ハイスクールD×D 力ある者   作:塩基

115 / 135
龍喰者

俺たちはホテル内のレストランを飛び出す。金華やオーフィスたちを含めた――レストランにいた全メンバーがこの場にいる。

 

俺たちは強制的に転移させられた…そういうことだろう。

 

間違いない。これは霧使いの神滅具(ロンギヌス)によるもの。

 

イッセーの隣に位置したゼノヴィアが叫ぶ。

 

「イッセー、これはまさか!」

 

「あぁ、ゼノヴィア。だろうよ。忘れたくても忘れられない霧だった!!」

 

レストランから広いロビーに到着する。俺たち以外に人の気配が感じられないロビー、その近くに備えられた黒いソファに堂々と座る二人の影がみえる。

 

――刹那、俺たちのもとに複数の火球が飛びこんでくる。

 

ブゥン!!

 

俺はその内のひとつを抜刀した草薙の一振りで斬り払う。

 

「水遁、壊籠蟇(えるめす)!」

 

逃れた火球を角都が水遁で撃ち落していく。

 

「あっちぃ!!」

 

飛段が三刃の大鎌を高速で振り回して火球を消し去る。……別に、無理して消さなくてもいいんだが。

 

アーシアとイリナに向かっていった火球は――当たることなく打ち消された。…オーフィスが二人の壁になって、火球を打ち消したからだ。

 

「あ、ありがとうございます」

 

「…………」

 

アーシアの礼にオーフィスは無反応だ…。

 

俺は視線をソファに戻す。

 

見覚えのある学生服にローブを羽織った青年と――同じく学生服の上から漢服を着た黒髪の青年がこちらを見据えている。

 

漢服の青年は座ったまま槍を肩にトントンとすると俺たちに向けて言う。

 

「やあ、久しいな、赤龍帝、うちはイタチ、それにアザゼル総督。京都以来だ。いきなりの挨拶をさせてもらった。先日のデュランダルのお返しだ」

 

「……曹操っ!」

 

イッセーはしぼり出すようにその男の名を呼んだ。

 

最強の神滅具(ロンギヌス)を持ち、『(カオス)(・ブリ)(ゲード)』英雄派のリーダー。京都で襲撃してきた張本人。イッセーが負わせた目の傷は無くなっていた。

 

……あの一撃は失明していたレベルだった。

 

俺は仙術を通して、曹操の目の存在を感知した。…嫌な邪気をまとっていると。

 

曹操は拍手してきた。

 

「この間のバアル戦、いい試合だったじゃないか。(バランス)(・ブレイカー)の鎧をまとった者同士の壮絶な殴り合い。戦闘が好きな者からすれば聞いただけで達してしまいそうな戦いだ。改めて賛辞の言葉を贈ろう、グレモリー眷属。若手悪魔ナンバーワン、おめでとう。いい眷属だな、リアス・グレモリー。おそろしい限りだ」

 

「テロリストの幹部に褒めてもらえるなんて、光栄なのかしら?複雑なところね。ごきげんよう、曹操」

 

リアスは最大なまでに警戒しながらも皮肉な笑みを見せていた。

 

「ああ、ごきげんよう。京都での出会いは少ししかなかったから、これが本当の初めましてかな。あのときは突然の召喚で驚いたが。いやー、なかなかに刺激的だった」

 

「言わないで!……思い出しただけでも恥ずかしいのだから!!」

 

リアス手を前に突きだして「やめて!」と最大限に強調する。…まぁ、それもこれもイッセーが悪いのだから…どうしようもないけどね。

 

「それで、またこんなフィールドを別空間に作ってまで俺たちを転移させた理由はなんだ?どうせろくでもないことなんだろう?」

 

アザゼルがそう訊くと曹操は視線を俺たちの後方に向けた。――オーフィスだ。

 

「やあ、オーフィス。ヴァーリとどこかに出かけたと思ったら、こっちにいるとは。少々虚を突かれたよ」

 

