束に生体改造されたオリ主   作:koh

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んだよお前よぉ、全然話が進まねえじゃねえかよぉ、お前よぉ!


トイレ行って…何するんですかね(すっとぼけ)

 星は水着だけではなくそれに合わせたパレオも購入することにした。

 別にパレオを巻くまでもなく、股間のモッコリを隠すだけなら適当にバスタオルでも巻いておけばいいだろうが、星はその事に気づいていなかった。

 購入したパレオは、水着に合わせた黒いパレオである。

 

 なお、購入代金は5,000円程度。

 購入資金を出すセシリアからしたら、自販機で缶ジュース買う程度のはした金だった。

 

 そんなこんなで、今はとりあえずベンチで小休止中である。

 

「できればこの後、私のお買い物にもお付き合いして欲しいのですが……」

「うん? 何を買うんだ?」

「そ、その……下着を……買いますの。色々あって、急に入用になってしまって……」

 

 ほんのりと頬を赤くしながら、どんどん小声になっていくセシリア。

 最後の方はもう星には聞こえていなかった。

 

「お、おお……まあ、俺で良ければ付き合うけど……」

(何故か急に胸が大きくなったから必要になった、とまでは言えませんわ……)

 

 セシリアの胸が急に大きくなった原因。

 それは星がセシリアに昏睡レイプをしたためである。

 女性器を性的に刺激したことで女性ホルモンが過剰分泌され……まあ、細かい理屈はともかくとして、とにかく大きくなったといったら大きくなったのだ。

 見た目ではあまり分からないが「ちょっとブラがキツくなったかな?」ぐらいには大きくなったのだ。

 

「そ、そういえば星さんは下着の替えは持っていますの?」

「ん、姉貴のおさがりを使ってる。 これが妙にしっくりくるのだ」

「姉貴というと……篠ノ之束博士が使われていた下着ですの? 衛生面は大丈夫なのですか……?」

「ヘーキヘーキ、ヘーキだから」(適当)

 

 家族とはいえ他人の下着を使う事は避けた方が良いのだが、星はその辺りの事はまったく気にしていなかった。

 洗濯してるから大丈夫だろう、ぐらいの感覚である。

 

「そ、そうですの……でも、予備でいくつか持っていた方がよろしいかと思いますわ。 下着の代金も私が持ちますから、買いましょう?」

「ええ? 悪いよ」

「大丈夫ですわ、お金はありますもの」

「えー……いいよ、下着ぐらい俺が出すよ。 3枚セットで1000円とかそんなヤツでいいよ。 というかふんどしでいいよもう」

『えっ、なにそれは……(ドン引き)

 星くん! それは流石に姉としては認められないよ!』

 

 セット売りしている安物下着で十分、と星が言ったところでいきなり束から通信が入った。

 

「え……流石にふんどしはありませんわ」

『ないです』

「なんだよ二人して! いいじゃんかよ、ふんどし! 普通の下着だとアレがはみ出るんだよ!」

「はっ、はみで……!?」

 

 しれっと束が会話に混ざっていることをバラしている星。

 だが、セシリアは「アレがはみ出る」という言葉のインパクトにとらわれ、それに気づくことは無かった。

 

「いや、しかしですね……」

「レディース用のふんどしがあるって知ってるんだぞ、俺は」

「いや、でも……ふんどしって……」

『星くん、もしかして混乱してない?』

 

 通信機の向こうから束の心配したような声色が聞こえてくる。

 

「なんだよ……そこまでいうならもういい……うん?」

 

 あまりにも二人の反対がひどいので、げんなりと肩を落とした星。

 その時、視線の向こうに見慣れた影があることに気づいた。

 

「あれ、千冬姉貴と山田先生じゃないか?」

「あら、本当ですわ……偶然ですわね」

「一応挨拶ぐらいはしとくか」

 

 二人はベンチから立ち上がり、千冬と山田先生の元に立ち上がってから気軽なあいさつを交わした。

 

「オッハー!!」(気軽な挨拶)

「うるさい! 公共の場で騒ぐな!!」

 

 怒られてしまった。

 

「まったく……で、どうした? 貴様らも買い物か?」

「はい。 お顔が見えたものですから挨拶をと思いまして」

「挨拶は大事ですからね、いい心がけだと思います」

「千冬姉貴は何を買ったんで?」

「ん? お前らと同じで、臨海学校で着る水着だ」

 

 千冬と山田先生の右手には、星たちが水着を買った店と同じ袋が握られていた。

 

「なるほど」

「どんな水着を買ったかはその日までのお楽しみ、というヤツだ……ところでだ」

 

 そう言いながら、千冬はセシリアの耳元に口を近づける。

 

「オルコット、星に何か妙な事はされなかったか?」

「えっ? いえ、特に何も……」

「そうか、それならいい」

 

 セシリアの身を案じたのか、千冬が小声で尋ねる。

 その問にセシリアはきょとんとした顔で答えたため、実際に何も起きてはいないだろうと千冬は判断し、それ以上は何も聞かなかった。

 ……実際にはすでに手遅れなのだが。

 

「ともかく、妙な気は起こすんじゃないぞ。 特に星、お前はな……それではな」

「また、学校で会いましょうね」

 

 用事があるのか、千冬と山田先生の二人は足早に去っていった。

 

「……んじゃ、下着でも買いに行く?」

「え、ええ。そうしましょう」

 

 と、そんなこんなで下着売り場。

 先にセシリアが購入するとのことなので、星は適当に店内の下着をマジマジと見つめていた。

 その時であった。

 

『星くん、あの……えーと……また名前忘れちゃったよ、なんだっけあの白いの』

「セシリアです」

『うん、セシリアが試着してる所を盗撮したけど……いる?』

「いる」(食い気味)

『それじゃスマホに送っとくね!』

 

 束からの通信が終わると、星のスマホに一着のメールが届く。

 その中身を確認すると、そこには……

 

「ああ~いいっすね~……」(小声)

 

 ブラが外され、そのたわわな果実が丸見えになっているセシリアの姿が映されていた。

 当然、そんなものを見たら勃つものが勃つわけで……

 

「せ、セシリア……ちょっと腹痛がしてきたから、トイレに行ってくる」

「まあ、それは……私はゆっくり選んでますから、どうぞ行ってきてくださいな」

 

 前かがみになりながら試着室の向こうにいるセシリアに声をかけ、のそのそと星はトイレに向かう。

 そして、その後を追う影が3つほどあった。




ちなみに千冬と山田先生は6話でも言っていたように、この後カラオケに行きました。
マキシマムザホルモンでも歌ってるんじゃないですかね。
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