ハイスクールD×D 力ある者   作:塩基

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悪魔のお仕事!!

うおりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!

 

今俺は叫びながら(心の中で)、真夜中の住宅街をチャリ疾走している。理由は、悪魔召喚用の

 

チラシを配るため。何でも最近の悪魔は、このチラシに書かれている魔法陣から呼び出されて、

 

人と契約をするらしい。この仕事は本来使い魔の仕事らしいんだけど、仕事を覚えさせるため

 

に、新人悪魔にもさせるらしい。だから、本来俺の仕事なんだけど――。

 

「イッセー兄さま、あっちの方は任せてください」

 

「イッセーくん、こっちは任せて!」

 

……白音ちゃんと夕麻ちゃん(レイナーレが本名らしい)が分担して、空を飛んで手伝ってくれ

 

ている。部長には怒られたけど。兄さんの提案で、何とかOKをもらえた。俺が2/3、残りを二人

 

で分けるということになった。

 

「(兄さんには頭が上がらないや)」

 

だって、別世界の転生者だし、異能はほぼ使えるって言ってたし、頭はいいし……。今白音ちゃ

 

んが着込んでいるパワード・スーツだって作ったのは兄さんだって聞いた。憧れの人なんだけ

 

ど、ライバル心もあるんだよね。

 

「ゼーハー。これで最後っと」

 

終わったー!全部投函したぞ!…よし、帰ろう!

 

ヘトヘトになりながら、何とか部室へ帰還できた。

 

「……ただいま戻りました~」

 

「お帰りなさい。イッセー。今日は昨日より早かったわね? だいぶ慣れてきたのかしら?」

 

部室に入ると、俺の主である部長が答えてくれた。

 

「……さて、イッセー。帰ってきて直ぐだけど、今から契約を取りに行ってほしいの」

 

「…っと、言うことは……?」

 

「えぇ、二週間チラシ配りご苦労様」

 

「よっしゃあぁっ!!」

 

無茶喜ぶ俺。ついにチラシ配りが終わったぞ!!

 

「イッセーくん。こちらへ」

 

朱乃さんが手招きして呼んでいる。

 

「これは転移用の魔法陣を通って、依頼者の元へ転移するためのものですわ」

 

そう言って、足元の魔法陣を操作している朱乃さん。

 

「イッセー、手のひらをこちらに出してちょうだい」

 

部長が手のひらに何か書き込んでいる。魔法陣?

 

「これは契約が終われば、自動的に帰って来るようにする魔法陣よ」

 

へ~。転移もそうだけど、魔法ってホント便利だな。兄さんも色々使ってるし。俺も覚えたい

 

な。

 

「朱乃、準備はいい?」

 

「はい、部長」

 

「イッセー、到着後のマニュアルも大丈夫よね?」

 

「はい!」

 

「いい返事ね。じゃあ、行って来なさい!」

 

カアァァァ

 

魔法陣が光りだす。そして俺は光に包まれ……あれ?目の前の光景が全く変わってないんだけ

 

ど。

 

トントン

 

誰かに肩を突かれたと思ったら、兄さんだった。

 

「…イッセー、残念なお知らせだ。……お前の魔力は、子供より少ないようだ」

 

…えっ?それってつまり?

 

「…魔法陣は子供の魔力でも反応する。イッセーの魔力はそれ以下だったってことだ」

 

…うそん!

 

「「………!!」」

 

白音ちゃんと夕麻ちゃんが笑いをこらえていて、肩が震えてるよ!やめて!笑われるより、きついから!

 

俺は床にorzの格好で泣いた。

 

「あらあら。部長、どうしましょう?」

 

「…依頼者を待たせる訳にもいかないわ。イッセー」

 

「はい!」

 

「前代未聞だけれど、現地へは足で行ってちょうだい」

 

「足!?」

 

「ええ、魔力がないならしょうがないわ。チラシ配りと同様に行って来なさい」

 

「チャリで行けってことですか!? そんな悪魔が存在しちゃっていいんですか!?」

 

ズビシッ!!!!

