歪んだ正義は正義のヒーローになれるのか   作:暗愚魯鈍

41 / 51
漸くギャラクトロンのフルパワーグリッドマンみたいな形態が出せた!…でも思ってたのと違う…これが作者の文才の無さだ…アカネちゃんは本当にいいボスしてる

さて本気のアカネちゃんはどれだけ強いのか…その強さを分かってもらえるほど文才があるかどうかが問題ですが…


第四十話 激・闘パーフェクト

「死ね!消えろ!」

 

ジエンドラはバギラの腕を振り上げ斬撃を放つ、大してバビロセリオンは赤い羽根を剣のような形に変え斬撃を破壊する、ならばとジエンドラは時間を加速させ高速移動して体当たりを行うがバビロセリオンは緑の羽を輝かせ光の壁を展開しそれを防ぐ。

 

「死ねええええぇぇぇぇぇ!!」

 

ジエンドラは腹部のギラレスの目を光らせ時を止める、ピクリとも動かなくなった時の中でバビロセリオンが停止しているのを見たジエンドラはバギラブレードで中央の首を切り落とそうとするが…ユニコーンに似た顔つきの竜の首が動き出し火炎を吐き出してジエンドラはその炎を正面から浴びて全身に火傷を負う

 

「があああぁぁぁ!?」

 

「時を止めたみたいだね、でも無駄ユニコーンの首は傲慢のベリアル、能力は無価値、エネルギーの消失。そしてこれが…」

 

何故時が止まったのかと疑問に思うジエンドラにバビロセリオンがユニコーンの首の能力はエネルギーの消失、無効化だと告げる、そして今度は紫の羽が輝き頭上に複数の目が現れそこから光の柱が放たれる、ジエンドラは光の柱の時を止め攻撃を防ぐ。だがバビロセリオンは蛇の首の目を強く開く、するとジエンドラの四肢が捻れ曲がっていく…まるで見えない何かに四肢を攻撃されているかのように…ジエンドラは苦痛の声を漏らす

 

「がぁぁぁぁ…!?」

 

「蛇の首はリヴァイアサンの力…物体を捻じ曲げる…ま、物体が硬いほど時間がかかるけどね」

 

嫉妬のリヴァイアサンの力は万物を捻じ曲げる力、それによりジエンドラの四肢を捻り曲げようとする、ジエンドラはそれを背中の角の効果であるエネルギー吸収で捻じ曲げる力を吸収して弱め捻じ曲げる攻撃から脱する

 

「お、そうくるか…ならこれはどうかな?」

 

感心したような声を出すバビロセリオン、蝿と不死鳥の首が動き蝿の首は枯れ木の細い枝の様な物体を口から吐き出し不死鳥は紫色のガスを吐き出す。ジエンドラはそれを避けようとするがバビロセリオンは紫の羽を輝かせ先程自分を守った光の壁をジエンドラに展開し動きを拘束する、そして細い枝と紫色のガスがジエンドラを取り囲むように光の壁ごと包みこむと光の壁が消えていき、逃れることができないジエンドラに細い枝と毒ガスが襲いかかった

 

「あぁぁ!!?腹が…!?それに力が…!?」

 

「ふふふ、ベルフェゴールの飢餓の力で人間でいうお腹が空いた状態にして集中力を乱し、ベルゼビュートの力で生命力を奪い激痛を与える…嫌らしい技だと思わない?」

 

神話におけるベルフェゴールとベルゼビュートの力を再現した能力を使用したバビロセリオン。ジエンドラは人間でいう極限の空腹状態に陥り集中力が乱れ、更に体に突き刺さった枝にエネルギーを吸収され吸収される度に激痛が走る。ジエンドラはフレムラーの首から1000万度の火炎を吐き出し枯れ木の枝を焼き払い、ブリザラーの首から絶対零度の冷凍ガスを噴射し紫色のガスを氷にしつつバビロセリオンを氷漬けにしようとするがバビロセリオンは七つの羽を羽ばたかせその巨体が浮くのかと思う程の飛翔力で空を飛ぶ

 

「ははは、そんな攻撃は効かないよ!」

 

「くそ…お腹が減って……集中できない!」

 

エネルギーを吸い取られた上にお腹が鳴り響き集中力が乱れる、だがジエンドラはバギラブレードを振り上げ青い剣閃をバビロセリオンに向けて放ち、更にバギラの如き鋭いナイフを空中に出現させそれをミサイルの様に空中のバビロセリオンに向かわせる、だがバビロセリオンは冷静に翼を羽ばたかせて衝撃波を発生させナイフを吹き飛ばし剣閃を消滅させる

