歪んだ正義は正義のヒーローになれるのか   作:暗愚魯鈍

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今回は少し長いです、今回は中編…最終決戦前です…最後ら辺はキャラが多数出てくるので誰かわからなかったらごめんなさい…でもいつか前に出したキャラや皆さん大好きなウルトラマンも出てくるので期待してください!

今回はラスボス軍団の襲来です、強敵達のオンパレード…はっきり行って絶望一色です(白目)。


第四十七話 英・雄ヒーローズ

「ア"ア"ア"あ"あ"あ"あ"あ"ああああぁぁぁぁぁ!!!!!?????」

 

轟く絶叫、地獄の亡者達の許しを請う様な叫びをあげるのは将…その背中から無限に吹き出るのかと思う程の闇が吹き出ていた。その闇は吹き出るとババルウに向かって飛んでいく…そしてババルウの胸のカラータイマーに似た部分に吸い込まれていきババルウの力が上がっていく…

 

「おお…これがエンペラの闇の力……!漲る…漲るぞおおおお!!!力が漲ってきた!!」

 

ババルウの咆哮が轟く…ババルウの力が上がっていく…否元に戻っていく…これが本来のババルウの実力…先程のような弱体化した能力ではない。完全な自分の力を震える様になったことに、失った力が戻ってきた事にババルウは歓喜する…それを見て嬉しそうな顔をするミヤ…彼女の右手には血濡れた刃物が…それこそが将の背中を貫き刺した凶器。彼女の顔はゲームセンターで見せた優しげで可愛い少女の顔ではない…狂気に満ちた妖しい顔となり人が見たら恐怖にかられる様な笑みをしていた

 

「な……んで…」

 

「ん〜?もしかして私がこのエンペラの力を持ってるだけしか(・・・・)能がない肉塊に恋してるとでも思ってたんですか〜?それなら不愉快です」

 

「に、肉塊?」

 

「ええ、人間という下等生物に私が恋心を抱くと思いましたか?あれは演技です」

 

裕太が何でそんなことをするのかとミヤに問いかける、ミヤはん?と裕太はなにに困惑しているのかと頭を傾げ将のことを言っているのだと気づくとニンマリと笑う、そして彼女は笑う…それはゲームセンターで見せた笑顔と同じ…だがどこかズレているそんな笑みだった、そして自分が将に恋をしていると思っているなら不愉快だと切り捨てる、その肉塊()にはエンペラの力がある事以外魅力がないと断言した

 

「……そんな…酷い…!内海君の心をたかがそんなくだらない理由で弄んだの!?」

 

「ええそうですよ?でもあれは面白かったですね〜ちょっと手を繋いだ程度で顔を赤くしちゃって…初心過ぎません?見てるこっちも笑いを堪えるのに必死で…プークスクス!」

 

「ミヤさん……いや!ミヤ…!内海の気持ちを踏みにじって…絶対に許さない!」

 

六花がそんな事が理由で偽りの告白をし将をドギマギさせたのかと怒る、彼女は怒る、そんなつまらない事で人の気持ちを踏みにじったのかと…だがミヤには反省の色のはの文字もない。寧ろその時見せた将の慌てふためく顔を思い出して笑っているのだ…翼が生えた彼女は天使の様だが…彼女は天使などではない、本質は醜い汚れた心を持った堕天使…裕太は自分の親友を弄んだミヤに怒りを見せる

 

「はぁ?貴方に許してもらわなくてもいいのですが……まあ、彼にはエンペラの力を出し切ってもらったら用がなくなるので…せめてものお礼に怪獣にしてあげましょう、怪獣好きには堪らないでしょう?」

 

だがミヤは何故怒るのかと不思議そうな顔をする、だが完全に興味がなかったり感謝の意がないわけではないらしく闇を全て放出し切ったら自分の能力 生物進化促進能力で自分の配下に加えてあげてもいいと笑う、丸でそれが絶対に正しいという風に…それが裕太と六花の怒りを更に加速させる

 

(俺達が間違ってた…ヤプールは悪人じゃなかった…こいつが邪悪な奴だったんだ…)

 

(もし私達がヤプールの言葉に少しでも耳を傾けていれば…内海君は…)

 

ヤプールは善人ではなかったかもしれない、だがこの目の前の邪悪よりはマトモだった筈だ…ヤプールは目の前にいるミヤが邪悪だと知っていたからこそ殺そうとした…ヤプールが詳しく教えてくれていれば…いや自分達は信じなかっただろう、ヤプールよりも自分達と同じ姿をしていて恋する乙女を演じ笑っていた少女の方を信じた筈だ…どちらにせよ自分達はミヤを信じヤプールと敵対していただろう…だがもしもと考える、もしヤプールの話を聞いていれば将はこんな事態にならなかったのではと…だから二人はミヤに向けて拳を振り上げる…が、

 

「無駄よ」

 

ミヤの背中に生えた純白の汚れなき一対の翼が動き、翼が羽ばたくと空へと飛翔しその時生じた衝撃波が二人を吹き飛ばす、二人は地面に激突し骨にまで衝撃が届く…二人は呻き声を出し顔を苦痛に染める、そしてミヤは右手の掌を二人に向けクレーターを作り出し周りの物体を吹き飛ばす程の衝撃波を放って二人を屠ろうとするが…

