…憎むべき敵にして…子供を守る怪獣)
「……あれが…ガメラ…」
裕太と六花がガメラが飛んだのを見て目を丸くして驚く中、イリスがバトルナイザー越しに将にあれがガメラだと教え将はガメラの動きを見る…ガメラは重力場を無視したかの様な動きでグランドギドラに迫り、グランドギドラは重力を強めるがガメラの動きは止まらず引力光線が放たれ身体に命中しても高速回転したガメラは止まらずそのままバニシング・フィストをグランドギドラの右の首に手刀の如く斬りつけ高速回転の勢いを活かしてそのまま右首を切断し、切断された右首が宙を舞い地面に落ちた
《ぬ…ぬおおおおお!!?》
ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー
ーーーキュオオオオォォォォォォン!ーーー
苦しげな悲鳴をあげるグランドギドラにガメラが咆哮をあげると、ミズノエリュウが口から水圧レーザーを放ちグランドギドラの腹部に穴を開ける…そしてグランドギドラが痛みの所為で重力場を消してしまい、自由になったモスラとバトラが空へ向け飛翔し、グランドギドラに突進してグランドギドラの両翼を切り裂きグランドギドラはバランスを崩し地面に落ちていく
「これはやったか!?」
「いやまだだろう…だがこのままなら怪獣達が勝つ!」
マックスとメカゴジラは守護神達が優勢なのを見て勝てると宣言し、ヴィットとギルバリスも「勝った」とでも言いたげな顔をするが、ガイガンとキャリバーのみ不安な表情を崩さない
《…ぐ……やはり…キツイな…》
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ!ーーー
ガタノゾーアが口からシャドウミストを放ちグランドギドラに襲い掛からせ、グランドギドラの身体にシャドウミストが触れグランドギドラの皮膚を傷つける…だが流石は神を自称するだけあり吸い込んでも即死はしない様だが明らかに苦しむ…
ーーーキュイイイイィィィィン!ーーー
そこに駄目押しと言わんばかりに機龍が腹部から3式絶対零度砲…アブソリュート・ゼロと呼ばれる超低温レーザーを発射することで対象を凍結し、分子レベルにまで破壊する兵器を露わにさせそこからアブソリュート・ゼロを発射し……世界が凍った、氷河期が来た、そう表現するしかないであろう冷気がツツジ台を包み込み、遥か遠くの絢までその冷気が届き店の一部に霜ができる…
「寒ぅぅぅぅぅぅ!?なにこれ!?デイ・アフター・トゥモロー!?アナ雪!?寒ぅぅぅぅぅぅ!?」
「寒い寒い五月蝿えよ!?俺だって寒いんだよ!おい毛布持ってこい!ココアもな!」
「手が悴む…冬場みたい…」
デアボリックが急激な温度変化に戸惑いながら叫び、ボラーは体を震えさせながら六花に毛布とココアを用意しろと叫ぶが、六花も手を擦り付けながらはぁはぁと暖かい息を吹きかけていたので聞いていなかった…これだけ離れていても凄まじい冷気なのだ…将はパソコンを覗くとそこには氷漬けになったグランドギドラが映し出されていた
《…ぐ…が…身体が…貴様ら……》
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ!ーーー
ーーーアンギャアアアァァァオオオオォォォォン!ーーー
「な!?他の怪獣があの黒い怪獣に光線を放っただと!?仲間ではないのか!?」
「いや違う!あれは……吸収だ!」
