今日がクリスマスて知ったの実は昨日なんですよ、母親に「今日ケーキ切るからね」て言われて「何で?」て聞いたらクリスマスイブだからて言われて思い出しました…クリスマスになんの予定もないから忘れてましたぜ!(友達に遊びに誘われない哀れな男の発言)
さて今回はアンチ・ギラレス・メカグールギラス戦!怒涛の戦闘に…最後はまさかの展開…残念ながら前半ですが…楽しんでくださいね!では最後に…メリークリスマス!
「…出来た!完成だ!アンチ!ギラレス!来てくれる?!」
アカネはリビングでカッターナイフで怪獣の模型を製作していたが、ようやく完成したのかカッターナイフをガチャリと机に置くと大声でアンチとギラレスを呼び出す…暫くしてエプロン姿のアンチとパジャマを着て寝ぼけ眼のギラレスが目をこすりながら入ってくる
「ふぁぁ…何だアカネぇ…眠いぞ…」
「…アカネ、今俺はパテ・ド・カンパーニュを作ろうしてたんだが…何か用か?」
「ごめんごめん…て、パテ・ド・カンパーニュ!?嘘作れるの!?」
「動画見たからな」
ギラレスは若干不満げにアカネを睨みつけるが寝ぼけ眼では全然怖くない、むしろ可愛い。そしてエプロン姿のアンチはパテ・ド・カンパーニュを作る準備をしていたと言いアカネは作れるの!?と叫ぶ、そしてドヤ顔をするアンチ
「まあいいや…等々完成したよ!その名も怪力乱神大怪獣バビロセリオン!」
「………成る程…黙示録の赤い龍をモチーフにしたのか…名前も黙示録の大淫婦と獣の名前からか?」
「おお!?なんと素晴らしい怪獣なのだ!まさに我ら怪獣を率いるに相応しい王たる姿!禍々しさと神々しさの複合体!
アカネが見せた模型の怪獣は中央の首は龍とグリフォンを合わせたような顔で目は十字架を象った七つの目といった複眼であり、肩から六本の首が生えており、右の三本の首はユニコーンと龍を混ぜた顔、蛇と龍を混ぜた顔、不死鳥と龍を混ぜた顔、左の三本の首は狐と龍を混ぜた顔、蝿と龍を混ぜた顔、山羊を混ぜた顔という異形そのもの首が六本も生えている。翼は右に三本、左に四本という歪な数であり七本の羽は右の3枚は赤い羽、オレンジの羽、黄の羽、左の4枚は緑の羽、水色、青の羽、紫の羽と言う美しい羽、更に身体はプラチナの如き光沢を放ち、四つ脚で立ち脚には鋭いナイフの如き爪が、長い尻尾は一本だが七又に別れている…その名も怪力乱神大怪獣 バビロセリオン…アカネの渾身の傑作である
「これで…完璧!さあ!アンチ!ギラレス!2人の力を見せる時だね!今夜…八時にメカグールギラスと一緒にグリッドマン達と戦って…倒す!」
「は!ならば宣戦は我に任せよ!我がグリッドマン達に宣戦布告をして来てやろう!」
「ならば…今夜は腕を振るって御馳走を作る!今から飯を作り終えたら買い物に行って材料を揃えてくる!」
「頼んだよ!さあグリッドマン…いや、響君、六花…内海君…残念だけど君達の抗いもここまでかな?まあでも安心して、ちゃんと殺した後また作り直してあげるから…今度は完全に私の友達としてね…そして全てのイレギュラーを取り除いて私は私の世界を守り抜く」
アンチはキッチンに戻り料理を急いで作り、買い物に行くと言い出し、ギラレスは食事の後にグリッドマン達に宣戦布告をすると言ってテーブルの席に座る、アカネはバビロセリオンを一瞥するとふふふ、と笑い自分の勝利を確信する…勝てる、アンチとギラレスなら絶対に勝てる、そして勝って自分の世界をより完璧にするのだ…それをアカネは考えていた、因みにアンチが作ったパテ・ド・カンパーニュは美味しかった
「おい、カイザーベリアルそっち行ったぞ、俺一旦回復するからお前らが相手してくれ」
「分かったわ…て!その攻撃はありなの!?ちょっとキングギドラ!カバーしなさいよ!」
「知らんな、私はアームだぞ?敵に接近しなければいけない我が身の事も考えろ…バズーカやらキャリアやらの遠距離からの小心者共め」
絢にて将とイリス、そして金髪のホストの様な服を着た男性が3DSで怪獣バスターズPOWEREDをしていた…敵はカイザーベリアル、将はキャリア、イリスはバズーカ、男性はアームでカイザーベリアルと戦っていた…ゲームだからあれだがカイザーベリアルは怪獣ではないし人間に負けるほど弱いの?とツッコミたくなるがあくまでゲームだからなのだろう