 

「させんである!」

 

「……ヤプールの回し者か!」

 

ガイガンが大剣をミヤに投擲しミヤはそれを衝撃波を放つことにより防ぐ、ガイガンは吹き飛ばされた大剣を素早く回収しミヤに向かって大剣を振り下ろす、ミヤはそれを翼で身体を包みこむことで防御、そして翼を広げることで翼がガイガンの身体に命中しガイガンの身体は後ろへと後退する…するとドサと何か倒れた音が聞こえた…倒れたのは将…闇を出し尽くしたのか背中の傷口からは闇は噴射されておらず代わりに傷口から大量の血が流れていた

 

「あら?もうお終い?もうちょっと出ると思ったのに…」

 

「……!裕太殿、六花殿…しっかり掴まっているである!」

 

ミヤはもう闇はでないのかと残念そうな顔をする…それはもう卵を産まない鶏や乳を出さない牛等の家畜を見る目…ガイガンが将の出血を見てこのままでは不味いと判断したのか、左脇に裕太と六花を抱えて将に近づき右脇に将を挟んでその場から逃げていく

 

「……まあいいわ、そんな事よりボスの所へ行かなくちゃ♪」

 

ミヤは逃げられたことには驚かず、追うか追わないかでどうしようかと悩むが…どうでもいいやと割り切りババルウの所へ向かう…その顔は恋する乙女そのものだった

 

 

「ジエンドラ…後遺症とかはないか?あのイカれアマ(アカネ)に変なことされてないか?」

 

「…大丈夫Uキラーザウルス…変なことはされてない…」

 

「……不安だ、そんなメイド服を着せる奴だ…信用出来ん」

 

絢の店内には洗脳から解き放たれたジエンドラとそんなジエンドラが無事かどうか確認するUキラーザウルスとデストロイアがいた…マリスや新世紀中学生達はそれを遠目で見ていた…メカゴジラ達はガイガンが将達の元へ行ってそろそろ帰ってくる筈だと思っていた時、ガイガンが三人を両脇に抱えて絢に入ってきた…ボラーが何か声をかけようとし…その口を閉じた…将が背中から血を流しているからだ

 

「内海!?」

 

「話は後である!まずは応急処置を!」

 

「私がしましょう!」

 

ボラーが自分が1番親しくしていた人物が血塗れでいることに驚きガイガンに何があったのかと問いかけようとするがガイガンは話は後、今は傷口を塞ぐことが大事だと叫ぶ。マリスが急いで救急箱を持ってきて傷口を塞ごうとする

 

『何があったんだ裕太!六花!?』

 

「「……グリッドマン…俺/私…内海(君)を守れなかった…」」

 

グリッドマンが何があったのだとジャンクから問いかける…すると裕太と六花は涙を零しながら自分達は将を守れなかったと泣き崩れた…丸で懺悔するかの様に泣く二人にガイガンが歩み寄る

 

「泣くのが今すべき事なのであるか?泣く暇があるのなら出来ることをするのである」

 

「「!?」」

 

「泣いていては始まらない…二人は敵の詳細やどうして将殿がこうなったか説明するのである」

 

「「…………はい」」

 

ガイガンは泣いている暇はない、泣くのなら今すべきことをなせと二人に諭すと二人は涙を手で拭いて頷く、そして全員に何が起こったか話す…以前絢に来た美弥は実は宇宙人で彼女が将をこんな目に合わせた張本人だと、グリッドマンやグリッドナイト、ギャラクトロンを倒したババルウに闇の力を吸い取られたのだと、そしてそのババルウはアカネを吸収してしまった事、このままではツツジ台が消滅してしまうことを話す

 

「そうか…そんな事が…遠目で見ていては分からなかったな…」

 

「内海……おいあのクソ女は今どこにいる?ブチ殺してくる!」

 

「お、落ち着けボラー」

 

「ボラーてこんなキャラだっけ…ま、自分の友達傷つけられたらこうなるか…」

 

マックスが事情を理解し首を縦に振る、ボラーは自分が1番親しかった将を傷つけたミヤをナイフ片手に殺してやると叫び絢から出て行こうとしてキャリバーとヴィットに止められる…それを聞いていたメカゴジラ達は複雑そうな顔をするが意を決してかメカゴジラは口を開く

 

「……私達からも言わなくてはいけない事がある」

 

「……なんだ?」

 

「我々はギャラクトロンを支援するために来たと言った…だがそれ以外にも目的があった…それは内海 将の監視…我等『超獣』を作ったヤプール様からの命だ」

 

「「……ヤプール?」」

 

「そうだ、我々はヤプール様からの命によりギャラクトロンを支援しヤプール様が敵でないと知りながらもそれを黙っていた」

 

「騙していたようで悪いけど…命令だったからね…でも彼がこんな目にあったのは少なからず僕等のせいだ…ごめん」

 

