俺の第2の人生は戦車道と言う競技のある世界でした   作:ふみみん

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戦闘描写なんて書けないから……(落胆)
もうなんかそこら辺は流し見て、どうぞ。


あ、初投稿です。


11・これが流星です!

《こちらライオン、敵車両射程内》

《スケアクロウ、同じく》

《ブリキマン、いけるよー》

《まずは数を減らす……砲撃開始!》

 

全車両が一斉に砲撃を開始する。

スケアクロウ、ブリキマンの2車両の砲撃は命中するが撃破判定とまではならなかった。

 

しかし、ドロシー、ライオンと呼ばれた戦車から放たれた砲弾は

的確にウィークポイントを打ち抜き白旗を上げさせていた。

 

《うわっ!やらかした!》

《撃破失敗だよー》

《スケアクロウとブリキマンは撃破出来なくてもいいから敵車両への必中を心がけて》

《スケアクロウI copy》

《ブリキマンあいこぴー》

《ライオンは私と一緒にペースを上げるYou copy?》

《I copy》

ファーストヒット貰ったのは上々だな。

 

「車長、砲(・)手(・)は(・)砲(・)手(・)で(・)敵(・)を(・)殲(・)滅(・)さ(・)せ(・)ま(・)す(・)。優先的な車両があれば言ってください」

こちらは、ドロシーの砲手……つまり母さんとの無線での連絡を報告する。

「あぁ、いくら動いても僕の精度に影響はしないので思いっきり振り回してもらって構いません」

「言うねぇ、ASE(エース)のドライバーにスカウトされてんだよ?アタシは」

「なら、その腕発揮して影響がまったくないような運転してくださいよー」

「いいねぇ、痺れるねぇ!了解した!そのオーダーに応えよう!」

《こちらライオン。ドロシー、敵車両殲滅を開始するYou copy?》

《I copy。それじゃあ天使とダンスよ!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだこれは、守矢君達はファーストヒットで2台も車両を落としていた。

「すっごいねお姉ちゃん!」

「この距離で……さすが照さんと守矢君だ」

あの距離、行進間射撃、更には対象も動いている状態で

的確にウィークポイントを叩き行動不能にさせる。

娘二人は、純粋に感心している様子ではあるが。

「まさに化け物ね……」

他2両のように当てるだけでもかなりの技量だと言えるが、

当たり前のようにその上を行く。

「む、一発外れたな」

「でもその後の砲撃で倒したよ!」

「フォローが的確だな、すぐさま2発目の砲撃とは」

今のを外(・)れ(・)た(・)と(・)思(・)う(・)の(・)で(・)あ(・)れ(・)ば(・)この子達にはまだ経験が足りてないと見える。

あれはあの位置に外(・)し(・)た(・)の(・)だ(・)ろ(・)う(・)。

外して逃がした先で必殺の一撃を叩き込む。

射角が足りない時に照さんがよくやる方法だ。

照さんに守矢君……日常的にこういった射撃も訓練しているのだろう。

とは言っても、一朝一夕であれはできまい。

さも当たり前のようにこなす二人が恐ろしい。

 

後の2両もたいした腕だ。

行動不能とまではいかないが確実に車両に当ててくる。

こちらの砲撃が当たらない様にあれだけ車両を振り回しておきながら

無駄打ちはほとんど見られない。

「……お母様、こちらの部隊の動きが何かおかしいです」

ほんの少し部隊の息が揃っていないのをまほは感じ取ったようだ。

「みほはわかるかしら?」

「ほんの少しだけど足並みが揃ってないような気がする……ほんの少しだけど」

「では何故そうなったのかしら?」

「あそこにいるわけじゃないから何とも言えないけど……焦ってる?感じがする」

「後は、各車両の車長がパニックを起こしかけているな」

半人前二人が揃えば一人前……ということかしら?

「まだ遠距離ともいえるこの距離でこちらの部隊は相手にどれだけの損害を与えてるかしら?」

「ほぼ、ゼロです。当たった弾の数を数えたほうが早いかと」

「それに引き換え相手は?」

「着実にこちらの戦力を削いでます」

「それに戦意はそれ以上に削いでるみたい」

戦力はある程度減らされてもこちらの優位は揺るがない。

問題はみほの指摘した戦意の方だ。

「仕様上勝っている戦車で相手と同じように砲撃しているにも関わらず、

相手の放った砲弾だけが確実に標的に着弾している。

何故相手は当てられるのか疑問を抱く、疑問を解決する間も相手は着実に迫る。

考えども考えども疑問が解決しないから疑問は焦りに変わる。

焦りが判断を鈍らせ深みに落ち、更に焦りを生む」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ!何だってんのよあの部隊は!!!」

こちらの戦車のほうが数も質も上だっていうのに!!

《た、隊長!こちらの砲撃当たりません!》

《エレファント行動不能!パンターもやられました!》

何も出来ない!何もさせてくれない!

 

圧倒的に技量は向こうが上!話(・)が(・)違(・)い(・)す(・)ぎ(・)ま(・)す(・)よ(・)!(・)西(・)住(・)師(・)範(・)!!

 

 

《このままじゃ当たる!散開して敵をかk……きゃぁぁぁ!!》

無線機の先からは轟音と悲鳴。

「広がろうとして大きく車両の方向を変えたら相手に弱点曝け出すようなものよ!」

《了、了解!》

15両あった車両がもう半分近く……!

「全車隊列を乱さないように通達!近づけばこっちのほうが有利よ!」

もう敵との距離もそう離れていない、近づきさえすればあの程度の台数なんて……。

すれ違いざまに撃破してやる!

