リサイクルショップにグリッドマンと共に戻った裕太、キャリバー、ガイガンは取り敢えず椅子に座る…街中ではあの怪獣が暴れまくるが、幸いなのかリサイクルショップから遠くで暴れているので被害は受けない…今の所は被害がない…それはアカネも同じなのだが…
「あの怪獣達…本当に人間が…」
【例え人間でも私には関係のない、怪獣と人間、両者ともリセット対象である】
裕太は今だにアンチとそして先ほど戦った時に喋っていたイリスを人間と思い込み、ギャラクトロンは例え人間だろうが殺すと素っ気なく返す
「俺には……出来ない…そんな事は…」
「……響君…」
「……ガ、ガイガン…俺も何か…言ったほうがいいだろうか?」
「……ふむ…今は…彼に任せるのであるな」
裕太は自分には人を殺せない、と顔に手を当てて下を向くと、六花は何を言おうか必死に考える、キャリバーも何か言ったほうがいいのかとガイガンを見るが、ガイガンは将の方を黙って見る…視線を感じて将は裕太に近づいていく
「……裕太は人間を殺したくないんだよな?」
「な…当たり前だろ!そんなの俺じゃなくても六花だって!内海だってそうだろ!?」
「…そうか…じゃあ怪獣を殺すのは構わない…そういう事でいいか?」
「「………え?」」
将が裕太に人間を殺したくないのかと確認すると裕太は怒鳴る様に叫ぶ…将はそれに頷きなら怪獣は殺してもいいと思っているのかと言い、裕太と六花は唖然とした表情で将を見る
「…だって同じだろ?怪獣だって…生きてるんだぜ?俺達と同じ…それにお前らだって肉や魚を食べるだろ?食べる為に魚や動物を殺してる…違うか?」
「で、でも怪獣…いや動物を殺すのと人間を殺すのは違わなくない?」
【…それは人間の傲慢だ、自分と同じ種族を殺すのは良しとしない…だが自分以外の種族を殺すのは良しとする…それは殺人に違わない】
「…だろ?裕太、怪獣を殺したのはどうしてだ?何故お前は怪獣を殺した?」
「……それは…皆を…誰かを守る為に…」
将が怪獣だって同じ命と言うと六花が反論しかけるがギャラクトロンがそれを言葉で黙らせる…そして将が裕太に何故怪獣を殺したのかと質問すると裕太は誰かを守る為と言う、それに将は頷く
「だろ?……いいか二人とも…守るて事は…誰かを傷つけたり、奪ったり…最悪殺す事だ…誰かを守る為に誰かを傷つける…俺達の場合は町の人達を助ける為に怪獣を殺してる…」
「でも…俺には人間殺す事なんて…」
「…二人共、正義の反対は何だと思う?…悪?…違う、【別の正義】だ、戦争もな、正義と正義のぶつかり合いなんだ、それぞれ負けられない、勝つ理由がある…負けた方が悪になるだけだ…そもそも正義なんて人間が決めたものだ…正しい正義なんてないかもしれない…だけど俺は俺だけの正義を貫く…お前もそうだろ裕太…」
「内海…」
「ま、俺が偉そうに言う事じゃないんだけどな…まあ辛いならギャラクトロンが倒すから…あんまり心配するな」
将とギャラクトロンは裕太と六花にそう言うと、将は長く喋りすぎて喉が渇いたのかバックに入れていた水筒を手に取り飲み始める…ギャラクトロンも言いたいことを言って終わったのか目から光を消し節電モードになる、ガイガンはそれを聞いて頷き、キャリバーも頷いている…するとキャリバーがふと店の入り口を見る
「……来たか…」
「……その様であるな」
「?来たって誰が「あ〜はいはいはい!いかにもて感じの店だな」お客さん?」
キャリバーがようやく来たかと入り口を見て呟き、ガイガンも頷くと六花が誰が来たのかと聞こうとすると大きな声を出しながら小型な少女…に見えるオレンジの髪をツインテールにした男性が入ってくる…その後ろからホストの様な黒い服を着た男性と顔の下半分を覆う金属のマスクを付けた黒服の巨漢が入ってくる…裕太と六花はそれを見て驚きのあまり固まり将はまた誰か来たと冷静に見ていた
「うお、マジか!奥が喫茶になってる!あ…でもメニューは苦そうなやつばっかだな…」
「じゃあ俺ラテ頼も…すみませんトースト付きで」
