ガーリー・エアフォース  Electronic wing   作:ECMO

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やぁ、そろそろ失踪したと思われてそうだから投稿するよ。
遅くなった理由はグロウラーのアニマの絵を描いてたからだよ。この絵を描き終わったら投稿するつもりだったけど、色塗りに苦戦しまくって完成してないんだ。
本当に申し訳ない。


2話 UAV

 

 

こんにちはグロウラーです。今は日本のアニマと顔合わせをするために厚木に向かっています。

 

厚木飛行場の滑走路が見えてきました。誘導に従い進入、着陸します。X-47 AFMも続きます。

 

誘導路を移動しながら翼を畳み、駐機場で機体を停止させます。キャノピーを開いてストレーキに内蔵されているタラップ展開して機体から降りると声を掛けられました。軍基地には似合わない少女の声です。

 

「やはーグロウラー久しぶりだねー元気にしてた?」

 

声のした方を向くと高校生くらいに見える女の子がいました。ショートカットの髪は鮮やかなサファイアブルーに輝いています。彼女の名前はF/A-18E-ANM ライノ。サファイアブルーが固有色のアニマです。あの鮮やかな青色羨ましいです。

 

服装は白シャツに黒のタイ、黒のスカート。シャツにはしっかりと襟章が付いています。真面目ですね〜私なんてパーカーにショートパンツですよ、もちろん襟章なんて付けてません。あとスカートです、丁度良い長さのミニスカートとても良い。見える脚の肌色がえっちすぎますね。

 

「グロウラー挨拶の返しがその視線なのはどうなのさー」

 

「ライノ、久しぶりでーすよっ。こちらは元気でしたよー、ライノはどうでしたか?」

 

「さっきのはスルー?まぁいいや。こっちは普通かなーウィリーはザイと戦える無人戦闘機を完成させたーってはしゃいでたけどね〜」

 

「ブロウラーですか、私はあんまり嬉しくないです」

 

「セントラルコンピューター的にはブロウラーの評価って良くないんだっけ?」

 

「機体そのものは問題ないけどそれを動かすソフト面で問題ありだとCCSは回答してますね。それよりも私はアレの名前が私の名前に似ているのが気に入りません。」

 

「びっくりするくらい個人的な意見だねーん? X-47に給油してるけどこの後飛ぶの?」

 

「ブロウラーと模擬戦ですね。それが分かっていながら翼を畳んでいるあたりリーチもアルカディアもやる気のなさが見て取れますね。」

 

セントラルコンピューターとその指揮下にある13機のパーソナルネームを持ったX-47 AFMに搭載されたコンピューターには自我に近いものがあり自律思考をしています。

 

「ブロウラーと X-47で模擬戦って比較対象としては何だかなぁって感じだねー」

 

X-47 AFMはX-47Bに搭載されているコンピューターを大型化高性能化と多種の観測機器の搭載、自衛用のAIM-120の運用能力付与とエンジンの換装によってマッハ1.1で巡航を可能にする等の改造が行われた機体です。

この機体は戦闘には参加せず、遥か上空から戦場全体を観測し情報を持ち帰る事を目的とした機体です。

 

「さすがにウィリアム・シャンケルも観測機と戦闘機を戦わせて勝ち誇る事はしないと思いますし。電子知性体たちも、やる気が無いなりに適当に終わらせてくるでしょうね」

 

「分かんないよー?ウィリーはセントラルコンピューターの電子知性体をライバル視してるところがあるからねー。模擬戦が終わった後で自慢げに何か言ってくるかも。」

 

「その時は適当に流しますよ」

 

給油を終えた X-47が動き始めました。軽く手を振るとそれに応えるように2機は翼を展開して、滑走路を目指して移動して行きます。

 

滑走路の手前で止まり、しばらくして滑走路に進入すると停止することなく滑走を開始して離陸しました。

 

「何回見てもあの形が飛ぶのが理解出来ません、B-2とかフライングパンケーキもですけど。」

 

「まぁ何処かの誰かも『フライ・バイ・ワイヤと強力なエンジンがあれば何でも飛ばせる』って言ってたしねー」

 

「ところでライノ、日本のアニマの到着まで後どのくらい時間がありますか?」

 

「予定通りならあと2時間ちょいだね」

 

