歪んだ正義は正義のヒーローになれるのか   作:暗愚魯鈍

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一万字近く……次回が逆に短くなるパターンじゃん…さてタイトルどうりにあいつが登場…どうなるのか…ちなみに読んでれば分かると思いますがこの作品はアニメと少し違うところがあるのでアニメと比べて見てくださると嬉しいです


第八話 合・体ゼッパンドン

六花は家から出ると余りの暑さに項垂れ、今日はバスで学校に行こうとバス停まで歩く…バス停に辿り着きバスを待っていると…

 

「おはよう、六花」

 

「あ!アカネ、今日はバスなの?」

 

「まあね…こんな暑い日だと…流石に歩きたくない…」

 

「だよね…そういえば何か久しぶりだね…アカネとまともに話すの…」

 

アカネが歩いてやってきて、六花に話しかけ六花もアカネに話し合う…そして六花はふと最近喋ってなかったとアカネに言うとアカネは一瞬だけ複雑そうな顔をする

 

「そうかな?気付かなかった…」

 

「うちら家が近くて、中学生の時毎日一緒に学校に行ってたのに……」

 

「そういえばそうだね…まあ色々あったからね…(ボソ)」

 

「何か言った?」

 

「……ううん、何も言ってないよ?」

 

アカネがそう言って誤魔化すとバスがやってきて二人はバスに乗る…バスの中には誰も乗ってない…二人は同じ席に座りアカネが六花に話しかける

 

「ねえ、六花最近響君とよく話してるけど…付き合ってるの?」

 

「はぁ!?そんなんじゃないし!付き合ってないから!」

 

「(隠しきれてないなぁ…)まあ良いんだけどさ…ふふふ…で、六花は内海君のことをどう思う?」

 

「内海君?…別に何とも…でもまあ良い人だとは思うよ」

 

「そっか…ありがとね」

 

六花は裕太とは付き合っていないと大袈裟に首を振りアカネは分かりやすいと笑いながら真面目な顔で将の事を聞くが六花は悪い人ではないと言うとアカネはそれを聞くと興味をなくしたのか窓の外を見始め、六花はそんなアカネを不思議な目で見てバスが高校につき、バスから降りる…そして高校の中に入るとはっすが声をかけてきた

 

「六花〜!今度の土曜日空いてる?」

 

「空いてるよね!ね!?」

 

「…え?何?一応空いてるけど…」

 

「「何とArcadiaと遊ぶ約束をしたんだよ!」」

 

「Arcadia…?」

 

六花は突然詰め寄ってきたはっすとなみこに土曜日は空いているかと言われ困惑し、アカネはその光景を見ると早々に立ち去り教室に行く…

 

「六花知らないの!?動画見なよ!面白いから!」

 

「教室で見せるからさ!」

 

「えぇ〜…見るの…?」

 

六花はうんざりした顔をして溜息を吐くと教室に言ってなみこ達と動画を見る…そこには四人の男性が写っていた

 

『『『『平成最後のユートピア!Arcadiaです!』』』』

 

「(YouTubeかぁ…全然面白くない…私的には響君達の会話を聞いてる方が面白いかな)」

 

「タカト君だけじゃなくてやまと君も来るなんてさヤバくない!?」

 

「いや知らないんだけど…」

 

「四人で行くて言ったから六花も来てお願い!」

 

動画を見せた後、六花はつまらないと思うがなみことはっすが掌を合わせて頼むので六花ははぁ〜と息を吐く

 

「(興味ないんだけどなぁ……でも行くか…)…へぇ…じゃあ行こうかな…?」

 

「よっしゃあ!」

 

「後一人!…誰を誘おうかなぁ…問川とか?」

 

六花が行くと頷くと二人は叫ぶほど嬉しがり、最後の一人は誰にするかと考えるが

 

「じゃあ私が行こうか?(グリッドマンの情報がわかるかもしれないし)」

 

「マジで!?アカネが来てくれたら絶対無敵だよ!」

 

