歪んだ正義は正義のヒーローになれるのか   作:暗愚魯鈍

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遅くなってすみません!ちょっと忙しくて…

さて今回はアレクシスが出て来ますよ、そして安定の前半戦はバトルがない…次回はちゃんとあるけど……ちゃんと伏線も張ってあるし楽しんでもらえたら嬉しいです


第四十一話 悪・意ボースハイト

謎の空間、そこでアレクシスは狂喜していた

 

「もうすぐだ!もうすぐで彼の方が蘇る!後少しで…ボスの情動がまた見られる!」

 

アレクシスが血のように赤い繭を見て「彼の方」の復活はもうすぐだと叫ぶ、そんなアレクシスだが彼の纏う青い炎のオーラはアレクシスの喜びを表現するかの様に激しく燃え上がりアレクシスの口元の歯のような電飾モニターは何度も何度も青白く点滅して笑っていることを分からせる。目を覆うサングラスの様な物の奥から怪しげな光を放つ両目がはっきりと見え誰がどう見てもアレクシスは喜んでいるとわかる

 

「彼の方が蘇ればあの時のように私は退屈しない!ゾフィーに邪魔されたがもう誰にも邪魔はさせない!彼の方が蘇れば退屈な人生から私を救ってくれる!」

 

アレクシスは彼の方が蘇れば自分は退屈しなくていい、あの頃…自分が1番輝いていた頃に戻れると豪語する、あの時もゾフィーが邪魔しなければ自分は今でもボスの横にいて退屈などしなかったのだと恨み言の様に呟く…脳裏に思い出すはかつての栄光、ガッツ星人やテンペラー星人を引き連れて惑星を滅ぼしていたボス…その横を歩く自分…あの頃にもう少しで戻れると思うとアレクシスは子供の様に笑っていた

 

「……いつ迄そうしているつもりアレクシス?そんな暇があるならマイナスエネルギーでも回収すれば?そうすればもっと早くボスは復活するわ」

 

「……釣れないな君は……少しぐらい遊んだっていいだろう?まあその通りだしね、…さて、なら後少しのマイナスエネルギーを集めに行ってきますか」

 

そんなアレクシスに冷たい声をかけたのは謎の声…声を聞く限り女性と少女の中間の声だ、全ての男を魅了する誘惑さを秘めた声でありあどけない子供の様な純粋な声でもある美声にときめかない男はいない…寧ろ女性でも聞き惚れるかもしれない…そんな声がアレクシスにマイナスエネルギーを回収しろと告げる、するとアレクシスはそうだねとケロッと先程の狂喜の顔から一転し、足りない分のエネルギーを集めに行く為に動き出した

 

「そうよ、後私も行かなくちゃ…演技はまだ続いてるし…それに復活の時のためのスパイスもふりかけなきゃだしね」

 

「おや君も行くのかい?まあ私と同じボスの側近だしね…君のやってることも中々面白いじゃないか…」

 

「でも私は最後の味付けだしねぇ…ふふ、そう言う意味なら貴方がやってる悪巧みの方がボスの復活に1番大事なのよ?」

 

「ふふふ…君も悪いねぇ…だからこそ側近なんだけどね……」

 

「「あははははは!」」

 

女は自分は最高のスパイスを作り出す為の絶望の準備をしなければとアレクシスに告げアレクシスは悪趣味だとにこやかに笑う、そして二人してその場に笑い声を響かせ合う…赤い繭がそれに呼応する様にビクンと心臓の様に振動した

 

 

ジエンドラがアカネに洗脳されて連れていかれて一晩がたった、絢にはジエンドラの仲間であるUキラーザウルスとデストロイアが六花の母が入れたコーヒーを飲んでいた…当然その顔は暗い…事情を知っている将は無言のまま俯いておりガイガン達も黙って立ち尽くしている…事情をよく知らない裕太と六花はアタフタしているがボラーがこの空気の流れを断ち切る為口を開いた

 

「…で、何であの怪獣娘がいるんだ?そこら辺教えてくれ」

 

「……昨日新条さんの怪獣の姿と俺達が戦ったことは見てたと思うんでそこら辺の説明を省きますけど、最後倒したとあの怪獣…ジエンドラが新条さんに洗脳されました」

 