 

「無駄無駄!これぐらいじゃあ私は倒せない!怪獣オタクを舐めるな!」

 

「ならこれなら!」

 

光の柱が空中の眼から降り注ぐ、それをバモラのバリア光線でバリアを形成しバモラの左腕 バモラグローブを鉄球状にして鉄球にエネルギーを貯め腕を後方へ引く…そしてシャコの様に腕を振るうと凄まじい衝撃波が放たれパンチがバビロセリオンが余波だけでコンクリートがひび割れる。そんな衝撃波のパンチをバビロセリオンはベリアルの無価値化で衝撃波を無効化させ防ぐ

 

「効かない効かない!私には弱点がないんだよ!」

 

「くそ…私の力が…通じない……!」

 

ジエンドラは出せる力全てを出したつもりでバビロセリオンを攻撃したが…バビロセリオンは全くの無傷、対してジエンドラはバビロセリオンの攻撃で体を損傷している、グリフォンの口から超音波を放ちジエンドラはそれを左腕のバモラグローブで弾き返す、ならばとバビロセリオンは青の羽を輝かせ水流レーザーを放つ、だがジエンドラは時間を加速させた高速移動でそれを避けるが次にバビロセリオンは水色の羽を輝かせジエンドラが高速で移動するルートを計算、次にどこに行くのか計算、予測してタイミングを狙って水流レーザーを発射する、ジエンドラはそれを当然の如く避けるがそれも計算済みなアカネは光の柱を避けた先に落としジエンドラに当てる

 

「があ!?」

 

「無駄無駄!バビロセリオンは死角がない様にあらゆる能力が組み込まれてる、当然ヒッキーな私が的確な動きができる様に計算してくれるAI付きでね♪」

 

「がぁ……まだだ!私には……バガンの…妹の力がある!」

 

光の柱によって地面に叩きつけられたジエンドラ、それを見てバビロセリオンは自分には死角がない、アカネが苦手な運動も知能戦もバビロセリオンの身体能力とAIが補うと自負する、だがジエンドラは諦めずに妹の力…死んだバガンから受け取った力である黒い翼を背中から現し竜巻の様な翼をバビロセリオンに叩きつけようとしバビロセリオンは光の壁を展開するが黒い翼は光の壁を易々と破壊しバビロセリオンにあたる直前まで行く、ジエンドラはそれを見て表情を和らげるが…

 

「はいはい、それも無価値、無価値」

 

「そ、んな……」

 

喜びも束の間、それを無価値化され妹の力である黒い翼も消滅してしまった、あり得ないものを見たかのわうな表情のジエンドラにバビロセリオンは冷徹にも赤い羽を剣状にして振り下げジエンドラの体を切り裂いた

 

「があ"あ"あああぁぁぁぁ!?」

 

「……私は油断しない、それに弱者も逃したりしない…逃して後から強くなって復讐に来たら困るからね…ここで死んでもらうよ」

 

絶叫するジエンドラ、ジエンドラは痛みのあまり大地に倒れこむ…だがそんな瀕死のジエンドラにもバビロセリオンは一切の油断もせず、慈悲も与えずグリフォンの首にエネルギーを集め光線を放とうとする…ジエンドラはそれを見て自分の死を悟る…だがバビロセリオンは光線を放つ前にジエンドラに話しかける

 

「ねえ知ってる?貴方の復讐心は全てアレクシスが仕組んだことだって?」

 

「………どう言うこと?」

 

バビロセリオンが言ったジエンドラのグリッドマン達に対する復讐心はアレクシスが仕組んだ事だと言うとジエンドラはどう言う事だとバビロセリオンに言う…そしてバビロセリオンは残酷な真実を語る

 

「この水色の羽は位置情報の他にツツジ台のログを調べられるんだけどさ…あのバガンの薄い皮を私が纏うために参考に見てたんだよ、貴方が最初に現れた時の映像を…その時見ちゃったんだよね、アレクシスが貴方の妹が人間の姿の時に殺したのを」

 

「…………え?」

 

「だから、君の妹はグリッドマン達に殺されたんじゃなくて……アレクシス、君の生みの親に殺されたんだよ。つまりその復讐心を向けてるグリッドマンは無罪でことね」

 