マックスが目を向けてメカゴジラの顔を見る、メカゴジラは語った。自分達はギャラクトロンを支援する為にヤプールが改造した怪獣…いな超獣であると、そしてギャラクトロンの支援の他に将を監視する目的もあったと、ギルバリスもデアボリックもそれを教えると申し訳なさそうに頭を下げる、ガイガンも黙って目を瞑っている…その事実を聞いて全員動きを止めていた…だが裕太と六花がいち早く動き出しメカゴジラの襟首を掴む、それを止めようとするマックスだが二人の怒声が店内に響く

 

「貴方達が…!!何で黙ってたんだよ!教えてくれれば内海は!」

 

「貴方達が……!」

 

「………君達の怒りは正当だ…殴るなら殴るといい…でも仕方なかった、ヤプール様が教えるなと言った…教えてしまえば自分の悪評しか知らない者はあらぬ勘違いを起こす…それでギャラクトロンまで疑われないように…そう言われていたからだ…」

 

「でも!貴方達が何かしてれ…「いい加減にしなさい」……ママ…さん…?」

 

裕太と六花がメカゴジラに何故それを伝えなかった、何故教えてくれなかった、教えてくれれば将は傷つかずに済んだ、と怒声を浴びせる、メカゴジラは二人の顔を真摯に見つめ殴りたければ殴っても構わないと言い、二人が何か叫びながらメカゴジラを殴りつけようとしたその瞬間将の声が聞こえ二人は後ろを見る…そこには六花の母が立っていた

 

「さっきから奥で話聞いてたら「貴方が何かしてれば如何の斯うの…」て…女々しくない?」

 

「ママは知らないのに口を出さ「出しますよ!」!?」

 

「私はねえ確かに何の話ししてるかは知んないよ?でもね!メカちゃんを責めるのは筋違いじゃないかな?メカちゃんだって上司の命令に従ってたんでしょ?ならそのヤプなんとかに文句を言いなさい!」

 

「でも…」

 

「でももヘチマもありません!大体過ぎた事を言ったて時間は帰ってこない!あの時こうしておけばよかっただの、こうしてればよかった…そんな事は通用しない!現実にこうなちゃったんだから…過去の事は気にせず今できることをしなさい!」

 

六花の母は奥で話を聞いていたらしく女々しくするな、と二人に言い六花は関係ないから黙っててと言いかけるが母が珍しく大きな声を出して馬鹿(六花)とその彼氏(裕太)に怒鳴る、それを聞いた二人はピクと身体を振るせる、メカちゃん(メカゴジラ)を責めるのは筋違いでそのヤプールとか言う奴に対して文句を言えと叫ぶ、裕太は何か言いかけるが母はそれをスルーし二人に説教を続ける、過ぎた時間は帰ってこない、でも今できる最善の行いをしろと二人に叫ぶ…二人の顔は徐々に落ち着きを取り戻していく

 

「……ありがとうママ…」

 

「私にお礼を言う暇があったら皆に謝んなさい…ああ〜大声出して疲れちゃった…アイスでも食べよ〜」

 

六花は自分達を冷静にしてくれた母に感謝するが母は礼を自分にする暇があったらさっさと皆にこの場をかき回してすみませんと謝んなさいと店の奥に戻っていこうとする…そんな母にガイガンが言葉をかける

 

「……感謝するのである」

 

「え〜?何が?私はただ子供達に親らしく怒っただけです〜別にツツジ台の平和を守るためとかじゃなくて純粋に保護者だから怒っただけです〜」

 

「……そう言うことにしておくのであるママさん」

 

ガイガンが感謝の意を伝えると母はワザとらしく戯ける、ガイガンは少し頬を緩ませて笑い母もそれにつられるように軽く笑うと店の奥に消えていった…母が消えた後裕太と六花は全員に頭を下げる

 

「「すみません…先走り過ぎました…」」

 

「……そうですね裕太と六花は先走り過ぎました」

 

「「でも…お願いします、内海(君)を助ける為に…力を貸してください」」

 

二人は暴走し過ぎたと反省しマリスが本当にそうだと苦笑いで二人の言葉を肯定する、二人は顔を上げる…その顔に先ほどのような動揺はない…何をすべきか分かっている顔だ、彼等は将を助けたい、だから協力してくれと頼み込むと

 

「「「「「「「「任せろ」」」」」」」」

 

『私でよければいくらでも力を貸そう!』

 

「「我等も力を貸してやる、ジエンドラを助けてくれたしな…」」

 

「ん…私も…力貸す」

 

「当然です、友達ですから」

 

「「皆…!ありがとう!」」

 

新世紀中学生とガイガン達は一言で協力すると頷き、グリッドマンもUキラーザウルス達も協力すると頷いた…裕太と六花は決意する、友達を傷つけたミヤとその元凶であるババルウを絶対に倒すと…そんな決意を固めた裕太達だったが入り口から人の気配を感じ振り向く…そこには

 

「その作戦…俺達も協力させてもらおう」

 

「!?テメェは……コピー怪獣と厨二怪獣とチビ!何しに来やがった!」

 

「「言い方」」

 

現れたのはアンチ、ギラレス、ベノラ…ボラーは何しに来たと叫ぶが彼等は表情を変えない…そして将を一瞥し裕太の顔を見据えて言った

 

「ここにきたのは頼みたい事があったからだ…あの巨人を倒すのに協力してもらいたい」

 

