1章でここまで長くなるとは正直思わなかった・・・やっぱり考えてるだけと実際にやってみるのでは全然違いますね。
ここまで続けてこられたのも皆様のおかげです。
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最初と比べて随分と更新スピードも随分落ちてしまいましたが、これからもコツコツやっていきますので良ければどうぞお付き合いください。
ドン!
・・・とかそう言った擬音が聞こえてくるほどの存在感を机の上で放っているのは、明けて翌日、夏凜が持参した彼女おススメの珠玉の品々であった。
サプリ、サプリ、サプリ、サプリ、サプリ、酢、オイル・・・ドラッグストアか何かでもなければお目にかかれないようなその物量に、樹をはじめ他の面々も流石に目を丸くしている。
そんな皆の様子を感激していると勘違いでもしたのか、やけに得意げな夏凜が、満を持して口を開いた。
「フフン。感謝しなさい。これ皆、喉にいいといわれる食べ物とサプリよ。マグネシウムやリンゴ酢は肺にいいから声が出やすくなる。ビタミンは血行を良くして喉の荒れを防ぐ。コエンザイムは―――」
そのまま始まるマシンガンの様な解説トーク。煮干しの時もそうだったが、この完成型勇者様は、健康食品に対して並々ならぬ情熱を持っているようだ。普段とはまた違った迫力に、先ほどから皆押されっぱなしである。
「詳しい・・・。」
「お、おう・・・。」
「流石です・・・。」
「夏凜ちゃんは健康食品の女王だね!」
「夏凜はアレよね。健康のためなら死んでもいいって言いそうなタイプよね。」
依然続く解説トークをBGMに、部員達が五者五様の感想を漏らす。
意外というからしいというかは少し微妙なところだが、兎にも角にもこの気難しい新入部員への理解が深まったということは確かだった。
そんな部員達の反応を他所に、一通り語り終えて一応満足した夏凜は、さてとと樹に向き直った。
昨日、家であれもこれもと選んでいるうちに荷物が膨れ上がってしまい、仕方なく厳選に厳選を重ねて絞り込んだ精鋭たちだ。まだまだ語るべきことは山ほどあるが今日の目的はそれではない。樹を歌のテストで合格させるために持ってきたのだから、本人に使ってもらわねば。
「さ、樹。これを全種類飲んでみて。ホラ、グイっと。」
「ぜ、全種類ですか!?」
当然でしょ?と首を傾げながら怪訝そうな顔をする夏凜に戸惑いながら、樹は机の上へと視線を移す。
改めて見るその迫力に、樹は冷や汗を流しながらゴクリとつばを飲み込んだ。
こ、これを全部・・・?いくら体にいいモノでも、流石にちょっとまずいんじゃ・・・でも、せっかく夏凜さんが持ってきてくれたんだし、これでホントに声が出るようになるのなら・・・。
夏凜セレクションを前に心の中で葛藤を始めた樹に対して、助け船を出したのは紘汰だった。机の上に伸ばしかけたところで中途半端に静止していた樹の手を優しく下ろした紘汰は、二人の間に割って入り樹の代わりに夏凜と相対した。
「あのなぁ夏凜。樹の為に用意してくれたのはありがたいけどあんまり無茶言うなよ。こんな量を一気にだなんてお前だって無理だろ?」
「う・・・。フ、フン!何が無理よ上等じゃないやってやるわよ!こんなの楽勝に決まってんでしょ!ま、ア・ン・タには無理なんでしょうけど、ね?」
「ム。樹やお前には無理だって言っただけで、誰もできないなんて言ってないだろ。それよりいいのかそんなこと言って。勢いだけで言ったなら、後悔することになるぜ?」
この流れはマズい。
主役である樹をほったらかして火花を散らし始めた負けず嫌い二人に、残る部員達の間に緊張が走った。
この後の展開は容易に予想がつく。もちろん、その結末も含めて。
「お、お兄ちゃん、夏凜さん。もうそのぐらいで・・・「「勝負!!」」ああ・・・。」
樹の仲裁も空しく、遂に戦いの火蓋は切って落とされた。
猛烈な勢いで錠剤その他をかっ込んでいく二人に、樹をはじめ皆、手で顔を覆う事しかできなかった。
数分後、両者共にKOで部室の床に沈むことになったのは、もちろん言うまでもないだろう。
「樹。樹、朝よ起きなさい。朝ごはん、準備しておくから着替えて顔洗ってきなさいよー。」