「嘘……」

 

「嘘じゃないよ、証拠を見せようか?ほら」

 

バビロセリオンはバガンを殺したのはグリッドマン達ではなくアレクシスだと教えると、ジエンドラは嘘だと言うがバビロセリオンは証拠を見せると言うとジエンドラの脳内にバガンが殺された時のログを見せる、そこにはアレクシスが手刀でバガンの胸を貫いた映像が流れ、ジエンドラは立ち上がろうとしていた力をなくしジエンドラに横たわる

 

「嘘…バガン…グリッドマン…勘違い…そんな…じゃあ…私の……思いは……」

 

「あ〜、完全にメンタルおかしくなっちゃったか…ま、いいやこれで終わりね」

 

(あ……あ……ごめんジエンドラ…折角力をくれたのに…でも…すぐそっちに行くから…)

 

ジエンドラが脈絡もないことをブツブツと言い出し、バビロセリオンが壊れたかと呟くともう殺してあげようと中央の首から光線が放たれる、その光線は真っ直ぐジエンドラに向かって行きジエンドラはもう死ぬのだと目を瞑る…その時

 

ーーーキィオォオォン!ーーー

 

ーーークウウウゥゥゥゥ!ーーー

 

ーーーギャアオオオオォォォ!ーーー

 

「え?」

 

「……やっぱり邪魔するのか…やっぱりウルトラマン見たいなタイミングで出てくるよね、流石内海君の仲間達て事かな?」

 

三体の怪獣の咆哮がジエンドラの耳に入り瞑った目を開くとジエンドラの正面にギャラクトロンとキングギドラ、イリスが並び立ちそれぞれがバリアを展開してバビロセリオンの光線を防いでいた、呆けた声を出すジエンドラにやっぱり邪魔をするかと何処か感心しような口調のバビロセリオン、三体は光線を防ぐとバリアを解除しバビロセリオンを睨む

 

「なんで……敵を……助けるの?」

 

【マスターの命だ、私は貴様が死のうが構わんがマスターは違うらしい】

 

(泣いてる女の子を放って置けない…怪獣でと女の子て…ま、将らしいけど)

 

《全くだ…まあ私も放っては置けないと思ったがね》

 

何で助けたとジエンドラが問いかけると三体は将がジエンドラを助けてと言ったからだと素っ気なく教える…だがジエンドラには分からない、何故敵で先程命を狙おうとした自分を将は助けてくれるのか?…ジエンドラは将がいる方を見る…将はバトルナイザーを手に持ってジエンドラが自分を見ていることに気づくとジエンドラに語りかける

 

「怪獣だからとか人間だからとか関係ねえ、そこに泣いてる、悲しんでる奴がいるなら…助けるのが当たり前だろ?」

 

「あ………」

 

将はさも当然とばかりに悲しんでる奴がいたら助けるのが当然だと言い切り、ジエンドラはその言葉を聞いて目を見開く…

 

「あはは!本当に善人だね内海君は!でも私の首は7つあるんだよ?ギャラクトロン達とグリッドマン達を含めても精々5が精一杯…「「それはどうかな」」ん?」

 

バビロセリオンは悪役の怪獣も救う将を流石だねと称し、されどたった三体で7つの首を持つ自分に戦力差で勝てるのかと言おうとするが何処からか少女の声が二つ聞こえバビロセリオンが蝿の首と狐の首を動かして声が聞こえた場所を特定すると二つの首の視線の先に赤い光が照らしそこからUキラーザウルスとデストロイアが現れる

 

「…U…キラーザウルス、デストロイア…」

 

「先程から見つからないと思ったら…いつの間にかそんな大怪我だらけになって…全く」

 

「…まあいい、仲間を傷つけた代償は高くつくぞ新条 アカネ」

 

「何で…私は…貴方達を見捨てたのに…」

 

ジエンドラが仲間の名前を呟くとUキラーザウルスとデストロイアはジエンドラに向かって呆れた声を出す、ジエンドラは2人の元から逃げ出したのに何で助けると聞く

 

「「仲間だから、それ以外に何か?」」

 

先程の将の言葉のようにさも当然と言わんばかりに二体はそう答えジエンドラはまた驚く…バビロセリオンは敵が五体になって若干不味いなと考え始める…なら先に瀕死のジエンドラから排除しようかと七本の首全てに光線をチャージして五体を狙うフリをしてジエンドラを始末しようと企むが…

