歪んだ正義は正義のヒーローになれるのか   作:暗愚魯鈍

46 / 51
今回は長いです、一話で終わらせるには無理があった(白目)、さて今回で漸く…ラスボスのご登場だぁぁぁぁぁぁぁ!アカネちゃんはラスボスじゃない、グルジオレギーナポジだ(ラスボス前の敵)…後遅くなってすみませんでした

後…ボスの名前を見ても…雑魚だろとか弱い敵、なんでこいつ?とか言わないでください…ある漫画だと最強の敵だから…一応原作だとウルトラ4兄弟と互角に戦ってましたから…まあテレビ版じゃなくて漫画版なんですけどね…


第四十五話 戦・闘バトル

「ふふふ……ボス…もうすぐです…悠久の眠りから覚める時です」

 

赤い繭が大きく小刻みに震える、それを見て謎の女性が怪しく笑う…その声を聞いた赤い繭は更に激しく揺れ動く…もうすぐ繭から何か出てきそうな勢いで繭が心臓の様に動く…それを見て更に笑みを歪める女性…そして不意に赤い繭が膨張し始める…そして赤い繭が破裂し赤い繭だったものが周囲にばら撒かれる、繭の一部が女性に向かって飛んでくるが女性に当たる瞬間にその繭は消失した…

 

「………この身体を動かす感覚は久しいな…」

 

「……漸くご復活出来ましたねボス」

 

「ああ、ご苦労だったなーー、そしてこの場にはいないアレクシスにも感謝してやろう」

 

その金髪に鬼のような角を生やし全身黄金の鎧を着飾っているヒューマンタイプの巨人は手足を動かすと完全に復活したことを理解し邪悪な笑みを浮かべる、それを見た女性も君の悪い笑みを浮かべその巨人は彼女の名前を言うと思い出したかの様にアレクシスの名も呟き上から目線で感謝してやろうと答えた

 

「さて…次は闇のエネルギーの補給だ…マイナスエネルギーでは補いきれないほどの力がなくなっているからな…」

 

「それなら心当たりがありますわ」

 

「……ほう?」

 

その巨人はまずは失った闇の力を蓄えねばと次の一手を考えるが女性はそれについては心配ないと呟き、巨人が興味深げに女性の方を向く、そして女性は笑って答えた。

 

「エンペラ星人の闇を持つ少年が丁度いいと思いまして」

 

 

「さあて、かかっておいでよグリッドマン、キングオブモンス、相手してあげるから」

 

「……内海、ギャラクトロンはまだ戦えない?」

 

「……ああ、すまんまだ修復が…」

 

「……分かった、なら私達で頑張るよ」

 

アカネが手招きして挑発する、裕太は将を見てギャラクトロンは出せるかと尋ねるが将は首を振って無理だと教える、六花は頷くと自分達でなんとかするしかないとジャイロを取り出す、裕太もプライマルアクセプターを掲げる

 

「アクセス・フラッシュ!」

 

「セレクト!クリスタル!」

 

【変身!キングオブモンス】

 

裕太がプライマルアクセプターを掲げ叫び六花はジャイロにクリスタルをセットして三回レバーを引く、グリッドマンとキングオブモンスが空から現れ地響きを鳴らして地面へと着地しアカネを見つめる、アカネは宿敵の登場に目を細めて笑いながら言葉を出した

 

「……前回はギャラクトロン達だったけど…今回の相手は六花達だね」

 

『……アカネ…早く怪獣の姿になったら?』

 

「?」

 

前回は怪獣達、今回は怪獣とヒーローかぁとアカネが楽しげに呟くと六花が早く怪獣の姿になってと呟く、それに対しアカネは首を傾げて疑問げに答えた

 

「怪獣の姿?何言ってるのかな六花は?これ(・・)が私の怪獣としての姿だよ?」

 

『『え?』』

 

「!?…まさか新条 アカネ…君は…」

 

アカネが放った言葉の意味を六花と裕太は理解出来なかった、もう既に怪獣の姿になっていると答えた、だがアカネは人の姿(・・・)をしている、これは一体どう言うことなのか?二人は意味がわからず困惑しているとグリッドマンが恐ろしげに答えにたどり着いた

 

「君は……人間の姿をした…怪獣なのか?」

 

『『え?』』

 

「お!正解!アンチ達みたいな怪獣の姿から人間の姿に化けてるんじゃない…正真正銘の人間の形をした怪獣だよ」

 

グリッドマンが出した答え、それはアカネは人間の姿をした怪獣になってしまったのかと口に出すと裕太と六花は口を開けて黙ってしまう、何を言っているんだグリッドマンは、そんなことあり得ない、信じたくない、そんな言葉が二人から出ようとする…だがその言葉も言わさぬままアカネはその事を肯定してしまう…それが揺るぎない真実だと