氷漬けにされ動けないギドラを一瞥したガタノゾーアは呉爾羅に向けて石化光線を放ち、それを見たマックスが仲間ではないのかと叫ぶがメカゴジラは何故仲間に光線を発射したのか理由を把握する、呉爾羅の能力は他者の光線エネルギーを吸収し自分の放射熱線のエネルギーに加算すると言う能力がある、それを最大限に活かすためにガタノゾーアは石化光線を、シラリーはレーザー光線を、コダラーは電球を、機龍は二連小型メーサー砲から光線を、モスラとバトラはビームパルサーやプリズム光線を、ミズノエリュウは八頭激衝光を、ガメラはハイ・プラズマを呉爾羅に放ち呉爾羅は全ての守護神達の攻撃を受け止め吸収し背ビレを青く発光させ口に莫大なエネルギーを溜める…全ては完全にグランドギドラを亡き者とする為に…そして大口を開けそこから青白い火炎をグランドギドラに向けて放射する
《…………………》
グランドギドラはそのまま青白い火炎に巻き込まれ、グランドギドラを中心とした部分が融解し大爆発を起こす…直後マグニチュード6ぐらいの地震が発生し、将が絢から飛び出してグランドギドラ達が戦っていた場所を見ると、そこには巨大なキノコ雲が出来上がり怪獣達の姿を隠していた…恐らくはここまで被害が及ばない様に結界的な物を構築していたのかもしれない…放射熱線の威力ならツツジ台は消し飛ばされていただろう…それが今自分が無事に立っているのもやはり結界的な物が張られているのかもしれない…よく見ると薄っすらと緑色の膜が見える…
「やったのか?…あの龍を…倒したのか?」
「……やった…!やった!六花!あの龍は倒されたんだよ!」
「……うん…!あれで死ななかったらおかしいもんね!」
将はグランドギドラを倒したのかと訝しむが、裕太が絶対倒したと言いきり六花もそれに賛同する…新世紀中学生やメカゴジラもあれだけの威力を喰らっては生きてはいまい、と思い安心して笑い合う中ガイガンのみ渋い顔をしていた…そしてパソコンの画面から煙がなくなり様子を確認できる様になり全員が覗き込むとそこには五体満足の守護神達が映り込み、グランドギドラの姿が見えないので安心した…直後
ーーーギャアオオオオォォォ!ーーー
「「「「「「「「「な!?」」」」」」」」」
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ!?ーーー
煙の中から咆哮が轟き煙を何者かが払い、煙の中からグランドギドラが現れる…それを見て守護神達は驚愕する…そしてよく見ると先程ガメラが切り落とした首とモスラとバトラが切り裂いた筈の翼が…元通りに再生していたのだ…いや首はよく見ると黄金のオーラで出来ていた…これは生えたのではなく…作ったのだ、グランドギドラが自身の光線 引力光線を切り落とされた首から流し引力光線をループさせる事で空中に固定しそれを丸で首の様な形にする…引力光線の首を作り出したのだ、そしてグランドギドラはそのまま翼を広げ呉爾羅に接近するとその引力光線の首を呉爾羅の体にぶつけ呉爾羅の肉体の一部を消し飛ばす
ーーーアンギャアアアァァァオオオオォォォォン!?ーーー
《…ふ、ふふふ…はははは!あはははは!感謝するぞ!守護神共!私をここまで追い込んでくれて!それで漸く私は覚悟が出来た!自分を捨てる覚悟がな!》
「な、なんであいつ生きてんだよ!?あれ喰らったら死ぬだろ!?」
呉爾羅は苦しげな咆哮をし、ボラーが何故生きているのか意味不明だと言わんばかりに頭を抱える…そんな中グランドギドラは笑う…守護神達が自分を追い詰めたお陰で自分を捨てれたと言う…そして口から黄金の物質を取り出す…黄金のナノメタルだ
《…ナノメタルを使い自分の体を複製・再生させた…それにより自分の体をナノメタルと同一化させ、ナノメタルを自分の精神と同化…つまりナノメタルがある限り…私は何度でも蘇る、ナノメタルこそが私の体…と言っても過言ではない》
つまりグランドギドラはナノメタルを使い、先程の攻撃で粉々になった体を再構築し再生させたのだ、それによりナノメタルを自分の体の一部とし空気中に分散することで増産し自分の体が欠損しても即座に再生する、だがそれは生命体としての終わりを告げていることを知っていたのでグランドギドラは死の直前までそれを行わなかったが守護神達が追い詰めたことにより自分を捨てる覚悟を決め、ナノメタルを使い不死身とも言える肉体へと変化させたのだ…だが…それだけではグランドギドラは止まらない…