オーフィスの前に金華が立つ。

 

「にゃはは、こっちも驚いたにゃ。てっきりヴァーリのほうに向かったと思ったんだけどねー」

 

「あっちには別働隊を送った。今頃それらとやりあっているんじゃないかな」

 

怪訝な様子のイッセーたちを前にルフェイが笑顔で挙手する。

 

嬉々と説明をしだした彼女(ルフェイ)。それと同時に俺の影から灰色の毛並みの狼が現れてルフェイの隣に立つと、曹操たちを鋭くにらみだした。

 

「えーとですね。事の発端はふたつありました。ひとつはオーフィスさまが赤龍帝『おっぱいドラゴン』さんに大変ご興味をお持ちだったこと。それを知ったヴァーリさまが独自のルートで『おっぱいドラゴン』さんとの出会いの場を提供されました」

 

電撃訪問のことだな。アザゼルから聞いたときは結構驚いてしまった。

 

ルフェイは一本だけ出していた指を二本にする。

 

「ふたつめ、オーフィスさまを陰で付け狙う方がいるという情報をヴァーリさまが得たので、確証を得るため、いぶりだすことにしたのです。運が良ければオーフィスさまを囮役にして私たちのチームの障害となる方々とも直接対決ができる――と。……えーとつまりですね」

 

遠慮がちにルフェイが曹操たちに指を突きつける。

 

「そちらの方々がオーフィスさまと私たちを狙っているので、ヴァーリさまがオーフィスさまをアジトからお連れして動けば、そちらも動くでしょうから、狙ってきたところを一気にお片付けしようとしたのです。ただ、オーフィスさまを危険に晒すこともないので、美猴さまが変化された(にせ)のオーフィスさまをヴァーリさまがお連れして、本物のオーフィスさまは『おっぱいドラゴン』さんのお(うち)にお連れしたのです」

 

ルフェイの説明で、俺のなかにあった疑問が解ける。

 

…もうひとつ残ってはいるのだが、それは様子を見てから判断することにしよう。

 

曹操はルフェイ話を聞き、うんうんとうなずいている。

 

「ま、ヴァーリのことだから、オーフィスをただ連れ回すわけもないと踏んでいた。どうせ俺たちと相対するためにオーフィスを囮にするんだろう――と。だが、ヴァーリのことだ、オーフィスを無闇に囮にするはずもないと思った。オーフィスが今世の赤龍帝と白龍皇の変異に興味を抱いているのも知っていたものだから、もしやと思って二手に分かれて奇襲をかけることにした。一方はヴァーリを追う。そして俺とゲオルクは赤龍帝側に探りを入れる。――案の定、こちらにオーフィスがいたときた。それで、このような形でご対面を果たすことにしたんだよ」

 

ヴァーリは偽のオーフィスを囮に曹操を誘きだそうしたようだが、曹操はヴァーリの行動に疑念を抱いて、オーフィスはこちら側にいるときた結果…見事当たりを引いたというところだろう。当のオーフィスはここにいるからな…。

 

オーフィスが静かに口を開く

 

「曹操、我を狙う?」

 

「ああ、オーフィス。俺たちにはオーフィスが必要だが、いまのあなたは必要ではないと判断した」

 

「わからない。けど、我、曹操に負けない」

 

「そうだろうな。あなたはあまりに強すぎる。正直、正面からやったらどうなるか。――でも、ちょっとやってみるか」

 

曹操は立ち上がると聖槍を器用に回す。

 

ビィィィンッ!!

 

槍の先端が開き、まばゆい光の刃が現れる。

 

フッ!

 

曹操の姿が消えるが、俺の眼は予測の影を追い、数歩手前の位置に天照を放つ。だが、曹操は天照を避け、オーフィスの眼前にたどり着いてしまった。

 

ズンッ!!

 

曹操の槍は――オーフィスの腹部を深々と貫く。

 

曹操は槍を持つ手に力を込めて叫ぶ。

 

「――輝け、神を滅ぼす槍よっ!!」

 

カァァァァァァァッ!!