 

「させません」

 

「あぁ!?」

 

突然赤い鞭がバビロセリオンを襲い、バビロセリオンの装甲が切り裂かれる。バビロセリオンはそれに驚きと痛みの声を漏らし誰がやったのだと首を動かすとそこには青い巨体を持つ怪獣 マザーレギオンのマリスが立っていた

 

「私は1人を多数でいたぶる趣味はありませんが…同じアレクシスから生み出された怪獣がピンチのようなので助太刀させてもらいます」

 

「あぁあの時の群体を率いてた怪獣か…まあ、私は七本首だし数的には丁度いいんじゃないの?もう1人足りないけど」

 

「貴方も…私を助けてくれるの?」

 

「ええ、貴方の事はあまり知りませんが…助けない理由もありませんし」

 

マリスは大勢でいたぶる趣味はないがジエンドラがバビロセリオンに殺されそうな為助けに来たと言うとバビロセリオンは先程の余裕はなく敵が6体に増え不味いなと考える、ジエンドラは貴方も助けるの?と尋ねると助けない理由がないとマリスは言った…その言葉を聞いてジエンドラはアノシラスの言葉を思い出した

 

 

「君は1人じゃないし、助けを求めれば助けてくれる人は居るはずだよ」

 

 

「……そっか…私は…本当に…1人じゃなかったんだ」

 

ジエンドラの目から涙が溢れた、自分にはバガンしかいないと思っていた、だけど…現実は違った、こんなにも自分を助けてくれる人や大切に思ってくれる仲間がいた、自分は1人じゃなかった

 

(だからこそ…私は…守られるだけじゃダメ)

 

だからこそジエンドラは力を込めて地面から立ち上がった、ただ守られてるだけじゃダメだ、1人じゃない事を知った今死ぬのは真っ平だ、だが自分を守る為に誰かが傷つくのはもっと嫌だ…なら

 

「私が…私は皆と一緒に戦う!守られる為じゃなくて戦う為に…!」

 

「……カッコいいじゃん、これで7体…いいよ燃えて来たよ!じゃあラウンド2と行こうか!」

 

ジエンドラが自分も戦うと意志を見せつけギャラクトロン達に並ぶとバビロセリオンを睨みつける、それを見たアカネ(バビロセリオン)はカッコイイ展開だと燃え上がり咆哮を唸らす、そしてバビロセリオンは翼を広げギャラクトロン達へと突進してくる、ギャラクトロンも動き出しギャラクトロン達はバビロセリオンの7体の首に激突する

 

ーーーキィオォオォン!ーーー

 

ーーークウウウゥゥゥゥ!ーーー

 

ーーーギャアオオオオォォォ!ーーー

 

「はぁぁぁぁ!」

 

「ふん!」

 

「……!」

 

「行きますよ!」

 

ギャラクトロン、イリス、キングギドラ、ジエンドラ、Uキラーザウルス、デストロイア、マリスがそれぞれの首の相手を取りユニコーンの首はジエンドラが、蛇の首はイリスが、不死鳥の首はキングギドラが、グリフォンの首はギャラクトロンが、狐の首はUキラーザウルスが、蝿の首はデストロイアが、山羊の首はマリスが相手取る

 

「やっぱり一体で多数の怪獣を相手取るてのはキツイね!でも私は負けない!だって私はこの世界の神様で…大の怪獣ファンだからね!子供の怪獣愛を持った人間が変身した怪獣が負けるわけがないんだよ!」

 

バビロセリオンはジエンドラ一匹を相手にしていた時よりは押され始めるが自分の怪獣愛はこの程度では負けないと豪語すると7枚の翼を広げそれでギャラクトロン達を叩いたり切り裂いたりして攻撃しギャラクトロン達を後退させる、そして距離が置いたところで七つの首から光線が発射されギャラクトロン達の身体に火花が散る

「く……!あの怪獣…やっぱり弱点なんてねえのか?!」

 

「当然だよ内海君!大人の都合で弱点がある怪獣と違って私には一切の弱点がない!だってヒーローに勝ちたいと思っているからこそ能力に弱点なんかつけないし、負けたくないから弱い所をつけない!これが本当の怪獣ファンてもんでしょ!」

 