「…よし!倒した!マルチプレイだとやっぱ楽しいな」
「いや、1人でやるゲームは4人分持ってる将て何なの?気持ち悪いを通り越して不気味だわ」
「全くだ…こんな単純なゲーム人間は何故ここまで熱中できるのか…理解しきれぬ、動きも鈍い」
「いや、お前らの動体視力がよすぎるだけだから、あと怪獣の動きを先読みするとか直感よすぎだろ」
カイザーベリアルを無事倒し終わると将が終わった終わったと言ってセーブしてゲームを終える、イリスと男性もセーブしてゲームを終える、すると黙って見ていた裕太と六花が声をかける
「ねぇ…分かりきってることだけど…その男性は…?」
「…ふ、分かりきったことを聞くな小僧、キングギドラに決まっているだろ?」
「ですよね…今更驚きませんよ、六花さんはイリスが擬人化したのも見てますから、神様が擬人化なんて当たり前だよね」
「宝多、めっちゃくちゃ棒読みだぞ」
金髪の男性はキングギドラだが?とごく普通に返すと六花が目を逸らして棒読みなセリフで話し将が突っ込む、そんな将にボラーが襟首を掴んで首を振り回す
「そうじゃなくて!お前は捨て猫を拾ってくるキャリバーか!?イリスといい、今度はギドラ…いやキングギドラだっけ?とにかくまた拾って来やがって!元いた場所に返してこい!」
「嫌ですよボラーさん、契約破棄したら俺死にますし…それにボラーさんは俺の父親…じゃないな、母親ですか?」
「おい!何処見て母親て言ったんだよ!俺は男だよ!いいから返してこい!イリスとギャラクトロン、それだけでうちの家計は火のタケコプターなんだよ!それに変な奴がまた増えるじゃねえか!」
「いいじゃないですか!アダムスファミリーとかよろず屋銀ちゃんみたいで!仲良い家族で行きましょうよ!てか、うちの家計はボラーさん関係ないですよね?それはボラーの財布事情ですか?」
「そんな言い訳言って!お父さんは黙らせませんよ!ねえママ!」
「いや誰がママ?どっちかっていうと女顔のボラーが母親でしょ、まあ小学生の妻みたいにな「誰が女子小学生だヴィット!」そっちが絡んできたのに!?」
ボラーが捨て猫を拾ってくるキャリバーかと将を振り回すと元の場所に返してこいとキングギドラを猫扱いし、将が嫌だと伝えると家族のようなやりとりをしてボラーがヴィットに話に巻き込むと、ヴィットが余計なことを言いボラーに足の脛を蹴られ悶絶する
「…煩い連中だ…だがまあ、嫌いではない」
「お前の所為で煩くなってんだよ!」
「それより将、今晩の食事は何だ?」
「ん?たくあんに味噌汁、白米にプチトマト、焼きハムだけど?」
キングギドラが煩いのは嫌いではないと笑いをこぼすとボラーがお前の所為で煩いんだよ!と怒りマークを額に浮かべる。そしてキングギドラは将に今晩の献立を尋ねる
「えぇ〜たくあんなの?ハンバーグかカレーがいい」
「私はステーキ、もしくはフランス料理だな」
((イリスはお子様、キングギドラは金持ちか))
「よし、お前ら歯を食いしばれ、贅沢言うならその顔面に拳を叩き込んでやる」
イリスとキングギドラはあからさまに嫌そうな顔をし、イリスはお子様の様にハンバーグやカレーを所望しキングギドラは金持ちの食卓の様にステーキやらフランス料理を所望し、裕太と六花が心の中でツッコミを入れると将が拳を振り上げ2人を殴ろうとした…その時
「ふ!仲がいい様だなグリッドマン!いな!我が宿敵達よ!」
「……どちら様でしょうか?」
「我は撥乱反正怪獣 カイザーギラレス13世!我が弟アンチの姉にして我が創作者(ゴット)アカネより生み出されしアンチと双璧なる怪獣である!闇に飲まれよ(こんにちわ)!」
「怪獣だと!?……何をしに来た?」
「ふ……まあそう荒立てるな…私はただ宣戦布告に来ただけだよ…聖戦(ジハード)のな」
突然店の入り口から声が響き将達が振り向くと黒い洋服を着た長い銀髪の少女…ギラレスが不敵に笑いながら入り口に立っていた…彼女の自己紹介で怪獣と知ったマックスは不審な目でギラレスを見るがギラレスはワイングラス片手に微笑む…そして右手を振るって左手に挟んだワイングラスに入った葡萄ジュースを飲もうとし…蹴躓いて転んだ
「あうぅ!?」
(((…転んだ、しかも叫び声可愛い)))