「す、すみません…今日お休みで…後セットは2時から出して…」
「それは困る、ここが閉まっていては我々にがグリッドマンを支援出来ない」
「支援?……貴方達は?」
小型な男性とホストの様な男は喫茶の所に座って注文し、六花が今日が休みというと大きな男がそれは困ると言わんばかりに六花達の前に立つ
「お、俺の仲間だ…こいつがマックスで…あれがボラーとヴィットだ…俺と同じ新世紀中学生だ」
「中学生…?え、でもキャリバーさん33歳て…」
『皆来てくれたのか!』
「ああ、グリッドマン、我々は集まった…戦えるか?」
『ああ、今すぐとはいかないが暫くすれば戦える、将が引き際を考えてくれたお陰だ』
キャリバーが自分の仲間だと説明し、小型な男性がボラー、ホストの様な男がヴィット、マスクをつけているのがマックスと説明し、マックスがジャンクの前に立ちグリッドマンに戦えるかと質問する、それに頷くグリッドマン
「なんかさ…人多くない?」
「それにキャラが濃いよね…キャリバーさんの知り合いだから大丈夫だと思うけど」
「おいコラ、ラテ3つて言ってるだろ、トーストはいいから早よ」
「はいはいただいま…あ、お砂糖入ります?」
「いや何で内海君が淹れるの!?」
ボラーが早くラテを淹れるよう言うと将が代わりにラテを3つ作り始める、六花はそれは自分の仕事だとツッコミを入れる
「いやさ、俺ギャラクトロンが長話をするもんだからさ夜寝るのが遅くて…コーヒー飲んで目を覚ましてるから…」
「お!丁度いい味だな!」
「君中々いい腕してるよ」
「うむ美味いな…で貴方がガイガンか、キャリバーからは話を聞いている…君の仲間はまだ来ていないようだな」
「初めましてマックス殿、ボラー殿、ヴィット殿、まだ私の仲間は来ていないが…その内……六花殿先に言おう、すまぬ」
ボラーとヴィットが将が淹れたラテを絶賛しているとマックスとガイガンが握手しながら会話をしているとガイガンがふと六花に謝る
「え?どうしたんですかガイガ「いやっほおおお!」」
六花が困惑すると突然入り口から何かが飛び出し喫茶の部分に何かぶつかる…栗色の髪をツインテールにした女性……に見える男性が回転して店内に入って来たのだ…そして男性は起き上がると大声で叫ぶ
「おおい!君達乗りが悪いぞぉ!?僕が折角転がって来たのにぃぃ!何で驚かないんだよ!最も声を出していけよ!ああん!?」
「「す、すみません…」」
「何だこのハイテンション野郎?」
「デアボリック!誰もお前のテンションにはついていけぬ!それに器物破損は犯罪だぞ!静かに入ってこい!」
「え〜?ガイガンは頭が硬いなぁ…あ!サイボークだからか!?!僕と同じサイボーク同士何だからそう怒りなさんな!ねえリーダー!」
デアボリックと呼ばれた男性はハイテンション過ぎる行動で六花と裕太をドン引きさせ無理やり謝らせ最初に大きな声で出て来たボラーでさえ非常識と思う程の行動を取ると入り口に向かって叫ぶ…するとそこからガイガンやデアボリックと同じ白いスーツを着た長い白髪の男性と金髪で褐色肌の男性が入ってくる
「……すまない、デアボリックが粗相をした…六花殿許してくれ」
「いえ…幸い何も壊れてないですし」
「君達がガイガンが言っていた仲間達か…私はマックスだ、君達は?」
「そうだ…私はメカゴジラ…彼がギルバリスだ…よろしく頼む」
「………」
メカゴジラが言うと、メカゴジラはマックス達に頭を下げる…するとギルバリスは何も言わず歩き出し節電中のギャラクトロンの正面に立つと口を開く
「こんな所で生き延びていのかギャラクトロンよ」
「え?ギャラクトロンを知ってるんですか?」
「……私はこいつの創造主だ」
「…!創造主だと…?」
ギルバリスがギャラクトロンの事を知っているそぶりを見せ六花が尋ねると、ギルバリスはギャラクトロンを作った本人と言うと将が顔色を変える、ギャラクトロンの胸のコアから穏やかな音色が流れる、まるでこの場の空気を和ませる様に