 

…って、笑いを堪えながら指差すなよ…白音ちゃん、夕麻ちゃん!…えぇ!兄さんまでも!!

 

モタモタしている俺に部長が背中を押す。

 

「ほら。行ってきなさい!!依頼人を待たせてはダメよ!」

 

「わかりました!行ってきます!」

 

「さて、俺もついていくか」

 

「えっ?兄さんもついて来るの?」

 

「弟のデビューだからな」

 

「……」

 

「二けつで行くぞ!」

 

ちくしょう!流した涙返してよ!感動した俺が馬鹿だった!

 

……こんなんで、本当に上級悪魔になれるのか?俺。

 

40分ほどチャリを漕いで、ようやく依頼者のいるアパートに着いた。

 

というか結構軽かったな、兄さん。

 

ピンポ~ン

 

依頼者の住んでいる部屋の前で、チャイムを鳴らす。

 

『開いてますにょ。どうぞにょ』

 

中から声が……にょ?何だにょって?しかも今の声……滅茶野太い男の声だったぞ?

 

…とにかくこうジッとしてても仕方ないので、覚悟を決めて扉を開けるとそこには……猫耳にゴ

 

スロリを着た筋骨隆々の漢の娘がいた!!

 

…何?このありえない変態はっ!?

 

「いらっしゃいにょ。ミルたんだにょ~」

 

うわっ!怖い!威圧感すごすぎる!!

 

「ほら入れイッセー、後ろがつかえてるんだぞ」

 

兄さんは躊躇いもなく入ろうと俺を押す。えぇ!入るの?ここに入るの?!

 

「当たり前だろ」

 

ナチュラルに心呼んできたぁ!!

 

「わかったよ。だから押さないで」

 

…諦めて中に入ることにした。

 

「あの、え~と…すみません。グレモリー眷属を召喚しましたか?」

 

とっ、取り敢えず仕事の話に持って行こう。そんでさっさと帰ろう………俺の精神が持たない

 

よ!

 

「そうだにょ。お願いがあって悪魔さんを呼んだにょ。ミルたんを魔法少女にして欲しいにょ」

 

「異世界にでも転移してください」

 

即答だった。……ミルたんってなんだ?お前のことなのかっ!?

 

クソッ!精神が持たない。早く帰りたい!

 

「それはもう試したにょ」

 

「試したんかよっ!!」

 

「でも無理だったにょ。ミルたんに魔法の力をくれるようなモノはなかったにょ。」

 

「いやある意味、今の状況が魔法的だけどさ………」

 

「もう、こうなったらもう宿敵の悪魔さんに頼み込むしかないにょ」

 

そう言って、ミルたんは俺の手をガシッと掴むと…………

 

「悪魔さんッッ!!!!」

 

ズオォォォォォォ!!

 

ミルたんの発した声量でアパートの一室全体が震える。

 

兄さんは……以外にも普通に座っている。クールだ!

 

「ミルたんにファンタジーなパワーをくださいにょぉぉぉぉぉッ!!!」

 

「いや!もう十分ファンタジーだよ!!俺が泣きたいぐらいだ!!!」

 

「よし、俺が何とかしてやろう」

 

えぇ!兄さんがするの?それって…約束が違うんじゃ――

 

「お願いしますにょ」

 

「わかった。ほれ」

 

コツン……

 

兄さんはただ、ミルたんの額を小突いただけ。

 

「今ので、ミルたんはなれたのかにょ?」

 

「いや、今のは俺の能力を分け与えただけだ。それを開花させるのはお前しだい。努力するんだ

 

な」

 

「ありがとうにょ!頑張るにょ」

 

「あぁ」

 

すげー!!兄さん小突いただけで願い叶えちまったよ!部長に怒られそうだけど。

 

……その後、俺は代価を貰うと兄さんと部室に帰った。もちろんだが、兄さんは対価をもらって

 

