今回は鬱だしあんまり楽しくないかなぁ〜と作者は自分で書いておきながら不安げですが楽しんでくれたら楽しいです
暗雲に覆われた空、ツツジ台には光一つ入らない暗黒の世界と化した、余りの急激な環境の変化にグリッドマンが戸惑う、アンチ達やガイガン達ですらその異常な光景に唖然としていた、ツツジ台の人達もその光景をこの世の終わりかと思ってしまった…この場で驚いていないのはただ一人、この現象を起こした張本人である
「さて…俺様がこの世界を終わらせてやるか」
その巨人の名は暗黒星人 ババルウ星人、ゾフィーとの死闘の末に滅ぼされた巨悪、それが彼だ。彼はベリアルのギガバトルナイザーの様な強力な武器は持たない、ただ己の力と凶悪な能力で戦う…だがグリッドマンは愚かウルトラシリーズのファンである将ですら彼の能力を知らない…故に彼の恐ろしさをまだ誰も知らない
「(何だこいつは……今までの相手と格が違う…そんなレベルではない…!?)」
グリッドマンはババルウの実力を本能的に察する。この巨人…ババルウの力の底が見えない、先程倒したアカネ以上の力を秘めているこの巨人に勝てるビジョンがグリッドマンに浮かばない…こいつは一体何なんだ?グリッドマンはそう考えてしまう
「さて……まずは邪魔な管理システムから壊すか」
ババルウの右腕から暗器である刺又が出現する、ババルウはそれを片手で振るう、ただ振るっただけ…その振るっただけでツツジ台に数十体はいたであろう管理怪獣のベノラ ラージ達の首、尻尾、手足、胴体…様々な体の部位が身体から切断され怪獣達の亡骸が地面に落ちた
『『!?』』
「……弱っちいな…抵抗も何もしねえのかよ」
「ああ〜!?ラージ達がぁ!?てベノラは分身達がいきなり死んでしまったことに驚いてみたり!?」
裕太と六花は一瞬の出来事に絶句した、ババルウは詰まらなそうに欠伸をする…目が追い付かないほどの動き、それをババルウは片手でいとも簡単にそれを実現した、ベノラを殺したことにより街の人達の記憶改竄も街の修復もされなくなってしまった…ババルウはベノラ達を倒すとグリッドマンの方を見て刺又をしまう
「さて…電脳超人 グリッドマンだっけ?俺を少しは楽しませてくれよ?」
「……ッ!気をつけてくれ皆!こいつは今までの敵と一味違う!」
『『『『分かった!』』』』
ババルウが首を鳴らしながらグリッドマン達に手招きして挑発しグリッドマンはアシストウェポンと裕太達にこいつは強いと断言すると全員が大丈夫だと頷く、実際裕太と六花もババルウの実力を肌で感じていたが…アカネに勝ったから、キンググリッドマンなら負けない…心の奥底ではそう思っていた…故に…油断していた
「キングドリルブレイク!スキューブレストスパーク!グリッドバルバリシュート!キングミサイル!スパークビーム!」
二つのドリルが飛び交い、水流の光線が放たれ、虹色の光球がババルウを襲いミサイルやガトリングガンの弾丸がババルウに向かっていき、スパークビームが一直線に飛ぶ、オーバーキル過ぎる攻撃群をババルウは……右腕を振るう事で全ての攻撃をかき消した
『『………え?』』
バリアを張ったのではない、何か光線や技で攻撃を消したのではない、得体の知れない能力でもない…ただ単純に腕を振るった、その風圧で全ての攻撃が消滅したのだ、
「この程度の曲芸で俺を倒せると思ってんのか?なら不愉快だな、ゾフィーは愚かフレアやゴライアンの方が強かったぞ」
ババルウは自分が倒したウルトラ戦士達の名前を呟くと左手から鎖分銅を出現させ分銅をグリッドマンに向けて放つ、グリッドマンはグリッドマンソードで防御するがこれこそがババルウの狙いで鎖で絡め取りグリッドマンの動きと武器を封じた
「な!?」
「ふん!」