 

『あ、アカネ…なんでそんな事…』

 

「え?グリッドマンや響君、六花てヒーローなんでしょ?じゃあ…人の形した怪獣…それも女の子を殺せるの?」

 

『………っ!』

 

六花が何故そんな事を…と自分でも分かるほど低い声で尋ねるとこうすれば裕太達(ヒーロー)は殺せないでしょ?と自分より年下の子供に勉強を教える風に答えるアカネ、その言葉に六花はただただ絶句した、アカネは自分達に勝つためだけに人の姿のまま怪獣になったのかと…親友の末路を恐ろしげに見ていた

 

「……確かに私は君を殺すことはできないかもしれない」

 

「わぁ、良かったあ〜♪これで殺すとか言われたらこんな姿になった意味ないもんね〜」

 

グリッドマンには心を持った生物は殺せない、例え敵であるアンチやギラレスも心を持っている為殺せない、それはアカネも同様でアカネを傷つける事はグリッドマンには心理的に無理だと言える、そんな心情を知ってかアカネは6対の翼の一翼をグリッドマンに向けて槍のように刺突させる、判断が遅れたグリッドマンは胸部を翼で刺突され派手に吹き飛ばされる

 

ーーーヴェエエェェッ!?ーーー

 

キングオブモンスがグリッドマンが吹き飛ばされたのを見てグリッドマンの心配をする声を上げるがアカネはそれを気にせず翼でキングオブモンスを叩きつけグリッドマン同様吹き飛ばす

 

『きゃああぁぁぁぁ!!?』

 

『六花……ッ!?』

 

六花の叫び声が聞こえた裕太はグリッドマンを動かして立ち上がろうとするが突如嫌な気配のする風切り音が聞こえその場から勢いよく飛び跳ねる、そして自分がいた場所にはグサリとアカネの白い翼が突き刺さっていた、もし避けるのが遅れていたら顔面にあの羽が突き刺さっていた事だろう。裕太はそれに恐怖するとキングオブモンスが無事なのを確認し光の剣をアクセプターから形成しアカネの翼とぶつける、金属音が響き翼と光の剣は火花を散らしながらぶつかり合う…光の剣が少し刃こぼれしているのがグリッドマンには分かる、それ程の恐ろしい硬度を翼は持っているのだ

 

「……硬い…それもたった一本だけで…」

 

「ウルトラマンティガのラスボス ガタノゾーアは触手だけでもかなりの耐久度を持ってた、そんな触手が何本も生えてたんだ…この翼はそれをイメージしてる…ま、たった十二枚だけだせど…」

 

グリッドマンがその恐ろしさを言葉にするとアカネはこれはウルトラマン ティガのラスボス ガタノゾーアを意識していると答え耐久度は折り紙つきだと笑う…そんなグリッドマンにキングオブモンスが声をかけた

 

『グリッドマン!そこを退いて!』

 

「!…分かった!」

 

キングオブモンスが口にエネルギーをチャージしているのをグリッドマンが見て何を狙っているのか察しジャンプして空へと退避する、そしてキングオブモンスが口を開けクレメイトビームを発射、クレメイトビームが翼めがけて飛んで行く…これを喰らえば壊れるのでは…と淡い希望を持った六花だがアカネはそれを嘲笑うかの如くその翼は六花の光線を吸収した

 

ーーーグルルオオオォォォ!?ーーー

 

「これはウルトラマンのラスボス ゼットンとウルトラマン レオのラスボス ブラックエンドをイメージした吸収能力、光線ダメージを翼に蓄積してエネルギーの回復や溜めた分だけ相手に跳ね返す…これが翼の力の一つ」

 

「…ゼットンにブラックエンドの力まで入れてるのか…あの翼」

 

キングオブモンスが信じられない!とでも言いたげな咆哮をあげるとアカネが再び説明してくれる、これはゼットンとブラックエンドを意識した能力だと教え黙って聞いていた将はその能力まであるのかも歯軋りする

 

ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー

 

「スパーク……ビーム!」

 

「あははは、無駄だよ」

 

キングオブモンスはバルバリボールを口から無数に放ちグリッドマンもスパークビームを何発も放つ、だがアカネは吸収能力を使わず翼から放たれる冷気でスパークビームやバルバリボールの熱を吸い取られ一瞬で氷漬けになり攻撃は地面に落ちて届かなかった、更にキングオブモンスはマッハで近づいてアームパワーで殴りつけるがアカネは羽を盾代わりにしてキングオブモンスの拳を防ぐ、負けじとキングオブモンスはスキューウォーターブレスを放つが水の光線をアカネは重力を操ってブラックホールの様な高重力場を形成し、スキューウォーターブレスを高重力場が飲み込んで消滅させる、そして翼の先っぽを向けてそこから火炎放射を放ちキングオブモンスの身体を軽く焼き払う

