ガーリー・エアフォース Sisiter's Vaportrail   作:liris

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設定集のようなものです

一度投稿したものの訂正版ですが追加するものがあれば増えていきます


情報マトリクス

『死ぬ事を怖いと思うのは生き残る為に必要なものよ。だからそれは大事にしなさい』

 

ミュベール・スタークス キャライメージ:ブラックキャットのセフィリア・アークス

 

 E.F社の航空隊、アクィラ隊隊長。コールサインはAQUILA01でTACネームはアステル。

 南洋エリアでの対ザイにおける撃墜数トップ(レコードホルダー)保持者で腕利き揃いのE.F社の中でもトップクラスの技量の持ち主。その実績からAZCC(AZCCについては後述)のパイロットに選出され、E.F社とオーストラリア空軍の正規パイロットの混合で編成された第6航空団のメンバーでもある。(なお第六航空団のパイロットはオーストラリア国防空軍の戦技教導隊(アグレッサー)でもある)

 元々はオーストラリア国防空軍の所属、正確には航空隊とは別部門だった国防宇宙軍でアークバードのクルーメンバーとして軍に所属していた。宇宙軍時代もミュベールは優秀な記録を出し、特に耐G訓練では12.6Gに耐えた記録がある。アークバードの一番機<レイシア>にも搭乗し二番機以降のクルーに選出される事が確実視されていた。しかし宇宙開発の縮小に伴いアークバードの運用計画も三機から一機に縮小されたのを機に退役。ミュベール自身は残留するクルーに選ばれていたが『自分はもう宇宙に行かせてもらったから』と言って席を譲る。

 その後、ミュベールの記録に目をつけたE.F社にスカウトされ入社。たちまち頭角を現しE.F社の中でもトップクラスのエースとなる。

 

 コブラやクルビットを起点としたマニューバを得意としており、ロールしながらの水平方向へのクルビットやエンジンの推力を片方カットして独楽のようなターン、ロールしながらのクルビットである『スレイマニ・クラーケン』といった変態機動を平然と行う。そのため彼女と親しいパイロット達からは『あたまおかしい』や人間辞めてると言われている。

 

 二番機であるゲイザーとは仲の良い姉妹のような関係で、はっきり言ってかなり甘い。と、いうより年下の女の子全般に甘い。

 元々正規軍にいた事もあり実戦組の中では珍しくデスクワークが得意。本社の事務関係のスタッフからも『期日に余裕のある提出』や『きちんとした構成』と好評。加えて同性ならではの気遣いも出来る事から彼女自身の評判も良く、容姿・スタイルともにモデルにスカウトされるほど整っているのでミュベールをお姉様と慕うスタッフもかなり多い。(ミュベールのせいで“そっち”の道に入った女性スタッフもいるあたりそういった意味でもエースといえる)

 普段は髪をセミロング程度の長さにしているが、休日はウィッグをつけて腰まで届くロングヘアにしている。

 

 アクィラ隊のエンブレムは赤の六角形を背景に鳥を模した金のヘルム。

 

 

 

 

 

S-32 орла(アルラー)

 

 E.F社がロシアから購入した第五世代試作機、Su-47の更に前身となる機体。Su-47との外見的な違いは内傾した垂直尾翼、箱型の垂直可動式推力偏向パドル、翼端の電子戦ユニットの有無、カナード翼の形状と意外と多い。現在はミュベール専用機としてAZCCへの改修(という名の魔改造)がされており、特に一部電子系はドーターと同レベル、ECMに関しては上回る程の改修がされている。

 カタログスペック上でS-32はSu-47を凌駕する格闘戦能力を有していたが、試験機として機動性を追及した結果、機体全体のバランスが著しく悪く、特に独特の失速特性による不安定さからロシアとE.F社双方で墜落事故を起こした曰く付きの機体。反面、熟練パイロットの操るS-32は恐るべき格闘戦性能を発揮し、最新鋭機を遥かに凌駕する機動性を証明した。

 なお、現状で残っているのはミュベールの使用している一機のみとなっている。

 ウェポンベイをリボルバーラック(映画ステルスに登場した)式に変更しており、ラックごと交換する事で従来のパイロン式より早い装備の補充・換装が可能となっている。また、ラックごと交換する事で武装の生産国を選ばない運用が可能となっている。

 なお、 орла(アルラー)は<薄墨色の鷲>を意味する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ヒトのカタチをしているから人間だ、っていうのは間違いだからね?』

 

 E/F117G-ANM ゲイザー キャライメージ:FGOのぐだ子

 