「うぅ…痛ぃ……は!ふふ!まあこれは私が弱いと印象を受ける演技だ……本当にコケたんじゃないんだからな!」
「……こいつ馬鹿だろ…しかもセリフが厨二満載だな」
転んだギラレスを将達は可愛いと判断し、ボラーはこいつ馬鹿だろ、そして厨二と判断する…ギラレスはその言葉を聞いて顔を真っ赤にして怒る
「ほ、本当だぞ!本当に演技なんだからな!…ふ、まあいい…さて我が宿敵達よ、心して聞くがいい…ついに聖戦(ジハード)の準備が出来た…今夜八時にて戦いを始めん、それまでに聖戦の準備をしておくがいい」
「八時!?ちょっと待って!?それはどう言うこと?!」
「時は来たり!と言うことだ…ふふふ、我等無敵の姉弟とおまけのメカグールギラスが貴様らを倒す!首を洗って待っているがいい…貴様らを完全敗北させお前らの命を奪う…まあ安心しろ…響 裕太、宝多 六花、内海 将…貴様らは再び蘇らせてやる…アカネの親友として第二の人生をな…くくく」
「第二の人生…?」
ギラレスは最初は怒っていたが、次第に冷静になり厨二言葉を連発する…そして戦いの時刻を教え六花が混乱する中ギラレスは将達は第二の人生があると言い裕太がそれを聞いて疑心の目でギラレスを見る
「言っている意味が分からないのかな?アカネは神様だぞ?君達を殺して新しく作り直すなど容易い…だが安心しろ…三人はアカネの友として第二の人生を生きる…」
「テメェ巫山戯たこと言ってんじゃねえぞ厨二!」
「ち、厨二ちゃうわ!ええい怒った!温情でグリッドマンとかもなんらかの役割を与えてやろうと思ったが完全に怒ったぞ!お前らには第二の人生など無い!バァカバァカ!」
「……なんだこいつ」
ギラレスが大物感を漂わせながらアカネが将達に第二の人生を与えると不敵に笑うとボラーが厨二とキレながら叫ぶとギラレスは先程の大物感は何処へやら、小学生の様に小物臭くなる…どれが本当のギラレスなのか分からなくなる将だがギラレスは冷静さを取り戻し左手にワイングラスを持ち右手に日傘を持つ
「まあいい…今日の夜八時に怪獣とヒーローとして会おう…それまでに最後の晩餐(夜ご飯)を食べるのだな!因みに私の最後の晩餐はアンチのフランス料理!羨ましいか?」
「「……………………」」
「…おい、何そんな目で俺を見るんだ?羨ましいのか?フランス料理で?」
「てかあのコピー怪獣料理作れるんだね」
フランス料理という単語を聞いてキングギドラとイリスがジト目で将を見て将が敵を羨むなと呆れる、ヴィットはアンチが料理を作れた事に驚いていた…
「さて…私はこれで失礼しよう、ふふふ、今宵こそ貴様らの最期の時…せめてもの手向けに鎮魂歌(レクイエム)を奏でてやろう」
「ま、待て!貴様にはまだ聞きたいことが…」
ギラレスはそう言うと日傘をさしてそのまま何処かへ立ち去る…キャリバーが追おうとするがギラレスは何処へ行ったか分からなかった…
「うぅん…最近なんか記憶が曖昧なんだよなぁ…あ、四葉先輩からメールだ…米沢君と絵を描くから明日は部活に行けないか…」
問川家…つまり龍亭にて問川が鏡を見ながら彼氏とのメールを見ていた…最近の彼女の悩みは記憶が曖昧なことだ…確か裕太が記憶喪失になったとか自分がアカネにボールを当てかけて将にそれをキャッチされて怒られた事…そこからが曖昧だが…確かあの時巨大な何かが現れて自分に火の玉が迫って…そんな記憶がある…
「…なんなんだろうなぁ…この記憶…?それに生徒とあまり関わらなかった先生が積極的になってるし…いつの間にか私が考えた男女逆転喫茶の記憶もないし…極め付けはこれだよなぁ」
そう言って問川は鏡の下の引き出しを開ける…そこには俗に言うウルトラマン?とかの怪獣が描かれたコインが大量に入っていた…自分はこんなもの集めていないのに…最初は捨てようかと思ったが…何故かやめておいた…そして1番気になっている…この美顔器に似た変な物だ…
「なんなんだろこれ…はぁ…最近の私おかしいなぁ…」
そう言って美顔器擬き…オーブリングNEOに触れると…何か脳内に記憶が入り込んで来た…
この光景は運動場か?運動場でバレーの練習をしていた問川の前に怪獣が遠くに現れ火球を飛ばして来た…問川はそれを見て動きを止め…自分が死ぬと理解する…その瞬間、紫の煙が目の前に現れ自分を守った
(うむぅ…仕方ないこの娘に取り付くとするか!)
