主にこちらがメインとなるかと思いますが、前作の方も書いていきますのでどうぞよろしくお願いします。
とある年の春……。俺はいつもながら朝食を食べて用意をして学校に行く毎日を過ごしていた。俺、
桜が満開に咲くある日、俺は投稿した小説の結果を見ていた。何とか落選は免れていたみたいだ。そこで何やら大賞を取った作品があった。見てみると興味深そうな作品である。これは読まなくてはと思い、読むと完全に作品の中に入ったような素晴らしいものだったのだ。俺の小説と比べ物にならないぐらいに。
「読みごたえあって、凄いなぁ。」
と感心をした。すると、誰かが俺の部屋のドアをノックをした。
「お兄ちゃん、ちょっといい?」
入ってきたのは杏紗だった。どうも何か恥ずかしがっているような感じがする。
「ねぇ、お兄ちゃん…。…さっき何見てたの?」
「あぁねー…。投稿した小説の結果と大賞を取った作品を見てたんだけど、それがどうかしたのか?」
「実はね、それ……。…私が書いたの…。」
「……え?」
「だから私が書いたの。」
「……ちょっと待って。杏紗って小説興味なかったよな?でもなんで…?」
「…たまたまリビングの机の上に小説投稿のチラシが置いてあったから作るのは自分のためになるからしようかなと思ったから…。」
まったく小説に興味のなかった杏紗が小説を書いて大賞を取るだと?まだ理解がよく出来ていないが、取ったことは間違いないらしい。まあ大賞なんて取れたのはすごい事だ。
「…大賞を取ったのは凄いぞ、杏紗。でもな…、これからそれずっと書いていけるのか?俺だって落選はしなかったし、これから普通に自分で書いていくからそこまで協力は出来ないぞ?」
「…感覚ならだいたい覚えたから大丈夫だよ。作文は得意だから。」
「…そうか…。それは置いといてなんで俺の所に来たんだ?」
「…えーっとね…。お兄ちゃんに変に思われるのが嫌だから……。」
「…そういうことか。別に俺は杏紗が変だとは思わない。というかむしろ頑張って欲しいぞ。」
「お兄ちゃんがそう言ってくれるのなら私頑張れる気がする。ありがとう、お兄ちゃん。」
「あ、うん…。」
そう言って、杏紗は俺の部屋から退室した。
まさか杏紗が小説を書くなんて思いもしなかったしさらに投稿して大賞を取るとかこんな事誰も思うまい。でも何が悔しい感じがする。俺も小説を投稿して落選はしなかった。連載は始めるのだが、何かが悔しく感じる。それとは逆に楽しみでもあるのだ。この先、俺と杏紗は兄妹で小説を書いていくこととなる。
「これから杏紗と小説を書いていくことになるのかー…。」
そう呟いて明日が始まる。
前作とは違い、書き方を一般的な小説のような形にしてみました。どちらが書きやすいかと言っても自分には分からないような感じです。こちらはこの書き方で、前作はそのまま書いていきますのでよろしくお願いします。