夜天に輝く二つの光   作:栢人

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第二話 ヴォルケンリッター

 

 

「うっ……!」

「んっ……!」

 体から何かが抜け出る感覚に声が漏れる。

 一際眩い光は紫の光を発する本からではなく、もっと近いところから発せられていた。颯輔とはやて、二人の胸のあたりから出現した発光体である。

 おかしな表現ではあるが、颯輔の胸から現れた発光体は黒い光を発しており、対してはやてから現れた発光体は真逆の白い光を発していた。

 二つの発光体はふよふよと宙を昇り、本の高さにまで達したところで爆発するように光り輝いた。

 固く閉じた瞼越しに光が収まったのを感じると、颯輔は目を開いて逸らしていた顔を元に戻した。

 見れば、二つの発光体の輝きは落ち着いている。ちかちかと明滅する発光体は滑るように移動し、一つに溶け合って紫の発光体になった。

 しかし、それとは別の光源を感じ、また、この場には二つしかないはずの生き物の気配まで感じる。

「――っ!?」

 視線を落とし、驚愕する。

 そこには、先ほどまで影すらなかったはずの四人の人間がいたのだから。

 紫の光を発しながら回転する、中心に本と同じ十字架を据えた六芒星。その上に、片膝をつけて頭を垂れている四人の男女。いずれも黒い薄着を身に纏っている。うち、ただ一人だけの大男は、どういう構造になっているのか本来耳があるはずの位置に、明らかに人間のものではない耳がついていた。有体に言えば、獣耳である。

 現実には起こりえない異常事態の中で颯輔の思考は停止し、視線はその獣耳に釘付けになっていた。

「闇の書の起動、確認しました」

 思考停止している颯輔を余所に、桃色の長髪をポニーテールに結わえた女性が凛とした声を発した。

「我ら、闇の書の蒐集を行い、主を守る守護騎士にございます」

 続いたのは、いつの間にか例の本を小脇に抱えていた、金髪をボブヘアーにした女性。

「夜天の主の下に集いし雲」

「ヴォルケンリッター。何なりと命令を」

 獣耳の大男と、赤毛を三つ編みおさげにした少女がそう締めくくった。

「…………」

 停止していた思考が徐々に動き出す。

 いったい何が起こっているのか。目の前で巻き起こった現実ではありえない光景にただただそう思う。

 きっと夢を見ているのだ。そうに違いない。ベッドに入り、はやてと話をしている間にいつの間にか眠ってしまったのだろう。

 そんなことを考えていると、黙ったままのこちらを不思議に思ったのか、不意に赤毛の少女が顔を上げた。

 サファイアのような青い瞳と視線が交差すると、少女は弾かれたように慌てて顔を下げる。畏まった物言いをしていたはずだが、その仕草は見た目相応に子供らしい。よくよく観察すれば、はやてよりも幼く見える。そんな年頃の少女が守護騎士などと似合わない名乗りを上げたのだから、何とも不思議な夢である。我ながらおかしな感性だ。

「うきゅぅ……」

「はっ、はやてっ?」

 腕の中で重みを増した妹に目を向ける。見れば、はやては目を回して気絶していた。

 完全に体から力が抜けており、さして重くもないその全体重を颯輔に預けている。その重みに、ようやくこれが夢でもなんでもない現実の出来事なのだと実感した。

「……意識を失っているようです。よろしければ、治療を施しますが」

 膝をついていたはずの一人、金髪の女性が事務的な口調でそう告げた。立ち上がり、こちらに近づいてくる。

 そっと伸ばされる白魚のように白く細い手を――

「触るなっ!」

 反射的に、怒声とともに弾いていた。

「も、申し訳ございません。差し出がましい真似を致しました。身の程をわきまえぬ無礼、どうかお許しください」

 今度は怯えのような色を含んだ声に、颯輔は自分が何をしたのかを唐突に理解し、鋭くなってしまったであろう目つきを意図的に元に戻した。

(何をやってるんだ。正体はわからないけど、あの人は好意から申し出てくれただけだろうに)

 溜息をついて理不尽な怒りを吐き出し、そのまま深呼吸をして気分を落ち着ける。頬を張り、強張る体に喝を入れた。

「……あの、すみませんでした。気にしないでください。良ければ、詳しい話を聞かせてもらえますか?」

 はやては気絶しているし、元よりこの家には頼りになる大人などいやしない。ならば、自分がこの事態に対処しなければならないだろう。

 何が起こっているのかはさっぱりわからないが、彼女達は主を守る守護騎士と言っていた。その言葉を信じるとすれば、害意はないはずである。幸い言葉も通じるようだし、話くらいはできるだろう。