《だが…それでも…貴様らを超えられない…故に…私は私に私を捧げる!》
「は!?あいつ…あのバルゴンて奴を喰ってた自分の影で…自分を食ってやがる!?」
そう、ボラーが言った通りバルゴンを喰っていたグランドギドラの影が何とグランドギドラ自身を喰らっていたのだ…自分で自分を食らう…つまり虚空の神…自分に自分を供物として捧げているのだ…そう北欧神話のオーディンがルーン文字の秘密を知る為に世界樹にて首を吊り腹にグングニルを刺して最高神である自分に自分を捧げたのと同じ様に…
《…これでいい…供物を喰らうたびに私は強くなる…なら自分自身を捧げれば…どれ程強くなるのか?……さあ守護神共!これが私の決断だ!》
グランドギドラが自分の影に食べられる中、グランドギドラが守護神達を睨みつける…するとグランドギドラの体に変化が訪れる…グランドギドラの黄金の体が黒い文様が現れ、腹部がメキメキと何かが生え始める…そして肉体を突き破り足が生え、グランドギドラは地面に倒れかかると先程生えた足が前脚となり翼が移動し始め、黄金の身体に黒き文様と言った体色に変わっていく…その姿は龍の皇帝(カイザーギドラ)…いな天帝とでも言うべきその姿に全員が魅入る
《…かつて私の種族であるギドラ族には皇帝がいた…だが私以外のギドラ族は愚物で愚かで他者に操られる程の知能しかなかった…その皇帝も然り…だが私は違う!私は何者にも支配されない!私は皇帝でもなければ神でもない!天帝である!控えろ!》
グランドギドラ…いなギドラがそう叫ぶと守護神達は一瞬だけ体をビクッと震わせるが、呉爾羅とコダラーが両腕を上げて突進しギドラに迫る…がギドラは自分の脚をコダラーにぶつける…それだけでコダラーが派手に吹き飛ばされ、振り下ろした呉爾羅の腕を左首で受け止める
ーーーグゲェェェェ!?ーーー
ーーーアンギャアアアァァァオオオオォォォォン!?ーーー
コダラーは一瞬何が起こったのか理解できぬままビルにぶつかり地面に体を横たわせ、呉爾羅がギドラの体に噛み付きギドラ真ん中の首の皮膚を貫くがギドラも左右の首を動かし呉爾羅に噛みつき呉爾羅のエネルギーを吸収し呉爾羅は段々弱々しい動きになっていく…そして噛みつきが緩んだ隙に前脚で呉爾羅の腹部に蹴りを入れ呉爾羅は空中に吹き飛ばされる
ーーーアンギャアアアァァァオオオオォォォォン!?ーーー
《……喰らえ》
吹き飛ばされた呉爾羅にギドラは口から引力光線より遥かに強い光線 反重力光線デストロイド・カイザーを放ち呉爾羅の腹に命中し腹が爆散し呉爾羅の臓物をぶちまける、そしてそのまま反重力光線デストロイド・カイザーで呉爾羅を拘束してそのまま地面に叩き落とす…更にその先にコダラーがおり、コダラーと激突させる
ーーーアンギャアアアァァァオオオオォォォォン!?ーーー
ーーーグゲェェェェ!?ーーー
ーーーギャオオォォォ!ーーー
ーーーキュイイイイィィィィン!ーーー
二体が悲鳴をあげる中、シラリーが相方を傷つけられ激怒し両腕からレーザー光線を連射し、機龍も0式レールガンや二連小型メーサー砲から光線を連射し、更に両肩に多目的型バックパックユニットを装備しそこからミサイルを連射しギドラを攻撃するが、ギドラはバリアを張りそれらの攻撃を全て防ぎ、ギドラの六個の眼から反重力光線 デストロイド・サンダーが無数に放たれシラリーと機龍を後退させる…そしてギドラは自分の体重を無重力を使い限りなくゼロに近づけ斥力で自分を砲弾の如く吹き飛ばし機龍に接近する
ーーーキュイイイイィィィィン!?ーーー
《まずは貴様からだ!鉄屑の守護神が!》