【この方は私の創造主にして無数のギャラクトロンの製造者、数万年もの時を生きた最古のロボット…それがラストジャッジメンター ギルバリス】
「そう言うことだ…これは貴様らからしたら親子とやらの話になるな」
ギャラクトロンが皆にそう言うとギルバリスはまだ何か言おうとするがそれより先に将が近寄ってくる
「テメェか…テメェがこいつを造って誰かが送り込んできたせいでほぼ毎日説教とかで煩かったんだぞ!どう責任を取ってくれるんだ!」
「まさかの八つ当たり!?」
「お前さっき親子て言ったよな?なら父親なら息子の責任を取れよ!こいつの所為で耳が痛いんだよ!寝不足なんだよ!」
将はギャラクトロンが自分に対して今まで行ってきた事をギルバリスにぶつけ、ヴィットがツッコミを入れる、余りの将の剣幕にギルバリスは沈黙してしまう…それほど不満が溜まっていたのだろう、その時暴れ回っていた怪獣の動きが止まり腹部の中心の発光体部分…ジーン・スナッチャーが開き始める
「あの怪獣随分暴れてるねぇ…まあ「どんぐりの木」まで来なくて良かったよ、ねえアンチ君」
「……すまない、グリッドマンとギャラクトロンを倒せなかった」
「別にいいよ…まだまだチャンスはある…で美味しい?ここのご飯」
二人はどんぐりの木と呼ばれる店に入り、アンチは箸やスプーンを使ってバイキングの料理を食べる…人は怪獣の所為で誰もいない…もしくは最初からいない…アカネは笑顔で野菜ジュースを飲み教室で六花が言っていたことを思い出す
「そう言えばね、六花が怪獣の正体は人間て言ってたけど…全然違うよ!馬鹿だねぇ六花も…怪獣は怪獣…正体なんて無いよ、それを信じちゃう響君も純粋だねぇ」
「俺も怪獣なのか?」
「そうだよ、一緒にご飯を食べてくれる怪獣で、私の最高傑作の最強の怪獣だよ…ん?」
アカネがアンチのことをそう絶賛する…その時イリスがジーン・スナッチャーを開けそこから白い卵の様な物を五つ放射する
ーーークウウウゥゥゥゥ!ーーー
ーーーギャオオオオオォォォォォ!ーーー
ーーーギャオオオオオォォォォォ!ーーー
ーーーギャオオオオオォォォォォ!ーーー
ーーーギャオオオオオォォォォォ!ーーー
ーーーギャオオオオオォォォォォ!ーーー
「嘘ぉ!?怪獣を作り出したぁ!?しかもなんか白い!?」
「ヤベェ…数の差で戦う気かよ!?」
アカネと将は別の場所から見て同時に卵が割れその中から怪獣が産み出されたのを見て驚く、その怪獣は雪の様に白い怪獣…丸で色素欠損個体(アルビノ)…この怪獣達は産み出した怪獣の同族であるギャオス…それのアルビノ…つまりアルビノギャオスである、彼らは超音波メスを放つと街を更に破壊する…更に一体のアルビノギャオスがアカネ達目指して飛んできた
ーーーギャオオオオオォォォォォ!ーーー
「ええ!?やば…アンチ君逃げ…」
「があああああああ!」
アカネは慌てて逃げ出そうとするがアンチは叫び、怪獣の姿になりアルビノギャオスを殴りつけアカネを守る
「逃げろ、俺はあいつらを殺す」
「……うん」
アカネはそう言うと走って逃げる…アルビノギャオスは殴りつけられて怒り狂ったのか超音波メスを放つがアンチは発光体から光弾を放ち超音波メスをかき消しアルビノギャオスを吹き飛ばし喉笛を腕で掴み首をもぎ取る…その時の返り血がアンチの身体に付着した
『!怪獣が現れた!裕太!』
「……分かった!」
「……俺達も行くぞギャラクトロン」
【……心得た】
将はギャラクトロンを回収し、裕太は心配そうな顔をする六花に向かって頷くとプライマルアクセプターを掲げる
「アクセス・フラッシュ!」
ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー
ーーーキィオォオォン!ーーー
ギャラクトロンとグリッドマンが同時に街中に現れアンチと怪獣が同時に二人を見る
「グリッドマン!ギャラクトロン!先程の続きだ!ここで消えてもらうぞ!」
(邪魔をするな!貴様らは目障りだ!ここで殺す!)