聞きなれた優しい姉の声が、樹の意識を夢の世界から浮上させた。
薄く開いた目に映るのは、忙しそうに部屋を出ていく風の後ろ姿。
早く起きなきゃという理性の声に抵抗するようにもぞりと寝返りを打った先、カーテンの隙間から零れる朝の光が樹の頭にさらなる覚醒を促した。
遂に頭の中で過半数を占めた理性の声に背中を押されてベッドから起き上がった樹は、風が用意してくれた制服に袖を通す。
寝ぼけ眼のまま思い出すのは、先ほどまで見ていた昔の夢についてだった。
私がまだ小学生だったころ、知らない大人たちが家にやってきたことがあった。お兄ちゃんは外出中で、家には私とお姉ちゃんの二人きり。
見知らぬ大人に怯えた私はずっとお姉ちゃんの背中に隠れていたから、なんの話をしていたのかはよくわからなかったけど、あとでお姉ちゃんがお父さんとお母さんが死んじゃったことを教えてくれた。
その日から兄弟3人だけの生活が始まって、お姉ちゃんは変わった。
勿論優しいお姉ちゃんなのは変わらないけれど、私たちに弱いところを見せなくなった。両親を失った私やお兄ちゃんの為に、お母さんになろうとしてくれていたのだ。自分だって大変なはずなのに。
お兄ちゃんの前では時々、少しだけ前のお姉ちゃんに戻ることもあるけれど、私の前ではそうじゃなかった。
この生活が始まった最初の頃、お母さんがいなくなった寂しさでお姉ちゃんに八つ当たりしてしまったことがあった。酷いことを言ってしまった私に、お姉ちゃんは怒ることも無く、ただ優しく微笑んで抱きしめてくれた。
そんなお姉ちゃんがいてくれたから、私たちは今、こうやって笑って暮らせているんだと思う。
でも、私は知っている。
お姉ちゃんはあくまでそう振舞ってくれてるだけだってことを。
最初のお役目の後、皆に何も言わず巻き込んでしまったことに対する罪悪感と、そのせいで皆に嫌われてしまうんじゃないかっていう怖さで一人悩んでいたことも。この前のカラオケの時、ふとした瞬間に表情が暗くなっていたことも。そして、お父さんとお母さんが死んじゃった後、時々夜中に声を押し殺して泣いていたことも。
お姉ちゃんがそういうところを見せてくれないのは、私たちのことを守らなきゃって思ってくれているからだ。
お姉ちゃんにとって私は、まだまだお姉ちゃんたちの背中に隠れているだけの子供なんだと思う。
それじゃいけないと思っていても、大好きなお姉ちゃんの背中は暖かくて、一緒だったらどんなことでもできる気がして、私はいつも甘えてしまう。
もしも、私が背中に隠れている私じゃなくて隣を一緒に歩いていける私だったのなら、お姉ちゃんはもっと悩みを打ち明けてくれるんだろうか。お姉ちゃんが抱えているものを少しでも分け合うことができるんだろうか。
お姉ちゃんと違って引込み思案だし、家事だってうまくできないし、朝だって一人じゃ起きられない。お兄ちゃんみたいに運動が得意なわけでも、皆から頼られているわけでもない。
でも、いつまでも守られているだけの子供のままではいられない。大好きなお姉ちゃんとお兄ちゃんを助けてあげられる私に変身したい。
キッチンに降りてきた私に優しく微笑みかけてくれるお姉ちゃんを見て、私は強くそう願った。
冷たいシャワーが、運動で火照った体を冷やしていく。
朝のトレーニングが終わった後、学校行く前にこうしてシャワーで軽く汗を流すのが、このところの紘汰の日課になっていた。
バーテックスとの戦いが始まって、少しでも強くなるためにと始めた自主練は、もう生活のサイクルとしてしっかりと根付いている。
訓練と言っても友奈に付き合ってもらっている武術の稽古以外では大したことができるわけでもなく、毎日行っているのは一通りの筋力トレーニングとランニングぐらいだ。
浴室の鏡に映る自分の姿を見る。
もともと同年代としては引き締まった体をしていたとは思うが、訓練の成果でさらに逞しくなってきた・・・様な、気がする。というかそう思いたい。
毎日続けているおかげか、筋トレではこなせる回数が増えてきたし、走る距離も徐々に伸びてきている。しかし、それで強くなったのかといわれると正直よくわからない。