 アクィラ隊の2番機でコールサインはAQUILA02。世界的にも珍しい電子戦機がベースのアニマ。

 社交的で明るい性格……なのだが年下や同年代の子で遊ぶという少々困った趣味を持っているため、小松でファントムと一緒に慧達で遊ぶのを楽しんでいたりする。

 E.F社の社員からは娘や孫のように可愛がられており、アニマと言う事はほとんど気にされていない。

 所属はE.F社ではあるのだが、ベースとなったE/F117Gが元々オーストラリア空軍機のためミュベール同様両者への所属となっている。

 ベース元のE/F117Gのスペックが高くないためか、純粋な空戦能力はグリペン達には少々劣る。

 

 本領はミサイルベッドとなる部隊を率いての発射後ロックオン(LOAL)戦術。

 発射されたミサイルの推進・操舵系を掌握し、完全なマニュアル操作で標的を攻撃という独特の戦術が本来の戦い方。なので厳密にはロックオンはしていない。

 通常のLOALと違うのはロックオンしないため、ミサイルが接近してもザイに回避行動を採られにくいという点にある。

 が、この戦法はあくまで通常の航空戦力でザイを相手取るものなのでアニマと共同で出撃する機会の多い小松ではあまり使われない。

 というのも戦法上ミサイルベッドとなる部隊の随伴が必要になるのと、元々アニマ・ドーターは誘導性が高いのでゲイザーが操作する必要性が薄い。

 そのため小隊規模での運用ではなく大規模に戦力を投入する作戦でその真価を発揮する。

 基本コンセプトの時点でザイとの戦力比をこれまでの『ザイ一機に対して戦闘機一機』ではなく、『ザイ一機に対しミサイル一発』という日本やロシアとは全く異なるアプローチの下に誕生したアニマ。

 

 注目すべき装備は展開式の大型EML、〈アークライト〉。ただしアークライトはかなり大型の兵装なのでアークライトを装備した場合はミサイルを積む事が出来ない。

 本来EMLは対空装備として使うには難があるのだが、ミサイルをマニュアル操作で当てるゲイザーにとっては発射して着弾までの間がほとんどないEMLは(本人曰く)扱い易い……らしい。

 

 なお、インターネットから学ばなくていい事まで学んでいる、とはグリペンのパートナーである少年の談である。

 

 

 

 

『私は……ここにいていいんですか?』

 

Su-47-ANM ベルクト

 

 アクィラ隊の3番機でコールサインはAQUILA03。ロシアの試作第五世代機Su-47のアニマ。

 優しく献身的な性格だが天然なところがあるので、ミュベールとゲイザーにからかわれる事が度々ある。とはいえベルクト自身もそれを嫌がっておらず満更ではなさそうである。が、自分を卑下したり誰かを助ける為に身を削る危ういところがあるのでそこをミュベールに危惧されている。

 アクィラ隊に属してはいるが少々複雑な経歴で元々はロシア生まれたアニマ。しかし生まれた理由が〈誘蛾灯〉というザイを引き寄せるロシア軍内でもその存在を秘匿されていた。本来は役目が来るその時まで研究施設の地下で待つだけだったのだが、一人の科学者が彼女と想いを通わせた事から彼女の運命は大きく変わる。そして彼が自ら命を賭してベルクトを日本に送り出し、そこでアクィラの二人と出会った事で外の世界を知る。

 日本に来てからはアクィラの二人が主に面倒を見ており、姉妹のように日々を送っていた。

 現在は軌道上でスリープモードによる仮死状態で眠りについている。

 

 飛び方もミュベールが教えたという事が大きく、彼女の飛び方がベルクトにとって見本であり目標となっている。

 

 

 

 

 

AZCC

 

 正式名称はAnti-Zai-Combat-Compatible air craft(対ザイ戦闘対応機)

 ザイとの戦闘の為に既存の戦闘機をベースにして電子装備や機体性能の向上させる改修を施した戦闘機。通常の戦闘機を大きく上回る性能となっており、特にザイの鋭角的な機動に渡り合う為に格闘戦に重点を置いた改修となっている。

 優れた性能を持つAZCCだがコストが非常に高く、機体によっては改修費用が機体価格を上回るケースもままある。また機体の限界が高過ぎる為、性能を引き出せるパイロットも限られる。コストがかかる上にパイロットまで選ぶので開発国であるオーストラリア以外では全体の1~2割程度(オーストラリアは4割前後)の改修に留まっている。