その煙はそう言うと問川の中に入り込んでいった…そして問川は再び鏡の前に座っていた
「…は!?なにあの記憶…「うむむ…」…ん?今の声なに?」
「…誰か…いるのか?」
「え!?なにこれ!?怖い怖い!?」
問川が部屋の中から声が聞こえ辺りを見渡すが誰もいない…それに恐怖を覚える問川だがふっと鏡を除くと鏡の中の自分が動いていた…
「え?…鏡の中の私が…動いてる?」
「…む?誰だ君は?」
「…いや、そっちこそ誰?」
「私か…?…私は……いや何者だ?なにも思い出せない…」
鏡の中の問川に問川…ややこしいのでさきると呼ぶ、さきるが呼びかけ何者かと尋ねると…分からないと鏡の中の問川は首を振る…
「え…?私じゃないの?…もしかして…あなた記憶喪失…?名前もわからない?響君みたいに?」
「ひ、響君…?確か…何処かで…名前なら覚えている…私の名前はチェレーザ…だが何者かはわからない…私は…何なんだ?」
これが問川とチェレーザのれっきとしたファーストコンタクト、これが本当のヒーローになるチェレーザのきっかけとは誰も思わなかった……この2人の物語は問川という少女が自分に一方的に同居して来た宇宙人に振り回される物語だ…だがまだそれは語られない…
「もぐ…フランス料理美味い!…この刺身はなんだアンチ?」
「……それは河豚だ…因みに毒袋は俺が食べた」
「毒袋は食べちゃダメでしょ…あ、このステーキ美味しいね」
アンチが作ったフランス料理を美味しそうに食べる三人…全員美味しそうに食べる…そして食べ終わると手を合わせる
「さて…戦いを告げる時間だな…行くぞアンチ!我等の勝利を刻みに行こう…さて宴の始まりだ」
「…行ってくる」
「行ってらっしゃい…さて…楽しいバトルの始まりだよ…グリッドマン…最後の勝負になるといいね」
ギラレスは懐中時計を取り出してニヤリと笑うと服を翻してアンチと共に家を飛び出し、アカネは笑いながら二階に上がりアレクシスのパソコンの前にメカグールギラスとバビロセリオンを置く
『今回の怪獣はこれかい?いいね、強そうだ…早速始めよう!インスタンス・アブリアクション!』
アレクシスがそう言うと怪獣を実体化させる…そして赤い光と共にメカグールギラスが実体化し、建物を破壊しながら動き車を踏み潰す…それを見たアンチとギラレスも赤い光を纏って怪獣になる…アンチは今まで通りでありギラレスの怪獣体は黄金の鎧といえる装甲に右腕には剣と盾が融合した腕に左腕は鉄球と一体化した腕…そして肉食恐竜のような顔つきの赤い目…両者ともにアカネが作り出したインテリジェンス怪獣である。だが何故かその場にバビロセリオンの姿がなかった
『おや?おかしいねぇ…?何かのミスかな?怪獣が実体化しないなんて』
そうインスタンス・アブリアクションでバビロセリオンとメカグールギラスの二体の怪獣を実体化させた筈なのに…バビロセリオンだけが現れない…それどころか…バビロセリオンの怪獣模型は音を立てて崩れ落ちたのだ…アレクシスは内心動揺していた…自分の能力が不発動した事に…それにあのバビロセリオンはアンチやギラレスより強い怪獣だと確信していた分失敗した事に驚いていた…だがアカネは笑っていた
(ふふ…実体化…完了…さて…もうこれでアレクシスは必要ないな…もう用済みだから消えてもらうか)
アカネはそうアレクシスに気づかれないように内心で思う…そして実体化したメカグールギラスはアンチとギラレスと共に街を破壊する…その光景をジャンクから見た裕太と六花…そして店の入り口から将が入ってくる
「悪りぃ遅くなった!」
「内海!よしこれで皆揃った!」
「よし!いつもみたいに勝とうよ!」
『よし!裕太、六花、将!行くぞ!』
将はバトルナイザーを掲げ、六花がジャイロを手に取り、裕太がプライマルアクセプターをジャンクに向けて翳す
「アクセス・フラッシュ!」
【変身!キングオブモンス!】
ーーーキィオォオォン!ーーー
街中にグリッドマンとキングオブモンス、ギャラクトロンが現れ、アンチ、ギラレス、メカグールギラスに向き合う
ーーーキィガガガグゲゲィィゥ!ーーー
「来たなグリッドマン!」
「ふはは!我が剣の錆にしてくれようぞ!」
「今日こそは貴様との決着をつける!」
