侍圃人の喜怒哀楽愛憎で「怒」「憎」を描写してなかったな、とイヤーワンのプロット組み始め、余りに鬼畜シナリオすぎて破棄しました、私です
ゴブスレさん一党が全く出ないけど7話!
ゴブリンすら全く出ないけど、これはゴブリンスレイヤー二次創作です!
ほら! 重戦士と女騎士が出てますし! 舞台は四方世界ですし!
侍圃人が走る。
もっと速く。
もっと低く。
高速で地を這う蛇の如く、
「しっ!」
チョロチョロと鬱陶しいチビを踏み潰そうと、迂闊にも片足を上げたトロルは、軸足の膝裏を刹那で切り開かれた。
無論、再生能力を持つトロルにとって、この程度の傷、僅かな時間で塞がる。
しかし、片足で体を支えている時に、その脚の腱を断たれてしまえば、立っていられない。
バランスを崩し、隙を晒したトロルが最期に見た光景はーー……。
「オラァッ!!」
ーー重戦士の振り下ろす、大きく、分厚く、重い刃。
トロルの脳天を叩き潰した重戦士は、威力の分、一撃の後は動きが止まる。
その隙を突こうと、別のトロルが棍棒を横凪ぎに振るうが、しかしーー……。
「甘い!」
ーー割って入った女騎士の盾に逸らされ、隣に居たトロルの顔面に
唖然とするトロルの目の前で、視線すら交わさず、重戦士と女騎士が位置を
何が起こったかすら、愚鈍な頭で理解する間も与えられず、代わりに、
瞬く間に三体。
トロル共の注意は、重戦士と女騎士に集まる。
足元を走り回るだけのチビは、意識の外。
侍圃人は包囲の外へ。
術を使う隙を狙われず、充分に魔力が練られる猶予を得た。
「《
駆けた勢いを利用し、『トロルの喉の高さ』まで跳躍。
「《
放たれた炎の矢は、直線上に並んだ二体の喉を貫き、三体目の下顎を撃ち抜いた。
トロルの再生能力への対策は、傷口を火か酸で焼くこととされているが、今回は大した影響は無いだろう。
「……一体外した、か」
「貰った!」
喉に風穴を空けられ燃やされた二体は言うまでも無く、顎を焼き砕かれ隙だらけだった三体目も、瞬時に女騎士が首をはねたのだから。
残る一体も、次々に仲間を殺され慌てふためいている内に、重戦士が唐竹割りし、討伐完了。
遭遇したトロル七体は、呪文一つのみの消費で、
「楽勝だな!」
「調子に乗らないの。まだ一戦目よ」
「……確かにな。情報だと少なくとも十体。街で聞いた限りじゃ、近場に巣食っていやがるって話だったか」
「どこかの洞穴か遺跡か……いずれにしても、本隊が居るわね」
「ああ。こいつらは狩りに出ていた連中の一部だろう」
「複数の雄が纏まって狩りに……。トロルの繁殖期? ぞっとしない話ね」
「獣と似た習性だとすりゃ、放っておけば一気に増えるってことかよ。
……足跡は読めるか?」
「こんな大型で、集団で、まだ新しいなら、専門職じゃなくても何とかなるわ」
「よし。このまま巣を叩く。呪文は?」
「残り三回あるから、問題は無いでしょう」
「おーい……私を無視するなー……」
重戦士と侍圃人に任せておけば、的確に情報を整理し、方針を定めて計画を纏めるので、女騎士は剣を振るい奇跡を使うだけで良い。
良いのだが、それはそれとしてだ。
自分だけ話に置いて行かれるのは寂しい。構え。
「次の戦闘でも頼りにしているわよ、聖騎士様」
「任せろっ!!」
女騎士は元気になった!
「………………お前……」
重戦士は哀しみを背負った!
