戸山香澄になっちゃった!?   作:カルチホ

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ちょっと遅くなりました。完結させる気はあるんで!っていうのは言うだけタダですよね。そんな訳で6話どうぞ。


6話:反省会に出ちゃった!

「今日は私達のライブに来てくれてありがとう。」

 

 

ステージの上で漆黒の(的な雰囲気で纏めた)衣装を身に纏い、そう言う湊友希那。いよいよRoseliaのライブの開始である。香澄になってしまった事自体は頭を抱えてしまうような困った出来事だが、このように自分の好きなキャラクター達のライブが見れるというのは楽しみにせざるを得ない。多分この時の俺(香澄)を傍から見ればそれこそ香澄がよく言うキラキラドキドキ状態になっているに違いない。え?キラキラドキドキとはって?そんなもんキラキラドキドキに決まってるだろ。香澄がキラキラドキドキって言ってるんだからキラキラドキドキでしかないだろ。うん、キラキラドキドキ言い過ぎだね、デジャヴするわ。まあ香澄語とでも言うべきか。俺もちゃんと意味が分かってる訳では無いが、言ってる時の香澄ちゃん可愛いからいっか的な?ふと思い立ち、折りたたみ式の手鏡をバッグから取り出す。ちなみに香澄の私物らしく、見つけた時に「香澄ちゃんキャラ的に気付きにくいけどちゃんと女子してる!」とか思ったのは秘密だ。

 

 

「キラキラ…!ドキドキ…!」

 

 

鏡を確認しつつ小声で呟いてみる。うーん、なんか違うな。もっとこう…

 

 

「キラキラ…!ドキドキ…!」

 

 

うーん、やっぱ違うな。髪型違うくらいで顔は完全に香澄なのだが、どうも違う気がする。アレですかね、やっぱり中の人の淀んだ下衆な思考が漏れちゃってるんですかね、純粋な笑顔って難しい!

 

 

(…戸山さん…何やってるのかしら…)

 

 

ステージ上にいる友希那からそんな風に思われてるという事は全然気付かなかったが、俺はキラキラドキドキを程々にし(なんだそれ)、ステージの方へ視線を向き直した。

 

 

「…それでは聞いてください。『BLACK SHOUT』。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「やべーよ…」

 

 

Roseliaのライブは大歓声に包まれて無事終了。俺自身もめちゃめちゃ盛り上がった。今凄さをCiRCLEの外のテラスカフェで噛み締めている所だ。Roseliaのキャストがやってるライブには行った事があるが、まさかキャラクターその人がやるライブを見れる機会が来るとはな…こればっかりは香澄になってしまった事に感謝しなくては。まあどうせならキャラクターになる形より俺がそのまんまこの世界に来る形の方が気楽だったんだが…

 

 

「やべーな…」

 

 

しかし自分自身の語彙力の無さが相変わらずである。自身のキャパをオーバーする凄いものを見るとやべーとかしか言えなくなるのである。さっきも言ったが元の世界でキャストのライブを見た後なんかは大体こんな感じだ。ついでに下手すると記憶も無くなってたりする。記憶は無くなるけど幸福な気持ちが残ってるので別にいいのだ。いや、Blu-Rayは欲しいですけどね?

 

 

「戸山さん。」

 

 

俺、では無いのだが、暫定的に今の俺の名前もとい苗字になっているものを呼ばれ、その方向へと振り返る。まあ声の時点で想像がついていたが、そこには私服へ着替え終わったRoseliaの面々が立っていた。

 

 

「あ!お疲れ様です!ライブすっごく盛り上がりました!」

 

 

香澄風に喋るのを忘れないようにしつつ、素直な感想を伝える。実際こんなに盛り上がったのは久々だ。香澄になってからネガティブ思考が増えてたからね。元々そういうの結構考えちゃう人間だったけども。元の世界にいた時の話だが、バンドリのものに限らず声優ライブとかは大好きだった。それこそ普段の仕事だったり一部の人間関係だったりとかの嫌な事が全て吹き飛ぶぐらいには。

 

 