「こい!今度は負けない!」
【行動パターンを予測完了】
アンチはグリッドマンが現れるや否や飛びかかりグリッドマンは高速移動で辺りのビルを倒壊させながらグリッドマンの周囲を囲みながら光弾を放ちグリッドマンは空高く飛び回避する
ーーークウウウゥゥゥゥ!ーーー
ーーーギャオオオオオォォォォォ!ーーー
ギャラクトロンはギャラクトロンブレードを展開し飛びかかって来たアルビノギャオス達を斬りまくる…アルビノギャオス達は超音波メスで攻撃するが彼等の親玉程の威力がないのかギャラクトロンブレードで防ぎ、ギャラクトロンは閃光光線や電撃を放つがアルビノギャオス四体が翼を羽ばたかせて超振動と重音波を出して閃光光線や電撃を打ち消す…そして怪獣がテンタクランサーからプラズマ火球と同じあらゆる物体を焼き滅ぼす炎で出来たバーナーを四本放ちギャラクトロンの装甲に焼け跡と切り傷を刻む
「あの紫色の奴は速いし…あの触手は手札が多くて手強い…」
「キャリバーさん!ガイガンさん!またお願い「いやその必要はない」え?マックスさん?」
「私達が行こう」
「……そうですね…先輩…ガイガンにばかり活躍させるのもリーダーとして恥ずかしいからな」
将がやはりこの二体は強いと画面越しに再確認し、六花はキャリバーとガイガンに応援を頼むがマックスとメカゴジラがそれを制し、マックスはジャンクの目の前に立ち、メカゴジラは店の外に出て叫ぶ
「アクセスコード!バトルトラクトマックス!」
「認証コード「メカゴジラ」【ギャラクトロンナノメタルアルマトゥーラ】起動!」
マックスとメカゴジラはそう言うとマックスはジャンクに吸い込まれ、メカゴジラは光の粒子となりギャラクトロンの方へ向かう…街中に幾何学的な魔法陣が描かれその中から戦闘車両の様な自走砲が現れ、さらに光の粒子が形を成し全身燻銀のカラーリングにステゴザウルスの様な背中から尻尾まで刺々しい姿に昆虫の様な顎が左右に開閉し金属板の直線が複雑怪奇に組み合わせて形づくられたロボット怪獣が現れる…これがマックスとメカゴジラの武器の姿と怪獣の姿で、マックスは2問の大口怪砲 タンカーキャノンから砲撃し、メカゴジラは収束中性子砲を放ちアンチと怪獣を攻撃する
「何!?」
(邪魔をするな!)
『グリッドマン!合体するぞ!』
『……行くぞ』
「分かった!」
【御意】
アンチとイリスが怯んだ瞬間にマックスとメカゴジラが叫び、バトルトラクトマックスが縦に割れ左右に分かれてグリッドマンが空に向かってジャンプし、グリッドマンの両腕にドッキングし、後部にあるヘッドパーツが頭部に装着される、そしてメカゴジラは半透明になりギャラクトロンと重なりギャラクトロンは全身に銀の鎧を纏う…背中はメカゴジラの様に全身刺々しく右腕と左腕が装甲で覆われ頭にはメカゴジラの頭部を模した兜が装着される…これが二人の新形態『剛力合体超人 マックスグリッドマン』と『ギャラクトロンナノメタルアルマトゥーラ』だ
「また姿が変わった…そしてまた怪獣の方がかっこいい……アンチ頑張って!」
アカネがメカゴジラがかっこいいと思いつつ、アンチの応援をする…アンチは襲いかかってきたアルビノギャオス四体を振り払いグリッドマンに殴りかかる
「グリッドマン!俺がお前をここで倒す!本気でかかってこい!」
「…一つ聞こう、お前は人間なのか?」
「人間?巫山戯るな!俺は怪獣だ!」
『……そうか…なら…もう迷いはない!』
グリッドマンは渾身の力を込めてアンチを蹴り飛ばしアンチが蹌踉めくと腕部のブースターをかけてアンチの頭部を思い切り殴り、アンチを吹き飛ばし、アンチを掴むと両腕で思い切り地面に叩きつける
「うおお!?…いい…いいぞ!グリッドマン!先程とは違う!もっとこい!全力で叩き潰してやる!」
「私達はもう迷わない、仲間を守るためにお前を倒す!」
『お前では俺を…俺達を倒せない!俺達は一人じゃないから!俺にはグリッドマンが…内海や六花、キャリバーさん、ガイガンさんがいる……一人だけで戦うお前には…絶対に勝てない!』
「それなら証明してみせろぉぉぉ!」
アンチはそう言うと全身の発光体から光弾を放ちグリッドマンもタンカーキャノンから砲撃して撃ち合う…そして怪獣とアルビノギャオス達とギャラクトロンの戦いも始まる
【貴様の名は何だ】
(我が名はイリス!邪神イリス!アヤナより名付けられしガメラを、人間を滅ぼす神だ!)