「「!?」」

 

「な…テメェ!何様のつもりだ!今までしてきたことを忘れたのかよ!」

 

「……忘れてなどいない…だが俺達にもすべき事がある」

 

アンチが言ったのはあの巨人を倒す為に協力してくれと裕太達に頭を下げた、それを意外そうな目で見る裕太達、何故こうまでして彼等は裕太達に協力を頼むのか裕太は気になってアンチに声をかける

 

「……なんで君達は俺達の力を借りたいの?」

 

「……アカネを助けたい、それだけだ」

 

「……アカネを……ねえ一つ聞いていい?」

 

「何だ?私達はさっさとアカネを助けださねばならん」

 

「君達はどうしてアカネを助けたいの?それはアカネに作られたから?それとも創造主を助ける命令があるの?」

 

「……そんなのじゃないよ、てベノラはベノラは否定しつつ答えを全員でいっせーので答えてみる」

 

人間(裕太)怪獣(アンチ達)に問いかけた、何故助けを求めるのかと、怪獣は答えた、(アカネ)を救いたいと、人間(六花)は怪獣に問いかけた、何故助けたいのかと、それは自分の意思か植えつけられた命令(システムコマンド)なのかと?怪獣達は首を振って二人を見据え言った

 

「「「家族を助けるのは当たり前だろう?」」」

 

「「………そっか、そうだね」」

 

彼等は言った、家族(アカネ)を助けるのは当然だと、それは人として正しい行い、彼等は怪獣だ、だが人間でもある。その答えを聞いた裕太と六花は笑った、彼等に恨みはないかと聞かれれば素直に頷けられない、今まで散々戦い、傷つけられ、時には命を落としかけた…だがそれは今はどうでもよかった

 

「「……なら助けよう、アカネ(新条さん)を」」

 

「「………感謝する」」

 

「……本当にいいのかよお前ら…まがいなりにも敵だぞ」

 

『私は二人が決めた事なら何も言わない』

 

二人は笑ってアンチ達に手を伸ばす、アンチとギラレスは何をしているのか一瞬わからなかったがその行動の意味を理解し二人の手を握り、頬を緩ませ握手をする。ボラーは納得のいかない顔で敵であるアンチ達と組んでもいいのかと裕太と六花以外の人物達を見るが自分以外全員納得しておりグリッドマンから二人を信じようと言われボラーは舌打ちし不満げながらもアンチ達を見る

 

「……け、わーたよ…だけどな俺はまだ完全に信用したわけじゃねえからな」

 

「……分かっている、あの巨人を倒しアカネを救い出した時後…その時にグリッドマンと決着をつける」

 

「つまり雌雄をつけるまでは呉越同船と言うわけだ…足を引っ張らないでくれよ?」

 

「これで御主人を助けられるね!てベノラは喜んでみたり!」

 

ボラーは完全には納得していないボラーだがグリッドマンが言うなら仕方ないと言う顔で協力すると頷く、アンチはボラーのセリフに分かっていると答え、ババルウを倒した時にグリッドマンと再び戦うと宣告し、ギラレスとベノラもそれを肯定する…これにて役者は揃った。全員が動きだす、ババルウを倒す為に、将の仇を討つ為に

 

 

闇の巨人 ババルウはツツジ台のほぼ中心部で立ち尽くしていた、彼は将の中にあったエンペラの闇を吸い尽くすとそのを自分の力に返還すべく暫く動けないでいたがもう返還し終わったのか軽く肩を動かし身体の調子を確かめる

 

「……ゾフィーと戦ったあの頃と同じ戦闘力だ…これでもう一度ゾフィーの野郎と戦える…今度こそ勝ってやるぞ…」

 

「調子が良さそうですわねボス」

 

「………ミヤか…お前は役に立ったよ、俺の身体を復活させるのにも、力を取り戻すのにも…感謝してやろう」

 

「光栄の極みですわボス…さて、そろそろ本気でツツジ台を潰すとしませんこと?」

 

「そうだな…手っ取り早く壊しちまうか…」

 

これで我が宿敵(ゾフィー)ともう一度戦え今度こそ殺してやると息巻くババルウに翼で飛翔してきたミヤが笑いながらご機嫌をとる、ババルウは感謝していると笑いかけミヤも笑いながらそろそろツツジ台を滅ぼそうと伝える、そしてババルウはそれに同意すると自分の髪の毛を数本毟り取りその髪の毛を投げ捨てる…するとその髪の毛は十体のババルウの姿となる…丸で西遊記のまるで孫悟空の分身の術のように…

 

「久しぶりに見たわね、ガッツでさえ敵わないと思わせた分身の技は…」

 

「これで終わりじゃねえぜ?」

 

ミヤが久しぶりにその技を見たと喜んでいるとババルウはまだ終わりじゃないと指を鳴らす、すると自分の分身達の姿が変わっていく…この分身達も変身が使用でき、十体のババルウに代わり現れたのは虚空怪獣 グリーザ、機械獣 ギガバーサーク、邪悪生命体 ゴーデス、超大魔王獣 マガタノオロチ、究極超獣 ゼロキラーザウルス、暗黒妖鬼 天空魔、彗星戦神ツイフォン、超怪獣 スーパーグランドキング、超咆哮獣 ビクトルギエル、ウルトラマンベリアル アトロシアス、アースゴジラがツツジ台に出現する…更に

