Dream Shout   作:氷川蒼依
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初手弁明させてください、これは某陽だまりな曲とは全く関係ないです。作者の悪ノリです本当にすみませんでした。(*_ _)反省はしてません。するわきゃねぇ!

俺は俺のやりたいようにやるぜェ!?(わかる人にはわかるSS)

では、本編どうぞ!


血溜まりディープナイト

 今日も今日とて、僕達は異常な愛を確かめ合う。その確かめ方は、紗夜が僕の肩口に刃物を通し、流れ出てくる雫を飲み込むという、おぞましい行為だ。僕と紗夜はアライアンスの関係にあるから、後で復讐.........もといやり返すが、今日の紗夜は一段と猟奇的だ。日菜ちゃんと仲直り出来たのが余程嬉しかったのだろう、僕の肩にある傷口は見るに堪えない程、創傷が酷い。これは服を着るのも一苦労するだろうな。

 

「紗夜、日菜ちゃんと仲直り出来て嬉しい?」

 

「ええ、ええ!私、今とっても楽しいの!こうして龍樹と肌を重ねて傷つけあうと、生きてる実感が凄くして.........あぁ、体が熱い」

 

 紗夜の目は虚ろで、意識があるのかどうか疑わしい程だ。この状態で警察に出会ったら一発アウト確定なくらい。クスリは勿論やっていないが、やっていることはジャンキーよりやばいだろう。だって彼氏にカッターをグリグリと捩じ込む彼女なんて、普通にやばいでしょ。

 

「僕の血は美味しいか?」

 

「.........わからないわ。でも、なんだか興奮するの。もっと欲しくなって、気づいたら舐めてるのよ」

 

「痛っ.........」

 

「痛い?痛いの龍樹?」

 

「当たり前.........だ、ろ。頭は良いのにアホなのかお前は」

 

「可哀想に.........じゃあ、左も刺してあげるわね!」

 

 刹那、左肩に鋭い痛みが走った。カッターをぐっと握りしめ、紗夜が突き刺してきたのだ。これには、マゾヒストの僕もびっくりするしかない。だって、痛みが尋常ではないのだから。そんな中、僕は焼き鏝を押し付けられる感覚とはこういったものなのかと、一人で勝手に解釈し、納得した。何でこんなことを考えているかと言うと、くだらないことに縋っていないと、この痛みに立ち向かえないからだ。

 

「んぐっ!?」

 

「あぁ、ごめんなさい。手元が狂ってしまったわ.........」

 

「狂ってんのはお前の頭だよ.........」

 

「あははは!面白いことを言うわね、刺された時、ここを固くしてたのは誰よ、変態さん?」

 

 紗夜が下腹部を服越しに触ってくる。いつもやっている事.........の筈だが何だかとても恥ずかしい。何なら、初めての時より恥ずかしい。責められる側に回っているからだろうか、まともに紗夜の顔も見れない。

 

「触ん.........な.........」

 

「可愛いわよ、その顔」

 

「そりゃ、お前よりは可愛げあるさ。お前、おかしい.........からさ」

 

「つれないことを言うわね、私は貴方が好きって気持ちを伝えてるだけなのに」

 

「表現方法がおかしいって言ってんだよ.........!頭のネジ落としてないか、その辺探してみろよバカ」

 

「恋は盲目って言うじゃない」

 

「そうだとしても自分の手元は見えるくらいの視野は確保してくれよ.........」

 

「.................子供が欲しいわね」

 

「おいやめろバカ、それはやばいだろ」

 

「冗談よ、今は落ち着いてるわ。.........さっきの私ならやりかねないけれど」

 

 紗夜はON/OFFがしっかりと切り替えられる人だ。問題なのはその差なだけで、他は安心安全なのです。安心安全は流石に詐欺広告過ぎたな、紗夜は半分くらいまともな人です。うん、もうこれでいいや。

 

 僕の上に跨っていた紗夜が退いて、服を着始める。へぇ、紗夜って下から履くタイ.........ごめんなさい、そんな顔してカッター持たないでください。

 

「.........殺すわよ?」

 

 目が笑っていない紗夜の笑顔は、本当に可愛いな。いつか見た狂気に満ちた笑顔に、本当にそっくりだ。

 

「.........ごめんなさい!」

 

「変態。バカ。スケベ」

 

「なんか語彙力の低下が見られるのですが」

 

「貴方の前だと気が抜けてしまうだけよ」

 

 そう笑う彼女はとても無邪気そうで、とても闇を抱えてる風には見えなかった。僕でストレス発散をした事で、情緒が安定したのだろう。.........そう、それでいいんだ。僕が幾ら傷付いても、彼女が笑ってくれれば、それで.........

 

「あーなんか喉が渇いたなぁ」

 

 喉が渇き飲み物を飲もうとしたら、手に取った瞬間に中身が入っていないことに僕は気づいた。僕達が「行為」に及ぶ前に空けた発泡酒の缶は、すっかりカラになっていて、時間の流れを僕に教えてくれたのだ。

 

「入ってないの?」

 

「ああ、もう終わりだ。くそっ、なんでもっと買っておかなかったんだ。」

 

「.................じゃあ、キスをしましょう」

 

「.........お前、まさかとは思うが.........」

 

「ええ、そのまさかよ。唾液の交換をすれば喉は潤うわ」

 

 僕は最初、ああ、いつものやつが始まった.........くらいにしか思っていなかった。紗夜の突飛な冗談、僕をからかっているのだと。でも、どうやら違ったみたいだ。だって、もう僕は紗夜に強引にキスされているのだから。

 

「んっ、んむぅ.........ん、ぷはっ.........」

 

 彼女の唾液は蜂蜜のように甘く、薬物のような依存性に満ち溢れていた。その快楽に勝てるはずも無く、雛鳥のように口をぱくぱくさせながら僕は、必死に紗夜の唇へむしゃぶりつくことしか出来なかった。




夜中投稿なのでいつもより変態度高いです(意味不明)

はぁ、紗夜さん好き。病んだ子は可愛ええのぉ.........という作者の性癖暴露の場がこの小説と化しています。趣味が合う人は私と一緒に小説描きましょうね!何だこの悪魔の誘い、気持ち悪いな笑

では、今回はこの辺で。

お読みいただき、ありがとうございました!

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