「これで勝てるて絶対!」

 

「いや…誰と戦う気なの……?」

 

アカネが行くと言いだし二人は更に興奮する…アカネが来ると聞いて六花は少し嬉しくなったが…少し胸の中に不安が生まれた気がした

 

 

「例えば君が傷ついて〜壊れそうになった時は〜…必ず僕がそばにいて〜…セット二つお待ちどうさまさまです」

 

「上機嫌だな…何かあったのかな?」

 

「知らないけど…まあ良いことあったんじゃね?」

 

六花はBELIEVEを歌いながらボラーとヴィットにセット二つを渡し裕太は良いことあったのかと聞こうかと考えると

 

「六花、何か良いことあった?」

 

「いや、良いことじゃないけど土曜日に友達と大学生と遊ぶ約束してて…はっすになみこにアカネも来るんです」

 

「……………!?」

 

「いいねいいね!ザ・青春て感じだね!もっとテンション上げようぜ!」

 

ボラーが六花にいいことがあったのかと聞くと六花が大学生と遊ぶと言うと裕太が目を見開く、デアボリックはそれを聞いて大きな声で騒ぐ

 

「完全に合コンじゃん!?」

 

「……だろうな…まあ、宝多にはそんな趣味はねぇだろ」

 

「はい、これ」

 

「あ…取ってくれてありがとうございます!」

 

裕太は完全に合コンだと小声で呟くとワナワナと震える…その時ヴィットが六花が取ろうと思ったコーヒー豆が入った袋を取り六花がお礼を言った

 

「六花て年上好みじゃ…」

 

「いや違うだろ…俺的には新条さんが行くて事に驚きだ…いかなさそうなイメージあるのになぁ…」

 

『どうした裕太?苦しそうな顔をしているが』

 

「べ、べべべべ別にそんな事ないし!」

 

裕太は明らかに動揺し将はアカネはそんなところに行く性格なのかと疑う

 

「あり得ないて…六花が合コンとか……」

 

「キモいなお前…気になるなら行けば良いじゃねえか、手遅れになるかもだぜ?」

 

「手遅れ!?……そっか…じゃあ行くか!内海!付いて来てくれ!」

 

「ええ〜…まあ良いか、オッケー、分かったよ」

 

『頑張れ裕太!どんな巨大な敵でも逃げずに立ち向かうんだ!』

 

裕太はボラーの言葉を聞いて決心を固め将について来てほしいと言うと将は驚いた顔をするが頷き、グリッドマンは(勘違いしながらも)応援する…そんな光景を六花は訝しみながら見ていた

 

「何盛り上がってるの響君?」

 

「彼は馬鹿なんだよきっと」

 

「…人間の心は複雑怪奇であるな」

 

「……不安しかない」

 

六花は首を傾げるがヴィットは冷静に毒づく…ガイガンとメカゴジラも同調する…将は意外と裕太てポンコツだなと内心思う…だが友人の頼みを聞くため将はギルバリスの所へ歩いていく

 

「ギルバリスさん、ちょっと頼みたいことがあるんすけど」

 

「……何だ?」

 

 

土曜日、カラオケ店前にて六花、アカネ、はっす、なみこ以外に四人の男子が四人と対面していた

 

「Arcadiaが目の前にいて話せるんて最高!」

 

「これ夢じゃないよね!?」

 

「あはは、夢じゃないよ!楽しく盛り上がろうね!」

 

はっすとなみこはArcadiaのメンバーと親しげに話し、やまとがはっすとなみこに笑いかける…六花とアカネはと言うと

 

「……うわぁ…ついていけない…帰りてぇ…」

 

「……来なかった方がいいかも…」

 

六花とアカネは余りにもArcadiaのチャラさを見て帰りたくなってきた…そんな二人に構わずArcadiaは声をかける

 

「君達も早くおいでよ!」

 

「早く早く!」

 

「うわぁ…強引…まあ行こっか」

 

