「やべぇよ…やべぇよ…」
部屋に備えてあるシャワールーム内で、星は顔を青くしながら白濁液まみれになった彼女の身体を洗う。
獣と化した彼は、傍目から見ても『極上の獲物』の彼女を我慢できるはずもなく、文字通り蹂躙しつくしてしまったのだ。
そして、『弾』を撃ち尽くし正気に戻った彼は、彼女の姿を見て自らの罪の重さを自覚した。
「俺はなんてことを……(懺悔)」
彼女の球のような肌が傷つかないよう、手洗いでしつこい位丁寧に全身を洗い、『中』に打ち込まれた楔を指で掻き出す。
まるで妊婦のように膨れ上がった腹も、彼が必死に搔き出したお陰で元の形に戻っている。
身体に纏わりついていた白濁液と流れ出た鮮血は、ボディーソープとともに排水溝へと流れていった。
洗う際に彼女の性感帯であろう場所にも触れてしまい、その度に彼女の口から甘い声が漏れるのだが、それは不可抗力というものだろう。
「……」
シャワーで火照った身体と安らかな寝息を立てている穏やかな寝顔。
そんな彼女をバスタオルで優しく拭いているうちに、『弾』が急速に生産され、その都度眠りについたはずの獣が暴れ始めるのを感じた。
「いかん…いかん! 危ない危ない…(KZY)」
ガンッと頭を壁に叩きつけ、目覚め始めた欲望を鎮めた。
流石にこれ以上彼女を穢すわけにもいかないし,続けていたら部活に行ったという同居人に目撃される可能性もある。
そうしたら、間違いなく居づらくなるし、退学になってもおかしくないだろう……
ただ、イギリス政府からしたら「どうぞどうぞ」ってな感じである。
上手くこの件で揺すれば「篠ノ之博士とのコネ」と「新人類の遺伝子」と「男性操縦者の量産化の手段」の3つが手に入るかもしれないからだ。
これら『三種の神器』は、国からしたらセシリア個人の人権や尊厳を無視してでも手に入れたいものなのだ……大人は汚い。
「さっさと服を着せよう……」
クローゼットの中から、予備の下着と制服を取り出してササっと彼女に着せてベッドの上に寝かせる。
ちなみに、ベッドの上ではなく床の上だったのでベッドには汚れ一つない。
その後、篠ノ之家特有の超人サイバーZ的な身体能力を活かし、超速で床の雑巾がけと消臭スプレーで臭いを消して痕跡を消す。
これで、すぐに犯行がバレることはないだろう。
『お悩みのようだね?』
自室に戻るため、部屋から出て大きくため息をつくと束から通信が入った。
『そりゃそうだよ……俺はレイプ魔になってしまった……』
『私はそうは思わないけどねぇ?』
『え……なんでぇ?(NYN姉貴)』
昏睡レイプを認めるかのような束の発言に、星は驚いた。
『だって、わざわざ新人類が直々に種を授けてくれるんだから、むしろありがたいことだと思わない? 実際さっきのアレもイギリス政府公認だし』
『ウッソだろお前……』
『束さん嘘つかない』
インディアン嘘つかない、みたいな軽いノリで言う束。
『さっきのイギリス人を盗撮してみたんだけど、アイツもある程度は覚悟自体してたみたいだし、責められはしても被害届とかは出さないんじゃない? まあ出しても束さんがもみ消すけど! もしかしたら、責任をとれって関係を迫られるかもね! そしたらもう公認なんだから好きなだけ子供を作っちゃいなよ!』
『そんなもんですかね……』
『大丈夫だって、安心してよ!』
『……』
むぅ、と口をとがらせるものの『天災』のいう事なので信じるしかなかった。
『ネタバラしするとね、イギリス政府に『レイプさせてくれればその代わりにコア1個作ってあげるよ』って言ったらイチコロだったよ』
『国の屑がこのやろ……俺の方がクズだった……』
コアと引き換えに自国の代表候補性の強姦を容認したという事実に、思わず星の口からイギリスを否定する発言が飛び出たが、ちょっと考えたら星が強姦しなければ良かっただけの話なので、星は己を窘めた。