驚くグリッドマンにババルウはたった一瞬力を強めてグリッドマンソードをグリッドマンの手から外しグリッドマンソードを奪い鎖を外して空へと投げる、グリッドマンソードがクルクルと上空を舞いグリッドマンはグリッドマンソードを見つめるがその隙にババルウが分銅をグリッドマンの頭部に命中させる、頭部に一撃を喰らったグリッドマンは頭蓋が破壊されたと認識してしまう程の威力だった、そしてババルウは鎖を一瞬で巻き取って回収しグリッドマンに蛇のように分銅を激突させ分銅の一撃を連発する
「があ"あああああぁぁぁぁ!?」
「お、いいタイミングで来たな」
『な!?は、離せ!』
グリッドマンが鎖分銅の連打に耐えきれず地面に倒れこむ、そのタイミングで空を舞っていたグリッドマンソードがババルウの方に落ちて来てババルウは鎖分銅をしまい右手でグリッドマンソードを掴む、キャリバーは離せと喚くがババルウは聞く耳を持たずグリッドマンソード片手に持ち主であるグリッドマンを切り裂く
「ぐわあぁぁぁぁ!?」
『ぐ、グリッドマン!?き、貴様!』
「どうだ?仲間に攻撃されるてのは?」
切り口から光の粒子が漏れグリッドマンが叫び、キャリバーが仲間を傷つけた事と自分を武器にして仲間を傷つけたババルウに憤激の声を浴びせる、だがババルウはニヤニヤと笑うだけ、そして玩具に飽きた子供の様にグリッドマンソードを投げ捨てる、グリッドマンのビームランプが点滅し始める…活動時間はもう残り少ない
「こうなったら一気に決めるしかない!ハイパークレメイトグリッド……!」
『『バスター!!!!』』
グリッドマンがグリッドマンソードから虹色の渦巻く必殺光線を放つ、アカネの高重力場でさえ10秒以上喰らえば高重力場でさえ破りアカネの身体へと当たっていたであろう…そんな必殺光線がババルウを倒すべくババルウへと向かっていく…そんな光線にババルウはウルトラマンがスペシウム光線を放つ構えのように腕を十字に組んで光線を放つ
「ババルウビーム」
それは暗黒の光線、ウルトラマンの光の光線と対をなす闇の光線、その光線はハイパークレメイトグリッドバスターに激突し……軽くハイパークレメイトグリッドバスターを押し返しグリッドマンの身体に命中しグリッドマンは吹き飛ばされる
「がぁぁ!?」
「……おいおい勘弁してくれよ…まさかあの程度の光線で俺を倒せるとでも?舐めてやがるな」
グリッドマンは派手に吹き飛ばされ地面にクレーターが出来る、ババルウはこの程度かと呆れた口調になる…ババルウはマジかよと呟きながら自身の髪をかく
「こんなのがこの世界のヒーローねぇ…ゾフィーと比べるのはあれだが…弱ちぃな俺の敵てやつは…」
『く……まだ終わってない!行こう六花!』
『……っ!うん!』
これが自分の
「…ちまちま戦うのもめんどくせえな、さっさと終わらせちまうか」
ババルウの姿が消えた。正確には音速など鼻で笑うスピードで動きグリッドマンに一瞬で接近、驚くグリッドマンの顔面に拳を突きつけグリッドマンの身体が後方へ飛ぼうとする、がババルウはグリッドマンの腕を掴んでグリッドマンの動きを止め更に空いた手でグリッドマンを殴っていく
「ほらほら、どうしたんだよヒーローさんよ?その程度か?ゾフィーはこれくらいじゃあくたばらなかったぞ?」
「が……あ…」
パンチのラッシュにグリッドマンが身体中を凹まし身体のあちこちが黒ずみ地面に倒れる、倒れこんだグリッドマンに追い打ちをかけるべく馬乗りになって殴りつけるババルウ、グリッドマンは光の剣を生み出してババルウを攻撃するがババルウの鎧の前には歯が立たずババルウは光の剣を折って更に殴ろうとするがグリッドマンはババルウの腹に蹴りを食らわしてババルウの拘束から逃れる
「痛ぇな」
「く…!グリッドクレメイト光線!」
「……おいおいそんなんで俺に勝てると思ってんのか…なら」
ババルウがムカついた口調でそう言うとグリッドマンは反撃としてグリッドクレメイト光線を発射、ババルウは呆れたように呟くと片手でグリッドクレメイト光線に似た光線を放ち光線を相殺させる
「な!?(今のは…私の……光線!?)」