イリスと名乗った怪獣はそう言うとテンタクランサーを振り回しオーバーブースト・プラズマやバーナーをギャラクトロンに放つが…全くの無傷だった…何故ならメカゴジラは積層耐熱装甲板と言う外殻装甲で出来ており、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する能力がありそれはギャラクトロンナノメタルアルマトゥーラの装甲は全身それで出来ている為炎での攻撃はあまり効かない、更にギャラクトロンは黄色い波動を胸のコアから放つと近くにあった建物が銀色に…ナノメタル化していく…それをギャラクトロンは無数に胸のコアから放ち辺りをナノメタル化していく
ーーーギャオオオオオォォォォォ!ーーー
アルビノギャオス達はイリスを援護する為ギャラクトロンに突撃していくが…途中で何者かの砲撃にあい墜落する…イリスが砲撃が飛んできた方を見ると…先程ナノメタル化したビルが変形し巨大な砲塔に変わっており、そこから電磁速射砲をアルビノギャオス達に撃つ…更に他のビルも形が変わり砲塔や流動化ナノメタルに変わってイリスやアルビノギャオスを攻撃する
『これで終わりと思うな、増殖』
メカゴジラがそう言うと大きさが五メートル程の小型メカゴジラを四機作り出し、メカゴジラ達はアルビノギャオス達に向かって収束中性子砲を撃ちアルビノギャオス達を墜落させる…更にナノメタル化した地面からナノメタルの槍 ハイパーランスを生やしアルビノギャオス達を串刺しにしてトドメを刺す
ーーークウウウゥゥゥゥ!!ーーー
イリスは手下がやられたのを見て憤激し、メカゴジラ達は収束中性子砲を放とうとするがそれより先にイリスが超音波メスでメカゴジラ達を破壊する…咄嗟に作った所為か耐久力が足りなかった様だ、ギャラクトロンはそれを確認すると自分が生み出したバトルフィールド「メカゴジラシティ」を砲塔ばかりにして援護射撃を行いながら突進する…イリスはそれを見て上空へと逃れる…その直後イリスが立っていた地面から無数の槍が生える…もしイリスが飛び立たねばギャオス達と同じ串刺しになっていただろう
(何故邪魔をする!人間を滅ぼすことが我が使命!それがアヤナの望みなのだ!)
「邪魔するに決まってるだろ、お前は敵だ…人間を滅ぼさせたりなんかさせねえ!」
(黙れ黙れ黙れ!アヤナが望んだそれが理由だ!アヤナが望むのなら、アヤナ…が)
イリスは思い出した、アヤナとの記憶を、アヤナは自分にご飯をくれた、育ててくれた、自分はアヤナが望んだ通りに人を殺した、ガメラを殺そうとした…だが最後にイリスが聞いた言葉はアヤナがガメラに自分(イリス)を殺す様に懇願する声だけだった…そう最後はアヤナはイリスではなくガメラの味方となりイリスは炎の右腕に貫かれ爆散し、ガメラに残骸を踏みつけられたのだ
(アヤナ…違うこれは…ああ!!?)
