遊戯王 デュエリスト・ストーリーズ   作:柏田 雪貴

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短いです。
デュエルもありません。


新たな出来事

Side遊羽

 

「来週から、林間学校が始まります。男女混合五人班を組んでください」

 

 朝のホームルーム。

 

 戦が「僕もジャンク・ウォリアーが見えるようになったよ!」とか登校中に叫んできて、周りを誤魔化すのやら何やらですでにライフが0な中。異次元の女戦士ならぬ担任の女教室が告げた。ちなみにこの担任、外見も異次元の女戦士に似ていたりするから不思議だ。恋人はダイ・グレファーかな。

 

 にしても班決めねぇ。

 

「如月くん!」

 

「お前とは断固拒否だ」

 

 早速やってきた戦を斬って捨てる。

 

『何故断ったのだ?』

 

 ツッコミで過労死するぞ?

 

『・・・・・・そうか』

 

 色々察してくれたらしいレヴ。ありがたい。今度レヴ以外モンスターを入れずにデッキを作ろうかな。

 

『実用性は?』

 

 皆無。

 

「ならば、私と組みませんか?」

 

「勿論だぜ、虹花」

 

 話しかけてきた虹花を二つ返事で承諾する。

 

 むしろこっちから頼みに行こうと思っていたくらいだ。

 

「ただし、遊民くんも班に入れることが条件です」

 

「言っていることが無茶苦茶だって理解してるのか? 主に論法とか」

 

 まぁ、虹花の頼みならしゃーない。

 

「つー訳で戦。オーケーだ」

 

「如月くんは真宮さんに弱いね」

 

 うっせ。

 

「あと二人だね」

 

「なら、ボクも入れてくれないかな?」

 

 唐突に誰かが会話に入ってきた。

 

 女子みたいな顔をした、一人の男子生徒だ。

 

「えーと、君は?」

 

「ボクは永野 遥(ながの はるか)! よろしくね!」

 

 何か、勝手に入ることが決まってるんだが・・・・・・。

 

「ならオレも入れてくれ」

 

 またしても、唐突な登場! しかもイケメン! こっちの対応くらい待ってくれませんかね?

 

「オレは四谷 陽樹(よつや はるき)だ。一応学級委員をやっている」

 

「そして、ワンキル・ソリティア研究会の副会長だな」

 

 俺の指摘に、首を縦に振って肯定する四谷。

 

「ワンキル・ソリティア研究会って?」

 

「去年、遊羽と全面戦争を繰り広げた、ワンキルやソリティアについて研究している会です」

 

「何でも、デュエルは壁とするらしいよー」

 

 戦の質問に答える虹花と永野。あの全面戦争がなければ、今の俺のデッキには、手札誘発が一枚もなかっただろう。

 

「流石に壁とばかりやる訳ではないがな」

 

 肩をすくめて四谷が言う。

 

「ていうことは、壁とすることも?」

 

「勿論ある」

 

「・・・・・・うわぁ」

 

「コイツらのデッキと頭はお前以上におかしいぞ。関わらない方がいい」

 

 一応、戦に忠告しておく。こうして関わった以上、無意味に等しいが。

 

『して、レヴ殿。遊羽殿が全面戦争をした理由とは?』

 

『嬉しいことに、彼らが遊羽の切り札を私ではなくヴァジュランダだと言ったのが理由らしい』

 

『なんと!』

 

 ちょっと黙ってろ、レヴ。

 

「真宮さん、如月くんの切り札って?」

 

「? ドラグニティアームズ-レヴァテインですよ」

 

「戦テメェ! 虹花もあっさりと人の切り札教えるんじゃねぇよ」

 

「これは面白い林間学校になりそうだねー」

 

「来週が楽しみだな」




次回予告

唐突に現れた、二人の新キャラ。
彼らの林間学校の行方やいかに。
次回、『林間学校にて』 デュエルスタンバイッ!

次回はもう林間学校が始まります。
デュエルスクールの林間学校って、実際何をするんでしょうね?
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