 

ーーーヴェエエェェッ!!!?ーーー

 

「モデル マーゴドン、モデル グランスフィア、モデル パンドン」

 

ウルトラマン80のラスボス マーゴドンとウルトラマンダイナのラスボス グランスフィア、ウルトラセブンのラスボス パンドンをモチーフにした攻撃を行いキングオブモンスをあしらったアカネは掌をグリッドマンに向ける、その掌から波動球が放たれそれを食らったグリッドマンは派手に吹き飛ばされビルに激突しビルが大破される、更にアカネが指を鳴らすとミサイルが宙に現れキングオブモンスに向かって飛んでいきキングオブモンスに激突しキングオブモンスは爆炎と火花に包まれる

 

ーーーグルルオオオォォォ!?ーーー

 

「モデル ゾグ第2形態、モデル ジャンボキング」

 

ウルトラマンガイアのラスボス ゾグ第2形態の波動球にウルトラマンAのラスボス ジャンボキングのミサイル能力を披露したアカネは瞬間移動でグリッドマンの背後に現れ強力な破壊力を誇る炎球弾を投擲、グリッドマンはそれを光の剣で破壊する、アカネは手から波動球を連発しグリッドマンとキングオブモンスはそれを必死に避ける、着弾地点が激しく爆発し建物の残骸が周囲に飛び散る、更にアカネは目を怪しく光らせ目から青いビームを放ちそれが地面にぶつかり地面が赤く染まりながらもキングオブモンスに使ってまっすぐ伸びていきキングオブモンスはボーンシールドを展開し念力光線を防ぐ

 

「モデル ガイモス、モデル ガルト星人」

 

瞬間移動はガルト星人、炎球弾はガイモスの能力で共に平成ウルトラセブンのラスボスの能力だと将は推測する、更に念力でグリッドマンとキングオブモンスの動きを止め翼を羽ばたかせて強風を起こして二体を吹き飛ばす、その隙にアカネは自分の近くにあったビルを片手で掴み軽いものをつかむ様な感覚でビルを地面から引きちぎりグリッドマン達に投擲する、その怪力さに驚き行動が遅れかけたグリッドマンだが冷静にスパークビームでビルを破壊する

 

「モデル メンシュハイト、モデル マクダラー」

 

「く…!思う様に近づけない!」

 

念力や強風を起こしたのはウルトラマン ネオスのラスボス メンシュハイト、ザ☆ウルトラマンのラスボスのマクダラーの怪力で攻撃を仕掛けるアカネ、更には翼から電撃を放ったりなど多彩な攻撃でグリッドマン達を接近させずグリッドマンが悔しそうに叫ぶ、それを聞いたアカネが笑顔で言った

 

「前の形態の能力は複雑過ぎたからね、だからよく考えて単純で使いやすくて強い力にしてみたよ、平成三部作や昭和シリーズは分かりやすいからね…でもコスモスやネクサス、マックスはどう再現すればいいかわからないから取り入れてないんだよね」

 

「…シンプル・イズ・ザ・ベスト……確かにどれも扱いやすくて…なおかつ強い能力だ…グランスフィアとかメンシュハイトは兎も角、単純に硬いだけの触手をもつガタノゾーア、吸収能力を持つゼットン、威力が強い攻撃のゾグ…確かに強えや」

 

アカネがウルトラシリーズのラスボスの一部を参考にして自分の力にしたと告げる、将は(バルキーやサメクジラがいないと思いつつも)単純だからこそ強いと理解する、それだけでない、姿が人間のままと言うだけでグリッドマン(裕太)キングオブモンス(六花)は攻撃しにくい…更に6対の翼は伸縮自在で縦にも槍にも剣にもなれる便利な武器、それも含め将はアカネに裕太と六花で勝てるのかと不安になる

 

『…強い』

 

『そうだね…単純に強いから…弱点が見つからない…』

 

裕太と六花はアカネの強さを語り始める、単純な強さだからこそ付け入る隙がなく二人はどう攻めればいいのか決めかねている。アカネはそんな事情を知ってか知らずか羽を槍の様に伸ばしグリッドマンとキングオブモンスを狙う、二体はジャンプしてそれを避けアカネにスパークビームやバルバリボールを放つもやはり翼に吸収されてしまう

 

「やはり無理か……どうやってあの翼を突破すればいい…」

 

『……ねえ裕太…アカネに気を取られて忘れてたけど…キャリバーさん達遅くない?』

 

