咲き誇る花々、掴み取る果実   作:MUL

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な、なんだか一瞬日間ランキングに入っていたよーな・・・?
あれは・・・夢・・・?

皆さま、本当にありがとうございます!


第11話

光が収まったその時、一同の目に映ったのは、昨日と同じ極彩色の樹海。

バーテックスと戦うための、神樹様の結界の中だった。

慌ててあたりを見回すが、どこにも敵の姿は見えない。

どうやら、出現はまだの様だった。

 

その事実にひとまず息を吐いた風が、皆の方に振り返る。

まだ二回目ということで緊張はしているものの、部員たちの目にはしっかりと闘志が宿っていた。

頼もしい後輩達の様子にわずかに微笑んだ風は、表情を引き締めなおすと共に、勇者部部長として部員たちに号令をかけた。

 

「ホント、モテる女は辛いわね・・・。皆!まだ敵は来てないみたいけど先ずは戦闘準備!変身行くわよ!」

「「「「はい!(おう!)」」」」

 

風が樹が友奈が東郷が、一斉に手にした端末の画面をタップした。

それぞれを象徴する色の光の花びらが舞い上がり、四人がそれに包まれる。

その神聖さを感じる光景に紘汰が目を奪われたのも束の間、数瞬後には光が弾け、その中から勇者服に身を包んだ勇者達が現れた。

気合十分、といった少女達だったが、紘汰の視線に気づくと少し気まずそうに顔をそむけた。敵と戦うためには必要なプロセスではあるのだが、改めて見られるとなんだか少し照れ臭いのだった。

 

初めて見る勇者の変身に見とれて思わず動きを止めてしまった紘汰だったが、我に返って出遅れたことに気づくと、慌ててオレンジのロックシードを取り出した。

 

「よ、よ~し!じゃあ俺も――変身!!」

『オレンジ!』

 

左右に大きく体を振ったのち、開錠したロックシードを持った手を上空に掲げる。

そのまま叩きつけるように戦極ドライバーにセットすると、左の拳で開いた掛け金を押し込んだ。

独特な音楽と法螺貝の音が鳴り響く中、紘汰の右手が日本刀型の装飾”カッティングブレード”を勢い良く倒しこむ。

 

『ロックオン!』

『ソイヤッ!オレンジアームズ!花道!オン、ステージ!!』

 

上空から落ちてきたオレンジが紘汰の体と一体になる。

右手には専用武器である大橙丸も現れた。

勇者達に少し出遅れたが、紘汰の準備もこれで完了だ。

 

「「おぉ~~~。」」

 

紘汰の変身に友奈が目を輝かせ、東郷がうんうんと満足げに頷いている。

反対に、昨夜のことを知る犬吠埼姉妹の目は若干生暖かい。

まぁ、ポーズに関しては彼女たちも変身中ついつい無意識に決めてしまっていたりもするのであまり人のことは言えないのだが。

 

「へへ、よっしゃ!アーマードライダー鎧武、見参!ってな。さぁ、来やがれバーテックス!俺が輪切りにしてやるぜ!」

 

ギャラリーの視線に少々テンションの上がった紘汰が、左手に持ち替えた大橙丸を肩に担ぎなおして一歩前に出た。

全身を覆うアーマーが形成されるのに合わせるように、全身に気力が満ち溢れていくのを感じる。

連日なのは確かに予想外だったが、皆を守るための戦いだとはっきりした今、紘汰は非常に張り切っていた。

今ならどんな敵にも、負ける気はしない。

有り余るやる気を発散するように大橙丸を振り回している紘汰の、頼もしくも危なっかしい姿に、仲間たちは顔を見合わせて苦笑を浮かべるのだった。

 

 

 

 

「お、お姉ちゃん・・・。」

 

