Dream Shout   作:Re:GHOST

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.........あれ、投稿から全然感覚空いてないぞ.........?

そんな訳で書きました。超早いです、よくやったぞ俺!

では、本編どうぞ!



アンチからファンへ

「.........それで、どうでしたか?」

 

「ん?何がだ?」

 

「何がって.........私達のライブですよ」

 

「ああ〜 うん、すごく良かった。氷川、お前ってやっぱり凄いな」

 

「そ、そうですか.........///」

 

 うん、相変わらずこいつはチョロい。チョロQくらいチョロいよ、氷川さん.........

 

 朝のHR5分前。僕が教科書などを出して授業の準備をしていると、氷川に話しかけられた。話しかけられたから、デレさせた。そんな、朝の一幕だ。

 

「うんうん。氷川超かっこよかった」

 

「っ.........///おだてても何も出ませんよ.........」

 

 誰も見返りなんて期待していない。僕が期待しているのはお前の照れ顔くらいだ!ほらほら、デレてみろよ〜!僕に真っ赤な顔見せてみろよ!

 

「そういえば、あんまり応援できなくて悪かったな。ライブって始めて行ったから応援まで頭が回らなかった」

 

「.........?何を言っているんですか?」

 

「え、だから応援できなくて.........」

 

「.........あの会場で1番大きい声を出していたのは西上さんですよ。宇田川さん......... ドラム担当も、西上さんにビックリしてミスが目立っていましたし」

 

 え、僕が1番でかい声を出していた.........?こいつ、冗談を言う時もあるんだな、真面目一辺倒だと思ってたけど、意外と可愛いところもあるようだ。

 

「ら、ライブに来てくれるのは嬉しいのですが.........その.........大声で私の名前を呼ぶのはやめてください.........///」

 

「ふふっ、面白い冗談だな。僕が氷川の名前を叫んでたって?」

 

「.........はい///」

 

 僕が鼻を鳴らし、小馬鹿にしたような態度で質問すると、氷川は頷いた。伏せ目がちに、恥ずかしそうに、彼女の魅力を最大限に引き出すような受け答えで、僕にとどめを刺してきた。

 

「.........嘘じゃないんだな?」

 

「私は、冗談を言うことはありますけど、嘘はつきません」

 

「.........恥ずかしい」

 

「.........それはこちらのセリフです」

 

 2人して黙りこくる、地獄の時間。朝から疲れる、そんな地獄の時間だ。

 

 .........でも、少し嬉しくもある。だって、氷川が気づいてくれたんだ。僕の声が、あの爆音の会場で氷川に伝わったんだ。それは、とても凄いことだし、何より嬉しい。

 

「また、行くよ。氷川のかっこいいギター聞きにさ」

 

「.........はい、いつでも来てください。友達なんですから」

 

 そう言って、氷川紗夜は満面の.........とは言わないが、笑ってくれた。やっぱり彼女は笑っている時が1番綺麗だ。その笑顔を見て、僕は氷川に一番似合うのはやっぱり笑顔だと、そう確信した。




いやーやっぱりノリと勢い。小説はノリと勢いだわ、うん。

明日もあげられるといいなー!

では、今回はこの辺で。

お読みいただき、ありがとうございました!

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