 

突き刺したと同時に膨大な閃光が溢れ出していく。

 

「これはマズいにゃ。ルフェイ」

 

金華がそう言うと、ルフェイと共に何かをつぶやきだす。刹那、俺たちの周囲に闇の霧が発生しだした。

 

「光を大きく軽減する闇の霧です。かなりの濃さなので霧をあまり吸い込まないでくださいね!体に毒ですから!でもこれぐらいしないと聖槍の光は軽減できません!」

 

「しかも私とルフェイの二重にゃ」

 

その瞬間、聖槍から発生する光の奔流がホテル内に広がっていく。

 

この霧の中でも聖槍が放つ光のまばゆさは凄まじい。

 

聖槍の光が止み、闇の霧も消え去る。皆が視線を曹操とオーフィスに向けた。

 

腹部に聖槍を深々と刺されたままのオーフィス。

 

曹操は槍を引き抜き、呆れ顔で言う。

 

「悪魔なら瞬殺の攻撃。それ以外の相手でも余裕で消し飛ぶほどの力の込めようだったんだが……。この槍が弱点となる神仏なら力の半分を奪うほどだった」

 

曹操がイッセーに視線を向ける。

 

「見たか、赤龍帝?これがオーフィスだ。最強の神滅具(ロンギヌス)でも致命傷を負わすことができない。ダメージは通っている。――が、無限の存在を削るにはこの槍を持ってしても届かないということだ。そこにいる片割れも同じ」

 

一瞬だけ視線をイッセーから龍巳に変えた曹操。すぐに視線を戻して続ける。

 

「攻撃をした俺に反撃もしてこない。理由は簡単だ。――いつでも俺を殺せるから。だから、こんなことをしてもやろうともしない。グレートレッド以外、興味が無いんだよ、基本的にな。グレートレッドと転生者を抜かした全勢力のなかで五指に入るであろう強者――一番がオーフィスであり二番めとの間には別次元とも言えるほどの差が生じている。無限の体現者とはこういうことだ」

 

俺のなかで繋がっていく疑問…。

 

金華とルフェイの足下に転移型らしい魔方陣が展開していた。金華がにんまり笑みながら言った。

 

「にゃはは、余興をしてくれている間に繋がったにゃ。――いくよ、ルフェイ。そろそろあいつを呼んでやらにゃーダメっしょ♪」

 

魔方陣の中心にフェンリルが位置すると、魔方陣の輝きはいっそうまばゆくなっていき――弾けていく。

 

光が止んだとき――そこにはフェンリルの姿はなく、代わってヴァーリが姿を現していた。

 

「ご苦労だった、金華、ルフェイ。――面と向かって会うのは久しいな、曹操」

 

ヴァーリと対峙する曹操は苦笑する。

 

「ヴァーリ、これはまた驚きの召喚だ」

 

ルフェイが魔法の杖で宙に円を描きながら言う。

 

「フェンリルちゃんとの入れ替わりによる転移法でヴァーリさまをここに呼び寄せました」

 

ヴァーリが続く。

 

「フェンリルには俺の代わりにあちらにいる美猴たちと共に英雄派の別働隊と戦ってもらうことにした。曹操がこちらに赴くことは予想できたからな。保険はつけておいた。――さて、おまえとの決着をつけようか。しかし、ゲオルクと二人だけとは剛胆な英雄だな」

 

曹操が不敵に笑む。

 

「剛胆と言うよりも俺とゲオルクだけで充分だと踏んだだけだよ、ヴァーリ」

 

「強気なものだな、曹操。例の『(ドラゴ)(ン・イ)(ーター)』なる者を奥の手に有しているということか?英雄派が作り出した(ドラゴ)(ン・スレ)(イヤー)に特化した(セイクリッ)(ド・ギア)所有者か、新たな神滅具(ロンギヌス)所有者と言ったところだろう?」

 

俺は『(ドラゴ)(ン・イ)(ーター)』という名が気にかかっていた。どこかで聞いた名前…コードネームみたいなものだっけか?