紘汰のおかげで少し軽くなったその場の空気を破ったのは、紘汰の後ろで勇者アプリを使用して索敵を続けていた樹の、少し震えた声だった。

皆の視線が集まる中、不安げな表情を浮かべたまま風に駆け寄り、手に持った端末の画面を見せる。

それを確認した風の目が、驚愕に見開かれた。

瞬きを数度、見間違いではないことを確認した風がはじかれたように顔を上げ、視線を遠くに向ける。

風が睨みつける先は、神樹様がわざと結界を薄くしているという、敵の出現予想エリア。

そこに現れたのは―――

 

「・・・ちょっと。流石にモテすぎでしょ・・・。」

「三体同時って、そんなのありか・・・?」

 

遠くに見えるのは、三体の巨大な異形の姿。

五人の前には、襲来が予測された十二体のうち、その1/4が同時に攻めてくるという信じがたい光景が広がっていた。

一体でも散々苦労した敵が、一度に三体。

二戦目にしていきなり跳ね上がった難易度に、皆の顔にも再び緊張が走る。

そんな中、部員たちを安心させようと無理やり強張った笑みを浮かべた風が、皆より少し前方で敵の方を見て固まっていた紘汰に声をかけた。

 

「な、なぁに紘汰。あんたもしかして怖いの?」

「び、ビビってなんかねぇからな!・・・姉ちゃんこそ、声が震えてんじゃねぇのか?」

「そ、そんなわけないでしょ!私ほどの女子力があれば、あんな奴らどんだけ来ようがちぎってはポイってなもんよ!」

「そ、そんなこと言ってないで、怖いんだったら俺の後ろに隠れててもいいんだぜ?」

 

・・・。

強がりの応酬の末、顔を見合わせたまま固まる風と紘汰。

近くにいた樹が怪訝そうに首を傾げる。

しばらくして、二人が同時に首をゆっくりと敵の方に向けた。

負けず嫌い二人と一番付き合いの長い樹の妹としての勘が、先ほどから猛烈に警鐘を鳴らし始めていた。

そして・・・

 

「「うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」」

 

予感的中。雄たけびを上げた二人が、敵に向かって唐突に駆けだした。

姉のプライドと男のプライドが刺激された結果、姉弟は同じ結論に至ったらしい。

その場に取り残された樹が思わず頭を抱える。少し向こうでは友奈と東郷が突然のことに驚いて、目を丸くしていた。

 

「もう!お姉ちゃんたちってばぁ!」

 

二人揃うとやはりどうにも子供っぽくなる姉と兄に振り回されるのは、いつだって樹の役割だ。

どんどん離れていく背中に向けられた妹の叫び声が、広い樹海の中で空しく木霊した。

 

 

 

 

経緯には問題があったものの、じっとしていても何も始まらないのは事実。

暴走した犬吠埼姉弟に少々慌てた他の三人だったが、覚悟を決めるとすぐに二人の後を追いかけるように走り出した。前衛タイプの友奈を先頭に、中距離の樹、遠距離タイプの東郷は全体を俯瞰できるように少し後ろ気味についていく。

風と紘汰が先行する先、敵の方もついに動き始めたようだ。

遠くでは、青と白の一体を残しその他の二体がこちらに近づいてくるのが見えた。

三体同時に動き始めない事に疑問を覚えるものの、まずは目の前の二体から、とそちらに集中しようとした友奈の目が、唯一移動していない一体の不審な行動を目撃した。

 

縦に並んで二つある口のような部分のうち、上の口の方がゆっくりと開かれていく。

しばらくして完全に開かれたその口の中に細長い杭のようなものが現れた。

それが何なのかは遠くてはっきりとはわからない。しかし、その先端は風の方を向いているように見える。

感じる嫌な予感に、友奈は前方にの風に聞こえるように声を張り上げた。

 

「風先輩!気を付けてください!!」

「え?」

 

友奈の声に気づいた風が、疑問の声を上げたその瞬間、ついにその杭は発射された。

友奈のおかげでギリギリ反応できた風が、咄嗟に手にした大剣を引き寄せる。

しかし、予想を超える凄まじい速度で射出されたその杭は、まっすぐ風の元へ飛び、彼女の体を―――

 