いない。断ったんだ。

 

願いを叶えたのは……すごいよな。

 

次の日、アンケートが送られてきており、部長が中身を読んでみると、そこには最大の讃辞が書

 

いてあったそうだ。あと、またよろしくとも書いてあったそうだ。部長が一番驚いていたの

 

は……

 

『毎日異世界に行って、貰ったファンタジーの力で悪を根絶やしにしているにょ』と書いてあっ

 

たそうだ。仕事の対価は貰えて契約は取れなかったけど、よかったと思う。でも、部長に力のこ

 

とで怒られたけど。

 

                    D×D

 

――俺は表向きの部活が終了して、帰路を歩いていた。

 

今日こそはまともな依頼人に会えることを願いながら歩いていると……

 

「はわぅ!」

 

…ん?声?

 

背後から聞こえると同時に、何かが地面に倒れた音が聞こえた。

 

振り返ってみると、そこには倒れた旅行鞄の近くでシスターが転んでいた。両手を大きく広げた

 

状態で顔面から見事に倒れる姿が、なんとも間抜けだと思った。

 

「だ、大丈夫?」

 

シスターに近づいて声をかける。

 

「あうぅ、どうしてこんなに転んでしまうのでしょうか……あっ、はい。ありがとうございま

 

すぅ」

 

声からして若いな。同年代ぐらい?

 

…とりあえず、大丈夫なようなので手を掴んで立たせてあげる。

 

その時、風が彼女のシスター服の一部である頭の上のヴェールを舞い上げる。

 

「…よっと」

 

俺は自然と手を伸ばしてそれを掴むと、少女に手渡した。

 

「これ……」

 

「あ、ありがとうございます」

 

ヴェール中で束ねていたであろう金色の長髪がこぼれ、露わになる。ストレートのブロンドが夕

 

日に照らされてキラキラ光る。そして、彼女のグリーンの双眸がとても綺麗で引き込まれそうだ

 

った。俺は彼女に心を奪われてしまった。

 

すると、シスターが怪訝な顔でこっちを見ている。

 

「あ、あの……」

 

「あ、ゴメン。え~と…」

 

見とれてしまっていた俺は、言葉が出ずにいた。

 

「りょ、旅行?」

 

精一杯言葉を探して、出たのがこれだった。

 

「いえ、違うんです。実は今日、この町の教会に赴任することになりまして……あなたもこの町

 

の方なのですね。これからよろしくお願いします」

 

頭を下げるシスター。

 

「教会って……あるけど、そこかな?」

 

「あ、多分そうだと思います」

 

「だったら、近くまで案内するよ?」

 

「え!?あ、ありがとうございます。私、この町に来てから困ってまして、道行く人にも聞いた

 

のですが、言葉が通じなくて、私、日本語があまり話せないんです」

 

シスターは、一瞬落ち込むものの、すぐに微笑んだ。

 

兄さんの言った通りだった。『イッセー、悪魔の特典の一つに言語の不自由が無くなるものがあ

 

る。必ず役に立つから、困っている人がいたら通訳してやれ』ってね。……俺は今、インターナ

 

ショナルな高校生だ。

 

プルルルルルル

 

着信が来た。

 

「…ちょっと待ってて」

 

俺はシスターに断りを入れて、電話に出た。

 

「もしもし?」

 

『イッセー、今どこにいる?』

 

「え?兄さん?…今、教会の近くにある公園の近くだけど?」

 

『そうか。なら、その公園で待ち合わせだ。入ったら動くなよ?』

 

「どうしたの?そんなに慌てて」

 

『……危険予知だ。今から家を出る』

 

「そう…わかったよ。その公園で待ち合わせだね?」

 

『必ずだ』

 

ツーツーツー

 

機械音が聞こえたので、携帯を閉じてポッケにしまう。

 

「どうでした?」

 

シスターが心配して顔をのぞいてきた。

 

そんなシスターを心配させたくない俺は、少し誤魔化しを入れた。

 

