「わーたーしーがー!」
「来っ」
「普通にドアから来た!!!」
ガラガラ!
「オールマイトだ!すげぇや本当に先生やってるんだな!」
「…画風違くないか?」
「鳥肌が……」
「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作る為様々な訓練を行う科目だ!早速だが今日はこれ!戦闘訓練!」
「戦闘訓練…!」
「そしてそいつに伴ってこちら!入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえた…戦闘服‼」
【おおお!!】
「着替えたら順次グラウンドベータにあつまるんだ!」
「格好から入るのってのも大切なことだぜ少年少女!自覚するのだ!今日から自分はヒーローなんだと!さあ!始めようか有精卵共!」
「ヒーローコスチューム俺そんな意味なくないか…」
なんの変哲もない鎧を着ており
「あんたの場合鎧ごと変わるからね…コスチュームに要望なんてないよね…」
「まあ…動きやすい鎧って書いたけど…耳郎の方は…音を増幅させるような感じか?」
「よくわかったね…」
「耳郎の個性はヒヤホンジャック…音に関することだから音を増幅させたりできるほうが強いと思ったからね」
「あんたってなにげ頭いいよね…」
「なにげってひどくない!」
「先生!ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか!」
「いいや!もう二歩先に踏み込む!屋内の対人戦闘さ!敵対時は主に屋外と見られるが統計で言えば屋内のほうが凶悪的出現率は高いんだ…監禁軟禁裏商売…このヒーロー飽和社会人に賢しい敵は屋内に潜む君たちにはこれから敵組とヒーロー組に別れて2対2の屋内戦を行ってもらう」
「……屋内戦の対人か…剣は刃がないの
使わないとな…」
「そんなのあるの?」
「そりゃあロボットとかならいいけど人に本当の剣を使うわけにはいかないだろ?だから対人用に刃がない剣もストックしてあるんだよ」
「へーあんたも色々考えてるんだ…」
「基礎訓練もなしに?」
「その基礎を知るための実践さ!ただし今度はぶっこわせばオッケーなロボじゃないのがミソだ!」
「勝敗システムはどうなりますの?」
「ぶっ飛ばしてもいいんスか」
「また相沢先生みたいな除籍とかあるんですか…?」
「分れるとはどのように分かれればよろしいのですか!」
「このマントやばくない?」
「青山は質問じゃないだろ…」
「んんんー聖徳太子!いいかい!?状況設定は敵がアジトに核兵器を隠していてヒーローはそれを処理しようとしている!」
【設定アメリカンだな!!】
「ヒーローは制限時間内に敵を捕まえるか核兵器を回収すること敵は制限時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえること」
「まあ…中がいいやつと組んでも訓練にならないしな」
「いいよ!早くやろ!」
「……あっ…余った…」
「ぷっ…どんまい…」
「村雨少年はあとで誰かと組んでもらうから安心して!」
「うっす」
「さて最初の対戦相手はこいつらだ!AコンビがヒーローDチームが敵だ!」
「いきなり緑谷…爆豪と対決か」
「敵チームは先に入ってセッティングを!五分後にヒーローチームが潜入でスタートする、他のみんなはモニターで観察するぞ!」
「そしたらモニター室いくか」
「そうだね」
結果から言うと緑谷が床を壊し、麗日が支柱をバットのように使い緑谷が破壊した床の瓦礫を打って飯田に攻撃し、目をくらましたあと核兵器にタッチするという訓練だかできた手を使い反則のような手を使ったためMVPは設定に忠実だった飯田ということになった
「さて!最後は村雨少年!ペアを決めたあと対戦相手を決めまえ」
「…んー俺の力をカバーできるようにペアは耳郎で…相手はどうするか…八百万とかでいいか…純粋だ対決じゃあないし…」
「ウチなの!?疲れてるんだけど」
「はは…あとで飲み物おごるから」
「その言葉忘れないでよ…」
「八百万と峰田もいいか?」
「大丈夫ですわ」
「オイラもいいぞ」
「よし!そしたら敵チームはCチーム!ヒーローチームはKチームってことで!」
「そしたらスタート!」
「まず八百万たちがどこにいるかわかるか?耳郎」
「ちょっとまって……四階にいるね…さっきの訓練と同じで罠も仕掛けてるぽい…」
「……たしか八百万の個性が創造で峰田がもぎもぎ?だったか?」
「どうするの?」
「…峰田のもぎもぎはくっついたら離れないから触らないようにして…八百万はなにを作ってるかわからないからな……とりあえず真下までいくか…」
「うん、わかった」
「ここか真下って」
「うん、ここの上に兵器と二人がいるね…」
「耳郎ってここの床破壊できるか?兵器が落ちるくらいのあな」
「…一応壊せるけど何する気?」
「よし…じゃあどうするか説明するぞ?」
バン!
「!?真正面から!?」
「あぶなっ…峰田もぎもぎ触るとこだった」
「おりゃおりゃ!」
ポイポイポイポイ
「換装飛翔の鎧…そんなの当たんなきゃいいんだろ!」
「これはどうですか!?」
ドーン
「大砲!?そんなのも作れんのか!でも」
シュッパ…ドカーン
「そんなもんで倒せるほど軟じゃあねぇよ!……ほらいくぞ!」
ドン!