 しかしアニマ・ドーターではない有人機でザイと対抗出来るメリットは大きく、更に副次的なメリットとして電子能力が優れている為AZCCが中継する事で電子支援の効果範囲を拡げられるメリットもある。

 

 

 

 

 

アークバード

 

 元々は三号機まで造られてる予定だったが二号機は外装の完成後、軍の航空博物館での展示。三号機は建造計画そのものが凍結される。現在は一号機である〈レイシア〉のみが稼働している。

 本来は宇宙開発の為に造られたフネという事もあり、軌道変更に大気摩擦を利用するので衛星兵器としては脆弱な面が見られる。

 基本的に軌道上を周回しており、軌道変更で大気圏内まで降りてくる事はあっても地上に降りる事はない。その為補給はマスドライバーから打ち上げられる単段シャトル(SSTO)で行い、燃料だけならば大気圏内での空中給油で行う場合もある。

 機体の下腹部に戦略レーザー(SLS)を装備しており、照準制度も航空機どころかミサイルを補足出来る程の高さを誇る。

 船体が白く、航空機としても優美なデザインから『白い鳥』とも呼ばれている。

 

 

 

 

 

F-15S/MTD、F/A-15S/MTD

 オーストラリア正規軍の主力戦闘機。ペットネームはイーグルプラス。

 オーストラリア独自となるF-15の派生機。空軍型のF-15S/MTDと海軍型のF/A-15S/MTDがあり、F/A-15S/MTDの方は艦載機となっている。

 元々はF-15は空軍型のみで、空母の艦載用にF-15をオーストラリアの国営企業であるオーストラリア・グランダー・インダストリー社(以下、O.G.I社と表記)が改修したのが始まり。そのため機体としてはF/A-15S/MTDの方が先にロールアウトした。

 通常のF-15よりも短距離での着陸が可能*1になった事から空軍からもオファーが入り、空軍機として不要な改修がオミットされたモノがF-15S/MTDとして空軍に配備された。

 ステルス性こそYF-23やアメリカのF-22やF-35に劣るが、装備の搭載量や多様さで勝る。

 外観こそF-15にカナード翼の追加と推力偏向パドルの変更程度だが、その中身は魔改造といえるレベルでの改修により文字通り別物の機体となっている。

 

 

 

 

XC-70 

 オーストリア国防空軍、並びにE.F社で運用されている高速輸送機。ペットネームはオリジナルであるヴァルキリーにちなんでシグルドリーヴァ(勝利を促す者)と名付けられた。

 元々は超音速戦略核爆撃機として開発されたXB-70だったが、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発等で存在意義を失っていた。しかしその速度に目を付けたE.F社の技術陣が輸送機としての運用計画を立ち上げ、アメリカから機体と設計図や関連データを引き取って再開発した。元々E.F社とオーストラリア空軍ではC-17が運用されていたが、PMCであるE.F社では迅速な作戦行動に合わせた輸送機が必要とされたという背景がある。

 輸送機としてリファインされたXC-70は高速輸送機の名に恥じぬスペックを持っており、最大積載重量はC-17の半分程度だが速度面では巡航速度マッハ1.9。最高速度に至ってはマッハ2.7という輸送機にあるまじき足の速さを誇るので緊急性の高い輸送任務で重宝されている。

 対ザイとの戦いが始まってからは多目的炸裂ミサイル(MPBM) のミサイルベッドとしての運用もされている。

 

 

 

 

 

オーストラリア&エルジア・ファーバンティ社

 

 当作品で最も作者の趣味によって技術進歩という名の改変を受けた国(笑)。

 アークバードや空母の保有(!)と原作とは(恐らく)かけ離れた軍事力と技術力を持っている。

 E.F社はSu-47やYF-23といった試作機や正規軍のコンペティションに負けた機体の設計図を買い上げ、自社製品として配備している。

 それを可能にしている背景に世界的に優れた技術力を誇るオーストラリア・グランダー・インダストリー(O.G.Iと略称)社の存在がある。その一端としてアメリカから購入したF-15を分解・研究してF-15S/MTDという独自の発展機を生産している。

 同社はアークバードの設計・開発にも大きく関わっている。

 

*1
本来F-15シリーズは着陸に約980m必要だがF-15S/MTDシリーズは460m近くまで短くなっている




S-32のペットネーム、орла(アルラー)については「薄墨色の鷲」と「肩の白い鷲」という二つが出てきたので個人的なイメージで前者を採用しました。

 

ちなみにですがミュベールとゲイザーは名前の後ろを反転させると作者が容姿のイメージにしているキャラ名が出てくるので興味のある方はどうぞ
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