『……成る程、つまりその子達がいるのは我々にそのジエンドラを助けて欲しい、だから協力するからここにあるわけだな』

 

「うお、グリッドマンが話してるの久しぶりに聞いた」

 

ボラーが早く話聞かせろと言うと、将は昨日の戦いは見ていたからそこは話さなくていいと思い、要点だけ話しジエンドラがアカネに洗脳された事を話すとグリッドマンがだからUキラーザウルスとデストロイアがここにいるのかと理解する、ヴィットはグリッドマンの声を久しぶりに聞いた気がすると驚いていた

 

「……成る程仲間を助ける為に我々の所に来たと言うことか…」

 

「だけどよぉ、虫のいい話じゃねえか?俺達の敵だった癖に俺達に頼み込むとか…」

 

「お、俺も猫を攫われたら…頼むかもしれん」

 

「いやキャリバーさんと一緒にしないでくださいよ…てか猫基準とか」

 

「……俺と六花はいいけど…グリッドマンはどう思う?」

 

マックスがジエンドラを助けたいから自分達に助けを求めて来たのかと理解しボラーが虫のいい奴らだなとボソッと喋りキャリバーは自分も同じ事をしていたかもと言うが、それは猫でしょと六花に突っ込まれる、裕太はグリッドマンにどうすべきかと尋ねる、するとグリッドマンは顔に手を当てて暫く考え込むと全員の方を向いて答えた

 

『私は助けた方がいいと思う、敵だったかもしれないが助けない理由にはならない』

 

「……ありがたい」

 

「流石グリッドマン…大したお人好しだね」

 

グリッドマンが困っているのなら怪獣であろうも敵であろうと助けると言うとデストロイアが頭を下げる、ヴィットは流石グリッドマンだと呟く…Uキラーザウルスも嬉しそうな顔をしている…

 

「よし、グリッドマンも賛成してくれたからどうやって洗脳を解くか…て話になるな」

 

『それなら私のフィクサービームを使えばいい、私は過去にフィクサービームを使ってシノビラーに洗脳された人を救った事がある』

 

「そ、そんなこともあったな…なら行くか」

 

「…?何処へ行く気なんですかキャリバーさん」

 

将がグリッドマンが賛成したなら次はどうやって洗脳を解くか、と問いかけるがグリッドマンはフィクサービームを使えば洗脳を解けると言いキャリバーが昔を懐かしむように頷くと何処かへ行こうとし六花がそれを制止する

 

「き、決まってる隣の新条 アカネの家だ」

 

「……あ、そういえばアカネの家て隣なんだった」

 

「……忘れてた…」

 

「……俺も…」

 

「「「……身近過ぎて忘れてた」」」

 

「「「「ラスボスが近くにいるとかそんな感じじゃないから覚えてなかった」」」」

 

キャリバーが隣のアカネの家に行くぞ、と簡潔に言うと裕太達はそれをすっかり忘れておりそういえば…そうだったと思い出し、マックス達とガイガン達も恥ずかしいとキャリバーから目を逸らす、キャリバーは首を傾げそのまま絢から出て行こうとするが刀が出口に引っかかり思い切り地面に倒れた

 

「……頼る奴ら間違えたのではないか?」

 

「…こんな奴らに負けていたのか…ショックだ」

 

デストロイアとUキラーザウルスは溜息をついてこんな奴らを頼ってよかったのかと呟いてしまう…

 

 

「新条さんの家…やっぱり大きいな…」

 

「だね…よく見るとラスボスが住んでる館みたい…」

 

「け、お嬢様てことかよ…俺らアパート暮らしだってのに…ヴィットは兎も角!」

 

「だって俺狭い家嫌いなんだもん」

 

絢を出て1分とかかる事なく隣のアカネの家に到着した将達は門に鍵がかかっていないのでそのまま敷地内に侵入する、屋敷には人の気配もしない…そして全員がアカネの家を見上げる…本当に大きい、こんな家ならメイドや執事くらいは居そうだ…そして裕太が家に入る為の玄関のドアを開けようとするとやはり鍵がかかっておりガチャガチャと音が鳴り響く