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー
ーーーキィオォオォン!ーーー
メカグールギラスが轟く咆哮をあげ、アンチは両手を振るってグリッドマン達の方を向き、ギラレスは右腕の剣を突き出して挑発する…対するグリッドマンはアンチの方を向き今度こそは勝つと宣言し、キングオブモンスはギラレスに、ギャラクトロンはメカグールギラスの前に立ち突風が吹いた後全員がお互いの敵に歩み寄る
ーーーキィガガガグゲゲィィゥ!ーーー
ーーーキィオォオォン!ーーー
「ふはは!来るがいい王たる
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「『うおおぉぉぉぉぉぉ!』」
互いに身体をぶつけ合い、衝撃で吹き飛ばされる、ギャラクトロンは閃光光線をメカグールギラスに放つ、対するメカグールギラスは口からの火炎の破壊光線を放ち閃光光線を易々と押し返しギャラクトロンはその場から離れる、先程までギャラクトロンがいた場所は破壊光線により消し飛んでいた、ギャラクトロンは眼から閃光光線を放ちメカグールギラスの身体に魔法陣が現れ爆発を起こすがメカグールギラスは無傷、身体には傷はなかった
「ふはは!無力!貧弱よなキングオブモンス!」
『くぅ…』
ギラレスは鉄球でキングオブモンスの腹を殴り剣で皮膚を切り裂く…キングオブモンスは口からクレメイトビームを放つもギラレスは剣の鍔である盾で光線を防いでしまう…そしてギラレスは口からビーム光線を放ちキングオブモンスを吹き飛ばす
『ぐ……ホロボロスさん!』
【ホロボロス!】
『率いるは軍勢!個を凌駕する大群!』
【キングオブモンス シグムント!】
六花はホロボロスのクリスタルをジャイロにセットしレバーを引き六花の背後にホロボロスが現れ緑の粒子となりキングオブモンスに吸い込まれ両腕に巨大な爪が装着された軍隊合体獣 キングオブモンス シグムントとなったキングオブモンスは目に見えない程のスピードでギラレスを爪で切り裂きギラレスの黄金の鎧に細かい傷を負わせる
「ぬ!?くくく、やるな!そうでなくては!弱き生贄では我が血潮は満ち足りぬ!せいぜい足搔け!それがこのギラレスの闘争本能を満たすのだから!」
ギラレスはキングオブモンスの抵抗を見て笑う…ギラレスもアンチ同様、人間の美しい姿や厨二な言動ではあるが根っからの戦闘狂でありこうした心踊る戦いになると心の底から勝利を望むのだ故にギラレスは油断しない、敵が己より強かろうが弱かろうが関係ない、怪獣として全力で叩き潰すのみだ
ーーーキィガガガグゲゲィィゥ!ーーー
ーーーキィオォオォン!ーーー
ギャラクトロンは眼や胸のコアから閃光光線を放つがメカグールギラスの装甲には傷一つつかず、肩のライフルの様な砲塔から光弾を発射されギャラクトロンは魔法陣のバリアで身を守る…そして右腕の砲塔から電撃を放ち更に切り離してメカグールギラスを攻撃し、ギャラクトロンは接近してギャラクトロンブレードで装甲を斬る
ーーーキィガガガグゲゲィィゥ!ーーー
ーーーキィオォオォン!?ーーー
だがメカグールギラスの装甲には傷一つつかない…メカグールギラスは接近してきたギャラクトロンに炎の破壊光線を放ち腹部に当てて吹き飛ばしギャラクトロンはビルに当たってビルを破壊しながら地面に倒れる…このメカグールギラスだが実はギャラクトロンやグリッドマン、キングオブモンスの攻撃を防ぐバリアで身を守っているらしくギャラクトロン達がギャラクトロンMK2やキングオブモンス ヴァハグン、フルパワーグリッドマンにでもならない限りかすり傷一つもつけられないのだ…アカネは当て馬とは言っていたがこのメカグールギラスは下手をすれば一体で三人を討ち取れる力を持っているのだ
「「うおおおおおおお!」」
グリッドマンとアンチは互いに殴り合い一進一退の攻防を繰り返す、グリッドマンは蹴りをアンチに放つがアンチはジャンプでそれを避け、手から鉤爪を伸ばし超高速で駆け出しグリッドマンを攻撃しグリッドマンはそれを両腕をクロスさせて防御、ならばとアンチはバックジャンプで距離を取り腹部を大口の様に開けミサイルの牙を無数にグリッドマンに飛ばし発光体からも光弾を放つ
『グリッドマン!』
