今日は、適当にTNTで掘っていく。
ドン!
ドン!ドン!
ドン!
あれ?
廃坑?
探索するか。
***
うわぁ。
蜘蛛多い。
擬人化してる奴はなんか殺しにくいんだよな。
まあ、中身はモンスターって事でなんとかやってるけど。
「あ、あんたは………」
………え?
声?
なんで?
振り向く。
擬人化蜘蛛がいた。
うわあ!
剣を振る。
「ちょ、ストップ!」
あ、うん。
「………ごめん、何かな?」
「いや、何って訳じゃないけど………」
そう。
でも、
「先にこいつら始末するから、ちょっと待ってて」
「あ、」
TNTをばら撒き、
「え、ちょ、やば」
さっさと退散。
ドッカン!
バンバンバン!
蜘蛛は滅びた。
***
「さて、で、君は?」
「私は………、北山 あかり。転生者、って言ったらわかる?」
「………僕も同じ。名前は忘れたけどね」
「ええ………?なんで忘れんのよ」
どうやら転生者だったらしい。
にしても、名前覚えてるのか。
僕は正直言ってどうでも良いと思ったから、言わなかったけど。
とりあえず。
「この世界は復活可能なんだ。だから死んでも良いんだよ。けど、まあ安全マージンは取った方がいいと思う」
そう言う。
「………はあ。そうじゃなくて……。まあ良いわ。とりあえずこの世界は死ぬ事はないのね?」
「そうだね」
それに、
「なら、まあ安全に探せるわね。元の世界に戻る方法」
「そう、だね」
忘れてた。
***
さて。
この世界のことをある程度伝えた。
分かってることだけ。
すると、直ぐに蜘蛛糸を出せるようになった。
まあ、それは僕も同じだった。
違うのは。蜘蛛糸の種類。
ブロック型の設置できる蜘蛛の巣と、只の糸。
それを瞬間的に生成できる。
それは、余りにも強かった。
蜘蛛糸で拘束して、そこをダイヤの剣で滅多打ち。
そんな無茶苦茶な戦い方をしていた。
本人との相性がいいのかな?
まあ、強い。
………一緒に暮らす?
「一緒に暮らす?」
「………えーっと、辞めとくわ。色々迷惑かけそうだし………」
「そっか。わかった」
じゃあ、行こうか。
***
さて、と。
あの後は寝て、朝にした。
ゲームじゃあるまいし、この世界の時間は一瞬で過ぎる感じがするだけであり、実際にはそれだけの時間がしっかり進んでいる。
そういえば、24時間も一緒。
ゲームみたいに数十分で1日とかではない。
まあそれは置いといて。
今日は外に出る。
そして、モンスター達を倒して行く。
………?
なにあれ。
黒い擬人化モンスター?
エンダーマン?
そう認識した瞬間。
そいつはこっちに走ってきた。