「楽しんでもらったようで何よりだわ。」

 

「香澄、すっごい盛り上がってたもんね〜。」

 

 

うんうん、と頷くリサ。香澄として違和感あるレベルに盛り上がってたらどうしようと、ライブが終わった後に少し思ったが杞憂だったようだ。そこまで心配していた訳でもないのだが…

 

 

「そういえば思ったんだけど、今日は香澄一人なの〜?」

 

 

ふと思い立ったようにあこがそう尋ねてくる。まりなさんにも言われたが、やはり香澄が一人で行動しているのは皆から見て珍しいらしい。

 

 

「今日は他の皆予定があってさ〜…」

 

「そうなんだ〜。」

 

 

たははー、と笑ってみせる。まあこう言えばわざわざ追及してくる事も無いだろう。あこはあまり深く考えないタイプなのでこの説明で納得してくれるし、他四人も人の事情にわざわざ深く突っ込もうとする性格ではない。

 

 

「そういえばこの後は皆さんどうするんですか?」

 

 

リーダーである友希那に向けてそう尋ねる。恐らくファミレスに行って反省会でもするのだろうと思うのだが、当然知っててもおかしいのでこういう形で聞くことになる。

 

 

「この後は反省会の予定よ。」

 

「ファミレスでね☆」

 

 

淡々と事実だけ答える友希那にウィンクしつつ補足するリサ。冷静に考えるとそれはウィンクするような情報なのかと思わなくもないが、コミュ力おばけのリサがやると実に様になっていた。

 

 

「ファミレス!いいな〜…!」

 

 

ここで俺は希望の展開に持っていけるように演技を開始する。ここに来る前にふわっと考えていた流れに持っていきたいのだが、これは友希那の考え方がどれだけ軟化しているかに掛かっている。ポピパやAfterglowと同じく2章まで終わっていればおそらく…

 

 

「香澄もお昼とかまだだったら一緒に行く?」

 

「えっ!?いいんですか!?」

 

 

来た!まずはリサから一緒に行こうかという提案だ。俺はそれにキラキラドキドキした感じ(多分)で答える。

 

 

「今井さん、Roseliaとしての反省会に部外者を呼ぶのは違うと思いますが。」

 

 

ぶ、部外者と来たか…まあ紗夜に悪意は一切無いのだろう。Roseliaとしてだったら部外者なのは間違い無いし、Roseliaの反省会にRoselia以外がいるのはおかしいというのも分かる。とはいえ、ここまでは思っていた流れ通りだ。ファミレスいいな〜と言う香澄に対してリサが一緒に行こうかと誘う。そしてそれに紗夜が異を唱える。問題はここからだが…

 

 

「え〜、いいじゃん?ここで会ったのも何かの縁だし、わざわざ私達のライブ見に来てくれたし。」

 

「それはそうかもしれませんが…湊さん。」

 

 

リサの意見に納得しきれない紗夜は、リーダーである友希那に意見を求める。リサや、話を聞いていた燐子やあこも友希那へ顔を向ける。

 

 

「…そうね…一緒に来てもらうのもいいかもしれないわ。」

 

「友希那〜!」

 

「湊さん!?」

 

 

リサが感慨の声を上げ、紗夜は驚嘆の声を上げる。ちなみに俺はというと、おおよそ流れ通りに話が進んだのでホッとしていた。最終的に決定権がリーダーの友希那に回ってくるとは思っていたので、友希那の返答次第だと考えていたのだ。昔の友希那だったらまずこの提案は受けなかっただろう。だがゲームでのストーリーを見た限り、最近の友希那は今までやらなかった事を積極的に取り入れたりするようになったし、根本的に性格自体が柔らかくなっていると思う。勿論音楽に対して甘くなったという事では無いが。そんな友希那だったらおそらくこの提案を呑んでくれるのではという予想を立てていた。

 

 

「別にそれくらいいいでしょう?それに、Roseliaの部外者だからこその意見も何か聞けるかもしれないわ。」

 

「私も…いいと、思います…」

 

「あこもー!久し振りに香澄と一緒にご飯食べたーい!」

 