「なら模擬戦も見れますね。CCS、模擬戦の様子を見たいのですが」

 

携帯端末を出してセントラルコンピューターに呼び掛けるとすぐに画面が切り替わり演習空域を上空から見下ろす画面が表示されました。

東の端旋回して待機している2つのマーカーには速度、高度とFQ-150と表示されています。この2機はブロウラーです。

 

しばらく待っていると演習空域に2つのマーカーが近づいてきました。 X-47ですね。それぞれパーソナルネームの『Reach』『Arkadia』と表示されています。

 

X-47が演習空域に進入するとブロウラーも旋回をやめて X-47と正対、接近します。

戦闘開始地点は相対距離15km、 X-47の武装がAIM-120Cが二発のみであり、その最大射程が100km程度である事を考えると近すぎますね。

そもそも観測機という特性上、戦闘を避けるように行動する為狙われていると判断すると自衛用武装の射程に敵が入るよりも先に離脱しますから近距離での戦闘は機体も武装も想定していません。

 

15kmまで接近するとテキストログに戦闘開始を告げる文字が表示されました。

 

《Reach ENGAGE》

《Arkadia ENGAGE》

《Bow ENGAGE》

《Bow ENGAGE》

 

戦闘開始と同時にリーチがAIM-120を2発放ってスプリットS、急降下しながら進路を180度反転し速度を上げて離脱していきます。

ブロウラー2機は回避運動をしながらチャフを撒いてこれを回避しました。

 

AIM-120C-7が移動目標に対する必中距離を大きく下回っているこの状況で簡単に回避出来るとは思えませんが、シミュレータが外れたと言うならそうなのでしょう。

 

ブロウラーが回避運動をしている間にアルカディアは上昇して高度優勢を保持しつつ距離を詰めています。ブロウラーが回避運動をやめる直前にAIM-120を二発発射、ブロウラー2機に回避運動の継続を強制させます。

 

第2波のAIM-120も回避したブロウラーは、これまでのお返しとばかりにアルカディアに向けAIM-120を発射しました。

 

アルカディアはわずかに機首を上げミサイルに対して前方下方を見せるように飛行します。

 

X-47はステルス無人攻撃機であり地上の攻撃目標に察知されない様に下方に対するステルス性を重視して作られています。

今回は演習という事でレーダーに映るよう反射板が装備されていますが、装備場所は機体上面であり高度差と機首上げによってミサイルからは完全に隠れています。

 

その極めて高いステルス性能によって可能な限り抑えられたレーダーの反射波をAIM-120に搭載されている小型のアクティブレーダーシーカーは捉えることが出来ず、 アルカディアはこれを回避しました。

 

ブロウラー2機は脅威度が高い目標としてアルカディアを優先的に狙っています。互いの距離が詰まっていき格闘戦に入りました。

格闘戦に入るとものの10秒程度でアルカディアは被撃墜判定を受けました。

 

当たり前ですね、ステルス性能の何より重視した無人攻撃機と対ザイ戦のために作られた無人戦闘機ですから。結果は火を見るよりも明らかです。

 

この後は最初に離脱したリーチが演習空域の壁にぶつかって旋回待機していた所をブロウラーが撃墜判定を下して演習は終了しました。

 

まぁ分かりきっていた結果ですね。演習空域の制限が無ければリーチが離脱して生還出来た可能性が有るだけでも十分に良い終わり方です。 X-47 AFMの目的は情報を収集して持ち帰る事ですからね。

 

 

「セントラル・コンピューター・システムの電子知性が低く評価しているブロウラー.....」

 

声をかけられて顔を上げると背の高い白人男性が立っていました。ウィリアム・シャンケルです。アメリカ国防高等研究計画局プログラムマネージャーをしていて、ライノのドーター化をした人でありブロウラーの開発者でもあります。

 

「そのブロウラーに電子知性の操る機体が撃墜された気分はどうかな?グロウラー」

 

「ただのゲームです、どうってことはありません。」

 

「我々の無人機に足りないのは、その負け惜しみの機能だけだな。今後の研究課題にさせてもらうよ。ハッハッハ」

 

 

 

そう言ってウィリアム・シャンケルは歩いて行きました。あの人はこの会話する為にここまで来たのでしょうか?だとしたらご苦労様でーすよって感じですね、あと研究ついでにブロウラーの名前も変えておいて欲しいものです。