 

「更にグリッドマンの最初の敵も呼び出してやるとしよう…いでよカーンデジファー!」

 

ババルウがもう一本髪の毛を抜き取り、その髪の毛は一瞬でババルウの姿となり瞬きをした瞬間に黒一色に赤い目を持つマントを着飾った巨人…巨大魔王 カーンデジファーが出現する、ババルウ含めて十二体の化け物達はツツジ台を破壊し始める

 

 

『……動き出したようだな』

 

「……そうみたいだね…行くぞグリッドマン」

 

「……行こう皆!」

 

「「「「「「「「「「「おう!」」」」」」」」」」」

 

グリッドマンがババルウ達が動き始めたようだと呟くと裕太がプライマルアクセプターをリストバンドをとって姿を露わにさせ、六花はジャイロとキングオブモンスのクリスタルを取り出す。そして六花の掛け声に新兵器中学生と怪獣達、アンチ達が答え絢からガイガン達以外が消える…全員が消えた後ガイガン達は動き始める

 

「さあ…我々もギャラクトロンと将殿を助けるとしよう」

 

「「「ああ」」」

 

 

ツツジ台を無数の怪獣達が襲う、人々は逃げ惑い助けは来ないのかと絶望していた…それを見て怪獣達はさらなる破壊を広げる…だがそれを許さぬ者が現れた

 

「……来たか」

 

ババルウが目を向けた先には街中に現れたサンダーグリッドマンとキングオブモンス ヴァハグン…そしてUキラーザウルス、マリス、デストロイア、ジエンドラ、ベノラアーマーとギラレスキャリバーを装備したグリッドナイトが現れる、それを見たババルウは笑う

 

「雁首揃えて俺の目の前に現れやがったか…だがな、これだけの戦力を前に勝てるのか?」

 

『勝てる勝てないじゃない…勝たなきゃいけないんだ!』

 

「は……やれるもんならやって見なクソ餓鬼共…お前ら軽く蹴散らしてこい」

 

ババルウが数を揃えても俺に勝てるのかと挑発するが裕太は必ず勝つと宣言しババルウは面白そうに怪獣達に倒せと命じる、怪獣達は轟く咆哮をしグリッドマン達に向かって行く

 

「行くぞ皆!」

 

『『『『『おう!』』』』』

 

ーーーグルルオオオォォォ!ヴェエエェェッ!ーーー

 

『行くよ!』

 

「『『アカネ(御主人様)は返してもらうぞ!』』」

 

「「「「必ず倒す!」」」」

 

グリッドマンが開戦の合図をするとアシストウェポンと裕太の声がグリッドマンの中に響き、キングオブモンスの咆哮が周囲に響きグリッドナイト達とジエンドラ達の心の底からの言葉が大声で聞こえる、そして怪獣達とぶつかり合い火花を散らしあいながら攻撃を開始する

 

グリッドナイトが自分より遥か巨体のギガバーサークの身体によじ登って剣撃を与えていく、ギガバーサークはそれを振り解こうと目から放つ破壊光線や電流チェーンで攻撃する、だがグリッドナイトはそれを身軽な動きで避けていく…天空魔は空から一発に怪獣20頭分の怨念が込められている怨霊火炎弾を数発放ちグリッドマンとキングオブモンスの行く道を塞ぎマガタノオロチとゼロキラーザウルスが触手を伸ばし進路の妨害をし、ビクトルギエルがダークルギエルビートを放ちキングオブモンスとグリッドマンの周囲に爆炎を起こさせる…だが二人は歩みを止めない、そして怪獣達の妨害をすり抜け二人はババルウの元にたどり着く

 

『『許さない…!貴方の身勝手な欲望の為に…内海(君)を利用した事…絶対に…許さない!』』

 

「許さないからなんだってんだ?そんな感情で俺に勝てるとでも?」

 

ババルウに向かって剣を振り下げる二人だがババルウは両手の小指でそれぞれの剣の動きを止めて小指を突き上げ二人がバランスを崩すと二人の腹にパンチを叩き込み吹き飛ばす

 

『『がぁ!?』』

 

「残念だがお前らが数を揃えようが俺とお前らには絶対的な壁がある、それに俺の分身達が変身した怪獣達も猛者だらけ…満に一つもお前らの勝ち目はねえよ」

 

呻き声を出す二人にグリッドマン達がいくら数を揃えても絶対に自分に勝てないと鼻で笑うババルウ…確かにこの強大な怪獣軍団にはグリッドマン達だけ(・・)では敵わないかもしれない…そうグリッドマン達だけ(・・)ならだが

 

「さぁて…俺らも行くかマガオロチ」

 

「ええ♪大暴れしますか」

 

「行くぞダイナ」

 

「はいな御主人様〜♪」

 

『行くぞケイ』

 

「はいベリアル様!」

 

『さあヒーローとして戦おうさきる!』

 

「ちょ!?私の話を聞けぇぇぇぇ!」

 

「ヤプールの奴……何処で道草食ってんだ…遅過ぎるから俺達だけでもやるぞ」

 