『……確かに…いくら何でも…ヤプールや新条さんの姿は絢からでも見えるはずなのに…』

 

グリッドマンがアカネの予想を遥かに超える実力に対策を練っていると六花がふっとキャリバー達が来ないことに気づき裕太は何かあったのではと絢がいる方角を見つめる

 

 

「く……早く行かなければグリッドマン達が…」

 

「だ、だが…こいつらがいる限り…ジャンクに近づけない」

 

「おいヴィット!そのボウガンは飾りなのかよ!」

 

「ちょっと黙っててくれる!?手元狂うから!」

 

キャリバー達とガイガン達は絢にいた…のだが、何故かグリッドマン達の元へ行こうとしない…何故ならアカネが現れた後にグリッドマンとキングオブモンスが現れキャリバー達は出撃しようとしたのだが突如現れたアンチ、ギラレス、ベノラ、ジエンドラがジャンクの前に立ち塞がり絢を占領しキャリバー達をジャンクに近づけさせない様にしていた、アンチは丸鋸を振りかざし、ギラレスは背中から生えた触手を出し鞭の様にして扱い、ベノラは口から毒煙を吐き出して牽制し、ジエンドラはメイド服を着たままで両手に銃器を持ちキャリバー達へ向けて弾丸を乱射する

 

「悪いがここから先は通させないぞ」

 

「アカネの指示でな、グリッドマンをアシストするお前らがいなければグリッドマンはパワーアップ出来ないからな」

 

「だから戦力を削ぎ落とす為にこうなって妨害しているのだ〜!てベノラは咆哮してみる!」

 

「……御主人様の命により近づく者は排除せよとのことです」

 

アンチは丸鋸を右手に持ちジャンクには近づけさせないと告げ、ギラレスとベノラはアカネの新世紀中学生(アシストウェポン)が来なければグリッドマンは強化出来ないからそれを逆手に立ってキャリバー達が増援に来られない様に妨害すると武器を片手に笑い、ジエンドラは無機質な瞳、無感情な能面のような顔で弾丸をキャリバー達に乱射する、それを大剣で防ぐガイガンにガトリングガンや銃で応戦するメカゴジラ、デアボリック、ギルバリス…同じくボウガンで射撃するヴィット達だがやはりジャンクどころか店の中にも近づけない

 

「不味いな…グリッドマン達は劣勢だ…我々が助けに行かなければ…」

 

「だけどよ、あいつらが邪魔してるから近づけねえぞ…」

 

「どうにかして貴方達だけでもジャンクに辿り着ければ…」

 

「だがそれが難しいのである、攻めてこちらにもう少し味方がいれば……」

 

マックス、ボラー、メカゴジラ、ガイガンの順で如何にかして新世紀中学生だけでもジャンクの前に立たせアクセスコードを叫ばせグリッドマンを支援しに行かねばアカネにグリッドマンとキングオブモンスがやられてしまうと状況を把握し、どうやって近づこうか作戦を練るが…相手が四人で自分達は八人…キャリバー達の方が人数が多いが…アンチの布陣を突破出来ない…どうすればいいのか必死にキャリバーが頭を働かせていると…

 

「なら我々に任せるがいい!」

 

「……ふん、ようやく見つけたぞジエンドラ」

 

「!お、お前達は……!」

 

キャリバー達の後ろから声が聞こえキャリバーが振り向くとミサイルがキャリバーの背後からアンチへと向かっていきジエンドラが銃から弾丸を放って相殺する、ミサイルが弾丸により貫かれ爆散し爆煙が周囲を覆う…ギラレスが触手を振り回して煙を払うとキャリバー達の背後にはUキラーザウルスとデストロイアが立っていた

 

「テメェら……!」

 

「早く行け新世紀中学生!我等はジエンドラを救う!お前らはグリッドマン達を助けに行く!」

 

「……お互いwin-winというやつだ、早く行け!」

 

「こんな時に邪魔者!?でもベノラ達はここを通すわけには……て!うわわ!?」

 

ボラーがUキラーザウルス達に何か言おうとするがUキラーザウルスとデストロイアは早くジャンクへ行けと叫ぶ、二体はジエンドラを助け出す為武器を構えてジエンドラ達に駆け出して行く、ベノラはそれを邪魔立てしようとするが突如飛んできた攻撃に驚き尻餅をついてしまう…その攻撃をしたのは…

 

「やれやれ…六花と裕太が心配できて見れば大変なことになってますね…」

 

「ま、マリス!」

 

マリスが掌からマイクロ波シェルをアンチ達に放ち、アンチ達を牽制しキャリバーがマリスが来たことに驚く、マリスはジャンプしてキャリバー達の近くに移動する

 