将がやはり弱点なんてないのかと叫ぶと当然とアカネは言い返した、このバビロセリオンには弱点はない、アカネが怪獣が好きだがらこそ見え見えの弱点など作らず強い、ヒーローを倒せる怪獣に仕立てたのだから…将は舌打ちして必死に弱い所…せめて隙はないかと探るが特に弱点らしい所もない…ギャラクトロン達も必死に攻撃するがやはりバビロセリオンに有効打を当てることができない

 

「くそ!如何すれば…「任せるのである」!ガイガンさん?」

 

「我等の力…ギャラクトロンと共に示す時である!」

 

「「「ああ!」」」

 

将は如何すればいいのかと思考するがガイガンが手を将の肩に当てて任せろと呟くとガイガン達は並び立ってギャラクトロンに向けて叫ぶ

 

「認証コード「ガイガン」【ギャラクトロンツインチェーンソー】起動!」

 

「認証コード「メカゴジラ」【ギャラクトロンナノメタルアルマトゥーラ】起動!」

 

「認証コード「ギルバリス」【ギャラクトロンバリステンプル】起動!」

 

「認証コード「デアボリック」【ギャラクトロンジュエリックアサルト】起動!」

 

全員が認証コードを叫ぶとガイガン達は粒子化し将の元から離れると怪獣の姿となり、ガイガンら4体がギャラクトロンの左右に2体ずつ現れるとバビロセリオンは数の差で実力を埋める気かと考える…が、ガイガンが叫んだ言葉にその考えは否定される

 

『行くである皆!そしてギャラクトロン!今こそ一つになる時である!』

 

『『『了解!』』』

 

【…認証した】

 

「な!?」

 

ガイガンが今こそ一つになる時と叫ぶとメカゴジラ達もそれに頷きギャラクトロンも了解と頷く、それを見てアカネはグリッドマンやキングオブモンスが合体する時の記憶を思い出す、そしてガイガン達は体を半透明化させるとギャラクトロンに4体が重なり合いギャラクトロンの姿が変わっていく

 

『『『『【超合体!天下泰平超獣 パーフェクトギャラクトロン!!!!!】』』』』

 

降臨したのは右腕の砲塔がデアボリックのアサルトアームの様な二連のキャノン砲になり左腕のブレードは回転ドリルの様に回転する刃が付いたランスに変化し、全身に砲門が出現し黒い装甲で覆われ、頭部にはギルバリスの角が付属されガイガンのゴーグルが装着されギャラクトロンシャフトはジェムアームが中央に付いたダブルチェーンソーが取り付けられている姿…これが超合体天下泰平超獣 パーフェクトギャラクトロンだ

 

「ロボットがロボット同士と全合体…カッコい…じゃなくてこれ実質11対1じゃん!」

 

パーフェクトギャラクトロンを見たアカネはついいつもの癖でカッコいいと言いかけるが自分が不利になっただけと気づき、グリフォンの首が慌て始める、それに連動して他の首も慌てているのかの様に首を左右に振るがすぐに落ち着き、バビロセリオンは7首から光線を放つ、がパーフェクトギャラクトロンは巨大な魔法陣を展開すると光線から全員を守る

 

【その程度の攻撃は魔法陣には通用しない】

 

「うげぇ……こりゃ不味いかも…調子に乗りすぎたかな…」

 

ギャラクトロンはその程度では倒せないオレンジの羽が光ると羽から風を起こし、風に触れたバビロセリオンの傷口が塞がっていく…そして超音波や枯れ木の枝、紫色のガスを放つがギャラクトロンはそれを砲門からミサイルやレーザーを発射させ枯れ木を燃やし尽くし、超音波を爆発で防ぎ毒ガスをミサイルの爆風で吹き飛ばす、更に右腕の二連アサルトアームが伸び銃身から三つに重なった魔法陣が展開されギャラクトロンスパークの様な太いレーザーが二つ放たれるダブルギャラクトロンスパークが発射される、バビロセリオンは光の壁でダブルギャラクトロンスパークを防ごうとするが二重の光線は光の壁を穿ち、二つの光線がバビロセリオンの体を貫いた

 

「ッ!?痛ぁい!!」

 

【まだだ、ハイパースパイクドリル!】

 

痛みに呻くバビロセリオンにギャラクトロンは接近して回転する棘の大槍をバビロセリオンにぶつける、バビロセリオンから肉が潰れる不快な音とアカネの痛みに悶える声が重なる。更にギャラクトロンはギャラクトロンシャフトのダブルチェーンソーを回転斬りの様に放ち二つのチェーンソーが回転しながらバビロセリオンの肉体を抉り切る

 

「ぁぁぁぁあああああああ!!?」

 

アカネからは想像出来ない絶叫が響き渡り、切り裂かれたバビロセリオンの体から赤い血が飛び出る、バビロセリオンは反撃にと光の柱や空に星に似た何かを出現させそこから光の光線を放ったりして攻撃するが、頭上に巨大な魔法陣を展開され全て防がれてしまう、なら七本ある首全部で攻撃して倒そうとアカネは考えるが…

 

(そんな事はさせないわ!)