「……そだね…」

 

タカトと有井、今井が二人を誘いアカネと六花は作り笑いを浮かべてカラオケ店に入る…その光景を裕太は向かい側のパン屋でそれを見ていた…もうストーカーが似合いそうである

 

「六花があんなに嬉しそうに……!」

 

「落ち着け裕太、あれは作り笑いだ…」

 

「うわこれも美味しそうだな…おい、これ全部お前の奢りでいいのか!?」

 

「まあ、ついてきてくれたし、これからも付き合いがあるんでこれくらいは…」

 

「よっしゃあ!デアボリック!お前もジャンジャン買えよ!」

 

ボラーとデアボリックは店内の自分が食べたいパンを買いまくる…しかも全て将の奢りだ…マックスとメカゴジラ達はそれを見て餌付けされてるなぁと考える、二人の合計金額は6,000円以上したが将は平然とした顔で払った…そして目的が済むと将達もカラオケ店に入っていく

 

「六花が入った部屋はどこだ…」

 

「お前、立派なストーカだな…」

 

「それを進めたボラーさんも俺達もストーカーですがね…」

 

ボラーが汚物を見る目で裕太を見ていると将がツッコミを入れる、裕太が必死に部屋を探すとキャリバーが部屋の扉を大胆に開ける

 

「キャリバーさん!?何し……て…え?」

 

「おいおい、キャリバーよぉ…大胆過ぎる探し…方…」

 

「…Wanna take you, baby, take me higher

愛を抱きしめて いま…Gonna……ん?」

 

シルバゴン、ゴルドラス、メルバ、ゴルザ、ガルラ、ゾイガー、ガクマ、シラリー、コダラー、黒い蛾の様な虫と白い蛾の様な虫、機械の龍、黒い亀、白い髪に青いドレスをきた少女が黒髪の長髪のロングコートを着た男性が歌っているのを手を叩いて応援している部屋に入ってしまい、裕太達が呆然としていると、目が男性と女性、怪獣達が扉を開けたキャリバーと裕太、ボラーに目を合わせ、それを見た裕太とボラーは冷静に扉を閉めた

 

「……着ぐるみ?」

 

「………俺に聞くなよ…」

 

「おい、お前らこっちだ、ついてこい待たせてるんだから」

 

将は未だ呆然とする二人をよそに近くにあった部屋の扉を開けると、そこにはギルバリスとメカゴジラが座って待っていた

 

「遅い…既にハッキングは完了した…もう娘達がいる場所は確認済みだ」

 

「流石ギルバリスさん、仕事が早い」

 

「え?内海これでどう言う事?」

 

「俺が頼んでおいたんだよ、だから予めここの部屋を予約して二人に先に来てもらってたのさ」

 

「手回しがいいねぇ…」

 

将は先にギルバリスとメカゴジラにカラオケ店に先に行くよう言っており、更にギルバリスのハッキング能力を使いこの店の防犯カメラをハッキングし予め渡しておいたノートパソコンにその映像をパソコンで見れるようにしておいたのだ、それを聞いてヴィットは感心し、裕太逹は六花達がいる部屋を探しそれで六花達の様子を探る

 

「勿論店側には気づかぬようにしてあるから安心しろ」

 

「こ、これはいいのか?」

 

「内海…これは流石に……」

 

「引いてるんじゃねえよ…ほら、この部屋だな…音声も出せるし聞くとするか」

 

将は新世紀中学生と裕太が引いているのを見て、裕太が誘っておいてこの仕打ちはなんだとイラッときたがパソコンの映像を六花達の部屋を写し六花達の様子を見る

 

カラオケ店の部屋の中でなっすやなみこはArcadiaのメンバーと楽しげに話すが二人はそんな空気に馴染めずにいた…

 

「「……馴染めねぇ…早く帰りたい…」」

 

「やっぱ来ない方が良かったかも…」

 

「そういえばさ、六花てやっぱり響君と仲良いんでしょ?」

 