 

「う〜ん、やっぱり鍵がかかってるみたい」

 

「んだよ!家が隣なんだから鍵ぐらい開けとけよ!家が隣なのに逃げねぇて事はいつでも戦闘仕掛けて来ていいよ!て意味なんだろ!」

 

「いやそれは暴論であるボラー殿、しかし如何すれば中に入れるのであるか?インターホンを鳴らしても出てこな…「どいてどいて!」む?」

 

流石に開いてるわけないかと裕太が呟くとボラーが家が隣なんだからラスボスらしく開けとけよ!と叫ぶボラーだがそんな事を言っても開くわけがない…馬鹿だろこいつとUキラーザウルスがそんな目で見ているとガイガンが落ち着いてと肩に手を下ろしインターホンを鳴らすが当然誰も出ない…困りかけたその時デアボリックの声が聞こえガイガンが後ろを振り抜くとデアボリックが回転しながらこちらに接近していた

 

「退くんだガイガン、ボラー、裕太達!僕がその扉をぶち壊す!」

 

「「はぁ!?」」

 

「おいデアボリック!?器物破損をする気であるか!?」

 

「言い分なら後で聞こう!行くぞ必殺!飛鳥文化アタック!」

 

裕太とボラーが何してんのこの人!?みたいな目でデアボリックを見るとガイガンがやめろと止めに入るがデアボリックはそれを無視して玄関の扉に向かって回転アタックをぶつけ扉がギシィと音を立てて壊れデアボリックは家の中に消えた

 

「あの馬鹿……!」

 

「…敵とはいえ他人の家を壊すとは…」

 

「……すまないである」

 

「さ、流石デアボリックさん…普通なら考えない事をやってくれる」

 

ギルバリスが純粋な罵言を吐きメカゴジラが溜息を吐く…ガイガンが自分が止められなかった事を恥じ裕太が流石空気読めないキャラと思った所でこれで家に入れると家の中に入ろうとすると…

 

「「うわ!?」」

 

「……あの空の上の…建物?」

 

扉の先には家の玄関があるのではなく以前見たことがあるツツジ台の上空にある建物が広がっていた…それを見て驚く裕太と六花、そして冷静に前に見たことがあると判断する将…他のメンバーも扉の先を見て絶句している…その一方で

 

「おおぅい!助けてくれ!」

 

「……何やっているんだあいつは」

 

デアボリックは扉の先に落ちて地面らしき場所に埋まっていた、それを見て呆れた声を出すギルバリス

 

「逃げられた…て訳か…もしくはずっと前からこうなっていた、又は新条さんとその仲間しか内部には入れないとかそう言うのかもしれない」

 

「……一足遅かったと言うことか」

 

「……ジエンドラ」

 

将が乗り込んでくる事を想定してもうこの家を捨てたのか、或いはアカネやアンチ達でしか入れないようになっているのかと推察する、マックスが遅かったようだと呟くとUキラーザウルスが手がかりがなくなってしまったと弱々しく呟いた

 

 

「成る程…内海君達が私の家に入ったか…まあ、そこは外面だけでその中には私達は愚か中身もないんだけどね。家の内部だけ切り取って別の場所に貼り付けるなんてグリッドマン達には考えもしないだろうな〜」

 

絢の隣にあるアカネの家ではない何処かにて、アカネの自室にてアカネが自分の家であった場所に入った将達を認識しもうそこには外面しかない、と誰に言うでもなく呟いた…彼女はクルリと椅子を回転させ新しく手に入れた手駒を見る

 

「そう思わないジエンドラちゃん?」

 

「……はい、アカネ様」

 

アカネが声をかけたのは先日洗脳したジエンドラだった、しかもジエンドラが普段きているような赤い和服ではなくメイド服だった…それも結構にあっていて可愛い。そんなジエンドラは目を虚ろにしてアカネの事を様付けで呼びアカネに向けて頭を下げる

 

「う〜ん、こうやって私の名前に様をつけるのがちょっと嫌だけど…ま、新しい戦力だからね、それに可愛いし暫くは護衛にこの部屋にいてもらおうかな?」

 