「ううん、兄さんと今から待ち合わせなんだ。近くの公園にいてくれって。一緒に案内してくれ

 

るんじゃないかな?」

 

「そうですか!よかったぁ」

 

「とりあえず行こう?」

 

「はい」

 

そうして俺とシスターは、近くの公園に向かった。

 

                    D×D

 

公園到着した直後、誰かの鳴き声が聞こえてきた。

 

その方向を見ると…泣いている男の子をその少年のお母さんが必死にあやしている。

 

それを見たシスターが、そっちへ歩み始めた。

 

「……」

 

座り込んで泣いている子供の傍へシスターは近寄った。

 

俺もシスターの後を追う。

 

「大丈夫?男の子ならこのぐらいの怪我で泣いてはダメですよ」

 

シスターが子供の頭を優しく撫でる。

 

その表情は優しさに満ち溢れていた。

 

シスターはおもむろに子供が怪我を負った膝に手をあてる。次の瞬間、シスターの手から淡い緑

 

色の光が発せられ、子供の膝を照らしている。

 

「(……何だろうあれは。……まさか魔力?)」

 

その光で子供の膝の怪我が治っていく。……一切の傷跡が消えて、シスターは男の子の頭を撫で

 

た。

 

「はい、傷はなくなりましたよ」

 

シスターは子供の頭を撫で終わると、俺の方に顔を向けた。

 

「すみません、つい」

 

彼女は舌を小さく出して微笑む。

 

きょとんとしていた母親は子供の怪我が治ると、シスターにお礼を言って子供と去って行った。

 

「ありがとう、お姉ちゃん!!」

 

子供の感謝の声。

 

俺が代わりにと、通訳した。

 

「ありがとう、お姉ちゃん。だって」

 

すると、彼女は嬉しそうに微笑んだ。

 

「(さっきの力って……まさかね)」

 

気になって仕方ないから、シスターに訊いてみた。

 

「なぁ、今の力って……」

 

「はい。治癒の力です。神様が私に与えてくださった素敵なものです。本当はむやみに使っては

 

いけないのですが…つい」

 

そういって、ちろっと舌を出す彼女。

 

「実は、俺もその力と似たものを持ってるんだよね……」

 

兄さんが来るまでの間、何か面白いことでも話そうと話しかけた。

 

                    D×D

 

「おっ、いたいた」

 

俺はイッセーと連絡を取った後、待ち合わせの公園に来ていた。

 

「あれは……」

 

近くの茂みに隠れて様子をうかがってると、イッセーの隣にいる少女が小さい男の子の膝に手を

 

当てていた。

 

「(治療している…ということは、神器だな)」

 

俺は、少年が母親と思われる女性と公園を後にしたのを見て茂みから出る。

 

そのままグルッと外周を歩き、イッセーと少女の座っている真後ろまで回り込み――

 

「待たせたな!」

 

脅かしてやった。

 

「わぁあ!」

 

「きゃっ!」

 

イッセーと少女が驚いた。

 

「悪い悪い。いい雰囲気だったから、ついからかいたくなってね」

 

「びっくりしたよ。兄さん」

 

イッセーの文句を無視し、隣にいる少女を見る。金髪のブロンドに、翡翠色の瞳。シスター服。

 

間違いないな。

 

『大丈夫だよ。この人は俺の兄さんだから』

 

ん?外国語か?

 

「その言葉なら、俺も話せるぞ」

 

そういうと、少女は驚いて目を見開いている。

 

「…そうだった、兄さん世界を旅してたんだった」

 

「…そうなんですね」

 

「まぁ完全じゃないがな。大よそなら話せる。っと、イッセー…お前を呼んだことなんだ

 

が――」

 

俺はここに来た理由である本題に入る。もちろん日本語だ。

 

「どうやら、あの堕天使が動き出したぞ」

 

「…どういうこと?」

 

イッセーは状況の理解が出来ていない。突然言われればそうなるな。

 