六花とアカネは寄り添って二人だけで話すが、この空気になれず早く帰りたいと思う二人だが六花は折角アカネと話せる機会だと思いアカネに何か話そうとするとアカネが先に話し始める

 

「え?…まあね、だいぶ仲良くなったかもね」

 

「で!聞きたいんだけどグリッ「ねえねえ二人共!学校同じなのになんで制服違うの!」……チ」

 

「あ、うちの学校そこら辺緩いんで自由なんですよ…」

 

「ジンジャエール頼んだの誰〜!私だぁぁぁぁぁ!!!」

 

アカネが何か聞こうとした時、今井が口を挟み話を遮りアカネは聞こえないように舌打ちする…なみこは巫山戯てはしゃぎまくる

 

「皆でLINEのグループ作ろうぜ!」

 

「いいね!作ろ作ろ!」

 

「じゃあ作りまぁす!」

 

「「……(ついていけない…今すぐ帰りたい)」」

 

今井と有井は勝手に盛り上がりはっすがLINEグループを作る中、もうアカネと六花は死ぬ程帰りたいと思っていた、意外とぼっちでコミ症、いじめられっ子系のアカネはともかく、六花ですらもう帰りたいと必死に考え買える理由を必死に探す、がアカネはどうせ帰るなら有益な情報を手に入れようとアカネに話しかける

 

「ねえ!六花、響君と内海君の事なんだ「お、アカネちゃんのアイコン可愛いねえ!」……(ざけんなよこのチャラ男!)」

 

「……(何邪魔してるんだよ…もう帰りたい…アカネと話したくて来たのに…)」

 

アカネと六花は自分達の会話を邪魔したやまとを睨みつけるがやまとは気づかない…しかも、やまとは爆弾宣言をする

 

「これあれでしょ!?バルタン星人だよねえ!?可愛いじゃん!」

 

「あのフォフォフォフォフォ…!て鳴くセミみたいな奴だろ!懐かしい!」

 

「でもアカネちゃんがそう言うの知ってるのて意外!そう言うの昔のおっさんとかしか知らなさそうなのに!」

 

「それだと俺らもおっさんだろ!?あははははは!」

 

やまとはレギュラン星人 ヅウォーカァ将軍のアイコンをあろうことかバルタン星人と勘違いし今井はバルタンの真似をして有井とタカトが大笑いして、アカネどころか六花を非常にイラッとさせる

 

「……マジ何なのこのおっさん…(ぼそっ)」

 

「……うわぁ…(ウルトラシリーズ知らない頃の私でもバルタン星人じゃないことくらいわかるのに…)」

 

しかもそれを聞いていたのはパソコンで様子を見ていた将も同様だった…やまとの発言を聞いた瞬間、将から殺気が漏れ始め、新世紀中学生とメカゴジラ達、裕太が怯える

 

「…………ちょっくらあいつら殺してくるわ、ペンチどこ?」

 

「怖えよ!?つかペンチて何に使うんだよ!?」

 

「え?生爪にしたり下半身の息子を引きちぎるだけですが?」

 

「目から光が消えてて怖いんだけど!?」

 

将は殺人宣言をして虚ろな目で六花達の部屋にいるArcadiaを皆殺…リセットしようと向かおうとするがボラーとヴィットが必死に止める…そんな中六花とアカネが立ち上がる

 

「あ!!うち、そろそろ門限なんで帰ります!(帰ったらお前らを殺す怪獣作って、恐怖で漏らすぐらいの殺し方をしてやる!)」

 

「あ!うちもママに買い物を頼まれてるんで帰ります!(もう無理、我慢の限界、アカネと話したくてもこんなチャラ男と一緒じゃ喋れない!裕太君と話したい!)」

 

「ええええ!?ちょま!六花待って!」

 

「早いしょ門限!?てか六花も…」

 