「はっ」

 四人のまとめ役なのか、ポニーテールの女性が返事をする。

 颯輔は気絶したままのはやてをベッドに寝かせ、四人をリビングへと促した。

 すっかり温くなってしまったコーヒーを口に含み、乾いた喉を潤す。

 突如として現れた四人に話を聞くこと小一時間。信じられるかどうかは別問題として、颯輔は大まかな全体像を何とかつかんでいた。

 まず、あのハードカバーの本は闇の書というらしく、普通の本ではなく魔導書だということ。魔導師が持つ魔力の源、リンカーコアを蒐集し、全666ページを埋めることで、闇の書の持ち主、すなわち主は膨大な力を手に入れられるそうだ。

 そして、彼女たち四人――正確には三人と一匹、いや、四体と数えるべきかもしれない――は闇の書とその主を守るために生み出された魔法生命体。早い話が、プログラムが人の形を取った姿らしい。主の代わりに闇の書のページを蒐集するそうだ。

 ポニーテールの女性が将である『剣の騎士』シグナム。ボブヘアーの女性が参謀である『湖の騎士』シャマル。三つ編みおさげの少女が『鉄槌の騎士』ヴィータで、獣耳の大男が『盾の守護獣』ザフィーラである。

 魔法、魔導書、魔導師、魔法生命体とツッコミどころは多々あるが、口を使わずに頭に直接話しかけられたり、目の前で大男が大型の狼の姿になったりすれば、それらの疑問は飲み込まざるを得ない。非現実的だと切って捨てるのは容易いが、そうするにはあまりにも非現実的なことを現実として見せられすぎていた。

「はぁ…………」

 眉間を揉み解しながら、大きな溜息を疲れたように吐き出す。いや、疲れたようにではなく、実際に疲れていた。

 話し合いの前段階として苦労させられたのは、彼女達の態度だ。主と同じ視線に立つなど畏れ多いことです。そう言って床に片膝を着き、ソファにも座ろうとしなかったのだ。

 これは、困る。颯輔は一介の男子高校生であって、当然、誰かを従えるような経験をしたことはない。それが突然主として持ち上げられても、話し難いことこの上ない。

 ついでに言えば、彼女達の服装も問題だった。

 ヴィータとザフィーラは除くとして、シグナムとシャマルの服装は不味い。季節的には無理があるとは言わないが、彼女達の服装はインナーのように体にフィットするタイプの黒い薄着だ。それも、丈の短いワンピースタイプ。街中ですれ違えば誰もが振り向くような美人で、女性として理想的なスタイルをしている彼女達が片膝を着き、それを上から見下ろす形となるのは、健全な男子高校生には少々刺激が強すぎた。

 ヴィータも不味いと言えば不味いのだが、正直に言ってしまえば、少女の裸などはやてので見慣れている。特殊な性癖の持ち主ではない颯輔には、何ら影響を与えない。ヴィータには失礼かもしれないが。

 そんな理由があって、早速とばかりに主権限を発動し、四人には対面のソファに座ってもらったのだ。

 6月とはいえ夜は冷えるからと言って、膝掛けも渡したために視界の安全は多少はクリアされた。話は長くなるだろうからと渡したコーヒーは、遠慮しているのかそれとも口に合わないのか、あまり手は付けられなかったが。

 ただ、ヴィータは例外のようで、ホットミルクが満たされたマグカップを両手で持ち、ちびちびと飲んでいた。

 話を整理しよう。

 大前提として、文明が栄えているのは地球だけではないということ。世界は次元の海に広がっており、地球はその海に浮かぶ一つの島にすぎないそうだ。他の島には地球よりも文明が栄えて技術が発展している世界もあり、魔法もその技術の一つらしい。

 『進みすぎた科学は魔法と区別がつかない』とは誰の言葉だったか、その表現が正鵠を射ているということだ。闇の書は、その魔法技術で生み出されたものである。

 闇の書が破壊されると、魔法の知識の有無にかかわらず、新たに主の資質を持つ者の下へと転移するらしい。

 そして、颯輔は新たに闇の書の主として選ばれた。それに、はやても。これは、主と守護騎士の間に構成される精神リンクが繋がっているため間違いないらしい。

 一度に二人の人間が主になることなど今までに一度もなかったそうだが、参謀役であるシャマルの考察では、二人共に主となる適正があったのだろうとのこと。今まで颯輔の手元にあったのに起動しなかったのは、はやても主として登録されており、その成長を待っていたからだと思われるそうだ。