「…はい、了解しました」

 

アカネはそれを見てそこまでしなくてもいいんだけどなぁ〜と曖昧な笑みを浮かべるとまあ目の保養になるしこの部屋に暫くいて貰おうかと呟きジエンドラはそれを受け入れる…そんな様子を隠れてアンチ達が見ていた

 

「…アカネ…そんな趣味があったとは…我々もそう言う目で見ていたのか?」

 

「多分違うんじゃないかなてベノラは若干疑いつつも主人様を信じて見たり…」

 

「……あれはきっと…メイドが現れて喜んでいるだけだ、俺達は多分弟や妹扱いなんだ…きっとそうだ」

 

ギラレスはそう言う趣味なのか…自分達もそう言う目で見ていたのかとアカネを疑心的な目で見て、ベノラは違うと否定しながらもやはり信用できず、アンチは自分に言い聞かせる様にアカネを擁護していた…そんな彼らの密談もアカネには筒抜けなのでアカネは扉の方を向いて答える

 

「……失礼だな、私にそんな趣味はないよ、これはあれだよピグモンやハネジローが可愛いと思う的なあれだよ、ペット感覚だよ…因みにアンチ達は弟や妹みたいな家族扱いね」

 

「…それはそれで人間…いや怪獣に対する扱いではない気がするが……」

 

「うっさいんだよ、最近は擬人化が流行ってるんだよ、正直私はあんま興味ないし何怪獣美少女化してんだよ、気持ち悪とも思ってるけど中には良デザインがあるんだ、ジエンドラやアンチ達も私にとってはいい怪獣の擬人化なんだよ」

 

アカネはあくまでこの行動はペットに対する扱いであると断言しギラレスはそれはそれで論理的にアウトでは?と言いかけるがアカネは煩いと一蹴、擬人化はあまり好きではないがジエンドラやアンチ達の擬人化は中々いいと意味の分からない発言をする

 

「……何を言っているか分からない…て、ベノラはベノラは主人様の意味不明な言動に戸惑ってみたり」

 

「…気にするな、アカネがおかしいのはいつもの事だ、怪獣になってもこのおかしさは消えない」

 

「アンチ君酷くない?まあ他の人と発想がズレてるのは自覚してるけど…こんなにネジがズレてないと君達みたいな強い怪獣は生み出せないからね」

 

ベノラが何を言っているのか理解出来ないと頭を抱えるとアンチがアカネはおかしいのは普段のことだから無理に理解するな、例え風格がラスボスに近くなろうがアカネはアカネのままだと諭す様に言われると酷い言われ様だとアカネが溜息を吐いた…まあアカネがおかしくなければアンチやギラレス、ベノラは生まれなかっただろうが…此の親(アカネ)にして此の子(アンチ、ギラレス、ベノラ)ありと言ったところか

 

「さてさて、ジエンドラちゃんジュースとお菓子を下の冷蔵庫から持ってきてくれる?」

 

「……分かりました」

 

「頼んだよ〜♪」

 

アカネがジエンドラにお菓子を持ってこいと命令するとジエンドラはお辞儀をしてアンチ達の横を通る際「すみませんが退いてくれませんかアンチ様、ギラレス様、ベノラ様」と丁寧口調で喋り「「お、おう」」と変な返事をしてしまうギラレスとベノラ、アンチは無言で体を動かした、ジエンドラが階段を降りていく音が聞こえる…それを聞いたアカネは先程の巫山戯た空気から一転して真面目な顔に戻りアンチ達を見つめる

 

「さて、私は思った以上に強かった…でもね、負けたんなら結果は変わらない…アンチ達のこと何も言えないよ」

 

「…だがジエンドラを追い詰めたのは凄いと思う、負けたのもアカネがリンチにされたからで一対一なら…」

 

「戦場では卑怯もへったくれもないんだよ、リンチであれ武器を使うなりヒーローは勝てば正義何だから、最近のウルトラヒーローだって二人がかりで昭和ウルトラマンが一対一で倒した怪獣を倒したり、ウルトラブレスレットが霞むほどチートな武器を持ったチートラマンになちゃうご時世なんだからね」