 

《無駄な足掻きだな!》

 

「私達を忘れるな!」

 

「ふん!」

 

「……はぁ!」

 

「終わりです」

 

「なぁ!?あぁぁ!?私の首が!?」

 

だがイリス達がそんな事はさせないとギャラクトロンの前に出て、それぞれグリフォンの首以外を破壊する、イリスはオーバーブースト・プラズマで蛇の首を焼き滅ぼし、キングギドラはサウジリオン・トルメンタでユニコーンの首を破壊し、ジエンドラはバギラブレードで狐の首を切り落とし、Uキラーザウルスは触手から光線を放ち蝿の首を爆破、デストロイアはオキシジェン・デストロイヤー・レイで不死鳥の首を溶かし尽くし、マザーレギオンのレッド・ビュートが山羊の首を一瞬で切断し地面に落とした…一瞬で6個の首を切り落とされ首から血が噴き出る、それを見たバビロセリオンは叫ぶがギャラクトロンは気にしない

 

【ハイパーエネルギーランス!】

 

「!?不味!」

 

ギャラクトロンが左腕のランスにエネルギーを貯め頭上へ振り上げるとランスが光り穂先が光のエネルギーを纏って100メートル程に伸びる、そしてそれを振り下ろすギャラクトロンにバビロセリオンは不味いと思って翼を広げ横へ避けるが完全に避けきれず七又の尻尾が切断され宙を舞う、バビロセリオンはもう勝てないと判断すると上空へ逃げて逃亡しようと更に飛翔する

 

【逃がすわけはない、オーバーヒートフォーリングスター!】

 

ギャラクトロンは逃さないと叫ぶと装甲に無数に存在する砲門にエネルギーを集中させ無数の光弾やミサイル、レーザーを乱射しそれが流星群の様に逃げるバビロセリオンに向かっていく、バビロセリオンは当たるものかと空中をバク転、稲妻の様な速さで駆け巡る、自分も光弾を放って相殺させるなどして回避する、だがギャラクトロンがダブルチェーンソーを噴射してセブンのアイスラッガーの様に操作し斬りつける「サイコチェーンソー」により翼は全て切断される

 

「きゃああああぁぁぁぁ!!?」

 

バビロセリオンは翼がなくなったことにより落下し地面に大激突する、トドメを刺すなら今だと全員が思いギャラクトロン達は必殺技の準備をする

 

「オーバーブースト・ウルティメイト!」

 

「サウジリオン・トルメンタ!」

 

「フレイムブリザード!」

 

「ザウルスバースト!」

 

「オキシジェン・デストロイヤー・レイ!」

 

「マイクロ波シェル!」

 

【必殺!ギャラクトロポラリス!】

 

ギャラクトロンが中央のコアから放った虹色のレーザー光線 ギャラクトロポラリスがバビロセリオンを倒すために放たれ、六体も自身らの必殺技をバビロセリオンに放ち、それぞれ七つの光線がバビロセリオンに向かって重なり合わさりあって極太な光の波となってバビロセリオンの身体を飲み込みバビロセリオンの身体が音を立てて崩れていく

 

「がぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!?!!??」

 

大絶叫と共に虹色の爆発を起こして消滅したバビロセリオン…七又の尻尾以外全ての体が消滅している。ギャラクトロンがバビロセリオンの生命反応がなくなったと義眼でサーチし、もう終わったと判断するとジエンドラ達の方を見て、将を見る、まるで将にジエンドラ達も倒すのかと質問するように、だが将は首を振る

 

「倒さなくていい、別に俺達の目的はこいつらを殺すことじゃないからな、だけどまた悪いことをするなら全力で止めてやる」

 

「…ふん、もう我らにそんな事をする暇などない、行くぞジエンドラ。段ボールでも使って家でも作ろう」

 

「……その通りだ、勝てない相手に挑む気は毛頭ない、帰るぞジエンドラ、廃棄されたコンビニ弁当でも食おう」

 