 

「ウィリーがごめんね〜グロウラー、電子知性持ちの機体に勝てたのが相当嬉しかったみたいだからねーあの様子だと」

 

「謝るような事でもありませんよライノ、そんな事よりも日本のアニマを出迎える用意をしましょうよ」

 

—————————————————

小松から飛来したチャーター機から降りてきたのは、肥満気味な男性とペールピンクの髪の少女、最後に私服の少年でした。

 

1人目は八代通 遥、日本のドーターの開発者です。既に4機のドーターを生み出しているこの男性の能力をCCSは高く評価していて、頻繁にではありませんがCCSは彼と意見・情報交換をしています。

そのおかげで直接関わった事のない人間で数少ない、私の存在を知っている人間です。

 

これでも私は秘密兵器ですからね、私はライノと違って正式には存在しない事になっているんですよ?

 

2人目は内側から淡く発光するように見えるペールピンクのロングヘアの女の子、アニマ・グリペンですね。JAS-39D-ANMグリペンは稼動状態が不安定であり一時は廃棄がされる事になっていましたが、特定の人間の近くにいる事で安定稼動する事が分かり、なんとか運用が継続された危ない過去の持ち主です。

 

3人目は高校生の少年です。名前は鳴谷 慧。高校生でありながらセスナで100時間以上の飛行時間を持ち、少し前にあった日米共同作戦の海鳥島攻略ではグリペンの安定稼動のためJAS-39D-ANMに同乗し、第二次作戦ではメインパイロットを務め作戦を成功へと導きました。

異常ですよね。セスナで飛行経験がある事やシミュレータで練習していたとは言え4.5世代のジェット戦闘機を簡単に飛ばすなんて。しかも飛ばすだけではなく戦闘まで行っています。当たり前の様に編隊飛行をしています、それもJAS-39で飛行特性の全く異なるF-15やF-4と。

アニマのアシストはあるでしょう。それを考慮しても彼は異常です。

 

だからCCSは彼の事を調べ上げました。しかし彼の能力に繋がる事は何も見つかりませんでした。

CCSの提示する可能性の上位に、最近の日本の創作物にありがちな「知識・能力等を保持して転生した存在の可能性」があるあたりCCSも相当混乱したみたいです。

 

鳴谷君?慧君?は自分を見上げる視線に怯んでいる様子です。まぁ迷彩服のガチムチお兄さんの集団からの視線を受ければ怯みもしますか。

 

降りてきた3人にウィリアム・シャンケルが何かを言っています。人の輪の外にいる私とライノには聞き取れませんが、歓迎の挨拶でもしているのでしょう。

 

ウィリアム・シャンケルと八代通さんがしばらく話していると突然華やいだ声が聞こえました。

 

「おー、君らが噂のツーマンセルかー」

 

この透き通った聞き取りやすい声はライノのものです。

先程まで隣に居たはずですが、今見ると隣には影も形もなくライノは既に人の輪を超えてグリペンと鳴谷君に話しかけています。

 

抜け駆けとは、何とも情けない。ライノには誇りもないのか?生き易いものだな、ふらやましいよ。

 

バカな事考えてないで私も行きましょう。

 

人の間を抜けてると、ライノがくるくる回って後ろに下がり芝居がかった仕草で一礼。

 

「アメリカ太平洋艦隊所属、F/A-18E-ANM、ライノです。今回の作戦で一緒に行動させてもらうよ。よろしくねー」

 

これは私も挨拶しておいた方が良いですね。

ライノの動きを真似てくるくる回り、ライノの横で鏡写しになるようにポーズを取ります。

 

「国防総省直轄、セントラル・コンピューター・システム隷下、第1特殊飛行戦隊所属、EA-18G-ANM、グロウラー。よろしくでーすよっ」




切るところが分からなかったから適当にぶった切って投稿。

ところで皆さんはエスコン7予約しましたか?私はフライトスティックと一緒に予約したのですが、重大な問題に気付いてしまったのです。「一緒に遊ぶ人がいない」

雑魚プレイヤーですが、もしガーリー・エアフォースの話をしながら一緒に遊んでやっても良いという方がいたらお声がけください。

ハードはPS4です。XBOXも持っているので対応できます。
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