六花とアカネは急いで部屋から飛び出してエレベーターに向かう、そんな二人を見て全員が残念そうな声で叫ぶ、エレベーターに入った二人はアカネは扉の閉ボタンを連打し、六花も一階のボタンを何度も押す

 

((……最悪))

 

六花とアカネが出て行った映像を見た裕太は慌てて部屋から出て行き六花を追いかけに行き、残された全員で会計を済ました

 

 

「ただいま、アンチ君…はぁ…嫌な奴らだなぁ!ヅウォーカァー将軍の名前を知らないならまだいいよ!でもバルタン星人と間違えるかな!?レッドキングをガタノゾーアと間違えるくらいありえないんだけど!?」

 

「………嫌な事なのか?」

 

「そりゃあもう!アンチこいつら殺してくれない?」

 

「断る、俺はグリッドマンとギャラクトロンを殺すために生まれた、それに属するものしか殺さない」

 

アカネは帰ってくるなり上のゴミ屋敷ではなくアンチがいる居間に入る、アンチはパソコンで動画を見ていたがアカネが帰ってくると動画を停止させてアカネを見る、アカネはカバンを居間のソファーに投げるとアンチに愚痴り始める…そしてArcadiaの写真を見せてこいつらを殺せとアンチに言うがアンチは断りアカネは「やっぱりかぁ〜」と呟いて二階に行く、そしてゴミ屋敷の自分の部屋に入り椅子に座る

 

『おかえり、アカネ君、いい収穫はあったかい?』

 

「ダメだったよ…それもArcadiaて言う奴らのせい…よしあいつら殺そう、だけど今までと違って攻撃力より…特殊な能力に特化させた奴を作ろう」

 

『んん?まあやる気があるようで結構』

 

アカネはそう言うと怪獣を作り始める…今回はいつもと違う怪獣を作ると言ったのでアレクシスは期待しながら待つ

 

 

一方、六花を探していたが完全に見失った挙句他のメンバーとも逸れ、裕太は一人で歩き途方に暮れていた

 

「どこ言ったんだろう六花…でも良かった、六花があのおっさん達と親しくならなくて…」

 

「何黄昏てんだよ気持ち悪い…」

 

「迷子か?」

 

「内海!?それにマックスさんとメカゴジラさんも!?」

 

六花の好みがあんなおっさんじゃなくて良かったと息をつくと後ろから将達がやってきてビクとなる裕太、そんな四人は公園に行き裕太とマックスはベンチに座り将とメカゴジラは近くに立つ

 

「何か悩みでもあるのか?」

 

「いや…俺記憶が戻らなくて…で、六花に記憶がなくなる前に何か入ったみたいなんですけど…覚えてなくて…だから…」

 

「……彼女が好きなのか?」

 

「す、好きとかじゃなくて!」

 

マックスが裕太の横に座り、裕太が話し始めるとマックスが六花の事が好きなのかと尋ねると裕太は顔を真っ赤にする

 

「バレバレだぞお前…隠す気ねえだろ?」

 

「…好きなんだろう?彼女の事が」

 

「………はい…多分」

 

裕太は赤くなりながらもそう答えるとマックスは頷く

 

「多分…か、まどろこしいなお前達は…だが嫌いではない」

 

「……私やギルバリスには感情がない、だから君の様な人間は好きだ、人の命は儚い、だからこそ悔いのない様に生きたまえ」

 

「……まあ、頑張れよ裕太…俺達も応援するからさ…」

 

「内海……マックスさん、メカゴジラさん…!」

 

裕太は自分を応援してくれ三人に笑いかけた…

 

 

翌日、リサイクルショップの喫茶でマックス達とメカゴジラ達がトーストとコーヒーを飲んでおり、六花の母はそれに首を突っ込む

 

「皆さん仲良いんですね、普段も一緒なんですか?」

 

「ええ、家は別々ですが…」

 

「……私達は…ここに来る時も別行動は取りません、大事が起こった時不便ですので」

 

母がメカゴジラとマックス達に話しかけるとマックスとメカゴジラが頷く、それを見ていた六花が溜息を吐く

 

