蜘蛛のような何かの個性はヒーローを目指す‼(改稿中) 作:コーヒー中毒社会
2019/2/3一部修正
いつのまにか、私はさっきまでとは別の場所に居るよく見たら耳郎ちゃんと上鳴くんと八百万さんもいる。でも状況は変わらない...だってここにも
「へっ‼ちっけぇガキを四人様ごあんなぁい」
「天下の雄英生だろうがまだガキだ人数で囲めば余裕でやれるぜ」
純粋な悪意が私の古傷、心の傷を抉る。相手はまだただ見ているだけ...それなのに私の心と体は諦めてしまう。ガクリとまるで糸の切れた人形みたいに私は地面に崩れ落ちてしまう
「あ...や..嫌...」
それをきっかけに、相手は一斉に襲いかかってくる
「影崎‼気をしっかりもって‼さっきからどうしたのよ⁉」
「ここで、へたりこむ方がヤバイって影崎‼っべー‼今三途見えたって‼」
「お二人の言う通りですわ‼影崎さん‼どんな事情かはわからないですが、とにかく安全な場所までいかないと‼」
3人が私を守るように動いてくれる。あぁ情けない...情けないでも、体が心が動いてくれない。怖いの...人を傷つけるのが、人から嫌われるのが。皆から嫌われるくらいならいっそ
「畜生‼ここから動けねぇ‼影崎どうしちまったんだよ⁉なんなんだよコイツらは‼どうなってんだよ‼」
「そういうの後にしよ」
「今はこの数をどう切り抜けるかですわ」
「みっ皆...私の事はもういいから、皆だけでも...」
「出来るわけないでしょ⁉友達を見捨てる事何て‼それに一緒に遊びに行くって約束したでしょ‼影崎‼」
「隙だらけだぜぇ‼」
「しまっ⁉」
「⁉くそっ⁉何だよ‼この糸はぁ⁉」
「友達は傷つけさせないよ」
糸でナイフを取り上げて、そこからタックルで耳郎ちゃんから遠ざける。
「影崎‼大丈夫なの⁉」
「おい‼影崎‼大丈夫かよ⁉」
「かっ影崎さん⁉大丈夫ですの⁉」
「ううん、全然ダメ滅茶苦茶怖いよ。でもね私はこんな奴らよりも友達が私のせいで死んじゃうのが嫌なの...だからコイツらは私が相手する」
そう言って、私は3人を繭で守るようにして包む。最後の方は声が震えて、か細くて頼りないけどここで引いちゃいけない
「なっ何を言って⁉」
その言葉は繭に遮られて最後まで聞こえなかった。でもこれでいいんだ。だってあっちからはどうやっても私の事は見えないから。
「ずいぶんと舐めてくれるじゃねぇか‼さっきまで震えてたガキがよぉ‼」
「うるさいよ、クズ」
「んだと⁉このクソガキがぁ‼」
おまけに相手を煽っておく。かなり怖かったがこれが正解だったと思う。だってこれで奴らの視線は私に集中するはずだから。
「やっと本気で戦えるね。本当はやりたくないんだけど...」
そう言うと同時に体に力を込める。すると同時に背中から1対の新しい腕が生えてきた
「コイツなんの個性だ⁉」
まだまだ私の変化は続く、ピキピキと言う音と共に四肢...いや今は六肢か...が変形していく。後から生えてきた腕と足だった部分は一般的な蜘蛛の足のように、そして元から生えていた腕の部分は見ただけでかなりの鋭さと切れ味を持っているとわかる鎌状に変化していく、そして変化は終わらずそのまま体まで到達し、体は白く美しいのだが1部に毒々しい模様を持った甲殻に覆われた
「かかってきなよ、三下さん?私は友達を傷つけられて怒ってるから」
と挑発しながら私は一番近くにいた
「後ろがお留守だぜ‼」
と言いながら
「畜生‼あのガキ何処にいきやがった‼」
「あの化け物どこに隠れた‼」
私は地中に大きめの空洞を作りながら、
「私は化け物じゃない...私は人だ...私は人間だ...だから私はそれを証明する...私は人なんだから...悪いものは除かなきゃいけない...証明しなきゃ」
そう呟いて私は
「終わったよ、耳郎ちゃん上鳴くん八百万ちゃん」
「影崎さんが無事で良かったですわ。ところで
「秘密です」
「ちょっと、影崎怖いこと言わないでよ」
まぁ、彼らは今ごろ土の中ですもがいてますよ
「私は、入り口に戻ってあそこに残った人の救援に向かうけど3人はどうする?」
「私たちはここに残りますわ。変な動きをして迷うのもあれですし」
「じゃあ3人とも、これ持ってて」
と言って私は3人に小さな液体の入った注射器のような物を2つずつ渡す
「なにこれ?」
「私の麻痺毒とその解毒剤の入った注射器だよ。もし襲われたらこれを相手に刺してね。そしたら毒が相手に注入されるから」
「それ大丈夫かよ⁉影崎‼人死なね⁉」
「大丈夫ですよ、死なない程度に薄めてるから...たぶん」
「ちょっちょっと影崎⁉ウチは人殺しになりたくないんだけど⁉」
「フフフ、冗談だよ冗談。じゃあ私は行ってくる‼」
そう言って私は糸をターザンロープの要領で使いゲートへと急いだ
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