「ああ分かっている!グリッドライトセイバーフラッシュ!」
グリッドマンは光剣 グリッドライトセイバーフラッシュをプライマルアクセプターから伸ばし光弾やミサイルを斬り裂いて防ぐ、だかまアンチは脚部がスラスター状に変化させて飛行形態となり空を飛び空から無数の光弾を雨の様に落とす…しかもスカイヴィッターのアンプレーザーサーカスの様にグリッドマンを追尾しグリッドマンはアンチと同じく空を飛ぶことで回避し続けるがアンチがグリッドマンに正面から突っ込んでいく
「はぁぁぁ!!」
「な!?く!」
グリッドマンのグリッドライトセイバーフラッシュとアンチの鉤爪が交差し残ったグリッドマンの右腕とアンチの左腕がお互いの顔面を殴ろうとするが互いの拳がそれを邪魔しあう…がアンチの拳の方がグリッドマンより強い
「あいつ…私達の能力を完璧に使いこなしている…この前のデスギドラと違い…完全に使い方を理解している」
「か、鉤爪は俺…ミサイルはボラー…飛行形態はヴィット…グリッドマンを上回る怪力はマックスか…」
「しかも俺のミサイルは牽制や目眩し、自分の光弾と並行して使ってやがる…チ!認めるのは癪だけど完全に自分の物にしてやがる」
「しかも飛行形態のあの動きや判断力…ただ真似しただけではあそこまでの動きはできない…努力したんだろうねぇ…怪獣なのに」
アンチの強さは努力にある、アンチはグリッドマンを倒す為に日々どうすれば勝てるのかを模索する、そして奪った力を最適に、自分の力にする為に特訓する…それは怪獣ならしない事…まさに人間がする事だ…怪獣と人間の混ざり物と言えるアンチだからこそできた事…それこそがアンチがアンチ足らしめる所以、ギラレスと共にアカネが信頼する怪獣たる理由だ…だがグリッドマンも負けてられない…何とかアンチの拘束から離れるが背後を見ると無数の光弾が襲いかかる
「く!全ては防ぎきれない!」
『なら!致命傷を避けて出来るだけ斬って防ぐ!』
裕太は冷静に光剣を振るい致命傷になりそうな光弾のみを的確に斬り裂き光弾がグリッドマンに当たる…グリッドマンは地面に落ちるがすぐに立ち上がり上空にいるアンチにグリッドビームを放つ
「甘い!それでは俺を倒せないぞグリッドマン!」
「…分かっている!私だけでは貴様を倒せない!だが仲間となら倒せる!行くぞ!」
アンチは発光体を光らせエネルギーを収集させ赤く太いビームを放ちグリッドビームと相殺する…そしてグリッドマンは叫ぶと身体を25メートルまで縮小する
「漸くか…アクセスコード!グリッドマンキャリバー!」
「行くぞ、アクセスコード!バトルトラクトマックス!」
「やられっぱなしは癪だしな、アクセスコード!バスターボラー!」
「俺も行くか、アクセスコード!スカイヴィッター!」
新世紀中学生が叫びジャンクに吸い込まれ空からアシストウェポンが飛来しグリッドマンも上空へ向けて飛び立ち、アシストウェポン達は空中でグリッドマンと合体し超合体超人 フルパワーグリッドマンとなる
「それがお前の全力か!見せてみろ!」
「行くぞ!」
ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー
「なぬ!?我が盾が砕け散ったとな!?」
一方キングオブモンスはモンステールアタックでギラレスの剣の盾を破壊しギラレスが驚く、更にキングオブモンスはクレメイトビームをギラレスの黄金の鎧に発射、鎧にヒビが入りギラレスは後退する
「むむむ!?我が太陽の如き美しき金の鎧が!?」
『厨二臭いセリフよくバトル中にも言えるなぁ…まあいいや!響君も本気を出したみたいだし私も皆の力借りるよ!』
【カミソリデマーガ!】
【グルジオレギーナ!】
【グランドキング メガロス!】
【ホロボロス!】
『呼び覚ますは勝利!纏い極めし融合!』
【キングオブモンス ヴァハグン!】
ギラレスが自分の鎧にヒビが入った事に驚いている隙に、六花は四つのクリスタルをセットしキングオブモンスのクリスタルをジャイロに嵌める…そして六花の背後にカミソリデマーガ、グルジオレギーナ、グランドキング メガロス、ホロボロスが現れ青、赤、黄、緑の粒子となりキングオブモンスに吸い込まれ剣の様な三本の爪がキングオブモンスの両腕に装着されグランドキング メガロスの突起物をカミソリデマーガの剣状になった物が背中に生え、グルジオレギーナのバイザーを頭に被りグランドキング メガロスとグルジオレギーナの鎧を混ぜ合わせた鎧を装着した超最強合体獣 キングオブモンス ヴァハグンが降臨する