貫かなかった。

風に迫っていた光の杭は、着弾の直前、風の目の前で砕け散った。

慌てて振り向いた先に見えたのは、後方で狙撃銃を構える後輩の姿。

友奈と同じくその敵の行動に気づいた東郷が、発射された杭を撃ち抜いたのだ。

あまりの絶技に呆気にとられた皆の足が思わず止まった。

ちょっと信じられないものを見るような皆の視線を受けながらも、涼しい顔で先頭の風と紘汰に追いついた東郷が、勝手な行動をした二人を窘める。

 

「風先輩、軽率ですよ。紘汰君も、同じ武者でも猪ではお国を守る防人にはなれないわ。勇敢さと無謀さは、まったく別のものなのだから。」

「「ご、ごめんなさい・・・。」」

 

東郷の言葉に、思わず敬語になる二人。

勇者服を纏った東郷はなんというか妙に迫力がある。

性格も、若干変わっているような気がしなくもない。

戦闘中でなければもしかしたら正座でお説教コースだったんじゃないだろうか。

 

「東郷さん・・・カッコいい・・・。」

「東郷先輩、スゴイです・・・。」

 

頼りになる東郷の姿を、友奈と樹もキラキラした目で見つめていた。

後輩からの尤もな意見に反省しながらも、妹達の尊敬の念を集める東郷に、心の中でちょっぴり悔しい思いをしている風なのであった。

 

「とにかく、遠方の敵は私が警戒します。その間に風先輩たちは前方の二体をお願いしますね。何をしてくるかわからないから、警戒は怠らないように。」

「「「「了解!!」」」」

 

東郷の号令で、今度こそ全員で敵の元へ向かう勇者部の面々。

風が言う時よりもまとまりがいいような気がするのは、言わぬが花というものだろう。

 

 

 

 

敵の眼前に到着した一同は、改めてその威容に息を呑んだ。

白と赤の、どこか甲殻類を思わせるような姿をしているものと、黄色と灰色の、球体がつながった長い尾のようなパーツを持つもの。

甲殻類の方はわからないが、黄色の方は尾の先端に針のような部分があり、そこがあからさまに危険な雰囲気を醸し出している。

 

とにかく仕掛けてみよう。

そう前列の四人が結論付けて動こうとした時、突如東郷の鋭い声が響いた。

 

「皆、散開!!」

 

その声を聴くと同時にその場を大きく飛び退いた四人が見たのは、さっきまで自分たちがいた場所目がけて殺到する、大量の光の杭だった。

先ほど東郷が撃ち落としたものより一つ一つのサイズは小ぶりだが、その数がシャレになっていない。まさに雨のような勢いで降り注ぐ杭に、全員の背中に嫌な汗が流れた。あのタイミングで東郷が指示をくれなかったらどうなっていたことか・・・。

 

「あの敵、あんなこともできるんだ・・・」

「ここまで来て・・・仕方ない、皆一旦下がるわよ!」

 

せっかく手が届く距離まで来ていたが、無理は禁物だ。

東郷のおかげで皆無事だったが、咄嗟のことだったということもあり、避けるのに精一杯で全員が分断させられてしまっていた。

風の判断で一時撤退を決めた勇者たちが、東郷の方へと向かうために敵から背を向ける。

 

―――しかし、それが失敗だった。

それに一番最初に気づいたのは、皆が後退するために動き始めた中、一人いつまでも悔しそうに敵の方を睨みつけていた紘汰だった。

紘汰の見つめる先、甲殻類型の周りに浮いていたパーツが動き始める。

細長い棒に幅広い板のようなものがついたそれが、今なお降り続けている杭の雨にゆっくりと近づいていた。

なんだありゃあ?と紘汰が怪訝に思ったその時、とうとうその板が光の杭の着地地点に差し込まれた。

その瞬間、板に当たった光の杭が、突如その進行方向を大きく変えた。

進路を変えた光の杭は、撤退を始めた勇者達の方へと向かっていく。

その先にいるのは、桜色の勇者服。

 