「ふむ……一服吸う時間が欲しいが…我慢しよう」

 

ツツジ台の各場所で戦士達が集結した、全員が違う場所、違う目的でババルウを見据えババルウと戦う為にある者はアクセプターを、ある者はオーブリングNEOを、ある者は変身道具を使わずに怪獣達に立ち向かう為にその姿を現した

 

「蛇心剣 新月斬波!」

 

ーーーグアアアァァァ!キィィィヤアアアァァァァッ!ーーー

 

「ダークオリジウム光線!」

 

「デスシウム光線!」

 

「グリッドビーム!」

 

「フローズンブレス!」

 

ーーーピギャアアアァァァァンンンッ!ーーー

 

放たれた必殺技の数々、紫の斬撃がマガタノオロチの触手を切り裂き、青白く光り赤黒い雷光が光線の外側に浮き出ている迅雷がゼロキラーザウルスに命中する、赤黒い光線がツイフォンに命中し火花を散らすツイフォンに紫の光線がゴーデスに命中しゴーデスは怯む、グリッドビームがゴジラ・アースに命中しゴジラ・アースは後退、凍てつく冷気と灼熱の火炎がアトロシアスとビクトルギエルに命中し二体の動きを止める…怪獣軍団の妨害をしたのは誰だとババルウが周囲を見渡す…ウルトラマン ベリアルにオーブダーク、ジャグラーにマガオロチ、ダイナドラゴンと合体したキンググリッドマン シグマ、ヤプールの部下であるグローストにA.U.E.を装備したゴジラが佇んでいた

 

「貴様らも我が覇道を邪魔するのか!」

 

「残念だな闇の巨人、弟子が頑張ってるんだ、師匠も手伝わなきゃダメだろ?」

 

「可愛い子を死なせるのは世界の損失だからね〜、まだ一回もペロペロしてないし〜」

 

「それにあいつらはまだまだヒーローとしての自覚が足りないからな、最低限な心得だけでも教えねば!」

 

『だからチェレーザ…そういう所が懐古厨ぽいんだよ…』

 

「は……俺はそいつらと全く接点がねえが…あのゾフィーと渡り合ったんだろ?俺はお前が光の国に攻めてきた時投獄されてたからな…お前とは一度やりあってみたかったんだ…ツラ貸せよ」

 

『ベリアル様!私も全力でサポートさせて頂きます!』

 

「は…ヤプールの馬鹿が帰ってくるまでの暇潰しだ…」

 

「……さて、我らの足掻きを見るがいいババルウ」

 

「は!雑魚がいくら集まっても結果は同じなんだよ!」

 

ババルウが邪魔をするのかと苛立ちを見せる、ジャグラー、マガオロチ、チェレーザ、さきる、ベリアル、ケイ、グロースト、ゴジラが順番に喋る。ババルウは雑魚がいくら群がっても勝敗は変わらないと豪語、怪獣軍団もジャグラー達を睨みつけ唸りを上げる

 

「裕太!六花!この分身達は俺らが食い止める!お前らは親玉を倒せ!」

 

「「はい!」」

 

師匠(ジャグラー)弟子達(裕太 六花)にババルウを倒せと一括。裕太達は大声で頷きババルウへと向かっていく、それを防ごうとする怪獣軍団だがジャグラー達が怪獣軍団の前へと立ち塞がり怪獣軍団と相手取る。ジャグラーとマガオロチはマガタノオロチへと、ベリアルは自分がかつて変身した姿であるアトロシアスへと、シグマはツイフォンへと、ゴジラはスーパーグランドキングへと、オーブダークは邪悪生命体 ゴーデスへと、グローストはゼロキラーザウルスへと、グリッドナイトとジエンドラ達はギガバーサークへ交戦を始める。

 

「行け!グリッドマン!アカネを助け出してくれ!」

 

「グリッドマン!あの時の僕の様に心の扉を閉めている少女を救い出してくれ!」

 

「……任せろ!」

 

グリッドナイトとシグマの声がグリッドマンに届いた、一人は家族を助け出してくれと願う声、もう一人は以前グリッドマンに助けられた時の様に自分と同じ境遇の少女を救ってくれと叫ぶ…その声にグリッドマンは応じババルウの元へキングオブモンスと共に辿り着き武器を振り上げババルウに攻撃を加える

 

「何回挑んでも無駄だ!この世界は滅びる!それが決定事項だ!」

 

『そんなの知らない!お前の考えてることなんて俺達は知ったことじゃない!』

 

『貴方の思い通りなんてさせない!この世界は私達人間のものだから!』

 

「ほざけ!そもそもこの世界なんて支配者(アカネ)がコンピュータワールドと現実世界を融合した世界だろうが!ツツジ台以外の大地は消えてやがるし消えた人間の数なんて数億…今やこの世界にはツツジ台の人間しか生き残ってねえんだ!ならいつか滅ぶ運命だろうが!それを俺が早く終わりを向かわせてやる!」

 