 まず考え付いたことは、闇の書の主を辞めること。

 主を辞めてしまえば、魔法の存在などは忘れて元の生活に戻れる。はやては、夢でも見たのだろうと誤魔化せばいいだろう。

 だがしかし、主を辞めることはできないらしい。正確には、生きているうちに辞めることは、だが。

 闇の書が新たに主を選出するのは、前の主がいなくなったとき。すなわち、前の主が死んでしまったときだけだそうだ。

 なら本を壊したらどうなるかのか、と訊いてみたが、起動した闇の書と主の間にはパスが繋がっており、闇の書を破壊すれば主も死んでしまうそうだ。

 まさに一蓮托生。最初から最後まで拒否権がないとは、何とも傍若無人な魔導書である。

「ご自身の状況は理解されましたか? 命令があれば、我らヴォルケンリッターは今すぐにでも蒐集を開始致します」

 困惑の色が薄くなった強い瞳で、将であるシグナムに問われる。

 闇の書の主を辞めることができない以上、問題はまさにそれなのだ。蒐集をするか、しないか。大きな力を手に入れるか、入れないか。

 家庭環境の所為か、自分の精神が周りの人間よりも大人びている自覚はある。

 だが、颯輔は決して聖人君子などではなく、欲のある人間だ。何でも思い通りにできる力があるのならば、それを扱えるに越したことはないとも思う。叶えたい願いの一つや二つ、いや、数え上げればキリがないほどにある。

 しかし、どうしても欲しいかと問われれば、答えは否である。

 現実問題にフィクションの観点から考えるのはよろしくないが、そう言った旨い話には必ず裏がある。煽てられるがままに絶対者として振る舞えば、手痛いしっぺ返しが待っているだろう。今まで読んできた似たような題材の小説には、大抵そのようなオチがついていた。

 だから、ここは慎重に考えなければならない。聞かされた内容を思い返し、疑問点を洗い出す。

「……今の状況はなんとなくわかった。だけど、もう少しだけ俺の質問に答えてほしい」

「何なりと」

「俺の知る限り、地球には魔法文明なんてものはない。魔法という概念はあっても、それはお前たちが言う魔法とは別物だと思う。俺とはやてのように魔力がある人間だって、突然変異みたいなものなんだろ? なら、お前たちはどこでそのリンカーコアとやらを蒐集してくるんだ?」

 主が僕に畏まらないでください、と注意されて直した口調で問いかける。

 リンカーコアの蒐集。その対象が他人である以上、それには何らかの交渉が必要になるだろう。言葉にしろ、行動にしろ。そして、彼女達は『騎士』と名乗った。それが意味するところは……。

 質問に答えたのはシグナムではなく、四人の中では最も表情豊かなシャマルだった。

「私達は単体での次元移動――転移魔法が使えます。蒐集は、この世界ではなく魔導師のいる世界で行います。もちろん、主に害が及ばないように、蒐集対象には口封じを施しますから安心してください」

 こちらの不安を拭い去ろうとしたのか、安心させるような笑みを浮かべながら言われる。だが、笑顔でそんなことを言えること自体が、颯輔には異常にしか思えなかった。

 口封じ。それが必要ということは、つまり、そうしなければならない方法で蒐集を行うということ。そして、口を開く先はおそらく、この世界でいう警察のような機関。

 世界が無数にあることを把握しており、単体でその世界を行き来する方法があるのだ。次元世界の治安を維持する機関があっても不思議ではないだろう。

「口封じって……?」

「バラさないようにぶっ殺すっつーことです」

「……!」

 悪い方向へと行く思考を吐き出すように呟いた言葉に返したのは、はやてよりも小さな少女、ヴィータだった。

 ぶっ殺す。現代のやんちゃな子供なら、使ってもおかしくはない言葉。もしはやてがそんな言葉を使ったら、そんな言葉は使ってはいけないと厳しく叱るであろう汚い言葉だ。その言葉を、小学生になり立てのような子供であるヴィータが使ったのだ。それも、なんら罪の意識を感じていない表情で。

 ザフィーラは口下手なようで、不要な発言はせまいと顔を伏せたまま。シグナムとシャマルは、ヴィータの物言いに僅かに顔をしかめていた。しかし、その発言を忌避しているというよりは、主の前で乱暴な言葉を使うな、と窘めているかのよう。

 事実、シグナムとシャマルは叱るような視線をヴィータに送り、ヴィータはそれを受けて不機嫌そうに顔を逸らしていた。おそらく、思念通話でもしていたのだろう。何となくだが、そうだとわかる。

(つまり、闇の書っていうのは、そういう類のものなのか……)

 魔導書の名前から、ある程度予測していた可能性。

 恐ろしく怖い暗がり。

 邪で悪しきモノ。

 心をざわつかせる夜。

 光の正反対に位置する、闇。

 見た目は人間にしか見えないが、正確に表現すれば、守護騎士達はプログラム。そこに善悪の区別はないのかもしれない。

 だが、人間であってもその思想や常識がまったく同じとは限らない。次元世界には無数の世界があるのだという。その中には、殺人に対して忌避を感じない人間がいるのかもしれない。ごく一部ではあろうが、地球にだってそういった人間は存在するのだろう。