「俺がこの目で見て、この手で触れた物はすべて俺の力になる」
グリッドマンが自分が放ったグリッドクレメイト光線に似た光線をババルウが放った事に驚いているとババルウは意味ありげなセリフを呟き腕を十字に組んで光線…ウルトラマンを知るものなら知っているはずの光線 スペシウム光線を放ちグリッドマンに命中させ火花を散らしながらグリッドマンが吹き飛ばれる
「ぐおおぉぉぉぉ!?」
「あれは……スペシウム光線?」
グリッドマンの叫びと将の疑問の声が響く、そしてババルウは身体を光らせる…そして光が消えるとそこにはグリッドマンソードを持っていないキンググリッドマンが立っていた。倒れているキンググリッドマンとそのキンググリッドマンを見下しているキンググリッドマン。両者に違いはない、知らない者が見れば双子だと言うだろう…だが見下している方のキンググリッドマンの正体は変身したババルウだ
「…ババルウ星人特有の変身能力…だが…なんで今したんだ?」
ババルウ星人の変身能力は優秀で本物と全く同じ姿になれる為ウルトラマンの名を落としたり、誰かを騙すのには最適な能力だがこの状況では全く役に立たない。なら何故したのか?理由は明白、このババルウは普通のババルウではない。彼の変身能力の真髄はこの程度では終わらない
「……ハイパークレメイトグリッドバスター!」
『『……え?』』
『『『『な!?』』』』
「馬鹿な……!?」
そうキンググリッドマンに変身したババルウはグリッドマンソードはコピー出来なかったが右手から虹色の渦巻く必殺光線 ハイパークレメイトグリッドバスターを放った…そうグリッドマンの必殺技である光線を、グリッドマン達は余りの予想外の出来事に目を疑って光線を避ける事を忘れていた…が
『た、退却だ!』
「!?わ、分かった!」
キャリバーが避ける事は出来ない、防ぐ事も出来ないと判断し逃げるとグリッドマンに叫ぶとグリッドマンは頷きつつそれを実行、グリッドマンは実体化を解きハイパークレメイトグリッドバスターを喰らう瞬間に消え必殺光線は空振りする、ジャンクから新世紀中学生が吐き出され裕太と六花は将の近くのアスファルトに落ちる
「……逃げたか…つまらん」
ババルウは逃げたグリッドマンに対しつまらないと一蹴し元の姿に戻る、他に獲物がいないかと街を見渡す、もう一人の部下からの情報だがグリッドマン達以外にもベリアルやオーブダーク、ジャグラー、シグマがいると聞いているが何故出てこない?自分の強さにビビっているのかとババルウは感じてしまう
「……なんだあいつ…あんなのババルウ星人じゃねえ…」
「………そうだ、まだしていない事があったな。やって見るか」
「な……!?あいつ新条さんに手を伸ばして!?」
「あ、アカネ!?」
将があんなのは自分が知っているババルウ星人ではないと呟く、そしてババルウは気絶したアカネの姿を見るとニヤリと笑い…アカネ2向けて手を伸ばす、それを見た裕太と六花は騒ぎ出すがババルウは一切気にせずアカネを二本の指で摘み上げるとそのまま口元まで持っていき…アカネを飲み込んだ
「「「!!!」」」
「あ、アカネ!?」
「…いい負の感情だ、それにこの世界を支配する権利も手にいれた…まずは隔離された世界とやらを壊してやるか」
驚く三人とアンチ、アカネを飲み込んだババルウはこの世界を
「貴様ぁぁぁぁ!!」
「よくもアカネを……許さん!」
「ラージ達の敵討ち!」
「……邪魔だな」
ババルウの目の前にグリッドナイトとギラレス、ベノラが現れババルウに襲いかかる。 ババルウはそれを見て邪魔臭いと判断し自分の姿を新条 アカネにし先程グリッドマンとの戦いで見せた6対の翼を顕現させグリッドナイト達にそれぞれ4枚の羽で攻撃する、斬撃、打撃、羽を飛ばす、刺突…様々な攻撃を翼で行いベノラとギラレスを吹き飛ばすがグリッドナイトは耐えきりババルウに接近、対してババルウは変身したアカネのマクダラーの怪力でグリッドナイトの拳を受け止める、そしてゼロ距離からの波動球を放ちグリッドナイトを吹き飛ばす、吹き飛ばされたグリッドナイトは