「何だあいつ…突然叫びだした…?」
イリスは狂った様に叫び始め辺りにオーバーブースト・プラズマや超音波メスを放つ…だがイリスはそれだけに留まらずジーン・スナッチャーを開きそこに凄まじい程のエネルギーを凝縮し始める…炎エネルギーなのだろうがその熱量は凄まじくナノメタル化した部分が融解し武装も溶けている…その熱気だけで六花達の所まで届く程である…その技の名はオーバーブースト・ウルティメイト、ガメラが一度きりの禁じ手とされるウルティメイト・プラズマのイリス版である
アンチとグリッドマンは互角に格闘戦を挑み続ける、アンチが殴ればグリッドマンが殴り返す、それの繰り返すを続けアンチが光弾を手に作り煙玉の様に使うとグリッドマンは構わず突進し高速移動する前のアンチにぶつかり殴り合う
「これで……トドメだ!」
アンチは全身の発光体を赤く発光させ、それを収縮させて巨大な赤いビームを放つ、それを見たグリッドマンも両拳を組みタンカーキャノンからもビームの発射準備をする
『マックス……!』
「グリッド……!」
「『『ビーム!』』」
そのまま組んだ両腕とタンカーキャノンから巨大な光線を放ちアンチのビームとぶつかり合う、その瞬間世界が白く染まり大爆発を起こし周囲を破壊尽くす…そしてアンチとグリッドマンは互いの相手に向かって飛び、グリッドマンはブーストがかかったその拳を、アンチはその豪腕をぶつけ合う、その衝撃波で倒壊していた街が更に壊れ、グリッドマンとアンチの腕にヒビが入る…そして同時に二人の頭部のタイマーが鳴り始め二人は消えていく
「時間切れ…引き分けか…グリッドマン…次は勝つぞ…」
アンチは引き分けだと知るとそのまま地面に倒れ気絶する、それを遠くで見ていたアカネはゆっくりとアンチに近づき、アンチを肩に背負って自分の家に帰っていく…同時刻裕太とマックスはジャンクから吐き出され床に転がる
「時間切れか……」
「いてて…でも引き分けで良かった」
「響君大丈夫!?」
「残るは…イリスだけか…だが…」
六花は裕太の無事を確認し、将は遠くからイリスの必殺技の発射準備を見ていた…あれが放たれれば…間違いなくツツジ台が消滅するほどの威力があるだろう、それだけは阻止しなければいけない
「ギャラクトロン!必殺技であの技を相殺してくれ!」
【了解した】
将が叫ぶとギャラクトロンは頷くと未だ残っていたナノメタルを集めそれを巨大な鉄槍…ハイパーランスを作り出し胸のコアから膨大な電気エネルギーを充電しハイパーランスに胸のコアに接続させそのハイパーランスをローレンツ力で撃ち放つ ハイパーランスレールガンを放ちイリスも同時にオーバーブースト・ウルティメイトを放つ
ーーークウウウゥゥゥゥ!!!ーーー
ーーーキィオォオォン!ーーー
二体の怪獣の必殺技がぶつかり合い、炎のプラズマ砲が、雷の電磁加速砲がぶつかり合い互いに相殺しあい、対消滅を起こし周囲にクレーターを生み出す…だがそれだけでは終わらず、イリスが触手を翼に変えギャラクトロン目掛けて襲い掛かり右腕に炎を纏うオーバーブースト・フィストを放とうとする、それに対しギャラクトロンは背中の電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂くブレードランチャーを発射させ、イリスに飛ばしイリスの触手と体を斬り裂く…がオーバーブースト・フィストが頭部に当たり兜が破壊されギャラクトロンの頭部が剥き出しになる、それと同時にイリスは地面に倒れる…エネルギー切れだ…先程の攻撃に自分の生命エネルギーも使ってしまいもうイリスは動けない…ギャラクトロンはイリスにトドメを刺そうとギャラクトロンナノメタルアルマトゥーラを解除し右腕を向けるが砲塔にポツンと何か当たる…突如として雨が降り始めイリスとギャラクトロンの体を濡らす
「やった!勝った!勝ったね響君!」
「よし!ああ…疲れた……」
「…うむ、私もだ…響 裕太、これからもよろしく頼む」
「はい!」
六花達は戦いが終わって喜び、メカゴジラも粒子から人の姿になって戻って来る、そしてマックスと裕太は手を握り合う
「……人多くない?お客さん?」
六花の母が帰ってくると、余りの人の多さに固まってしまう…そんなリサイクルショップには先程までいたはずの将の姿が見えなかった
「……」
(何故だ…アヤナ…私は…)
イリスは自分が倒されたことにうわ言を呟きながら呆然とする…そんなイリスに将はゆっくりと歩み寄る…ギャラクトロンはそんな将の後ろに控えていた、実はギャラクトロンは将にイリスをまだ殺すなと命令されイリスにトドメをさしていなかったのだ
「一つ聞かせてくれ…お前は何でさっきから言ってるアヤナて奴に固執するんだ?」
(…私は…誰からも必要とされなかった…私は兵器として…生み出された…だが封印され…ずっと…独りだった…分かるか?一人で過ごす永劫の日々を、何億年も封印され孤独だった時…アヤナが封印を解いてくれた…そして育ててくれた…私に希望をくれた…だが最後には…アヤナは…私を必要としなくなった…そして私は殺された…)
(…私は嬉しかったんだ…初めて…私を必要としてくれる者がいて…私は嬉しかったんだ…でも…裏切られた……なあ人間…私は何故生まれてきたんだ?)