「さあ、Uキラーザウルス達とガイガン達があいつらを牽制している間に貴方方は一気に絢へと突入して下さい」

 

「……感謝する」

 

マリスが今のうちに突撃してグリッドマン達を助けに行けと言うとマックスが頷き、新世紀中学生達が絢に向かって突撃する、アンチがそれに気づき止めるように仲間達に叫ぶが、ガイガンがアンチに向かって大剣を振るいアンチの足を止めさせ、メカゴジラ、デアボリック、ギルバリスは重機を乱射させキャリバー達に当たらない様に弾幕を張ってベノラ達の動きを牽制し、ジエンドラの足止めはUキラーザウルスとデストロイアが、ベノラの足止めはマリスが行うことで新世紀中学生達は絢へ無事入り込みジャンクの前に立った

 

「…行くぞ!アクセスコード!ゴットタンク!」

 

「あ、ああ…アクセスコード!グリッドマンソード!」

 

「あいつらが作ってくれたチャンスを無駄には出来ねえからな!アクセスコード!ツインドリラー!」

 

「さて…行きますか!アクセスコード!サンダージェット!」

 

新世紀中学生達はアクセスコードを叫びジャンクに吸い込まれグリッドマン達の支援へと向かった、アンチ達はそれを見ると悔しそうな顔をするが今はガイガン達を倒すことを考えアカネに命令を果たせなかったことを心の中で謝りつつ戦いを行う

 

 

『『『『待たせたなグリッドマン!』』』』

 

「!来てくれたのか!」

 

『悪いなちぃっと遅れちまったぜ!』

 

『今すぐ合体して新条 アカネを倒すぞ!』

 

グリッドマンとキングオブモンスの付近にパサルートが開きアシストウェポン達が現れる、そして即座に全合体しサンダーグリッドマンになる、キングオブモンスもジャイロに次々にクリスタルを入れては外しヴァハグンに変身し、そして裕太と六花が同じ空間に現れジャイロを二人で握る

 

『『掌握するは希望!根源たる希望!』』

 

最強合体超帝 キンググリッドマンに変身した二人はアカネに向けてキングドリルブレイクを放つ、二つの高速回転するドリルをアカネは翼を盾の代わりにして防ごうとし純白の翼とドリルが激突、そして金属音に似た音が周囲に鳴り響き翼はドリルを止めていたかに思えたが…暫くして翼を穿ちアカネの無防備な身体に向かっていく

 

「ッ!?」

 

それを見て目を見開いたアカネは翼で空気を叩き身体を移動、二つのドリルがアカネが先程いた場所を貫く…それを見た六花がボラーに向かって叫ぶ

 

『ちょっとボラーさん!?あれアカネに当たってたらアカネ死んでたよ!?』

 

『…わ、悪りぃ…てかあいつアレクシスの能力取り入れたんなら不死身だから…』

 

『だからてあれはやり過ぎだよ!当たってたら葬式は愚かどうやってお墓に入れるのかわからないぐらいの挽肉になってたよ!?』

 

「……その例えは怖いな裕太」

 

六花があれがアカネの身体に当たっていたらモザイクがかかる程の死体になっていたと六花が怒りボラーが不死身だと思ってたから…と言い訳をしていると裕太も怒り始める、それを聞いていたアカネは芸人のコントを見ている様な気分で笑っていた

 

「あははは!もしかして攻撃を当てたら私が死んじゃうのかと思ってる?そんなことないよ」

 

『ほら!相手だってああ言ってんじゃねえか!』

 

『『言い訳しない!』』

 

アカネは笑ってそんな心配しなくても死なないからかかっておいでと笑う、それを聞いたボラーはだからいいだろ!とでも言いたげだったが裕太と六花に睨まれて萎縮する、そんな会話をしていてもグリッドマンは攻撃をやめず、キンググリッドミサイルやバルバリボールのエネルギーを詰め込んだ弾丸を放つガトリングガンの弾幕を張り、超高速移動でアカネに接近しアカネは妨害の為に翼を広げ盾にするがキンググリッドマンの怪力で翼を掴み万力を込めて翼にヒビを入れて破壊して接近していく、破壊された翼はすぐには再生せず、そしてグリッドマンの進路を塞ぐ様に六枚の翼がグリッドマンの前に現れるがそれをグリッドマンはグリッドバルバリシュートで六枚全て破壊し突破しようとするが光線吸収能力でグリッドバルバリシュートで吸収し反射してしまう、反射されたグリッドバルバリシュートをグリッドマンは足からブースト噴射して華麗にバク転しながらグリッドバルバリシュートを避ける

 

「……やるね!そう来なくちゃ!」

 