「……中々面白そうじゃねえか、楽しませてくれよ?」
「……黙れ!」
面白そうに口を歪めて笑うババルウにグリッドナイトは忍者刀を一閃、軽くそれをいなし翼でグリッドナイトを攻撃するもベノラアーマーにより弾かれギラレスキャリバーでババルウを切り裂く、だが翼に阻まれ刃はババルウの身体に届かない…ババルウは戦いに飽きたのか翼から波動球を放ちグリッドナイトを吹き飛ばす
『『「がぁぁ!?」』』』
ベノラアーマーを装着しているのにも関わらず波動球に吹き飛ばされたグリッドナイト、甲冑も喰らった部分が派手に壊されてしまう…だが同時にグリッドナイトは疑問に思う、先程アカネが使っていた波動球はこれ程の威力があったのかと、そしてグリッドナイトは最悪の答えにたどり着く
「まさか……変身した相手以上の…力を得ているのか?!」
「正解、正確には俺の力+変身した相手の力だな」
ババルウ星人は変身能力を持つ…だがそれは精々相手の姿を模写する程度であり相手の技を使える訳ではない、だがこのババルウは違う、ババルウが言った「俺がこの目で見て、この手で触れた物はすべて俺の力になる」の名の通りババルウが見た姿を完全にコピーでき能力も本人以上の力で使える…と言ってもババルウの力が本人を上回っているからで自分より実力の上な敵なら本家に近いか劣化するがババルウ以上の実力者はそうそういない、グリッドナイト
『そ、そんな…そんな能力あり得ない?』
「絶望したか?絶望したまま死ね」
アカネの顔で歪んだ笑みを浮かべると6対の翼を弓の様にしならせグリッドナイトの四肢や頭部、上半身と下半身をバラバラにする為に六ヶ所の急所めがけて死の翼が放たれる、グリッドナイトはそれを喰らって絶命する筈…だった
ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー
ーーーキィオォオォン!ーーー
「……へえ?」
「『『な!?ギャラクトロン!?』』」
無機質な機械音とロボットの咆哮が周囲に響きギャラクトロンがグリッドナイトの目の前に現れる、そして魔法陣を幾重にも展開し翼からグリッドナイトを庇う…が、魔法陣では翼は全く防げず勢いを落としただけで12もの死の鎌からグリッドナイトを身を呈して庇ったギャラクトロンにグリッドナイト達は何故守ったのだと問いかける
【……早く消えろ、脳内シュミレーターではお前達がこいつに勝てる確率は0.0006%。私がこいつに勝てる確率は0.0001%程…貴様らの方が勝率は高いが無理だ早く逃げろ】
「…何故俺達を庇う」
【……さあな、貴様らの人間味…
ギャラクトロンが脳内シュミレーターで計算し出したババルウに勝てる確率をグリッドナイトに教え撤退すべきだとギャラクトロンは殿を務める隙に逃げろと告げる、それを聞いたグリッドナイトは何故自分を庇うと質問、将がグリッドナイトを守れと命じたのもあるが…ギャラクトロンは自分でも分からぬコマンドが自分を動かしていると認識しグリッドナイトを逃がそうとする…グリッドナイトは曖昧な顔をするが人間体に戻ってその場から消える
「…おいクソコテ、今度はテメェが楽しませてくれるのか?」
【……リセットする】
「つまんねえ答えだな、ジョークも言えねえとは…余程スクラップになりてえと見える」
ババルウはギャラクトロンに挑発するがギャラクトロンはババルウを抹殺する為に右腕に砲塔を展開、ギャラクトロンブレードも起動させいつでも閃光光線が放てる様にしババルウの言葉を無視して攻撃しようとしババルウは苛立ったかのようにアカネの姿から今度はキングギドラの姿になる、ギャラクトロンの仲間の姿をしたババルウは引力光線や反重力光線、小型ブラックホール弾やデストロイド・サンダーを放つ、ギャラクトロンはそれを魔法陣でガードし右腕を切り離しロケットパンチの要領で右腕を飛ばしながら雷撃を放ちブラックホール弾やデストロイド・サンダーを打ち消していく、次にババルウはイリスの姿になって悪魔の虹や冷凍液、オーバーブースト・プラズマやコロナビーム、シャドウミストを乱発するがギャラクトロンはギャラクトロンカリバーを出現させギャラクトロンMK2に変化しバリアを展開して攻撃を防ぎ切る