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「……あそこが、連中の巣ね。
足跡を見る限りだと、狩りに出た組も、私達が仕留めたの以外は戻っているみたい」
「斬り込むか?」
「俺としちゃあ、狭い場所は避けたいんだがな」
「だんびらが引っ掛かるからな」
「うるせえよ」
じゃれ合う重戦士と女騎士を横目に、侍圃人は顎に手をやり、暫し考えると、腰に縛った雑嚢から道具を取り出す。
「なら、「彼」の手で行きましょう」
やけに楽しげに、にっこりと。
「
重戦士の呆れた顔も、女騎士の嫌そうな顔もどこ吹く風と、ゴブリンスレイヤーから受け取った煙玉ーー松脂と硫黄で
他に出入口が無ければ、中に居る者は全て、ここを目指して逃げてくるはずだ。
「えげつねえな……」
「おのれゴブリンスレイヤー……!」
「折角だし、これも使いましょう」
続いて、洞穴に少し入ったところに、革袋から粉を、小瓶から黒い粘液を、できるだけ広く撒く。
「おい……おい、お前、それ……」
「二人とも、入口から離れておいて。来るわよ」
「嫌な予感しかしないぞ……!」
毒気に燻されて、空気を求め、殺到するトロル共。
それらが、先程撒かれた粉と粘液ーー火の秘薬と
「《
火気厳禁の処刑場に、無慈悲な《
術を行使した侍圃人が脇に跳び、洞穴の入口から逃れる。
重戦士と女騎士が身を屈め、耳を塞ぐ。
トロルに命中した《火球》が炸裂し、爆炎を周囲に撒き散らす。
引火。
炎上。
地響き。
爆音。
洞穴の入口が
至近に居たトロルを焼き払い、毒気の蔓延する洞穴の奥へ、熱と炎の追撃を加える。
火と毒の獄炎が、そこに顕現した。
「……量を少な目にして、入口を塞がなかったのは正解ね。
ここまでだなんて……洞穴が崩れるかと思ったわ」
「「言うことはそれだけか!?」」
死屍累々の地獄を覗き込み、侍圃人が呟けば、左右からの異口同音。
「お前なぁ! 先になぁ! 何をするのかをなぁ!」
「……わかっちゃあいたつもりだったが、あいつそっくりだよ、お前……」
「そうかしら? 「彼」なら巣穴ごと潰すけれど、今回は相手がトロルだから、殺しきったか確認できるように加減したのよ?」
「ああ、そうだろうな。同じ状況なら、あいつも同じことをするだろうよ。似すぎだ。まったく」
「ゴブリンスレイヤー! 悪影響を与えすぎだゴブリンスレイヤァーッ!!」
二人揃って、ゴブリンスレイヤーそっくりだと連呼され、侍圃人は、照れたように笑った。
「「誉めてないぞ!?」」
「さて! 毒と熱が収まったら、奥の確認に行きましょうか!
待っている間にも生き残りが出てくるかもしれないから、油断は禁物よ!」
「へいへい……」
「……いるのか? 生き残り……」
しかし、気勢を削がれ弛緩した雰囲気は、近付いて来る、亡者じみた呻き声で霧散する。
洞穴で反響し、地の底から響くように聞こえる、憎悪の声。
毒と炎の苦痛に満ちた報復の念が、幾つも重なり、這い上がって来る。
「……呆れた頑丈さね」
「やれやれ……もう仕事がないかと思ったぜ」
「ふん! この鬱憤、奴らに叩き付けてやろう!」
トロル群退治、第二戦、終了。
決まり手は毒と火。
盤上を見下ろし、神々が顔を覆う中、第三戦が始まる。
女魔術師の連載も読んでくださっている方は、前回の装備追加で「またかダラ毛虫」って思われたかもですね
そら(火薬とガソリンと魔術があれば)そう(爆殺)よ
最終的に全て殺せば良いのだ (^^)
一方その頃、ゴブスレさんはチャンピオンのクリティカル食らってぶっ倒れていた
ナムアミダブツ……!
オンナシンカンには、どうすることもできない……!
以下、破棄したイヤーワン・プロットの「比較的マシ」な台詞抜粋
閲覧後の苦情はご勘弁ください m(__)m
「どうして……!」
「どうして幸せになろうとしないのよ!?」
「貴方が生きようとしないなら、貴方を助けたかった人は……! 何のために……父さんは……!?」
この台詞を、冒険者1年目15才に対して、「姉と良く似た顔」で「村を助けに来て死んだ圃人の娘」で「同郷の幼馴染み」に言わせようとした筆者が居るらしい(割腹
編み笠と面頬は
どこかで見たような台詞でも、シチュエーション次第で猛毒にできるという一例ですねーハハハハハ
肝は、侍圃人は「貴方を助けたかった人」として「父さん」を想っていますが、ゴブスレさんが誰を連想するのかは、分かるよね、ってことですね書いた奴クソだわ(自害
この後? そらもう姉さんフラッシュバックで辺り一面ゲロまみれですよ (´・ω・`)<レーア・パパの死に様も思い出して追加ダメージ
える しっているか
胃酸をはきつくしたら
胆液と腸液がでる
いっぱいでた(十数年前の夏
ちなみに、初期案はもっと心へし折りに行ってました
お見せできないレベルで(火葬