「…俺が知るわけないだろ」
将がイリスに何故こんなことをしたのか聞くとイリスはテレパシーで将に話す…イリスの言葉から孤独と喪失感が伝わってくる…そしてイリスの頬に水が伝う…それはイリスが泣いているように見えた
(私は…誰かに認めて欲しかった、兵器でも邪神でもない、生物として…私自身を誰かに認めて欲しかった…やっと見つかったと思ったのに…見捨てられた…何故だ…私は本当は…誰かと一緒に生きたかっただけなのに…それすらも叶わないのか…?)
「…………………」
(最初から知っていた…アヤナはいない事など…だが…分かりたくなかった…それを知ったら…私は何の為に生きていけばいいのか…分からなくなる…)
イリスはそう言うと右腕を空に向かって伸ばす…
(……私には…生きる理由がないんだ…頼む…早く殺してくれ…アヤナがいない世界など…生きる意味のない…)
「そうか、だが断る」
(何故…だ?私は時期に死ぬ…生命エネルギーを…使い込んだからな…だから一思いに殺してくれ…私には生きる理由が…)
「さっき言ったよな、何のために生きてるんだ、て…そんなもん誰も知らねえよ、誰だって自分で生きる理由を探すもんだろ」
イリスは自分を殺すよう懇願するが将はそれを一蹴し、イリスに話しかける
「……お前さ、馬鹿だろ?癇癪のまま暴れまくって…そのアヤナて奴の言うことを聞いてたのもそれは愛じゃなくて、依存だよ…生きて自分の生きる希望を見つけていけよ、だから生きろよ、イリス、生きてればきっと誰かがお前を待ってるはずだ」
(……厳しいな…だが……優しいな…私には…貴様が眩しい…貴様が…もし封印を解いたのは…アヤナではなく貴様なら……私も…変わっていただろうか……?)
「……さあな、まあ…少しは変わってたんじゃないか?お前が言うアヤナとか言うお前を利用するだけ利用してあっさりと掌を返して捨てた奴よりは…な」
(………ふふ…面白いな…アヤナとは違う…優しさ…貴様を見ていると…まだ生きたくなってきた…貴様は私の気持ちを変えた…その代償は…高くつくぞ…)
「お前…何言って…?」
イリスは将の厳しくも優しい言葉を…自分を認めてくれる言葉を言ってくれて笑顔を作りながら光の粒子となり驚く将の手の中にあるバトルナイザーに入っていく……将は暫くバトルナイザーを見つめるとギャラクトロンを回収すると将はその場から立ち去っていく…
ガイガンさん以外のアシストウェポンはギルバリスCV 諏訪部順一…ムルエル・ガルグの声の人で 姿は双星の陰陽師の若い頃の五百蔵鳴海、デアボリックCV山寺宏一 ガピヤ星人サデスの声の人で姿は緋弾のアリアAAの間宮あかり、メカゴジラはCV中井和哉…ウルトラマンマックスの声の人で姿は文豪ストレイドッグスの澁澤龍彦…殆ど作者の趣味だ…デアボリックの性格に至っては完全にサデス…如何してこうなった?
ギャラクトロンナノメタルアルマトゥーラは防御型で攻撃力より戦略的な部分の方が大きいです、ナノメタルを変化させて武装にしたら小型メカゴジラを作り出したりとやりたい放題、他の二体も厄介な能力です
やったね将君、イリスが仲間になったよ!…イリスの過去はほぼ捏造で…さてイリスが今後どう活躍するのかお楽しみに