「何入ってきてるのママ…あっち行ってなよ」

 

「いいじゃない別に…あら響君、いらっしゃい」

 

「お邪魔します」

 

「よう!早かったな裕太!こっち来るか?」

 

裕太が店内に入ってきて、ジャンクの前に座ってグリッドマンと話していると裕太が来たことに気づき、裕太はジャンクの所へ行こうとするが、項垂れている六花を裕太が見て近づく

 

「どうしたの六花?」

 

「いやさぁ…昨日カラオケ行くて行ったじゃん?」

 

「うん(昨日見てたから知ってる)」

 

「それで今日もあのArcadiaと会おうてはっすとなみこからメール来たんだけどさ…行かないとこうかな…アカネも来ないだろうし…でも行かないとはっすとなみこ怒るしなぁ…」

 

六花は今度はArcadiaの面々と食事に行かないかとはっす達に誘われ困っており、裕太はそれほど行きたくないのかとあははと笑う

 

「何笑ってるんだよぉ…こっちは笑い事じゃないの…」

 

「ごめん…でもなんか安心した」

 

「?何がよ…」

 

「……色々あるんだよこいつにも」

 

六花が自分を見て笑う裕太を睨むが、裕太の言葉にキョトンとする六花を見て将も苦笑し六花の母は青春してるなぁと呟いた…

 

『悩み事なのだろうか?私も裕太の力になりたいがどうすればいい?』

 

「俺にも分からない…それより裕太が記憶喪失なのはグリッドマンと変身できるのと関係あるんじゃないか?」

 

『分からない、私も過去の記憶がない…しかし自分の使命だけは分かっている、迫り来る危機からこの世界を救う事だ』

 

「ええ〜!?君も記憶喪失だったのかい!?なら強く頭をぶつければ…て君はジャンクの中にいるから無理だった!?ごめん!」

 

グリッドマンは裕太の力になりたいと将に呟き、自身も記憶がないことを言うとデアボリックが騒ぎ始めガイガンが殴りつけて静かにさせる

 

その頃はっす達は公園でArcadiaと待ち合わせをしていた…何故かその公園が霧深いが二人は気にしない

 

「やあ待たせた?」

 

「いや今来たところす(本当は20分も遅れてるけど)」

 

「あれ?六花ちゃんとアカネちゃんは?」

 

「来てないんですよ、何かあったのかな?」

 

はっす達とArcadiaの面々が合流し有井とタカトが話して今歩き出そうとしたその瞬間、霧の中から変な鳴き声が聞こえる

 

ーーーピュィィィィィィィッ!ーーー

 

「……え?何この音?」

 

「変な音しなかった?」

 

はっすとなみこは怯えるがArcadiaは風の音だと思い気にしない…すると黄色い触手が二本霧の中から現れタカトとやまとに巻きつく

 

「えええ!?何これ何これ何これ!?」

 

「た、助けてくれええええ!?」

 

「え!?何これ!?え!?え!?」

 

なみこはタカトとやまとが触手に捕まり絡まって囚われてしまい二人は必死にもがくがその触手は万力を込めて二人を潰そうとする…それを遠くからドローンで見ていたアカネは笑い始める

 

「レギュランとバルタンを馬鹿にした報いは受けてもらうよ…あとあの二人…えっとはっすとなみこ…だっけ?二人は生き残すよ、六花の友達だからね」

 

「…………」

 

『おお、まだグリッドマンにはバレてないみたいだね、隠密能力は完璧というわけかな?』

 

「まあね、朝雲暮雨怪獣 ゴングリーは隠密性に特化した個体、こうやってバレない様に殺すなんて容易いんだよね〜、だけど戦闘力は弱いからバレたらアンチが協力してね」

 

アカネは自分が生み出したゴングリーを自慢するとアンチにゴングリーがグリッドマンと戦う時には応援よろしくと伝える、そして画面を再び見ると今度はもう一本の触手を出し残る二人を捕まえ殺そうとしたその時