「順を追って説明するが、その前にその子も関係している」

 

「……っ!」

 

イッセーは一瞬少女を見た。少女は笑顔でイッセーを見ていた。

 

俺は少女と同じ言葉で話す。

 

「まずは自己紹介をしようか。俺は遠山 龍介。イッセーの兄だ」

 

「よろしくお願いします。……リュースケさん?」

 

「それで構わない。次はイッセー」

 

「うん。俺は兵藤 一誠だ。名前は違うけど、兄さんと家族なんだ」

 

「はい。よろしくお願いします。えっと……」

 

「イッセーでいいよ。みんなそう呼んでるから」

 

「はい。イッセーさん」

 

「最後は君だ」

 

「はい。私はアーシア・アルジェントです。よろしくお願いしましゅ!あぅ……」

 

「「…ハハハ」」

 

やはりか。ということは、さっきのは神器であってるな。

 

「イッセー、アーシア・アルジェント。唐突に訊くが……さっき子供の怪我を治療していただ

 

ろ?」

 

「「……」」

 

「そう気を使うな。俺はその特殊な能力を把握している。な?イッセー」

 

イッセーは気まずそうにしていたが、「そうだね……」と言い出そうとしていた。

 

「あぁ~、先に言っておく。この公園に人払い、防音、幻術、侵入不可の結界を張っているか

 

ら、何の心配もいらない。安心して話していいし、力を使ってもいい」

 

そう言うとイッセーは決意したのか、アーシアの方を向いた。

 

「アーシア、俺も同じモノ……『神器(セイクリッド・ギア)』を持ってるんだ。これだよ、ブーステッド・ギ

 

ア!!」

 

カァッ!!

 

イッセーの左腕が光りだし、赤い籠手が装着される。

 

「『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』。これが俺の神器。どう?」

 

「……かっこいいです!!初めて見ました。何だか心のそこから…『力強い』でしょうか?そう

 

思いました」

 

何だか、どんどん雰囲気が良くなってきてる気がするんだが…まぁいいか。

 

「イッセー、アーシア、心して訊くんだ。……二人の『神器(セイクリッド・ギア)』は狙われている。その証拠に

 

イッセー、お前は一度死んだ。アーシアには残酷だが、イッセーは『悪魔』に転生してるんだ。

 

イッセーだけな。狙われていると確信したのは、今から行こうとしていた『教会』……あそこは

 

とっくに廃墟になっている。調べてみると案の定、あの堕天使の巣窟だった。これはレイナーレ

 

達からも証言をもらっている。ちょっと長かったが理解できたか?」

 

目の前の二人は、真剣そのものの顔で聞いてくれていた。

 

「兄さんがそこまでしてくれてるなら、警戒しておくよ」

 

「……信じ難いですが、リュースケさんは大事な時にしっかりする人と思います。だから、私は

 

二人を信じてみます!」

 

なんか…アーシアってここまでハキハキしてたっけ?

 

「まずはこのことをリアスたちに報告だな。全員召集して対策会議だな」

 

「…兄さん、それは……アーシアを守るためだよな?」

 

「あぁそうだ。アーシアを守るためでもあり、中にある神器を守るためでもある」

 

イッセーが何か悩んでから訊いてきた。

 

「兄さん、神器は抜かれるとどうなるの?」

 

それか。そうだな…言っておかないといけないことだったな。

 

「神器は抜かれると、所有者は死ぬ。だから神器を抜かれずに守ることは、アーシアを守ること

 

になる」

 

「……わかったよ。アーシア、部長…リアス・グレモリーのところに行こう」

 

「はい。私も覚悟を決めました」

 

「…行くか……の前に、家に一回帰るぞ。腹が減った」

 

俺は夕飯にするため二人と帰宅し、全員で食事をした。

 

その時に、メールで朱乃に『話がある。部員全員を招集して、部室で待っててほしい。時間は22

 

時で伝えてくれ』と送っておいた。…リアスのクイーンだからな、朱乃は。

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