 

今まで口を挟まなかった燐子やあこからも援護射撃が入り、紗夜はぐぬぬと言いそうな(言う訳では無い)表情をしている。彼女はある意味友希那と比べても真面目過ぎる程真面目なのでこうなるのもしょうがないだろう。何も香澄が嫌いという訳では無いはずだ。まあもしかしたらちょっと苦手と思ってる可能性はあるのかもしれんが…

 

 

「ふぅ…仕方ありませんね…湊さんの言う事にも一理ありますし…」

 

 

やがて諦めたのか、紗夜からも香澄同行の許可が出る。大体思った通りの流れになってくれて助かったな。

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

俺的満面の笑みでRoseliaにお礼を言う。と言っても満面の笑みをわざわざ作る事なんて今まであまり無かったし、上手く作れてるのかはよく分からん。まあ香澄の可愛さ補正でなんとかなっていると思いたい。

 

 

「それじゃ、行きましょうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「それで、あのパートなのだけれど…」

 

 

某ファミレス店にて始まるRoseliaの反省会。友希那が淡々と自分含め反省点を述べていき、それを指摘しどうしていくかの指示を出す。途中途中で各自気になる事があれば質問するなど、なかなかの緊張感の中行われているのが分かった。音楽の事だけあって友希那の指摘には一切遠慮や容赦は無く、傍から見れば冷たいのでは?とか辛辣過ぎでは無いか?等思われてもおかしくなさそうだ。しかし、俺はキャラとしてとは言え彼女の事をそれなりに知っているし、それはRoseliaのメンバーとて同じ事だ。というかキャラとして知ってるだけの俺とは比べ物にならないはずだ。現に、メンバーは誰一人として嫌な顔などしていない。そして、友希那もRoseliaの事を信用してるからここまで躊躇無く切り込んでいけるのだろう。厳しさの中にも彼女なりの信頼も見て取れる。

 

 

「…大体こんな所かしらね。戸山さん、貴女は何か気になった事はある?」

 

「えっ!?」

 

 

思わず声を出してしまったところで慌てて口を閉じる。部外者だからこその意見を聞けるとかそういえば言っていたが普通に忘れていた…。いや待ってくれ。数刻前の事を忘れるなよと思うかもしれないが、Roseliaとファミレスに一緒に来ているという実は非日常な事に気を取られていたのだ。反省会を大人しく聞いてはいたが、楽器の専門的な用語が出てくると途端に話分からなくなるし…。

 

 

「えっと〜…そうですね〜…」

 

 

悩んでいるフリをしてみる。というか本当に悩んでいる。ただし悩んでいるのはどこの事を言おうとかではなく、この状況をどうやって切り抜けるかなのだが。

 

 

「うーん……凄すぎてあんまり…その〜…覚えてない…みたいな…?」

 

 

結果、出てきた言葉はあまりにお粗末なものだった。俺にアドリブ力とか求めちゃいけない。あっ、ちょっと待って、紗夜さんそんな目で見ないで。

 

 

「…覚えてない…?戸山さんから見て特に悪いところは無かったと言う事かしら?」

 

「あっ、そ、そうですね〜アハハ…観客として見てる分にはとにかく楽しかったというか…!」

 

「…なるほど、技術的な面は別として、ライブのパフォーマンスとしては上出来だったという事かしら。」

 

「えっと!そうです!多分!」

 

 

なんかよく分からんが上手いこと解釈してくれたようだ。いやしかしそんなに都合のいい解釈でいいのだろうか?とにかく楽しかったのは確かに本当だが…

 

 

「湊さん…今のは大して考えずに言っただけに思えますが…」

 

 

言っちゃうのかよ。頼むからそこは黙っててほしかったよ、うん。

 

 

「そうね、戸山さんがそんな細かい指摘をしてくるとは元々思ってないわ。ただ、私は彼女の感性が信用できるものだと思ってる。Poppin'Partyのライブでのパフォーマンスも、私達と方針こそ違えど目を見張るものがあるわ。だからこそ、戸山さんが見て文句無しに楽しかったと思うならパフォーマンスはおおよそ大丈夫だったと思っていいでしょう。」