紫電を纏った水流 スキューブレストスパークがアカネに向かって放たれる、それをアカネは波動球を何発も放って妨害するが水流は全く力を衰えさせない…が、アカネが高重力場を形成して水流を重力場で飲み込む、グリッドマンが高速でグリッドマンソードでアカネを斬りかかろうとするが翼に阻まれる、逆にアカネが放ったミサイルや波動球、火炎放射はキングシールドでグリッドマンは身を守る、その攻防にアカネは頬を赤く染めながら戦いを楽しんでいた…

 

「いいね!凄いいいよ!生の大バトルなんてそうそう見れないしましてや自分がそのバトルの主役なんて……生きてて良かった!」

 

アカネは怪獣が好きだ、怪獣がヒーローと戦っている姿が好きだった、今この場所ではアカネがヒーロー(キンググリッドマン)と戦っている、残念ながら怪獣らしい怪獣はいないが自分がヒーローと戦っている、怪獣好きなアカネは普段は認めないがヒーローにアカネは憧れている、アカネが怪獣が好きな理由は造形や生き様等様々な理由があるが…心の奥底では怪獣と自分を重ねている、怪獣は負けるために生まれて死ぬ(現実世界では孤独な自分)と怪獣と自分と同一視させている、故に怪獣(自分)殺す(虐める)ヒーローは好きになれなかった…だが反面ヒーローに憧れていた、正義のヒーロー(皆に好かれる人)になりたかった、でもなれない…否なれないと思い込んだからこそ彼女はこうなった、自分で可能性を諦めた…だが何の因果か自分はヒーローと戦っている、自分と同一視した怪獣に自らがなって…

 

「…そうだ、ガタノゾーアだって、ゼットンだってウルトラマンを倒してる…私がグリッドマンを倒せない道理なんてない!今ここでグリッドマンを超えて怪獣が単なる負け役じゃないことを知らしめてやる!」

 

ならば自分がヒーローを倒して自分の新しい道を切り開いてやる!怪獣は必ず負ける存在じゃない!ヒーローに絶望を与える存在なのだとアカネは叫びグリッドマンに向けて6対の翼を広げ12枚の翼を槍の様に刺突させ、或いは剣の様に振るい、又は棍棒を叩きつける様に打ち付けようとし、羽根をマシンガンの如く発車する…12枚の羽の猛攻にグリッドマンは防御に徹するしか方法がなかった。グリッドマンは必死に翼から逃れようと後退するが翼は何処までも追いかけてくる

 

「(光線系は吸収される、打撃やキャリバーの攻撃なら破壊出来るが一つ一つ破壊していたらその隙に別の翼に攻撃を当てられてしまう)」

 

グリッドマンは翼を避けながら必死に考える、光線系は全て吸収され倍返しにされるし打撃や斬撃なら翼を破壊出来るが即座に回復してしまうし一つ破壊すれば別の翼が襲って攻撃するため現実的ではない…グリッドマンはどうすればいいのか必死に考える、アカネを殺すことはグリッドマンには出来ない…なら気絶させるしか方法がないがグリッドマンはもし力加減を間違えればアカネが死ぬと考えどうすればいいか分からなかった

 

『……新条さんを傷つけずに…殺さずに…倒す方法…てないのかな?』

 

『……うん…私もアカネを傷つけたくない』

 

裕太と六花はアカネを傷つけずに倒す方法を模索する、だがそれが見つからない…そんなことを知りもしないアカネは翼を剣として槍として棍棒として斧として異なる武器を使う様に翼を縦横無尽に振るい操る、アカネの主な武器は翼のみ、後は手から放つ波動球やミサイルや火炎放射、冷凍ガス、怪力程度。グリッドマン達の方が手札が多い…だが光線系は封じられ大抵の攻撃は高重力場によって防がれる、接近しても得意の怪力が待っており更にミサイルや火炎放射、熱を奪う冷凍ガス等防御、攻撃共に隙がない

 

「これが怪獣の理不尽、攻防隙がないラスボス達を参考にした力」

 

アカネは突き放す様に自分の実力を語り翼から羽を飛ばす、そして羽ばたいて暴風を起こしグリッドマンを攻撃する、グリッドマンはそれらを避け超電導キックを上空から放つ、翼の一枚に軌道を阻まれるが超電導キックはその翼を打ち砕きアカネへと向かっていく、普通ならアカネをペチャンコにしてしまうそのキックはアカネが左手でグリッドマンの足を掴むことにより防がれた

 

『『『『『『「な!?」』』』』』』

 

「だから言ってるでしょ?マクダラーの怪力も持ってるて…こんな引きこもりな私でも…キングジョーくらいなら持ち上げられるよ?」

 