ギドラは砲弾の如きスピードで機龍に突撃し機龍はボールのように吹き飛ばされ、地面に激突し全身から火花を散らし左腕があらぬ方向に曲がり使い物にならなくなる…だが機龍は諦めずバックパックユニットを消し右腕を可変式ドリルアーム スパイラルクロウに変化させを「高機動型」へ移行、身軽な動きでギドラへ接近しスパイラルクロウをギドラの腹部に当て回転させ傷口を作る…だがギドラが右脚をスパイラルクロウに当てるとスパイラルクロウのドリルが折れ、デストロイド・カイザーを右腕に当てられ右腕が爆散する
ーーーキュイイイイィィィィン!?ーーー
《これで…終わりだ》
トドメとばかりにギドラの左右の首の口から放たれたデストロイド・カイザーを喰らい機龍の体に亀裂が入り、やがて光線に耐えきれなくなったのか機龍の体が上下に別れ二本のデストロイド・カイザーに機龍の上半身が吹き飛ばされビルに激突してしまう、そのまま下半身はガシャンと音を立てて地面に倒れそれをギドラが踏みつける、上半身だけになった機龍は口を開け二連小型メーサー砲を放とうとするがエネルギー切れを起こし眼から光が失われていく…そして機龍の体は青白く光りそのまま消えていく…最後にこう仲間達に言い残して
ーーー……………SAYONARA…ーーー
ーーーピアァァァァァ!ーーー
ーーーガァァァァァ!ーーー
そんな機龍の最後を見てモスラとバトラが仲間の仇を討つべく、飛翔しながらギドラに突進しようとするが…ギドラが翼を広げると超重力で二体の守護神を大地に押し付け二体は空から地へと叩き落とされ、身動きが取れなくなる…そんな二体にギドラは反重力でその巨体を宙に浮かし空を飛び、左右の首の口を開け重力子を収縮させブラックホールを形成し二体に向かって投げる
ーーーピアァァァァァ………ーーー
ーーーガァァァァァ…………ーーー
《感謝しろ、せめて死ぬ時は夫婦同時に殺してやる…どっちらか一方が生き残って片方を失った悲しみを味合わせないようにな》
ギドラはせめてこの夫婦にかつて自分が大事な者を失った時の気持ちを味合わせないようにとブラックホールでモスラとバトラを同時に殺し、二体の死骸は残る事なくブラックホールに吸い込まれ死亡した、ギドラが二体の死を確認するとコダラーが大音量で咆哮しギドラを睨みつけてその鈍い動きでギドラに迫る、シラリーがそれを制止する声をあげるがコダラーは耳を貸さずギドラに近づきその剛力の腕でギドラの体を殴りつける、それだけでギドラが大きく揺れ脚がふらつく…コダラーは突っ張りの様に何度も何度もギドラの身体を平手で突きギドラの身体を後退させる…コダラーはそれを見て自分が押していると思い更に威力をあげる
《…は、甘いな…仲間が死んで判断力が鈍っているのだろうが…不用意に近づくのは油断が過ぎたな》
ーーーグゲェェェェ!!?ーーー
だが攻撃ばかりに集中していたせいで隙が生まれ、ギドラの左右の首からデストロイド・カイザーが放たれ吸収する間も無くコダラーは吹き飛ばされ何とか足に力を入れ踏ん張り止まるがギドラは空気中に散布したナノメタルから引力を引き出し、引力光線を雨の如く降り注がせコダラーに当て続ける
ーーーグゲェェェェ!?ーーー
コダラーは吸収を行う間も無い怒涛の攻撃に怯み、その瞬間ギドラは左首からデストロイド・カイザーを剣状にループさせる事で反重力光線の剣を作り出し、それでコダラーの首を切り裂こうとしコダラーはそのまま斬り裂かれそうになるがシラリーが高速で低速飛空しコダラーにぶつかる事でコダラーを吹き飛ばす
ーーーグゲェェェェ…?!ーーー
ーーーギャオオォォォ……ーーー
驚くコダラーを他所にシラリーは相棒を助けられた事を確認し嬉しそうに顔を緩ませ…そして反重力光線の剣によってシラリーの首は胴体から離れ宙を舞い地面に落ちた、眼から光が消えもう二度と鳴き声を出すことはないだろう…だが身体は首がなくなっても動き両腕を動かしレーザー光線を放とうとするがギドラが右首で胴体に噛みつき空中へと投げ飛ばし…そしてデストロイド・カイザーをシラリーの身体に当てシラリーの身体は爆散する