「……ほう!それが貴様の最強の力か!見せて見るがいい!」
ギラレスは剣を振りかざしキングオブモンスの鎧に当たるがパキンと音を立てて剣が折れ、ギラレスはん?と剣を見て折れていることを信じられるそれを受け入れるとええ!?と叫ぶが、キングオブモンスは突起物を切り離してその先から光剣 クラウソラスを四本作り出しギラレスを切り刻む
「ぬおお!?おのれ小癪な真似を…!」
『そんなの効かないよ!』
ギラレスは忌々しそうに鎖付きの鉄球を伸ばし鎖でキングオブモンスの身体を締め付け拘束する…が、キングオブモンスは全身に力を込めグランドキング メガロスとグルジオレギーナの怪力を発揮し鎖をバラバラに破壊し鉄球が地に落ちる…ギラレスの両腕の武器を破壊したキングオブモンスはファイナルクレメイトビームを放ちギラレスの鎧を打ち砕きその身体を貫通させる
「な……馬鹿な…この私が…」
『まずは1人…グリッドマンの応援に…行く必要はないか』
ギラレスが音を立てて地面に倒れると、キングオブモンスはグリッドマンの応援に行こうとするが…やめておいた、何故ならフルパワーグリッドマンがアンチを殴りつけよろめいた隙にグリッドマンキャリバーでアンチを斬り裂いたからだ…宙を舞うアンチの右腕…グリッドマンは追撃の手を緩めず超電撃キックでアンチを吹き飛ばしキングオブモンスの近くのビルに激突する、そしてグリッドマンがキングオブモンスに近づく
「六花の方も倒したか」
『うん、じゃあギャラクトロンの手伝いに「これで終わりと思っているのか?」!?」
グリッドマンと六花がギャラクトロンの手助けに行こうとしたその時、倒した筈のギラレスとアンチが立ち上がる
「…うむ…今のままの我等では負けてしまうか…ならば…第2ラウンドと行こう」
「…アカネ、始めるぞ」
「オッケー、じゃあ…悪魔を解放しようか」
ギラレスとアンチが主人であるアカネに合図を送ると自宅にいるアカネはニヤッと笑ってアレクシスがいるパソコンとは別のパソコンを片手で操作しもう一方の手で五つの怪獣の模型を引き寄せる…そして五つの怪獣の模型が浮かび上がりその場から消えギラレスの周りを浮遊し始めアカネはパソコンのエンターキーを押す
《デモニックフージョン・アンリューシュ!》
《アンチ!》
《ダークザギ!》
《ダークルギエル!》
《ダークアンチ!》
《デモニックフージョン・アンリューシュ!》
《カイザーギラレス13世!》
《ガルラ!》
《ネオジオモス!》
《サイコメザード!》
《カオスジラーク!》
《ノスフェル!》
《デーモンギラレス14世!》
「ぬおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」
「轟け我が闇の力!大悪魔たる私の力を誇示せよ!フハハハハハハ!」
「『『な、何だこいつらは!?』』」
突如闇が二体を包んだかと思うと闇が晴れ、そこから現れたのはアンチとギラレスに酷似した怪獣…いな二体が進化した怪獣…
「これからが本当の戦いだグリッドマン!貴様らを倒し俺の使命を果たす!」
「これが我等姉弟の最強たる姿…さあ!我らに勝ってみせろヒーロー!」
『さっきまでと…比較にならないぐらいのオーラを感じる…!』
『今までは…手を抜いてた…て事?』
「だが…私達も負けてられない!行くぞ皆!」
『『『『おう!』』』』
全体が漆黒に染まった事ぐらいしか変化がないアンチに対し、ギラレスは左腕は鉄球が鋭いギロチンの如き斧に変貌し、剣は禍々しく血の如き真紅に染まり鍔でもある盾にはガルラやネオジオモス、サイコメザード、カオスジラーク、ノスフェルの顔や手足がパッチワークの様に浮き出ており、身体も背中に巨大な紅き眼が現れその周りに嫌悪感を誘う無数の触手が生え体色は漆黒に染まっていた…両者共に地獄から這い上がった悪鬼の様に思える…裕太と六花も先程とは比べ物にならない二体を見て冷や汗を流す…だがグリッドマンはグリッドマンキャリバーを握りしめてアンチとギラレスに向かって突進する…が、