 

「よく分からん例えだがヒーローが卑怯だと言うことは理解したぞ」

 

「だからね、私はもっと強くなくちゃいけない…その為に最私を改造しなきゃね…」

 

先日の戦いで負けてしまったことを悔しそうにしているアカネ…それに対しアンチがジエンドラを敗北手前まで追い詰めたしリンチにされたから負けたのだと擁護するがアカネはヒーローは勝つ為ならなんでもしていいからそんな綺麗事は通じないと断言、その例えがよく分からないギラレスは首を傾げる…アカネはもっと強くならねばと決意しパソコンを操作しようとする…が、その手を一旦止めて舌打ちをする

 

「どうしたの?、てベノラは不意に止まった主人様に問いかけてみる」

 

「……つまんないことしてくれるなあアレクシス……」

 

ベノラがトコトコと背を向けているアカネに近寄ってパソコンを覗き見る…パソコンに映っていたのは…街を破壊するアレクシス・ケリヴが映っていた

 

 

「ふははは!出てきたらどうかねグリッドマン!」

 

アレクシスは街中に突如として現れると両手に二振りのサーベルを持ち建物にぶつけて壊す、サーベルで建物を切断する、投げつけてその衝撃波で車が宙を舞うなどの暴虐を行っていた…アレクシスは大声で笑いながらグリッドマンの名を叫ぶ

 

「「……アレクシス…」」

 

「あの野郎…一体何が目的なんだ?」

 

「知るかよ、でも街を壊してんならさっさと倒すべきだろ、さっきからグリッドマンの名前も呼んでるしさっさと行ってこいよ」

 

アレクシスを見たUキラーザウルスとデストロイアは自分達を見捨てたアレクシスが何のこのこと現れているんだと怒りを露わにし、将が突然現れたアレクシスに何が目的なんだと考えるがボラーが早く戦えと言うと裕太はプライマルアクセプターを掲げ、六花はジャイロにキングオブモンスのクリスタルをセット、将はバトルナイザーを構える

 

「アクセス・フラッシュ!」

 

「セレクト!クリスタル!」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

電子音が鳴り響き、二人の男女の声が響くとアレクシスの背後に三つの光が現れグリッドマンとキングオブモンス、ギャラクトロンがアレクシスの背後に現れた

 

「おや?やっと出てきてくれたねグリッドマン、それに残りの二人もいる様だね」

 

「アレクシス・ケリヴ…何故街を破壊する?」

 

「決まってるさ、君達をおびき寄せる為と…人間達が私を見て恐怖したりしてマイナスエネルギーを出させることが目的なんだよ」

 

『そんな事の為だけに街の人達を巻き込んだのか…許せない!』

 

アレクシスは三人が現れたことを知るとニヤリと口元を歪めグリッドマンが何故こんなことをしたとアレクシスを睨むとアレクシスは君達をおびき寄せる為と人間達に恐怖を与えマイナスエネルギーを発生させる為だと笑いながら言った…それを聞いた裕太は許せないと断言しグリッドマンもそれに同調してかスパークビームをアレクシスに向かって放つ

 

「おや、いきなりかい?乱暴だね〜」

 

アレクシスはサーベルを振るってスパークビームにサーベルをぶつけ打ち消す、だがアレクシスに向かって何発もスパークビームが放たれアレクシスはそれを高速でサーベルを振るいスパークビームを打ち消していく…その間にキングオブモンスが接近し得意の怪力 アームパワーでアレクシスに掴みかかろうとするがアレクシスはサーベル二つを合体させて巨大な槍となりキングオブモンスの腹部に槍を当てキングオブモンスは火花を散らして後退し、グリッドマンが放ったスパークビームも槍を回転させて防いだ

 

「ギャラクトロン!ギャラクトロンスパークだ!」

 

【了解】

 

「おっとと…それは喰らわないよ」

 

ギャラクトロンにギャラクトロンスパークを放てと命じる将、ギャラクトロンスパークの発射準備を行うギャラクトロンを見たアレクシスは槍を地面に突き刺して手から紫色の破壊閃光をギャラクトロンに向けて放ち、同時にギャラクトロンもギャラクトロンスパークを発射し二つの光線がぶつかり合い中央に魔法陣が展開され大爆発を起こす