「どうだ仲間に攻撃されるてのは?中々面白いだろ?」
【愚問、仲間の行動パターンを取り入れれば対処はしやすい、中身は違えど技の種類は同じ、防ぐことは容易】
「……面白みのない反応だな、ならこいつならどうだ?」
ギャラクトロンは
【……回避】
ギャラクトロンは飛行能力で空を飛び攻撃を回避、当たる直前で避けた。そして上空にて停止したギャラクトロンはギャラクトロンカリバーのホイールを回し氷のエレメントを解放、無数の氷柱を飛ばす フリーズコールブランドがババルウに向けて放たれるがグランドキングの装甲に氷柱は砕かれるのみ…だが負けずに手先のギャラクトロンゲベールや手の甲のビームキャノン「ギャラクトロンシュトラール」から攻撃を放ちグランドキングを包み込む様に遠距離射撃を行う。更にギャラクトロンファングでグランドキングの動きを阻害しこの形態の必殺技の虹色の光線 シュープリームエクスミニアドを放ちグランドキングを攻撃
「おお!面白そうな一撃じゃねえか!」
「あれは…あの偽物野郎か」
「そうだ、あいつは俺が封印を解いてやってな…あ、知ってると思うが俺はギドラの妻レオを殺した奴なんだぜ?封印を壊すのも朝飯前さ」
将がデスグリッドマンを偽物野郎と呼ぶとあいつの封印を解き放ったのは自分でありギドラの妻であるレオを殺したのも自分だと教える…確かにあの時見た映像の巨人はババルウに似ていた…その事に言われるまで気づかなかった(ババルウは知られているつもりだったが)。ギャラクトロンはカリバーンソーサーを放ち皮膚を切り裂くが即座に再生していく…どうやら再生能力まで再現している様だ、だがこの姿では決定打に足りないと判断したのか傀儡政権怪獣 ブラックヂリバーに変身し円盤生物達が地面から這い出てくる。
「な!?あの時の!?」
将が驚きの顔をする中円盤生物達はギャラクトロンの動きを止める為にノーバやサタンモア、アブソーバ、シルバーブルーメ、デモス、ブラックテリナ、ハングラー、ロベルガーII世が空飛びギャラクトロンの動きを阻害し地面に落とす、落ちたギャラクトロンにブラックドームやブラックガロン、ブリザード、ブラックエンドが火炎や吹雪で攻撃しギャラクトロンの周囲に火花が散る
「そのまま動きを封じておけ」
ババルウがそう呟くと全円盤生物がギャラクトロンの全身を覆う様に絡みつき、ノーバの触手やブラックドームののしかかり、ブリザードの放つ冷凍ガスで足を氷漬けにされ動きを封じられる…動きを封じられたギャラクトロンはデータ化光線を放ち円盤生物達をデータ化し消滅、ババルウにも放つがババルウは軽々それを避け、今度はゴジラ・アースに変身する
「そろそろ飽きてきたな…闇のエネルギーも補充してえし…終わりにするか」
もう戦いに飽きたババルウはゴジラ・アースの姿でギャラクトロンに接近、足が凍てつき地面から離れないせいで未だ動けぬギャラクトロンに300メートルの巨体が迫る、ババルウが右腕を振るう、巨腕がギャラクトロンに振り下ろされギャラクトロンが派手に吹き飛ばされる
ーーーキィオォオォン!?ーーー
ギャラクトロンのギャラクトロンカリバーを持った腕が地面に落ちた、バリアを展開する為の装置も破壊され全身の装甲がひび割れる、たった一撃でこのザマだ、更に尻尾から放たれるプラズマの刃や尻尾の叩きつけ、足での踏みつけなどがギャラクトロンを襲う、ギャラクトロンの機体に多数の凹凸が出来上がり、泥で体色が汚れる…ギャラクトロンは将達がいる近くで倒れこむも即座に立ち上がる
「ギャラクトロン!?」