《隊長!敵2車両ずつ左右に離れて……》

ここにきて分散?流石にこの陣形のど真ん中を突破しようとは思わないk……。

《敵2車両が先行して煙幕を展開!残り2車両が発見できません!》

「なんですって!!??」

 

 

 

 

 

 

 

 

《こちらスケアクロウ散布完了》

《ブリキマンおなじくー》

《ライオン、準備できてるよ》

《あの隊長車……部隊番号が削られてる……まぁいいや!綺羅星見せるよぉ!》

ドロシー……母さんの乗っている車両が敵を迂回するように大きく動く。

「照さんたちが動いたね、こっちも動くよ!守矢君!一発たりとも外すなよ!」

「あらほらさっさー!」

「ロックンロールだ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「お母様……これは……」

「始まったわね……」

戦場はいまや広範囲に煙幕が張られていて状況がよくわからなくなっている。

わかるのは戦車が2台がその周りを高速で旋回していることぐらいだ。

「あの2台が守矢君と照さんかなぁ?」

ここからどうやって残りの車両を撃破する気だ……?

そう思っているとⅣ号戦車が煙幕の中に砲撃を行い始めた。

「煙幕の中に?一体何を……」

砲撃が放たれるとすぐに砲弾が何かに当たる音がした。

「当てたのか!?あの煙幕の中の車両に!?」

続きざまに別の1台も砲撃、命中させていく。

「いつもと違ってあの中に味方車両がいないのだから

あの二人にとっては造作もないことでしょう。

照さん……自分のチームの車両が少ないから本気を出せてないわね」

「出せてない?お母さん、いつもと違うの?」

「本来ならもっと車両数が多いわ、煙幕の中に牽制と進路妨害用として

味方車両も突っ込ませてるの……それでももうこちらの車両はほとんど残ってないですけど」

「しかし煙幕の中の車両をこうも易々と……」

それも本来であれば味方の車両もいるのだ。

「照さんは一瞬でも見えれば判別して敵なら墜とせるって

豪語してますが、恐らく守矢君も……」

敵と味方の判断もその一瞬で出来るのか……化け物じゃないか。

「私には砲弾が一瞬だけ光を反射して見えるくらいだよ~」

「一瞬見える一本の閃光、それが相手には流星のように見えるの」

なるほど……それが流(・)星(・)か。

「でもお姉ちゃん、なんであの範囲から逃げようとしないのかな?」

「多分、指示が通らないんだ。今あの人たちが感じてるのは

先ほどの焦りが生んだ恐怖だ。その恐怖が思考を止めている」

だが、このままでは何も出来ずにただやられるだけだ。

「あ、動き出したよ!」

「煙幕の効果が薄くなって視界の開けた場所から一気に抜け出すつもりだな」

しかし、何故誰も追従しない?指示を出していない訳ではなかろう?

「何故誰もついていかないか不思議?」

お母様が心を読んだかのように声をかけてきた。

「あの子の車両だけが自分で考えて自分で行動してるからでしょう。

それに今から指示を出したとして他の車両はついていけないわよ。

完全にパニックを起こしてるでしょうから」

 

 

不意にお母様がさした方向はその車両の脱出先。

そしてその場所にすごい勢いで突っ込んでいく車両が一台。

 

「それに……相手がそうなるように心理的に追い込んでるのだから」

 

 

 

 

 

 

 

 

《こちらスケアクロウ狐が巣穴から飛び出すぞ》

《ドロシーはバックアップに入る、ライオン派(・)手(・)に(・)喰(・)ら(・)い(・)付(・)け(・)》

《I copy》

「車長!派手に行っていいっすよ!」

「聞いたね!ド派手に行こうじゃないか!」

出てくる場所がわかっているかのような軌道で戦車を駆る。

本来ならあの中にもうちの戦車を突っ込ませてさらに退路を限定するんだが……。

「この程度の相手なら外から追い立てるだけで余裕か」

そう呟いたのと同時に敵戦車……おそらく隊長格の女性が乗る車両が煙幕を突き抜けてくる。

こちらは出てきた瞬間を狙い側面に突撃する。

大きな衝撃と衝突音。

 

俺の照準(目)と砲身(鼻)の先には敵車両。

 

 

 

「Ⅳ号、お前に魂があるのなら……応えろ……ッ!」

 

 

遠慮も慈悲もない牙(砲弾)が敵に浴びせられる。

 

 

 

そこからはもう簡単だった。

指示を送れる人間が潰れてしまった敵部隊がこちらに対抗できるわけもなく……。

 

 

 

 

「西住側全車行動不能!荒谷側チームの勝利!!!」

 

 

 

その無線を聞いて方の力を抜く。

勝てたか……この勝敗で認めてくれるか逆恨みされるかは……神のみぞ知るってか。

「守矢君、顔が厳しいぞ」

「まぁ、こっからどう転ぶかなぁと思うとそれなりに考えますよ」

「それは追々ついてくるもんだ、今は勝利を喜んどきな」

「……それもそうっすね!」

俺がいくら考えたところでどうしよもないしな!

「それにこの後、あっちのボスと娘さんに流星一条みせるんでしょ?」

「あー、忘れてた……あんまし見せるもんでもない気がするんだけどなぁ」

戦術とも戦略ともいえない一か八かのギャンブルだし。

「とりあえず照さんと挨拶行ってきな」

「うぃーっす」

俺は咽喉マイクを外し戦車から降り母さんのところへ向かった。




かなり時間がかかりましたねぇ……。
それにしては内容が薄いですねぇ……。
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