 

ヴァーリの言葉に曹操は首を横に振る。

 

「違う。違うんだよ、ヴァーリ。『(ドラゴ)(ン・イ)(ーター)』とは現存する存在に俺たちが付けたコードネームみたいなもの。作ったわけじゃない。すでに作られていた。――『聖書に記されし神』が、あれを」

 

――『聖書に記されし神』…俺は反射的にエールを見た。当のエールは、己を抱きしめるような格好で座り込んでいた……あるものから逃げようとするように…。

 

「曹操、いいのか?」

 

俺は思い出す…。『聖書に記されし神』の犯した罪を…。

 

「ああ、頃合いだ、ゲオルク。ヴァーリもいる、オーフィスもいる、片割れもいる、赤龍帝もいる。無限の龍神二体に二天龍だ。これ以上ない組み合わせじゃないか。――呼ぼう。地獄の釜の蓋を開けるときだ」

 

やめろ、そいつを出すんじゃない……。

 

「了解だ。――無限を食うときがきたか」

 

口の端を吊り上げたゲオルクが後方――広いロビー全体に巨大な魔方陣を出現させる。

 

ズォォォォォォォオオオオオオオオオオオオ……ッ。

 

ホテル全体を激しい揺れが襲う。

 

「仙術――」

 

俺は「そいつ」を出させないために、高速で印を結ぶ。

 

「――塵遁(じんとん)原界剥離(げんかいはくり)(じゅつ)!!」

 

キュィィィィィィィィン!!

 

甲高い音を上げ、円柱状のビームのように術を発動させた。

 

術は「そいつ」を正確にとらえて消し去っていく――。

 

「ウソだろ……」

 

俺は粉塵の中にある存在を気配で感じ取っていた。

 

……消し去ることができなかった。

 

そいつのドス黒く禍々しいオーラは目に見えていなくとも、強烈なものだ。

 

『……主、この気配は…ドラゴンに向けられた悪意、神の呪いだ』

 

ムラクモも感じ取っているようで、警戒した声音でそう言う。

 

禍々しいオーラを放つ魔方陣の上には、巨大な頭部と胴体…背中には黒い羽のある『もの』が十字架に張り付けられた状態で出現している。体を強烈なまでに締め上げている拘束具。その拘束具が体中に絡められている状態であり、不気味な文字が浮かんでいる。その隙間からは血涙が流れている…。

 

下半身は長細い東洋のドラゴン、上半身が堕天使、下半身がドラゴン。両手、尾、全身のあらゆる場所――堕天使の羽にも無数の太い釘が打ち込まれている。

 

『オオオオオォォォォォオオオオオオオオォォォォォォォオ……』

 

その者の口から、不気味な声が発せられていく。牙むき出しの口からは血と共に唾液が吐き出される。

 

苦しみ、(ねた)み、痛み、(うら)み、ありとあらゆる負の感情が入り交じった低く苦悶に満ちた声音…。

 

「――天照(あまてらす)ッ!!」

 

俺は右目から血を流し、消えぬ黒炎を放つ、が――。

 

ボシュゥゥゥゥウゥ……。

 

黒炎が発火したと同時に負のオーラによって打ち消されてしまった…。

 

…なるほど、塵遁もあの負のオーラが打ち消していたわけか。

 

俺は冷静に曹操に問う。

 

「……曹操、コキュートスの封印を解いたのか?」

 

曹操は一歩前に出て答えるように口ずさみだす。

 

「――(いわ)く、『神の毒』。――(いわ)く、『神の悪意』。エデンにいた者に知恵の実を食わせた禁忌の存在。いまは亡き聖書の神の呪いがいまだ渦巻く原初の罪――。『(ドラゴ)(ン・イ)(ーター)』、サマエル。蛇とドラゴンを嫌った神の呪いを一身に受けた天使であり、ドラゴンだ。そう、存在を抹消されたドラゴン――」