「ふん!」
「な……ぐわぁ!?」
『グリッドマン!?』
アンチは全身から赤黒い光弾を放つ ダークアンチビートをグリッドマンに放つとグリッドマンは剣でそれを防ぐがその隙にアンチが接近し、拳に一兆度の闇の炎を纏うアンチ・インフェルノをグリッドマンの腹部に命中しグリッドマンは勢いよく吹き飛ばされる…キングオブモンスは助けに行こうとするが…
「貴様の相手は…この私ぞ!」
ーーーグルルオオオォォォ!?ヴェエエェェッ!!?ーーー
『きゃああぁ!?』
ギラレスは斧を鎖状の触手により放射され処刑台のギロチンの如くキングオブモンスの背中に命中しキングオブモンスを地面に押し付ける、更に剣から電撃を放ち身動きの取れないキングオブモンスに電撃を浴びせ口から放ったビームを浴びせキングオブモンスに火花が散る
『こ、この…!』
「無駄よ無駄…我が怨念の盾は崩れぬ」
キングオブモンスはクレメイトビームやゲイボルグバレットを放つも全て盾により防がれる…しかも盾にほんの僅かな傷が出来ても直ぐに修復される…倒れたグリッドマンにアンチは拳を握り前に突き出して光弾 アンチ・シュートや破壊光線 ライトニング・アンチを放ちグリッドマンを攻撃する
「『『『『『ぐわぁぁぁ!』』』』』」
「ん〜、アンチ君、まずはその目障りな鎧とかを壊しちゃえ!やっぱりデコトラマンみたいなただ盛っているだけの姿は嫌いなんだよねぇ…グリッドマンはありのままの姿の方がいいと思うんだよ」
「分かった」
アンチはアカネのアシストウェポンの一部を掴み取るとその力でグリッドマンから次々に剥ぎ取っていき後ろに投げ捨てる…そうするとマックス達がジャンクから吐き出される
「不味い!逃げろグリッドマン!」
『響君?!』
「これで……トドメだ!」
将と六花が叫ぶが時既に遅し、アンチは全ての発光体からエネルギーを集め体の中央に収集して放つ必殺光線アンチ・ファイナル・シュートを放つ…その光線は真っ直ぐにグリッドマンに向かって放たれ…グリッドマンの身体を穿った
「……さよなら、グリッドマン、せめて私の敵として私はずっと君の事を覚えててあげるよ」
「が………ぁ……」
「「「「グリッドマン!!!?」」」」
アカネは残念そうな顔でグリッドマンを見つめる…そしてグリッドマンは穴の空いた腹部を見てゆっくりと倒れる…その光景に新世紀中学生が叫び…倒れたグリッドマンは目から光をなくしていく
「ゆ、裕太…嘘だろ?返事しろよ裕太…ねぇ裕太!返事しろよ!」
『響君……?嘘…嘘だよね?……これ以上黙ってたら私本気で怒るよ?…だから…返事してよ……ねえ!響君たら!ねえ!返事してよ!お願いだから…返事してて言ってるでしょ【裕太】!』
ギャラクトロンはメカグールギラスの巨体に踏みつけられ、キングオブモンスは触手に絡みとられ身動きを封じられグリッドマンは地に倒れ臥す…普段は冷静な将は錯乱し、六花は裕太の名前を叫びながら涙を流す…だが裕太の返事はない……今日、今ここでグリッドマンはアンチに敗北した
今更感がありますが、キングオブモンス ヴァハグンの名前の由来はアルメニア神話の軍神ヴァハグンから…何気に今まで英雄だったのが軍神になったのが他の形態より強い事を意味しています…技名は全てケルト神話の武器から…キングギドラの擬人化はとあるのウートガルザロキです…え?キャラがマイナー過ぎる?
グリッドマンまさかの敗北…まあ、敗北自体は今までしてましたが(オーブダーク、デスギドラ戦にて)…そしてまさかの大強化…デーモンギラレス14世はともかく…ダークアンチてなんだよ?まぁダークザギもダークルギエルも片方はノアの模造品として生み出され「無限に参加する自己進化プログラム」があるそうですしそこら辺はアンチ君と似てるなぁ〜とか、ダークルギエルもダークザギもアンチノアやアンチギンガみたいだからいけるな、と思ったから思い切って融合させました…因みにアンチ・ファイナル・シュートはダークルギエルのダークルギエルシュートとダーグザギのザギ・ザ・ファイナルから
さあ、次回は記憶を取り戻す回…思い出すんだ裕太、君の記憶を、本当の自分を、私の使命を、
夢のヒーローが帰ってくる、アクセスコードは「GRIDMAN」…さあ目を覚ませグリッドマン…
次回もお楽しみに