「さて…これでフィニッシュだ」
【……回避……!?マスター達の位置を再確認…!?回避は不能!】
そしてトドメとばかりに高加速荷電粒子ビームを放とうとするババルウ…ギャラクトロンはなんとか逃げようとするが自分の背後に将達がいる事に気づきギャラクトロンは避けることはできないと判断し胸のコアにエネルギーを集めそこから火炎を集めるエフェクトを起こしハイパーギャラクトロンスパークを発射、高加速荷電粒子ビームに向かっていくが高加速荷電粒子ビームはハイパーギャラクトロンスパークをあっさりと打ち消してギャラクトロンの機体に命中する
【…ガ……!?機体損傷率…九十九%越え…戦闘続行…不要……修フ……不ノ……マjobgmスjplmー……すまな……いィィ……にげ…】
「……ギャラクトロン?……ギャラクトロン!?ギャラクトロンンンンンン!!!?」
飛び散る火花、機体からスパークが巻き起こり腕などの部位が壊れ弾け飛ぶ…爆破こそしなかったもののギャラクトロンは地面に倒れこみ将の方を見て謝罪すると目から赤い光をなくし地面に倒れたままになる…それはまるで生物でいう死体…将はバトルナイザーのギャラクトロンを収める枠を見る…ギャラクトロンとの繋がりを示すそれは…光をなくしていた…つまりそれは…ギャラクトロンの死を意味する…将は信じられないと絶叫する…事実を受け入れたくなかった、嫌味ばかり言っていたがギャラクトロンと十年近く側にいて家族の様に思っていた将にとってはギャラクトロンの死は自分の死と同じだったかもしれない…丸で自分の半身を失った様な感覚を得た将は狂った様に叫ぶ……
「……餓鬼が五月蝿えな…
「はい」
だがババルウは悲しむ暇をも与えない、ババルウは誰かに死の合図を送った…何者かがそれに応じる声が聞こえその後にザクと不快な音が聞こえた、それは肉を抉る音、骨を折った音…それが聞こえたのは将からだった…裕太と六花は彼を見る…将の身体から怪しい臭いが漂う刃物が胸から生えていた…将は何が奢ったかわからなかった…彼は自分の背後を見る…自分の背後に居たのは……美弥だった
「な……んで……?」
「……そういえば言ってなかったわね…私の本当の名前」
驚く将に美弥…いなミヤは仮面の様な笑いを浮かべる…そこにはゲームセンターで見せた笑みはない…そして彼女は橘 美弥と言う偽名を語っていた異星人…いな高次元生命体…彼女の本当の名は…
「ババルウ様の片腕にしてアレクシス・ケリヴに創造能力を与えた存在…
イーハトン星人 かつて一つの地球を二人のウルトラーマンごと滅ぼそうとした邪悪が将の背中に刺していた刃物を抜き取った…将の刃物が刺さっていた傷口から血の噴水の如く闇が吹き出た…それは憎悪、憎しみ、怒り、悲しみ、怨嗟、自棄、破壊衝動…負の感情を全て掻き集めかき混ぜた様な無限大の深い底が見えない闇が将の身体から解き放たれた…その闇は真っ直ぐババルウに向かっていきババルウの身体に吸い込まれていった…
信じられます?まだこのババルウ半分も本気出してないんですよ…本家以上の火力に能力…それだけでもチートなのに…まだ分身とか残ってるんですよ……STORY0のババルウはやっぱりチート(白目)…ギャラクトロンやグリッドナイトも圧倒的な力の前に倒された…え?希望?勝機?ありますよ?
ミヤは実は24話 理・由キングギドラにて名前が出てきてます、誰も覚えてないと思いますが…その時から伏線が張られてました…ふふふ、他の話でもミヤ…と言うよりイーハトン星人の能力や登場を考えさせる伏線がありました…
イーハトン星人とはあの公式が病気こと「ウルトラマン妹」のラスボス…エタルガーなみのチート能力なのにギャグ展開でやられた情けない敵…なのだがこの作品では二人のウルトラウーマン(小説を読めばわかる)を倒しゾフィーから逃げおおせたと言う設定です…つまりウルトラマン妹と同一の個体です…さて将君はこれからどうなる?
次回もお楽しみに