ババルウに裕太達は叫ぶ、この世界は自分達が守ると、お前の思い通りにはいかせないと、ババルウは反論する、この世界はもう既に滅びの直前まで来ている、アカネは既にツツジ台以外の地球の全てを滅ぼし自分の思い通りの世界にし何人も殺して来たと叫びもう滅びの道を行くこの世界を滅ぼしてもいいだろうと自分の行いを正当化する

 

『そんな事ない!確かに世界はいつか滅びるかもしれない…でもお前が壊していい理由にはならない!』

 

『それに融合してるなら切り離せばいい!死んだ人は蘇らないかもしれない…でも私達は生きてる!それを否定する権利は貴方にない!』

 

「うるせえ餓鬼だな!言葉で偉そうな事言ってても力で解決しねえと何も出来ねえぞ!」

 

ババルウとグリッドマンとキングオブモンスの激しい力のぶつかり合いは続く、ババルウは時にグランドキングの姿になったりグリッドマンの姿になったり、ゴジラ・アースの姿になったりして攻撃パターンを変えたりして攻撃を行う、それをグリッドマンとキングオブモンスは上手く連携し攻撃を避けつつババルウにダメージを与える…だが天空魔とゴジラ・アース、グリーザ、ビクトルギエルが接近し攻撃を放とうとする、他の者はそれを止めようと思うが今自分達で抑えている怪獣達で精一杯で止めることが出来ない

 

「は!実力も数も足りなかった様だな!このまま死にやがれ!」

 

「く……!」

 

ババルウがグリッドマンとキングオブモンスに迫る脅威に笑い、グリッドマンは不味いと顔色を焦らせるが……その絶望的な差を埋める為に新たな戦士が時空を超えてやってくる

 

「オラァ!」

 

「シゥオラ!」

 

「ヴォラァ!」

 

「セィヤァァ!」

 

「ハァァ!」

 

「な、何!?」

 

ゴジラ・アース達は上空から降り注いだ五つの光線に動きを止める、光線が当たった場所に爆炎が起こり怪獣の周囲に爆発が起こる。ババルウは突然の出来事に放心するがすぐに頭上を見上げる…頭上にはワームホールが開いておりそこから五人の戦士が地面に着地した…その内四人はグリッドマンと共に戦ったことがある戦士達…彼らの名は…

 

『よお待たせちまったな!』

 

『派手なパーティだな、俺も楽しませてもらうぞ』

 

『久しぶり二人共!元気だった?』

 

「私達が来たから安心してくれ!」

 

『……父さん』

 

『『ヒカルさんにショウさん!それに大地さんとエックスさんにリクさんも!?』』

 

そうかつて合体怪獣達と帝王グアとの戦いの時に共に協力しグアを倒した戦士達 ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラマンジードが時空を超えてやって来たのだ、彼等は裕太達との再会を喜んでいたがもう一人のウルトラマン…銀色の鎧を纏いし戦士が四人を咎めるように声を出す

 

「おいおいお前ら、今は遊びじゃねえんだ!敵を倒すことに集中しろ!」

 

『…そうだな、すまねえ裕太!積もる話は後だ!今はこいつらをぶっ倒そうぜ!』

 

『お前があの時より強くなったかどうかこの目で見てやろう!』

 

『行くぞエックス!』

 

「行くぞ大地!」

 

『ごめんゼロ!僕は父さんの援護に行くよ!』

 

その戦士…ウルトラマン ゼロはある人物…いな異次元人からSOSを受けてこの世界にやって来た…しかも自分の弟子二人とその弟子の弟子、そして同じ地球で戦った後輩ウルトラマンを連れてツツジ台にやって来たのだ、ゼロは彼等を咎めると四人はそれぞれの敵に向かっていく。虚空怪獣 グリーザにはエックスが、ビクトルギエルにはギンガとビクトリーが、アトロシアスにはジードがベリアルの加勢に加わる。そしてゼロは腕を鳴らしてゴジラ・アースを見据える

 

「さて…最強の怪獣と言われるゴジラ…どんなけ強えのか試させてくれよな…俺のブラックホールが吹き荒れるぜ!」

 

ーーーア"ン"ギャアアアァァァオオオオォォォォン!ーーー

 

ゼロは強敵と挑む高揚感を覚えつつ前進に炎を纏い体色を赤く染めエレキギターの様な音が周囲に響く、前へ進む力であるストロングコロナゼロにタイプチェンジするとゴジラ・アースへと向かっていく、ゴジラ・アースは大咆哮をしながら腕を大きく動かしゼロを倒す為に腕を振るった

 

「チィ!邪魔者ばかり増えてやがるな…!だが天空魔さえいれば上空からの不意打ちが出来る…それに対象できるか?」

 

ババルウは憎々しげに舌を鳴らすが裕太と六花には分かる…徐々に余裕をなくしている…特にゼロが来た時から余裕が少しずつ減っている…だがババルウは自分にはまだ天空魔がいると豪語し上空から怨霊火炎弾で攻撃してやると邪悪な笑みを浮かべるが

 

『そいつは無理だな、こいつの足止めは私がしよう』

 

「な!?」

 

「……お前は…」

 