ーーーグゲェェェェ……?グゲェェェェ!!ーーー
《…狂ったか》
相棒(シラリー)が目の前で死んだことに、自分を庇って死んでしまったことにコダラーはギドラを睨みつけ恨みの咆哮をあげながら突進するがギドラはそれを冷めた眼で見るとデストロイド・カイザーを放ちそれをコダラーは吸収し二倍にして反射するがそれをギドラがナノメタルで光線を反射させコダラーに再び命中し、コダラーは先程の倍の光線に耐えもう一度倍にして反射するが、それすらも反射し返しコダラーはそれを吸収しきれず赤く身体が発光しエネルギーが漏れ出し一際赤く発光すると粉々に爆発する
「嘘でしょ…あの強かった怪獣達が…次々に死んでる…」
「嘘…ねぇ嘘だよね?…嘘だって言ってよ!」
裕太と六花は守護神達が次々に死ぬ映像を見て現実を信じきれずにいた…だが現実は非情でガタノゾーアやミズノエリュウ、ガメラにもデストロイド・カイザーを放ち三体も苦しげな声をあげる…だが呉爾羅がビルを倒壊させながらギドラに向けて走って来てギドラに体当たりを食らわすとギドラは地面に向かって倒れこむ…その瞬間に呉爾羅が馬乗りになってギドラを殴る
ーーーアンギャアアアァァァオオオオォォォォン!ーーー
《…私の邪魔をするな!》
ギドラは鬱陶しそうに叫び声をあげるとデストロイド・カイザーで呉爾羅を吹き飛ばして右腕を抉り取る、そしてガメラに光線を放つがガメラはそれを避ける…だが避けた先には人間達がおりその光線が街中に当たり人間達が何人も死ぬであろう…だがその光線を身を盾にして防いだ者がいた…呉爾羅だ
「…は?あいつ…何でそこまでして街を…「守る…」あ?パソコンから…声が…」
ボラーが何故そうまでして守るんだと呟くとパソコンから声が聞こえて来て全員がパソコンから発せられる声に耳を傾ける
ーーー我々は…御国を守る…人々を守る…例え忘れられても…我々は…故郷を護るーーー
「これて…あの怪獣の声?」
ーーー我々は死んだ、御国のために…だが、もう誰も覚えていないだろう、戦争で死んだ我等の事は…だがそれでいい…我等は日本を守れた…だから…この世界も…守る…守る為に…我等は…戦争で死んだのだ。家族の為に…国民の為に…命をかけて…ーーー
呉爾羅とは太平洋戦争で死んだ人々の怨念の集まりである、つまり日本を守る為に死んだ兵士達もいるという事…彼等は死してなお国を守る為に守護神に選ばれ、町の人々を自らを盾にして守っているのだ…そして呉爾羅が自分の気持ちを将達に伝えるとその凶暴な顔を少し微笑ませ…爆散した、光線に耐えきれなかったのだ
《…さて残りはお前らだ》
ーーーキュオオオオォォォォォォン!?ーーー
ーーーゴアアアアアアァァァァ!?ーーー
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ!?ーーー
ギドラがそう宣言すると三体はギドラに引き寄せられる…引力で三体を磁石のように引き寄せているのだ…そしてギドラはミズノエリュウに噛みつき八本の龍の尻尾の内二本を噛みちぎる、ミズノエリュウは悲痛な叫ぶをあげるがギドラはそれを無視してブチブチと尻尾の龍達を噛みちぎっていく
ーーーキュオオオオォォォォォォン!ーーー
ミズノエリュウは青い玉から念動力を発動しギドラの動きを止めるが、ギドラは重力で体を無理矢理動かし最後の尻尾を光線で切り落とし、中央の首でミズノエリュウの首に噛みつき胴体から首を引き抜いた
ーーーキュオ……オ……オオオ……ン…ーーー
ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー
ミズノエリュウが断末魔をあげた後、ガメラは怒り狂いバニシング・フィストをギドラに叩き込もうとするが、重力で押し付けられ地面に埋め込まれる…ガタノゾーアが石化光線をギドラに放つがギドラは斥力で自分を吹き飛ばし回避、反重力で空中に浮かびデストロイド・カイザーや引力光線を何発も放ちガタノゾーアの身体を傷つける
《…元々貴様らの力は強大だ…だが全力で来てしまえばこの世界は容量を軽々超えて消えしまうだろう…だから貴様らは弱体化するしかなかった…特にガタノゾーア、貴様は特に弱くなっている》
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ……ーーー
ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー
ギドラが言った守護神達の弱体化を聞くとガタノゾーアは悔しげに声をあげるがガメラが腹部をパカっと開ける…そしてそこから莫大なエネルギーをチャージする…これぞガメラの最強の技「ウルティメイト・プラズマ」生命エネルギー マナを集めプラズマ砲として放つガメラの最終奥義…決まればギドラとて無事では済まないだろう…だが
《発射まで素直に待つわけがないだろう》
ーーーゴアアアアアアァァァァ!?ゴアアアアアアァァァァ!!!?ーーー
そんな悠長なことをギドラが見逃す訳がなく、発射する前に腹部にデストロイド・カイザーを喰らいガメラは内部に溜まっていたエネルギーがギドラの光線を喰らい内部爆発を起こし全身がバラバラに砕け散る…そしてギドラはそんなガメラの死骸を踏みつける…奇しくもガメラがイリスに同じ事をやったように…
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ!!ーーー
ガタノゾーアは無数の触手をギドラに押し付け潰そうとするが重力と斥力で触手を押し返し触手を破壊し、ギドラはガタノゾーアに接近し前脚で蹴り飛ばす、ガタノゾーアも負けじと巨大なハサミで押し潰そうとしギドラの頭にハサミをぶつけ、または首を切り落とす…その度にギドラは首をナノメタルで再生させ、光線を喰らいガタノゾーアの装甲が崩れていく…だが二体は攻撃をやめない、ガタノゾーアは死んだ仲間の仇を討つ為、そしてこの世界を守る為に、ギドラは妻を甦らせる為に、ここで負ける訳にはいかない、互いに譲れないものを抱えながら二体の怪獣はぶつかり合い、その余波が絢まで伝わってくる…
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ!ーーー
《…しつこい!さっさと…終われ!》
ガタノゾーアの石化光線が当たる、ギドラの皮膚が石化する、ギドラがそれを切り離し新たな肉体を作る、ガタノゾーアがシャドウミストを吐こうとするがギドラはそれを全力で阻止し口から電流と闇を吐きギドラが後退し、ガタノゾーアは触手をギドラの身体に叩きつける
《ぐ…!》
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ!ーーー
ガタノゾーアは怯んだギドラに何度も触手やハサミをぶつけ攻撃する…ギドラはそれをバリアで防ぐが、バリアを叩き破りガタノゾーアがギドラの身体に攻撃を入れる…ギドラは光線を吐こうとするがピクリと自分の身体が動かなくなる…ギドラが左の首をなんとか動かし後ろを見ると
ーーーキュオォォォン…ーーー
《この…死に損ないが!》
ミズノエリュウの首が宙に浮かび念動力でギドラの動きを止めたのだ、その隙にガタノゾーアは石化光線を放ちギドラの身体に穴を開け徐々に全身を石化させる…ガタノゾーアがこれで勝ったと思った瞬間
《…これで終わりと思うな!》
