こちらの地方では、雪が降ってきましたが新作考えないとね。
ではゆっくり読んでいってね。
「にゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「うわぁ!なんだなんだ?」
まるで断末魔のような叫び声が、朝のマヨヒガに響き渡る。もちろん俺も驚いて目を覚ました。
「声の正体は橙か、一体何があったんだ?」
俺は首を傾げながらも、足早に声のした台所に向かった。するとそこには割烹着姿の藍と橙、そして何故か床に落ちている焼き魚。
「橙、一体どうしたんだ?」
「あっ、どうやら起こしてしまったようだな」
「まぁ俺は大丈夫なんだが、それより橙は?」
「あぁ、橙のことなんだがこの通りなんだ」
「ふぇぇぇん...らんしゃまごめんなさい...」
「実はこうなったのには訳があるんだ」
藍から事情を聞いたところ、朝早くから藍は、朝食の魚を焼いていたらしいのだが、橙が俺のために魚を焼きたいと言い出したため、藍の付き添いのもと魚を焼いていた。そして盛り付ける際に、どうやら菜箸を使わずに直接手でやろうとしたらしく火傷をしたらしい。だから焼き魚が床に落ちてるらしい。
「なるほど...んまぁ〜俺は大丈夫だ」
「サブローさんごめんなさい...」
「大丈夫だよ橙」
「すまないなサブロー殿。今すぐ新しいのを作り直すから暫く待っていてくれ、ほら、橙はサブロー殿と一緒に居間に待っていなさい」
「はい、らんしゃま...」
「泣かなくてもいいよ、さぁいこうか」
俺は橙を連れて、茶の間に向かった。そこにはいつ来たのか紫が座っていた。
「あら〜?そっちは解決したの?」
「こっちはなんとかなったみたいだ」
「ゆかりさま...朝から騒いでしまってごめんなさい」
橙は座っていた紫に、騒ぎを起こしてしまったことを謝った。
「大丈夫よ、さぁとにかく二人とも座りなさい」
「ほら橙、紫も許してくれてるから一緒に食べてようか」
「はい、サブローさん」
すると台所から、藍が焼き魚を持ってやってきた。焼き魚はとても香ばしくて良い匂いだ、瞬く間に居間全体に広まった。
「お待たせして悪かったなサブロー殿、すまないが前失礼するぞ」
藍は俺の前に焼きたての焼き魚を置いたあとに、割烹着を脱いで自分の位置に座った。
「じゃあみんな自分の前に料理はあるわね?じゃあいただきましょうか」
「はい!ゆかりさま」
「そうしましょうか」
「ではみんなで...」
「いただきます!」
(朝からとんだハプニングがあって焦ったが、なんとか丸く収まって橙も落ち着いたみたいだし、よかったよかった)
「そうだサブローさん」
「ん?どうした紫?」
「異変解決のための試合の件だけど、初戦は大阪バファローズで試合は明後日ね」
「はい!?」
「いつ決まったんですか紫様!?」
紫の一言に、俺と藍は驚いて声をあげた。
「今日の朝決まったのよ、急にね」
「はへ?」
「今日の朝早くに、大阪バファローズの監督さんが霊夢とともにマヨヒガにきて、明後日試合をやりましょうって直で言いに来たのよ」
「だけど流石に早すぎるよ、だってまだ全体練習もしてないのに...」
「だから明日するのよ」
「はぁ...紫様は本当に困った人です」
「ははは、まぁでもやってみるし、今日の練習でも皆に話しておくよ」
なんと明後日のいきなり試合に驚きを隠せないサブローと藍、果たして明後日までにどうにかできるのだろうか。
はい今回はショートストーリーでした。ちょっとマヨヒガのドタバタを描いてみたくて、11話は日常みたいにしてみました。
次回も頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m