青と白のバーテックスの射撃を甲殻類型が反射する。

現れた三体のうちのその二体は、なんと初めから連携を前提とした個体だったのだ。

 

「っ!友奈!あぶねぇ!!」

「え!?うわわわわわわわわわ!」

 

紘汰の声に振り向いた友奈が見たのは、自分の方に向かってくる先ほどの光の杭。

驚いた友奈が、必死に手足を動かして自分に向かってきたそれを叩き落としていく。

多すぎてすべては無理だが、零れた分は傍らに現れた牛鬼が防いでくれている。

何とか全てやり過ごし息を吐いた友奈だったが、安心したのも束の間。

横合いから飛び出してきた黄色いバーテックスの尾が、友奈の小柄な体を弾き飛ばした。

 

「きゃあああああああああああああ!!」

「友奈!!」

「友奈ちゃん!!」

 

敵の尾に弾き飛ばされ、地面に転がった友奈にさらなる追撃が行われる。真上からすさまじい勢いで振り下ろされた尾が、友奈に再び襲い掛かった。

轟音と共に土煙が舞い、最悪の想像に皆の顔が青ざめる。

 

皆が祈るような思いで見つめる中、土煙がはれるとそこに見えたのは、倒れたままの友奈に迫る敵の尾と、それを何とか防いでいる牛鬼の姿だった。

最悪の事態は避けられた様ではある。しかし、あの状態もいつまでもつのかわからない。

友達のピンチに、同級生二人組の頭がカッと熱くなる。

 

「この野郎!!」

「友奈ちゃんをいじめるな!!!」

 

紘汰が無双セイバーの光弾を、東郷が両手で構えた短銃の弾丸を、牛鬼の張った防御幕を押し切ろうとしている敵の尾に向かって放つ。二方向から撃ち込まれた弾丸は狙い通り標的に直撃し、友奈への攻撃を中断させることに成功した。

それを見てすかさず飛び出した風と樹が、何とか自力で立ち上がろうとする友奈を助け起こし、樹海の陰になっている場所へと運び込んだ。

 

「友奈先輩、大丈夫ですか?」

「あははは・・・。何とか・・・。ありがとう樹ちゃん、風先輩。」

「いいのよ。友奈が無事で本当によかったわ。」

 

心配そうに問いかける樹と、安堵の表情を浮かべながら応える風。

気丈にも笑顔を浮かべる友奈の体には、差し当たって大きな傷はなさそうだ。

しばらくすると、それぞれの遠距離武器で敵を牽制していた紘汰と東郷が、一時避難所となった樹海の陰に飛び込んできた。そのままの勢いで友奈の元へと駆け寄る二人。救出の時間を稼ぐために殿を引き受けたが、内心気が気ではなかったのだ。

 

「友奈!怪我はないか!?」

「あぁ!!よかった無事ね友奈ちゃん!!友奈ちゃんに何かあったら私・・・。」

「だ、大丈夫だよ。牛鬼が守ってくれたから・・・。東郷さんも紘汰くんも、ありがとう。」

 

傍らに浮かんでいる牛鬼の頭を撫でながらそういう友奈の表情はやはりいつもと比べると少し暗い。結果として怪我はなかったとはいえ、あれだけの攻撃にさらされたのだ。

その恐怖は、想像に難くない。

そんな友奈を落ち着かせる役を東郷に任せ、紘汰は外の監視を続けている風と樹の元へ向かった。

友奈の救出には成功したものの、状況は依然悪いままだ。

何とかして厄介なあの三体を倒さなければ、この世界は終わりを迎えてしまう。

 

「姉ちゃん。あいつら、どんな感じだ?」

「神樹様よりこっちを優先しようとしてるみたいね。全く、しつこい男は嫌いだっての。」

「モテる人っぽいこと言ってないで何とかしようよお姉ちゃん・・・。」

 