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ!?ーーー
ギドラが自分のそれぞれの首を動かし自分の首を光線で全て切断すると、そのままナノメタルで首以外の身体を複製し首をくっ付けて再生し、デストロイド・カイザーでミズノエリュウの首を一欠片も残さず消滅させガタノゾーアを前脚で蹴り飛ばす…ガタノゾーアは地面に回転しながら吹き飛ばされ絢の近くまで飛ばされる…
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ……ーーー
《トドメだ…くたばれ》
ギドラはそう言うと、デストロイド・カイザーをトリプルトルネードの様に三重に重ね収束して放つ サウジリオントルメンタをガタノゾーアに向かって放ちガタノゾーアは避けようとするが…自分が避ければ絢にいる将達や他の人間が死ぬことに気づき、暫し立ち尽くしたのちそのまま光線を体で受け止めた
ーーーバオオオオオォォォォォォォォ!!!!ーーー
《……愚かな…人間を守る為に自らを盾にするか…怪獣が人間を護ってどうする?》
ーーーバオオォォォォォ…バオオオオオォォォォォォォォ!ーーー
ギドラは何処か呆れた声でガタノゾーアに何故人間を護るのだとテレパスで話しかけるが、ガタノゾーアはそれに咆哮で答えその後絢の方を向き口を動かす
ーーー……後は頼むぞ…ヒーロー…ーーー
そんな声が将達の脳内に響いた後、ボロボロとガタノゾーアの身体が崩れ始めハサミが音を立てて地面に落ちる、触手が砂の様に崩れていく…だがガタノゾーアは光線を受け続ける、人間を守る為に…そして最後の希望を守る為に……そしてガタノゾーアは光線に飲み込まれ死体すら残さずそのまま消滅した、その場に残ったのは勝者(ギドラ)のみ
《……は、はは…!守護神共を倒した!これで私の邪魔をする者はいない!は、はははは!妻よ!待っていてくれ!お前を助ける邪魔をする奴は死んだ!》
「……ガタノゾーア…後は頼むぞ…て言われても…どうすりゃいいんだよ!あんな奴に…邪神でも勝てなかった怪獣に…化け物にどうやって勝てばいいんだよ!」
「「内海(君)……」」
ギドラは邪魔者がいなくなったことに大声で叫び、ツツジ台にギドラの咆哮が轟き、絢で自分達を護って死んだガタノゾーアが最後に言った言葉に将が机に拳を叩き込む…あんな化け物(ギドラ)にどうやって勝てばいいのかと…裕太と六花も新世紀中学生もガイガン達もあの終焉(ギドラ)に勝てるビジョンが見えずもう終わりだと諦めかける…
だが諦めてはいけない、既に希望の光はギャラクトロンの中に、そして全員が力を合わせれば…どんな絶望をも乗り越えられるのだ…
怪獣総進撃での多数(10体)でキングギドラと戦うのをモチーフとしつつ、逆に返り討ちにするという展開に…そして永遠のライバルゴジラ(呉爾羅)に勝つと言う展開に…因みにミズノエリュウのCVはウルトラ怪獣擬人化計画のゼットンこと加藤英美里さんです
そしてまさのカイザー化…まあカイザーギドラの見た目なだけでグランドギドラの力も使えるし頭脳は賢いままです、更にナノメタルのおかげで防御力も完璧…メカゴジラさんとギャラクトロン…余計な真似をして…ぶっちゃけメカゴジラさんがナノメタル化させてなかったらこのまま負けてた可能性あり…因みにギギリオントルメンタの由来はトルメンタは嵐、サウジリオンは三乗の調べた限りの最大数です…つまりトリプルトルネードの上位互換という意味です
さて、もうどうなって倒すの?みたいな中ボス(みたいな)のギドラさん…でも大丈夫です、次回にて決着、終焉VS希望…ここにきてギャラクトロンの進化とグリッドマンの全合体…そしてキングオブモンスの全合体も登場…そしてまだ守護神の役割は終わってない!次回ギドラ編 最終決戦!お楽しみに!…なるべく早く投稿しますね…