 

「蛇心剣・新月残波!」

 

ーーーピュィィィィィィィッ!?ーーー

 

「えええ!?何か黒い三日月みたいな斬撃が触手を切ったぁぁぁ!?」

 

突然飛んできた黒い三日月が触手を切り落としタカト達が地面に落ちる…なみこ達が飛んできた方を見るといかにもホストの様な格好をし右手に持った日本刀の様な剣を地面に引きずって地面を裂きながら歩いて来る男性を見つける、その後ろには長い赤色に近い茶髪の美女が微笑みながら歩いて来る

 

「逃げな嬢ちゃん達に野郎ども」

 

「「「「は、はいぃぃぃ!」」」」

 

「え…?あ、ありがとうございます!今の撮影したかった…」

 

「……なんか聞いたことある様な声だなぁ…?」

 

男性は全員逃した後触手を…霧の奥にいる怪獣を睨みつける、それを見たアカネは何者?と首を掲げる、グリッドマンの仲間ではない様だが…だがアンチは本能的に強いと理解する

 

「さあ……クライマックスだ!」

 

男はそう言うと黒い輪っかの様なリングを片手で持ちそれを突き出すと黒い輪っかが開き闇のオーラが溢れ、男性の姿が変わり彼は鎧を着た様な姿になる、、そして後ろにいた女性が目を瞑り…そして勢いよく目を開くと彼女の目は赤く染まり人間の姿から怪物へと変わる…そしてドローンの画面から二人が消える…いな別空間…インナースペースに来たのだ…そして男性の後ろにいた少女だが…彼女は変わり果てた姿…赤い皮膚と全身を覆う無数の棘、背中には巨大な翼、腹部には赤い目のような六つの発光体を持つ怪獣…別世界では「大魔王獣 マガオロチ」と呼ばれた怪獣になる

 

「ゼットンさん」

 

【ゼットン!】

 

「パンドンさん」

 

【パンドン!】

 

「闇の力……お借りします!」

 

ーーーグアアアァァァ!キィィィヤアアアァァァァッ!ーーー

 

【超合体!ゼッパンドン!】

 

ジャグラーが闇の輪っか…ダークリングにゼットンとパンドンのカードをスキャンするとジャグラーの横にゼットンとパンドンが現れる…そしてジャグラーが動くと二体も連動して動きダークリングを掲げるとダークリングは闇の輝きを放ち二体がジャグラーに重なり…そして背後のマガオロチがジャグラーを喰らう…すると段々とマガオロチの姿が変わっていき空間を割ってその怪獣が現れる

 

「何あいつ!?合体怪獣!?」

 

アカネが驚愕の顔をする中、グリッドマンはその怪獣の気配に気づく

 

『裕太!怪獣だ!』

 

「マジか!?どんな奴……ゼットン?パンドン?……いやどちらでもある…のか?」

 

ジャンクに映し出された光景を将はみる、光る触手にジャグラーが変身した怪獣…黒い胴体に黄色く光る胸部の発光体、長い突起の伸びる両肩から脚部、側頭部にかけて鳥の様な首が両肩についた赤い体表で覆われており、頭部にはそのゼットンとパンドンとも違うサメの様な顔…その名も合体魔王獣 ゼッパンドンが現れる…果たしてジャグラーは何を企んでいるのか?それはまだ誰もわからない

 

 




等々本格的に出てきたジャグジャク!そして謎の少女を連れて来たと思ったらマガオロチだった…個人的に劇場版のゼッパンドンが弱かったのはマガオロチの尻尾の有無…つまりマガオロチの体の一部があるかないかの違いだと思うんですよ、最初はマガオロチの尻尾を使っねたけど劇場版はなかったでしょう?だがら合体魔王獣…じゃなかったからなんですよ、さて次回も今回の長い文章に負けないくらい書かねば…

次回イリス大活躍(の予定)、お楽しみに
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