マクダラーの怪力によりグリッドマンは片手で動きを封じられそのまま地面に叩きつけられる、そして地面に叩き落とされたグリッドマンにアカネは翼を槍の様に扱いグリッドマンを刺し穿とうとするがグリッドマンは横に転がって翼を月々と避けていき、立ち上がるとキングドリルブレイクで攻撃しアカネはドリルを波動球で軌道を逸らす、スパークビームもアカネが放った冷凍ガスにより氷漬けにされ地上へと落ちる

 

「……ガタノゾーアの触手並みの耐久度にゼットンの吸収能力…これを突破するにはどうしたら…」

 

将はどうすればアカネを倒せるのか考える、あの能力の元ネタになった怪獣達はどう倒されたか?ガタノゾーアはグリッターゼペリオン光線に、映画版のゼットンはマリンスペシウム光線に…その他ラスボスも光線で倒されているがアカネの翼には光線は通じない…だが映画版のゼットンの様に許容量を越えれば…だがグリッドクレメイト光線では許容量を超えることはできないかもしれない…それに跳ね返されてそれをグリッドマンが食らえば一巻の終わりだ…だが

 

「許容量を超えて翼を破壊して新条さんを殴る!あの身体から見てグリッドマンの拳を受けても無事で済むかもしれない…それに高重力場の対処はもう考えてある!裕太!宝多!」

 

『『内海(君)!?』』

 

「俺が指示した通りに攻撃してくれ!頼む!信じてくれ!」

 

『『……分かった!』』

 

将はあの翼の光線吸収能力の許容量を超えることがアカネを倒すことに繋がると考え裕太と六花に指示通り動く様頼み込み二人は即座に頷きキンググリッドマンが動き始める、ジャイロにニュージェネレーションモンスターズクリスタルをセットしジャイロのレバーを引く六花と裕太、そしてキンググリッドマンの背後にルーゴサイト、ホロボロス、グルジオレギーナ、グランドキングメガロス、カミソリデマーガが現れ一斉にそれぞれの必殺技であるゲネシスレクイエム、紫の斬撃波、エルガトリオキャノン、デマーガバリオン、メガロスブラスターを放つ ファイブモンスターバリアで攻撃する

 

「!?ッ……ヤバ!」

 

アカネは6対の翼を自分を囲む繭の様に展開し五つの光線を防ごうとする、だが許容量を超えつつあるのか翼から光が漏れ翼にヒビが入っていく…それも1枚でなく全ての翼が同じ状態になっていた…そして限界値を超えたのかパリンと全ての翼が破壊される…だが終わりではない、グリッドマンを近づけさせない為に正面に高重力場を形成、グリッドマンを接近不可にするが…

 

『『高まれ究極の力!ハイパークレメイトグリッドバスター!』』

 

「!?」

 

虹色の渦巻く必殺光線がグリッドマンソードから放たれた、それは六花が左手で裕太が右手でグリッドマンキャリバーに似た剣を握り、それがグリッドマンの動きと連動しグリッドマンソードから虹色の渦巻く必殺光線が放たれたのだ、その光線は真っ直ぐアカネへと伸び高重力場に激突…並みの怪獣を屠るハイパークレメイトグリッドバスターを防ぐ高重力場だが高重力場には弱点がある、それをアカネが改造していなければグランスフィアのバリアは一方しか展開出来ないはずだ、グリッドマンはそれを信じグリッドマンソードを手放し高速でアカネへと近づく

 

「…!」

 

アカネは自分へ近づいてきたグリッドマンに驚くも掌から波動球を何発も放ちグリッドマンは拳で波動球を叩いて消滅させ更に近づく、だが翼は徐々に再生していく…後10秒ほどで元の形に完全に戻ってしまうだろう、だがグリッドマンは歩みを止めない、チャンスを逃すわけにはいかない、グリッドマンは拳をアカネに向ける、アカネは高重力場ではないバリアを展開して攻撃を防ごうとするがグリッドマンの拳はそれを軽く粉砕しアカネに迫る、翼はもう半分以上再生しグリッドマンを刺し穿とうと翼がグリッドマンの方へ向く

 

『『間に合えぇぇぇぇぇぇぇ!!』』

 

「(翼が完全に復活するまで3秒…!復活したら即座にグリッドマンを刺し殺せる様に…)」

 

それぞれの思いが交差する、グリッドマンの拳がアカネに迫る、アカネの翼がグリッドマンの背後から迫る、拳がアカネに当たろうとする、グリッドマンを穿とうと翼が迫る、翼は殆ど再生しており残るは翼の先端部分のみ、先端部分が再生してしまえば…グリッドマンの体を貫きグリッドマンを絶命できるだろう…その為にアカネは徹底的に足止めをする、波動球やミサイルが放たれる、火炎放射や冷凍ガスは翼からしか放てない、だが普通なら足止めは愚かダメージを与えるのに有効な一撃…それをグリッドマンは剣等で防御することなくノーガードで身体に傷を負いながら接近する