 

拘束具をつけられた堕天使ドラゴン――サマエルの名を聞いて、イッセーたち一部の者以外の誰もが驚愕の表情となる。

 

「……リュースケ、あの生き物は一体……。」

 

俺の後方に立っていた冴子が訊いてくる。

 

「アダムとイブの話は知っているか?」

 

「え、えぇ…それぐらいは知っているけど…」

 

俺はイッセーたちにも聞こえる声量で説明する。

 

「蛇に化け、アダムとイブに知恵の実を食べさせるように仕向けたのがあの堕天使ドラゴン。それが『聖書に記されし神』の怒りに触れた。神は極度の蛇――ドラゴン嫌いになってしまった。あいつはドラゴンを憎悪した神の悪意、毒、呪いというものをその身にすべて受けた存在。本来、神聖な神の悪意はあり得ない……それだけ猛毒なんだ。ドラゴン以外にも影響が出る上、ドラゴンを絶滅しかねない理由から、コキュートスの深奥に封じられていた。あいつにかけられた神の呪いは究極の(ドラゴ)(ン・スレ)(イヤー)なんだ」

 

「……塵遁も天照も効かなかったなんて、相当危険なものね」

 

俺の説明で理解したようで、冴子たちは先ほどより警戒を高めていた。

 

アザゼルが怒号を発する。

 

「冥界の下層――冥府を司るオリュンポスの神ハーデスは何を考えてやがる……?――ッ!ま、まさか……っ!」

 

アザゼルの得心に曹操が笑む。

 

「そう、ハーデス殿と交渉してね。何重もの制限を設けた上で彼の召喚を許可してもらったのさ」

 

「……野郎!ゼウスが各勢力との協力態勢に入ったのがそんなに気にくわなかったのかよッ!」

 

アザゼルは憎々しげに吐き捨てる。

 

……あの骸骨神、魂ごと封印してやりたいぐらいだっ。

 

俺は怒りを露わにしかけたが、冷静を保つように深呼吸して落ち着く。

 

曹操は聖槍をくるくると回して矛先を俺たちに向ける。

 

「というわけで、アザゼル殿、うちはイタチ、ヴァーリ、赤龍帝、彼の持つ呪いはドラゴンを食らい殺す。彼はドラゴンだけは確実に殺せるからだ。(ドラゴ)(ン・スレ)(イヤー)の聖剣など比ではない。比べるに値しないほどだ。アスカロンは彼に比べたらつまようじだよ、兵藤一誠」

 

…あぁ、確かにつまようじと大差ないだろうが…俺の内にいるムラクモには効果はない。

 

「それを使ってどうするつもりだ!?ドラゴンを絶滅させる気か!?……いや、おまえら……オーフィスを……?」

 

アザゼルの問いに曹操は口の端を吊り上げる。そして指を鳴らした。

 

「――喰らえ」

 

ギュンッ!

 

俺たちの横を高速の物体が通り過ぎる。

 

俺は危険()予知()で瞬時に飛雷神の術を発動させた。

 

その先は――。

 

ドンッ!

 

俺はオーフィスの近くにいた龍巳の眼前に飛び、龍巳を勢いよく突き飛ばした。

 

キャッ!と悲鳴があがったが、いまは謝っている余裕もない。

 

バグンッ!!

 

その直後、オーフィスがサマエルの舌らしきものに包まれ――俺もその舌に包み込まれてしまう!

 

……やはり、狙いはオーフィスと龍巳の力だったか。

 

俺は先ほどまで繋がらなかったピースを埋めて、曹操の目的を見出すことができた。

 

「オーフィス!兄さん!返事してくれ!!」

 

包み込まれた俺とオーフィスに話しかけてくるイッセー。だが、俺は返事をする気力もなくなっていた。

 

俺は遠退いていく意識のなか、禁術を使用した――。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。