 しかし、颯輔はそういったことを忌避するこの世界では真っ当な人間のつもりだ。誰かを犠牲にして得る力には嫌悪感を覚える。

 はっきり言って、とても自分の手には負えない。闇の書の主なんて、今すぐにでも辞めて逃げ出してしまいたい。

 寒気を感じる体を抱くようにして腕を組み、別の可能性を探した。

「……蒐集はするなって言ったら、しないのか?」

「はあ……? そう命じるのなら、我々は従うだけですが……」

 ダメ元だったが、どうやらそれはそれでアリらしい。

 よくよく思い返してみれば、彼女達は自分達を主の僕と称していた。それも、何の見返りも求めない、だ。健全な男子高校生としては思うところがないでもないが、主の命令は絶対なのだという。

「なら、その……本の中に戻ることとか、できる?」

「申し訳ございません。一度守護騎士プログラムが起動した場合、闇の書を完成させて主が真の主とならなければ、プログラムを停止させることはできないのです」

「真の主?」

「はい。完成すれば絶大な力を誇る闇の書ですが、それまでは蒐集ページ数に応じた不完全な力しか行使できません。闇の書の主は、闇の書の完成と共に真の主へと目覚めるのです」

「今はまだ仮契約ってことか……」

「申し訳ございません……」

「いや、責めてるわけじゃないけどさ」

 どうやら見なかったことにもできないらしい。かと言って、主を辞めることができない以上、どこかに行ってしまえというのもなしだろう。そもそも、罪悪感でそんな命令はできない。

 ならば、選択肢は一つしかない。

 蒐集はさせずに、この家に住まわせる。

 二階は使っていない部屋ばかりだし、家具もまだ処分はしていない。颯輔とはやての保護者で遺産の管理も任せている叔父の友人からは、二人で使うには多すぎるくらいの、むしろ六人で使うのが丁度いいほどの生活費をもらっている。衣食住はなんとかなるだろう。

 未だ兄にべったりとはいえ、はやても大きくなってきており、そろそろ同性のお世話役が必要だと思っていたところだった。事情を知っている美由希や病院の先生でさえ、風呂もベッドも一緒だと言ったら少し白い目で見られたことを思い出す。

 やはり、丁度いい機会かもしれない。

 守護騎士達の人間性には多少危ういところが見られるが、彼女達は良くも悪くも主に忠実だ。主に弓引くことはおそらくないだろうし、この世界の常識も教えればいい。それで大丈夫なはずである。

 はやてには事情を話せば受け入れてくれるだろうし、一人の時間が減るのだから喜んでくれるだろう。近所の人には、親戚が訪ねてきたとでも言えばいい。仕事が忙しいらしく、ここ二、三年は姿を見せていない放任主義な保護者には、適当に話をつければいいはずだ。

 残る問題は戸籍や税金などの法律的なところだが、一介の高校生にすぎない自分にはいい案が浮かんでこない。犬猫を拾ってきたわけではあるまいし――ザフィーラは狼が本来の姿らしいが――有耶無耶にはできないだろう。そのあたりは詳しく調べて、何か手を打たなければならない。

「はぁぁぁ………………」

 時刻はもうすぐ午前2時を回る。

 この先のことを考えると多大な苦労が待っていることが目に見えて分かり、盛大な溜息が漏れた。

「あ、主……?」

 その溜息を何か悪い方向に捉えたのか、凛としていたはずのシグナムが、こちらの様子を窺うような視線を向けてきた。

 シャマルは目に見えておろおろとしているし、ヴィータはちらちらと視線を飛ばし、それがかち合うと慌てて目を逸らしている。一見すると落ち着いているように見えるザフィーラでさえ、獣耳がピクピクと忙しなく動いていた。

(何だ、人間らしいところもあるじゃないか)

 その様子に、思わず笑みが零れる。

 もしかしたら、前の主からは酷い扱いを受けていたのかもしれない。完全に信用したわけではないが、ならば、せめて自分は優しく接するように心掛るとしよう。物足りないかもしれないが、守護騎士達には大切な家族を守ってもらおうではないか。

 少なくなく感じていた恐怖は心の奥へと引っ込んでいき、いつしか小さなものへと変化していた。

「蒐集はしなくてもいい。というか、しないでくれ。大層な力を手に入れたって、その責任には耐えられそうもない。だからまあ、今回は長い休暇だと思っていいから。少しは手伝いをしてもらう気でいるけど、ガチガチに行動を制限するつもりもないし。もちろん、危ないことや悪いことはさせないけどね」

「「「「………………」」」」

 四人の呆ける顔は、とてもプログラムには見えない。感情のある、立派な人間だ。

 すっかり冷めてしまったコーヒーを飲み干して立ち上がる。

 まずは、二階の寝室を使えるようにしなければならない。颯輔は、明日の起床時間を少し遅めに設定することにした。

 

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