 

「………ほう?」

 

ーーーキィオォオォン!ーーー

 

爆発の中から現れたのは全身に青い鎧を装着し頭部のギャラクトロンシャフトが金色の斧 ギャラクトロンベイルに変わり、ギャラクトロンブレードや右腕の砲塔がなくなり、代わりにギャラクトロンクリンガーがつけられた人間の手足の様な腕が装着された姿 ギャラクトロンMK2が現れ、右手にギャラクトロンカリバーを握り、ギャラクトロンベイルを頭部から取り外し左手に装備する

 

「ほう、いきなり強化形態で来たか」

 

アレクシスはギャラクトロンの姿を見て呟くと巨大な槍を元の二振りのサーベルに戻し、ギャラクトロンに接近し双剣で斬り裂こうと連撃を放つがギャラクトロンもギャラクトロンカリバーとギャラクトロンベイルを振りかざし同じく双剣の様に扱いアレクシスの斬撃を打ち合って相殺していく

 

ーーーキィオォオォン!ーーー

 

「ほう?」

 

斬撃や接近戦は互角と判断したギャラクトロンは手先のマシンガン ギャラクトロンゲベールから無数の光弾を連射し手の甲にあるギャラクトロンシュトラールと言うビームキャノンからビームを連発しアレクシスを攻撃するが、アレクシスは全身から無数のホーミングレーザーを放ちギャラクトロンが放った弾幕ごと相殺し尽くす…ここまでは互角…だが

 

『『『『「合体超神 サンダーグリッドマン!」』』』』

 

『呼び覚ますは勝利!纏い極めし融合!』

 

「ん?どうやらグリッドマンとキングオブモンスも本気の様だね〜」

 

グリッドマンとキングオブモンスはギャラクトロンが時間を稼いでいる間にグリッドマンはアシストウェポン達と合体、合体超神 サンダーグリッドマンとなり、キングオブモンスはルーゴサイトを除いたクリスタルの力を解放した超最強合体獣 キングオブモンス ヴァハグンとなりアレクシスを取り囲む

 

『俺達でお前を倒す!』

 

『これで終わりだよアレクシス!』

 

「三対一はウルトラリンチみたいで好きな展開じゃねえけどボス相手なら仕方ねえよな」

 

「おお…三人がかりで私を倒そうと言うのかい…ヒーローらしからぬ行動だね…まあ…別にいいんだけどね…」

 

裕太と六花がアレクシスにもう終わりだと告げ、将が本当はリンチみたいなことをしたくないが強敵相手ならいいよなと自分を納得させる様に言い、アレクシスは自分が不利な状況と知りながら笑っていた…そしてアレクシスはゆっくりと目線を三人ではなく街中の逃げ惑う人達を目視する

 

(いいねぇ…いいよ、人間達のマイナスエネルギーがいい感じに集まって来てる…後は適当に攻撃を人間達に向ければマイナスエネルギーが出てくる…その為に利用させてもらうよグリッドマン達…)

 

アレクシスには見える、逃げ惑う人間達から溢れでる負の感情が…それは今アレクシスが街を壊してそれに恐怖している負の感情だけではない、何気ない何時もの負の感情が漏れ出てアレクシスのボスの所へ集められているのだ…勿論グリッドマン達にはそれは見えない…アレクシスはそうやって微笑むとグリッドマン達に意識を戻しサーベルを握り直して再び戦闘を始める

 

 

ーーードクン、ドクン、ドクン、ドクン…ーーー

 

赤い繭は心臓の様に激しく胎動した

 

 

 




三対一でも余裕そうなアレクシス…と言うかボスは誰なんだろうぁ〜正体は意外なあいつ…多分皆さん「え?こいつがラスボス?雑魚宇宙人じゃんw!」て言いそうなやつです…でもね…そいつ漫画版だと鬼強いんですよ…あんなの勝てるか!て個人的に思ったくらい

さて次回はアレクシス決着戦(アレクシスが退場するとは言ってない)お楽しみに!
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