 

 

おおう…ゲームとかでも思ってはいたけど、友希那の香澄への評価高いな、まあ頭は良くないと思ってそうだけど…。と言っても友希那はゲーム内の他のバンドの事はわりかし普通に認めているように見えるので、香澄が特別という訳でも無いのかもしれない。他のバンドは他のバンドでそれぞれの魅力を見定めていてもおかしくはない。言葉不足だったりする事もあるが、音楽の事になるとキャラの中では本当に右に出る者はいないのかも?いや、皆違って皆いいとでも言うべきなのだろうか?まあこんな事考察してもしょうがないとか言ったら終わりなのだが。

 

 

「なるほど…」

 

「確かにポピパのライブって〜、こう、深淵より出でし…えっと…」

 

「宴…?」

 

「そう!深淵より出でし宴って感じで見てて楽しいよね!」

 

 

いやなんだそれこえーよ。燐子もヒント出しつつ困惑してるし。ポピパはどう考えてもそういう雰囲気じゃないよね?まああこは取りあえず楽しいという事を言いたかったんだろうとは思うが…

 

 

「戸山さんの意見も聞けた事だし、反省会はこれで終わりにしましょうか。頼んだ物を食べ終わったら出ましょう。」

 

 

テーブルの上には飲み物やまだそれなりに残ってるフライドポテトが乗っている。さっきからしれっと紗夜がポテトをもりもり食べてるんだよなぁ…。あまりにも動作が自然過ぎて下手したら気付かなかったレベル。

 

 

「そういえば少し気になってたんだけど、香澄は今日一人で来たんだね?」

 

「確かに戸山さんが一人で行動してるのは少し珍しいかもしれませんね。」

 

「あー…そんなに珍しいですかね?」

 

 

うんうん、と頷くRoselia全員。全員頷くってどんだけ珍しいんだよ。

 

 

「私だって一人でどこか行ったりする事もありますよ?」

 

「そうなの…?例えば、どこへ?」

 

「えっと…ショッピングモール…とか?」

 

 

というのは勿論超適当に言った。言ってから思ったが、この子が一人でショッピングモールとか全然想像つかなくね?ポピパのメンバーか、なんならそれ以外でも誰かと一緒にいる図が容易に思い浮かぶ。

 

 

「なんか…想像つかないね…?」

 

「はい…なんというか…意外、かも…」

 

「まあ、戸山さんも色々とあるのでしょう。」

 

 

なんだその投げやりな納得の仕方は。香澄だって一人で出掛ける事ぐらいあるだろ!あるよね…?

 

 

「もうそろそろ食べ終わるかしら?」

 

「あっ!そういえば!」

 

 

と、さも今思い出したかのような声を出す。いやホントに今思い出したんだけどね。俺がここに来た目的はRoseliaの楽曲に何があるのかを把握する為だ。ホントは自然な流れに持っていって聞きたかったが、今にもお開きになってしまいそうな雰囲気の為少し強引に話を切り出す。

 

 

「Roseliaの曲も増えてきたと思うんですけど、今ってどれぐらいあるんですかね?」

 

「私達の曲…?私達の曲はね〜…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Roseliaもシロ、か…」

 

 

あの後Roseliaはファミレスを後にして一旦解散、俺は帰宅し自室のベッドに横たわっていた。

 

 

「イベント楽曲以外の曲もリストに入ってたな…」

 

 

あの時リサに見せてもらった楽曲リストには、俺が知る限りの全ての曲が入っていた。また、Roseliaはポピパと同じように声優陣がリアルライブをしている関係なのか、楽曲の数が多い。Afterglowの時に言ったが、基本的にオリジナルの楽曲はそのバンドのゲーム内イベント開催時に追加される。しかしポピパとRoseliaは例外で、イベントでも増えたりするがそれ以外でも関係無しにシングルを出したりしている。リストにはイベントで追加された楽曲以外の曲も入っていたので、どこかのタイミングで曲を作って歌ったのだろう。ゲームで描写されてないので想像するくらいしか出来ないが。 

