Monster Hunter Delusion【更新停止】   作:ヤトラ

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 今回のテーマは「銀色のラージャン」です。別名「松岡ラージャン」とかなんとか(笑)
 pixivでのブックマークがドンドンと増えてます。最新話目当ての方とかでしょうか?(苦笑)

 11/6:文章修正及び段落追加


part6:「銀獅子の生態」

―銀獅子ラージャン変異種の目撃情報まとめ―

 

 

―目撃例その1

 

 

 ポッケ村のとある初心者ハンターが雪山にて銀色のラージャンを発見。これが初の目撃例である。

 そのハンターはラージャンもドドブランゴも知らなかったので、最初はドドブランゴだと思っていたらしい。

 幸いにもこちらを発見しても襲う気はなく、むしろハンターを無視してどこかへ行ってしまったとのこと。

 この目撃情報をギルドに報告。容姿の説明やハンターのイラストからみて、ラージャンだと判明。

 しかし、身体の色は白銀だったというので「そんなラージャンいるか」とギルドは存在を認めなかった。

 

 

 

―目撃例その2

 

 

 銀色のラージャンを目撃したハンターが力を付けた頃、再び銀色のラージャンに目撃。

 手持ちの書物と照らし合わせた結果、やはりラージャンだと確定。当初の通り、体毛は銀色だったという。

 ハンターが無謀にも戦いを挑むが、ラージャンは相手にするどころか、攻撃しようにも突き飛ばされて終わらせた。

 ハンターが破れかぶれの突進を繰り出すが、ラージャンはハンターを両手で掴み、投げ飛ばして終わった。

 

 ハンターは気絶していたらしく、それを気球の古龍観測隊が発見。保護した際、彼らも銀色のラージャンを目撃した。

 そこで本部へ連絡を取り、ギルドはラージャンの討伐を依頼する。

 

 

 

―目撃例その3

 

 

 別のハンターが偶然にも銀色のラージャンを発見。気づかれていないようなので後を追い、観測。

 銀色のラージャンは、氷の壁に拳をぶつける、坂道で雪玉を転がして巨大雪玉を作る、ポポを持ち上げてスクワットをするなど奇怪な行動をしたという。

 その姿はまるで修行しているかのようにも見えたと、銀色のラージャンを観測したハンターは告げる。

 

 

 

―目撃例その4

 

 

 とある男性が、雪見草を取っていた時にドスファンゴに襲われた所を銀色のラージャンに助けられたと村長に報告。

 男性によると、自分を助けたというよりは、ドスファンゴの突進を受け止めて鍛えているようにも見えたとも告げていた。

 

 

 

―目撃例その5

 

 

 つい先日までドドブランゴの群れを目撃していたが、本日そのドドブランゴの死体を発見。

 至る箇所に火傷のような痕があることや、壁や地面に拳の跡が残っている所を見て、銀色のラージャンの仕業だと断定。

 

 近辺に銀色のラージャンが作ったと思われる巨大な雪だるま(顔無し)があり、これを祀ろうかと考えているという。

 

 

 

 

 その後も、雪山付近に住む村人やハンター達の間で目撃例が多発している。

 いずれも鍛えているような行動を取っていた所から、一部では「鍛錬する武人」と呼ばれている。

 

 

 

 

 

―目撃例その12

 

 

 ラージャン討伐の依頼を受注した4人のベテランハンターがポッケ村に到着。捜索に当たる。

 しかしハンター達は道中にティガレックスに遭遇してしまい、戦闘に入ろうとした直後、銀色のラージャンが乱入。

 銀色のラージャンはハンター達ではなくティガレックスに襲い掛かり、両者が激しく争い始めた。

 動きはラージャンと酷似していたが、ハンター達が割り込む隙がないほどに激しい戦いだったらしい。

 また、しばらく戦闘を続けていると銀色のラージャンが赤く変色し、雪や氷を溶かす程の高温を発したという。

 拳をぶつけるだけでティガレックスは皮膚に火傷を負い、口から高温のブレスを吐き出して焼き殺したとの報告も受けている。

 殺したティガレックスを持ち抱えて立ち去る所へ1人のハンターが突撃するも、赤く発熱したままのラージャンに近づいただけで燃えてしまったらしい。

 ハンター達は無事に助かったものの、全治一ヶ月の火傷を負い、クエスト失敗の報告を次げた。

 

 

 

―目撃例その13

 

 クエスト失敗の報告と銀色のラージャンの観測結果を受けたギルド本部はG級ハンターを出撃させることを決定。

 また、この赤く発熱するラージャンを変異種と確定し、別名を「銀獅子(ぎんしし)」と命名する。

 

 後日、G級ハンターが雪山に入って捜索していると、銀色のラージャンこと銀獅子を発見。

 この時、銀獅子は、ハンターのG級装備を見るなり、感極まったかのように雄たけびをあげたという。

 その後、意気揚々と銀獅子は戦闘を挑み始める。G級ハンターはこれに応戦。激戦だったという。

 また、このラージャンはどうやら戦闘を続けるなどして体を動かし続けると、体温が異常に上昇して赤く発熱することが判明。

 この状態で一撃を受けると炎属性やられになる上に、下手に赤くなった銀獅子近づくとマグマに足を踏み入れたような火傷ダメージを負ったという。

 また口からブレスのように息を噴出すだけで高熱のブレスとなり、これに当たるとダメージを受けるだけでなく火属性やられになる。

 しばらくすると雪山の気温によって冷やされ元に戻るが、興奮状態に陥るとまた発熱し動きが早くなるらしい。

 

 激戦の末、G級ハンターは深手を負って気を失おうとしていた所で、銀獅子が逃亡。

 G級ハンター曰く「戦いそのものを好んでいるような奴だった」とのことで、危機感が薄かったという。

 これをギルド本部に報告した所、銀獅子の存在と能力を知り、さらなる研究が必要だと発表。

 今後は銀獅子の目撃情報や観測結果を多く集める活動が増えると予想される。

 

 

 

 

 

 

 

―目撃情報そのXX

 

 雪山へ入ってしまった子供がポッケ村に帰宅。擦り傷程度の傷を負っていた。

 

 

 

 その子供は「おっきな銀色の人影が鋼龍をぶん殴っていたよ!」と言っていたという。

 

 

 

 報告を受けたギルドは銀獅子の撃退を依頼。報告を待つ。

 

 

 

 

 

―完―




詳しい情報が無いため、素材の剝ぎ取り・装備品情報提供不可(滅)

そんなわけで、白銀のラージャンこと銀獅子です。どうだったでしょうか?
これもほとんどがwikiとユーチューブで調べた情報です。すみません(汗)

 きっと大型モンスターは幼少の頃から強くなる為にいろんなことをしているんだなぁと思っています。
 ラージャンの場合、この変異種のように鍛えたりしていないかなーと思い、書いてみました。
強者を見れば興奮して争いを仕掛けるタイプのモンスターです。
 モンスターらしくない奴だなぁ……オニムシャだってそうだわな(笑)

 体が発熱するのは、人間が運動したら体温が上がる、みたいな仕組みです。
 え?そんなの納得できない?松岡修造がラージャンになったと思ってください(滅

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