「……ですがこれならどうですか?」
「……んな!?こんなとこに罠はきなかったのに…」
「……さっきの爆風の中で作りましたわ……一人で特攻するとは私達の力を見誤りすぎじゃないですか?」
「これであと一人捕まえればオイラたちの勝ちだな!」
「………見誤ってたわけじゃねぇぞ?八百万と峰田の個性は戦闘向きってわけじゃあない…そしたら戦闘向けの個性をもった俺が来たときにすることってなんだ?」
「……なにが言いたいんですの?」
「答えは拘束…だからこそ注意を一番引けるであろう俺が真正面からきた…」
「……まさか!?兵器の床を!?」
ガッゴォォォ
「はい、タッチっと」
「ヒーローチームWin!」
「ナイス!耳郎!」
「たくっ…人使いが荒い!」
「ははは…わりぃ」
「見誤ってたのは私のほう…」
「まあ、お前らが少しでも気を緩めるように罠に引っかかったんだしな…人ってなにかが成功したときとかが一番気が緩む…それを狙ったんだよ」
「……てことは罠にも気づいた上であえて特攻して引っかかったということですか…」
「さて!この試合のMVPがわかる人いるかな?」
「はい!村雨君かと思います!彼はペアの個性を把握した上で作戦を練り、敵の策にあえて乗ることで兵器を獲得する隙を生んだので村雨君かと!」
「ほとんど正解だ!耳郎少女も村雨少年としっかり
連携がとれていてよかったぞ!八百万少女と峰田少年は村雨少年が罠に引っかかったとわかった時点で少し油断してしまったのが今回の反省点だ!」
「はい…」
「クッソぉ!イケメンに勝ったと思ったのに!」
「紅お前すげぇな!個性つよいだけじゃあなくて頭もいいとか!」
「あれはほぼ耳郎だからできたことだし、耳郎いなきゃ普通に制圧するしかなかったよ…ペアが耳郎じゃあなきゃできなかった作戦だしな」
「そんなに言われると照れるんだけど……ウチも村雨の作戦を聞いて実行しただけだし…本当頼りになったよ、上鳴と違って」
「わざわざそういうこと言う?!辛辣過ぎやしませんか耳郎さん!」
「だってあんたとペア組んだときそこまで役に立たなかったし」
「はは…まあ、上鳴の個性じゃ味方巻き込むから屋内とかじゃあんま派手にできないしな」
「そうなんだよ!」
「男なんだからしっかりしてよ」
「村雨ー!耳郎がいじめるよー!」
「まあまあ…これから色々学ぶんだし…」
「さてさて!おつかれさん!!緑谷少年以外は大きな怪我もなし!しかし真摯に取り組んだ!初めての訓練にしちゃみんな上出来だったぜ!」
「…相沢先生のあとでこんな真っ当な授業…なんか拍子抜けというか…」
「真っ当な授業もまた私達の自由さ!それじゃあ私は緑谷少年に講評を聞かせねば!着替えて教室にお戻り!」
「切島、上鳴戻ろうぜー」
「ああ!」
「だな!」
「ちょっとまって…村雨忘れてないよね飲み物奢るってこと」
「…わすれてないよ…?」
「……忘れてたでしょ…約束守ってよね」
「わかってるよ…あー二人先戻っといて耳郎に飲み物買うから」
「わかった先戻っとくわ」
「あとでな」
「それで耳郎なに飲むの」
「んーココア」
「……かわいいの飲むな…」
「…んなっ!いいでしょ!」
顔を赤くしながらイヤホンジャックをペチペチとしてきて
「痛いっ!」
「うっさい!からかってきたあんたが悪い!」
「からかったわけじゃあないんだけど…っと時間やべぇ!ほい!先戻るわ!耳郎も早く戻れよ」
「おっ緑谷帰ってきた」
「おお!緑谷きた!おつかれ!いや何喋ってっわかんなかったけどアツかったぜおめー」
「よく避けたよー」
「一戦目であんなのやられたら俺らも力入っちまったぜ」
「へ!?」
「俺切島鋭児郎、今みんなで訓練の反省会してたんだ!」
「私芦戸三奈!よく避けたよー!」
「蛙吹梅雨よ、梅雨ちゃんと呼んで」
「俺砂藤!」
「わわ…」
「緑谷怪我してんだからそんな詰めよんなよ」
「騒々しい…」
「常闇もそんなこというなって」
「麗日今度飯行かね?何好きなん?」
「…おもち」
「上鳴はナンパすんな…てか麗日の好きなものおもちって」
「机は腰掛けるものじゃあないぞ!今すぐやめよう!」
「ブレないな飯田くん!」
「爆豪は帰ったのか…まあこういうのに参加しなさそうだしな…緑谷は参加するだろ?」
「…うん、でもすこしかっちゃんと話してくるから!」
「はいよ、そしたらさっきの続きしようぜ」
こうして最初のヒーロー訓練は無事に終わった…だが数日後に俺達は本物の賢しい敵の恐怖をたいけんすることになる…
オリジナルで話作るの難しい…できるぎり耳郎と絡ませたけどやっぱり難しいなぁ…