「……うん…後その…眼鏡…ありがとう」

 

将がこいつらを殺すのが目的じゃない、だけどまた悪巧みをしたら止めると将が言うとUキラーザウルスはもうお前らとは戦わないと首を振り、デストロイアもそれを肯定する、そして二体はそのままジエンドラと一緒に帰ろうとしてジエンドラがそれを見て笑うと、将の方を向いてこれに気づかせてくれた事に感謝すると言って頭を下げ二人について行こうとする、それを見た将やマリスが微笑みかけると…

 

ーーーグサッーーー

 

「がぁ?」

 

「「ジエンドラ!?」」

 

《(「「な!?」」)》

 

【何だと……!?】

 

何かが刺さった音が聞こえた、ジエンドラの背中に矢が刺さっていた、それを見て驚く将達…だがギャラクトロンは冷静に矢が飛んできた場所を見破りその方角を見て驚愕した…ギャラクトロンの目に映ったのは宙に浮いているバビロセリオンの尻尾だった…そしてその尻尾は段々と形を変えていき、七又の尻尾の先が形を変えグリフォンやユニコーンと言った首…バビロセリオンの七つ首に変わってしまう…そしてグリフォンの首が口を開けた

 

「……あは、色欲のアスモデウスの力は洗脳、矢に刺さったものが強い愛情でも友情でもいい、その感情を持っていれば洗脳が出来る能力。ただし油断していないと使えない力だけど…成功したみたいだね」

 

「新条…さん?何で…さっき倒した筈なのに…?」

 

「甘いよ内海君、私が一回殺したぐらいで死ぬとでも?本当にそう思ってるなら抱き締めたいほど哀れだよ?まあ身体はほとんど死滅したけど…尻尾が残ってたから尻尾を頭部に変えて復活したんだよ」

 

蘇ったバビロセリオンに驚く将とにこにこと笑っているバビロセリオンのグリフォンの首…彼女は残された尻尾を頭部へと変化した事で生き返ったのだ…そして苦しげな悲鳴を出し身体を震わせていたジエンドラの身体が停止し首をガクンと落とすとバビロセリオンの方を見て恭しく頭を下げる

 

「………」

 

「いい物が手に入った、今回はこれで痛み分けとしようか、私は体の大部分がなくなって君達は仲間を一人失う…私が大損害だけど…ま、何もないよりはマシだよ」

 

「「貴様ぁぁぁ!!ジエンドラを返せ!」」

 

何も喋らなくなったジエンドラを見て満足そうに微笑むバビロセリオン、Uキラーザウルスとデストロイアはそんな仲間を見て呆然とし、次にそんな風にしたバビロセリオンを殺気を纏って突進するがバビロセリオンはそれを花で洗うかの様にして山羊の首が鳴くとジエンドラが動き出し冷凍ガスと火炎放射で二体を攻撃して吹き飛ばす

 

「「があ!?」」

 

「今日はこれまで…じゃあまた会おう内海君、今度は絶対勝つからね〜」

 

「待って!新条さ…!」

 

二体を吹き飛ばしたのを見たバビロセリオンは空に穴を開けてその穴にバビロセリオンとジエンドラが吸い込まれていく、アカネは次は勝つからねと将に言うと将は空に手を伸ばすが当然の如く届かず、ジエンドラとバビロセリオンは穴の向こうへ消えていった

 

「「ジエンドラぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

【……逃したか】

 

「………………」

 

その場に残ったのは何を言えばいいのか分からないマリスにイリス、キングギドラ、仲間を助けることができなかったUキラーザウルスとデストロイア、ギャラクトロンは取り逃がしたのかと穴が空いていた場所を見据え、そして結局は助けることができなかった自分を責めるかの様に拳を握る将がその場に立ち尽くしていた、ジエンドラを助ける為に戦ったのに…結局は誰もジエンドラを助けることができなかった…その無念さや怒りが全員の心に残ってしまった

 

 

 

 




普通にギャラクトロンが勝って終わりかと思った?残念ほぼ引き分けに近い勝利です!そう簡単に救えないのだよ、アカネちゃんマジでラスボス

ギャラクトロンの最強形態なのに…なんて活躍だ…でもまあ、最強形態が出たら普通だと勝てる展開だからそう言った考えをぶち壊せたかな?

さて次回はアレクシスのターン、アレクシスが久しぶりに出てきます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。