 

 

(…考えたら疲れてきた…風呂入ろうかな…)

 

 

考えすぎて疲れた頭やら1日出掛けて疲れた体やらを癒やす為、取りあえずお風呂に入る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

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「生き返るぅ〜」

 

 

ざばーんと音を立てながら湯船に浸かる俺。体が香澄なので綺麗な白い肌が視界に入ると言えば入るのだが、流石に数日感着替えやらトイレやら風呂やらを繰り返したせいか、言ってしまえば慣れてしまった。自分の好きなキャラの全裸姿に慣れる訳ねーだろと思うかもしれないが、どこに行くにも何をするにもこの体なので慣れてくるものだ。というか慣れないとやってられないと頭が勝手に慣れようとするのかもしれない。あと、最初の内は健全な男子なだけあり、体を色々触ってみたい衝動にも駆られた。と言ってもそれはなんとか我慢したのだが。もう少し若い頃、俺が中学生や高校生の時にこの状況になってたらおそらく我慢なんぞ出来なかったのではと思う。と、話が脱線したが、要するにこれも最初は我慢してたのが、今は我慢という感覚はそこまで無い。いや全く無いとまでは言わないが。極力必要最低限以外は自分で自分を触らないようにしている。うっかり何かで一線を超えるような事にならなければ…っと、これを考えると危ない気がするのでこの辺でやめておこう。そんなうっかり普通は起こらないしね。

 

 

(今日の収穫は…Roseliaのライブを見れた事。そしておそらくRoseliaには相違点は無いという事か…)

 

 

ライブは個人的な欲求だが、Roseliaの相違点はこれと言って見当たらなかった。曲はさっき言ったとおりだが、個々の性格等にも違いは見受けられない。こうなるとあと可能性があるのは、ポピパや楽曲だけ見て全員と会ったわけでは無いAfterglowを除くと2つのバンドがある。どちらも知り合いだったり同級生だったりしなければ接触はちょっと難しい可能性があったが、幸い今の俺は戸山香澄だ。接触すること自体は容易だろう。問題は俺が香澄を上手く演じられるかどうかそれだけだ。

 

 

「…」

 

 

ふと、鏡を見る。そこに映ってるのは当然戸山香澄。なぜ、この憑依現象は起こったのか?以前に考えても無駄な事とは思ったのだが、やはりどうしても時々考えてしまう。人為的なもの?何かが偶然起こった?それとも説明しようの無い神のイタズラ?神のイタズラってなんか凄い厨ニくさいな、うん。だがこれが理由の無いものなんだとしたら神のイタズラというのはなかなかピッタリな表現ではなかろうか?一般的には神は全知全能(厳密には色々あるが)、その神がイタズラしてやったのだとすれば、もうしょうがないと諦めるしかない。諦めが効くものかどうかは話が別だが。

 

 

「神のイタズラです…なんてハッキリ言ってくれれば、諦めがつくかもしれないんだけどなぁ…」

 

 

流石に神に逆らおうとするような事はしない。いやまあそもそも神がいるとかいないとか気にした事無いのだが、こんな非現実的な状況に置かれているともう何でもありなように思えてくる。1日戸山香澄体験!みたいな1日限定の憑依だったら全力で楽しむ自信あるんだけどな。突然一生この身体って言われてもな…や、香澄が可愛いか可愛くないかとかは関係無くだけどね?バカヤロー!香澄は可愛いわアホ!

 

 

「いかんいかん脱線してるわ。」

 

 

まあ脱線するぐらいには前より気持ちに余裕を持っているという事か?

 

 

(逆上せると良くないし、そろそろ出ようかな。)

 

 

自室に戻ってギターの練習及び勉強でもしよう。そう思い俺は脱衣所にでる。この体がどうなるかは神のみぞ知るってな…うん、寒いね。空気も冷たくてちょっと寒い。なんだこのオチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To Be Continued…




慣れた云々は私の想像です。実際どうなのかは分かりません。そりゃそうですね、ハイ。
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