冗談めかして言う姉を、妹が控えめに窘める。

実際、状況はかなりまずい。

敵の手数が多すぎて、東郷の銃でも処理が間に合わない。

遠距離で直接狙おうにも1,2発では修復されて終わりだし、すぐに他二体が邪魔に入るだろう。紘汰の方は言わずもがなだ。

ダメージを与え、さらに封印をするにはある程度近づく必要があるが、そもそも近づかせてもらえない。無理に近づこうとすればまた、あの黄色いヤツが襲ってくる。

あの三体の連携は、実際のところかなり良くできていた。

 

「あの連携を、何とかしないとね。」

「でもどうやって・・・。」

 

姉妹が頭を悩ませる中、そういえば、と紘汰が小さい水筒のような容器を取り出した。

それは昨日あの研究所から帰る直前、戦極凌馬に渡されたものだった。

 

「ひょっとしたら・・・」

 

何それ?と近寄ってきた風と樹の目の前で、紘汰が容器の封を開ける。

家で試しても全く開かなかた容器だが、ここではあっさりと開いた。

原理はわからないが、樹海の中でのみ開くような仕組みになっているようだ。本当に、謎の技術力である。

紘汰が開いた容器の中には、怪しげな模様をした赤い果実が収められていた。

 

「これが・・・さっき言ってたやつなの?天の神の力の一部っていう・・・。」

「ああ、そんでこのロックシードの材料だ。樹海の中でドライバーを装着してこれを手に取ると、ロックシードに変化するらしい。」

「それじゃあ・・・。」

「そうだ、今ここで新しいロックシードに変化させる。どんなものになるかはわからないから、賭けみたいなもんだけど・・・。」

「それでも、今のままじゃどうせジリ貧よ。なんだろうとやってみる価値はあるんじゃない?」

 

風の言葉に頷いた紘汰が、容器の中からその赤い果実を取り出した。

すると、周囲から光る蔓のようなものが大量に発生し、紘汰の手の中にあるその実を完全に包み込んだ。

しかし、それも一瞬のこと。最後に一度強く光ったかと思うと光る蔓は跡形もなく消え去り、紘汰の手には新たなるロックシードが残されていた。

 

「イチゴだ。」

「イチゴね。」

「イチゴだね。」

 

現れたロックシードの表面には、デフォルメされたイチゴの姿。

狙い通り、新しいロックシードを手に入れることには成功したようだ。

とはいえ、これがどんな力を秘めているのかは使ってみなければわからない。

あの三体は、じりじりとこちらに近づいてきている。もうあまり時間はない。

とにかく、やってみるしかないだろう。

 

「じゃあ・・・行くぞ。」

『イチゴ!』

 

今までと同じように開錠のスイッチを押す。

風と樹が固唾を飲んで見守る中、紘汰の頭上に巨大なイチゴが姿を現した。

紘汰はオレンジロックシードをベルトから取り外すと、開いた部分にイチゴロックシードを装着し、カッティングブレードを再び倒しこんだ。

 

『ソイヤッ!イチゴアームズ!シュシュっと!スパーク!!』

 

オレンジの鎧がはじけ飛び、頭にイチゴが覆いかぶさる。

紘汰の頭を覆ったそれはすぐさま展開し、鎧武の新たな鎧となった。

小さめの胸鎧とアシンメトリーの肩鎧。イチゴと同様に赤色をベースにしたその姿は、他と比べてスマートな印象だ。

そして、鎧の形成と共に両手に現れたのは、側面にイチゴを模った装飾が施された二本の小刀。

 

 

 

アーマードライダー鎧武、イチゴアームズ。

手にした新たなその力は、状況を打開する切り札と成り得るか。

 

 




超難産。

中間の戦闘回がすっごい難しくって頭を悩ませまくってます。
東郷さんがフライングしちゃったから余計に・・・。

ひねり出してみましたが、もしかしたら色々と変えるかもしれません。

11話も書いてまだアニメ2話すら終わっていないということに戦慄。
なのに最近浮かぶのは3章のアイデアばかり・・・ああ、3章書きたい。
目の前のとこからコツコツ頑張ります・・・。

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