そんな考えを浮かべるババルウの前に何者かの声が聞こえた…その声の主はババルウとグリッドマン、キングオブモンスの背後から聞こえた…ババルウは後ろを振り返る…そこには首から腹部は青色だそれ以外はほぼオレンジ色と赤を混ぜ合わせたかの様な体色の怪獣…一角超獣 バキシムと呼ばれる個体を強化した超獣 一角紅蓮超獣 バキシマムが立っていた…そしてババルウが驚いたのはそのバキシマムから聞こえた声の主だ…その声の主は…

 

「や、ヤプール!?何故ここにいる!?貴様は新条 アカネに殺された筈では!?」

 

『は、何を馬鹿なことを言っている、私があの程度で死ぬものか…そもそも我らヤプールは不死身…時間が経てば何度でも蘇る…まあ今回は油断や力を分散していたこともあり敗北してしまったが…怨念体になりバキシマムを依代とすれば復活など余裕だ』

 

ババルウはヤプールがいる事に驚いていたがヤプールは自分は不死身だと改めて語り、アカネに負けたのも純粋な油断と力を押さえておく為に弱体化していたのが原因だと主張する、そしてバーナーの様な形をした連射ユニットを装備した両腕を天空魔に向けそこから紅蓮火炎弾を連射する、天空魔の顔面に直撃すると天空魔が苦しげな顔になる

 

「…全く…ミヤをあの時殺しておけばこうはならなかったものを…余計な手間をかけさせてくれる」

 

『……ごめん』

 

「まあいい、私も信用がないからな。まあたまにはこういう絶体絶命もいい…その代わりババルウを倒してみせろよ、そして囚われの姫様と世界を救ってみせる事だな」

 

ヤプールが愚痴を言うと裕太が申し訳なさそうに謝る…だがヤプールは自分にも非がある、それにこう言った緊張感もたまにはいい、その代わり必ず勝ってみせろとグリッドマンとキングオブモンスに発破をかけ天空魔に攻撃を放つ、天空魔も怨霊火炎弾を放つが紅蓮火炎弾に相殺されていく…怪獣軍団とヒーロー達の激突は凄まじく、完全に力が拮抗し合っていた…グリッドマンとキングオブモンスは皆の期待に応える為にババルウに必ず勝ってみせると決意する

 

「あぁ…どいつもこいつも…希望だの信じやがって……絶望させるしかねえみてえだな…!」

 

ババルウは心底イラついたと言う表情を見せると全身にエンペラから奪い取った闇の力を纏わせ力を解放する……戦いは始まったばかりだ

 

 

 

ギャラクトロンの残骸がツツジ台の街中に倒れこむ…丸で巨大ロボットが壊れ残骸となったかの様に動かないギャラクトロンにガイガン達がギャラクトロンを取り囲む様に四方に集まっていた

 

「さあ……もう一度蘇るのであるギャラクトロン、我等が捧げる命と引き換えに」

 

「ヤプール様に甦らされ二度の生を与えられた…ならこの命を君に与えるのも」

 

「……ふん、創造主たる私がこうまでしてやるのだ、必ず勝てよ」

 

「どっちらにせよ僕らは一度死んでるんだからね!もう一回死ぬだけさ!」

 

彼等は何らかの儀式的な何かでギャラクトロンを復活させようとしているらしく、彼等は人間体から怪獣の姿になると胸に手を当てギャラクトロンに向けてエネルギーを捧げていく…ギャラクトロンのの赤い目がうっすらと発光し始める

 

 

ババルウの体内にて暗い空間にポツンと一人体育座りで座る少女がいた…彼女は無数の白い手に全身を掴まれ巻かれ身動きが取れずにいた…彼女は今まで好き勝手していた分の自業自得、自分が今までしてきた罪の罰だと認識しておきながらも、彼女は声を出した

 

「……誰か…助けて…」

 

 

絢に唯一取り残された将は目を閉じたまま寝ていた……彼は何とか応急処置が間に合い、傷口も背中に小さく開いた刺し傷のみだったので死ぬことはないだろう…そんな将の包帯で巻かれた傷口から薄っすらと黒い霧の様な闇が漏れた…そして将はいきなり目を開ける、その瞳は一瞬だけ赤く輝いた

 

「……行かなきゃ…新条さんを…助けなきゃ」

 

ヒーローが立ち上がった…彼はバトルナイザーを右手に持ち絢からよろりよろりとした歩みで外に出て行った…彼の目的は一つ…少女を助ける、それだけだ

 

 

 

 

 




次回ババルウ戦決着!タイトルどうり様々なヒーロー達が出てきました…ヒーローと言っても様々な種類のヒーローがいますが…ダークヒーロー、過ちを犯して正義の目覚めた者、仲間のために動く者、本人にとっては憧れに近づくための行為…まあ某とあるの何人も主人公がいるブリテン・ザ・ハロウィンや薬子さんの研究ではありませんが…この作品はヒーローが多いのです

最後の締め方はよくあるヒーローが敗北した時、仲間達がヒーローを復活させる場面を再現したかったからです…歯切れが悪くてすみません…文才がないと終わり方もうまくできないんです

そしてラスボスのオンパレード…勝てるかな?そしてゴジラ・アースVSウルトラマン ゼロは映画のハルオがゴジラと戦うのをイメージしました。夢の対決ですね。次回は作るのに時間がかかりそうなので首を長くして待っていてくださいね
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