 

「!?防御しないとか……」

 

「防御したら翼に刺し穿たれそうだからな!これは甘んじて受けよう!」

 

翼が完全に再生される、尖った先端でグリッドマンを刺し穿とうと動く12枚の翼、もうその死の鎌はグリッドマンの身体スレスレに伸びていた…それはグリッドマンの拳も同じ、アカネの身体に後もう少しで届く範囲だった、アカネの翼がグリッドマンを刺し穿つのか先が、グリッドマンの拳がアカネを殴りつけるのが先か…後は単純な速さで終わる

 

「グリッドマン!」

 

「新条 アカネ!」

 

「!」

 

グリッドマンとアカネの声が同時に響いた、将は見た、翼と拳が同時に命中した、翼がグリッドマンの背中に当たり、グリッドマンの拳がアカネに当たっていた…正確には将の位置ではそう見えるだけ…どっらが勝ったか分からない…だがそれは時期にわかった

 

「……結局…悪役(怪獣)て負ける運命なのかぁ…勝てると思ったのになぁ……」

 

翼がバキバキと音を立てて硝子の様に崩れ翼により宙に浮いていたアカネが地面に向けて落下し始める、グリッドマンの拳はアカネに届いていた、グリッドマンの背中に刺さっていたように見えた翼はグリッドマンの背中を軽く刺しただけで奥まで届いていなかった、敗北した怪獣(アカネ)はそのまま地面に激突した、普通ならトマトの様に潰れて死ぬのだが怪獣となっているアカネはそんな事態にわならない…アカネがかけていたたヒビ割れたメガネはグリッドマンの一撃によりバラバラに壊れアカネの鼻から血が出ていた

 

「「「アカネ!?」」」

 

「………う……あ?」

 

アカネがやられた事によりアンチ達の戦意が薄れていく、そしてジエンドラの洗脳が解けジエンドラは地面に倒れる…ジエンドラに近すぎ安否を確認するUキラーザウルスとデストロイア、ガイガンはアンチ達に大剣を向けて動いたら殺すとでも言いたげな目線を送る

 

『…か、勝ったんだよね…』

 

『うん…勝ったんだ…でも…新条さんを止めるのに…力を振るってよかったのかな?』

 

『仕方ねえだろ、やらなきゃ殺されるんだし…』

 

『……そ、それより早く拘束しなければ…』

 

裕太と六花は自分達が勝ったんだと喜ぶ反面、アカネを暴力で倒してよかったのかと戸惑う。ボラーが仕方ねえだろとこぼしキャリバーは早く捕まえてこの世界を元に戻さなくては…と言っていた…その時

 

 

「いい感じに盛り上がってるな」

 

「『『『『『『!?』』』』』』」

 

「そ、空が…」

 

空から悪意の満ちた声が聞こえ青空が暗雲に染まっていく、そして暗雲の中から巨人が降りてきた…それは金髪に画面のような顔で口元はウルトラマンと酷似している、黄金の鎧を纏った黒の体、それは地獄の悪鬼羅刹を思わせる風格…その巨人の名を将は知っていた…だが自分が知っている存在と同一なのかと疑っていた…その巨人の名は…

 

「暗黒星人 ババルウ星人…なのか?」

 

暗黒星人 ババルウ星人、お世辞にも強いとは言えないウルトラシリーズの敵キャラだ、だが…こいつはババルウ星人であってババルウ星人でない(・・・・・・・・・)、彼はウルトラマンたちの打ち上げた人工太陽(プラズマ太陽実験)の失敗によって生まれてしまった最強の、そして最悪の巨人、暗黒のウルトラマンといっても過言ではない…そんな事を将は知らない、グリッドマン達も知らない…そんな彼らに向かって彼は笑いかけた

 

「始めまして、そしてさようなら…俺様の復活祭を盛り上げてくれよ」

 

これから始まるのは戦いではなく、虐殺である

 

 

 

 

 

 




この作品のラスボスはババルウ星人!それもSTORY0のババルウ星人だよ!軽く死ねるね(白目)、最近だと綺麗なババルウこと馬場先輩がいましたが…原作回帰して悪役のババルウさんです、因みにこいつ…知ってる人は知ってるけど…マジでチート、これまで出てきた敵キャラを全部乗せしてもお釣りがくるぐらいで…困難に勝てるの?

さて次回から最終回へ向けての戦い…ギドラ並みの大バトルが幕を開ける…こんなんにグリッドマン達勝てるかなぁ?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。