強くなるって、いったいどういう事なんだろう。
そんな風に考えながら思うのは、先日の姉の表情と、いつかの父との約束だった。
昔、父さんは時々他の家族に内緒で俺だけを遊びに連れて行ってくれることがあった。
母さんも姉ちゃんも樹も、勿論嫌いだったわけじゃない。でも父さんと二人きり、男同士のこの時間は俺にとって特別だった。
昔から運動が得意だったから、同級生はもちろん上級生にだって運動では負けなかったけど、やっぱり父さんは別だった。
追いかけっこもキャッチボールも魚釣りでもなんでも、父さんはいつだって俺よりすごくて、いろんなことで負けるたびに俺は少し悔しかったけど、俺が勝てない父さんは俺にとって憧れのヒーローだった。
ある日公園でいつものようにコテンパンにやられた後、俺は父さんになんでそんなに強いのかって聞いてみたことがある。
父さんはそんな俺の頭に手を置きながら、
“当たり前だ。父さんはな、お前や風や樹に母さん。大事な家族を守らなきゃいけないんだから。知ってるか紘汰?男はな。守るものがある時、いくらでも強くなれるんだ。”
そう言って笑っていた。
そんな父さんがすごくかっこよくて、俺もいつか父さんみたいになりたいって思ったんだ。
父さんと母さんが死んでしまう、少し前のことだった。
久しぶりに遊びに連れて行ってもらった上に、高学年になってとうとう父さんに一矢報いれるようになった俺は、その日とても上機嫌だった。
ベンチで父さんの隣に座って興奮気味に捲し立てる俺の話を、父さんは苦笑しながら聞いてくれていた。
しばらくして俺が落ち着いてきたとき、急に真面目な顔をした父さんは静かな声で俺に話しかけた。
“紘汰はすごいな。この調子なら父さんもうすぐ追い抜かされちゃいそうだ。”
“何言ってんだよ。そりゃあ俺だっていつまでも負けっぱなしのつもりはないけど、まだまだ全然父さんの方がすごいじゃないか。父さんは俺の目標なんだから、簡単に負けてもらっちゃ困る。”
“ハハ、そうだな。俺はまだまだお前たちを守ってやらなきゃいけないんだもんな・・・なぁ紘汰。お前、お姉ちゃんと樹のこと、好きか?守りたいって思うか?”
“当たり前だろ。姉ちゃんはしっかりしてるけど案外抜けてるとこあるし、樹は気が弱くっていつも危なっかしいんだから。二人とも俺がついててやんなくちゃ。”
“そっか、そうだよなぁ・・・あのな紘汰。お前たちが大きくなるまで、父さんと母さんがお前たちのことを守ってやる。お前たちが困った時は、いつだって駆けつけて助けてやる。でもな紘汰。お前は男でお兄ちゃんだ。だから強くなれ。そして、父さんたちがどうしてもお前たちを助けてあげられないとき、そんなときはお前が二人のことを守ってやってくれ。”
“急に変なこと言うなぁ。わかってるよ。約束する。父さんがいないとき、父さんの代わりに俺が二人を守ってやる!”
“あぁ、男と男の約束だ。”
父さんが笑って、俺も笑った。
そしてその数日後、父さんはもう二度と俺たちを守れなくなった。
家族がたった三人になってしまったあの日から、父さんとの約束どおり二人を守ろうと俺なりにやってきたつもりだ。
でも思っていたよりもはるかに早くやってきたその時に、まったく準備ができていなかった俺はどうすれば強くなれるのか、父さんとの約束を守れるような自分になれるのかわからなかったんだ。
いつも突っ走って空回りしてもらう俺は、姉ちゃんがいなくちゃ何もできなかったし、樹だって暴走する俺を肝心なところでいつも引き留めてくれる。
あの日、確かに俺は変身して戦う力を手に入れた。
訓練も重ね、昔よりもできることが増えてきたとも思う。
でもそれは、本当に強くなったって言えるんだろうか。
そしてどれだけ強くなれば、姉ちゃんにあんな顔をさせないようにすることができるんだろうか。
あの日憧れた父さんの背中はあまりにも遠い。
でも、それでも―――
体についた水分をふき取り、用意していた制服に着替えて台所へと向かう。
先ほどから話し声が聞こえているから、我が家の寝坊助はもう起きているのだろう。
台所から漂ってくる朝食の匂いに早朝からエネルギーを消費した紘汰の胃袋が刺激され、低い音を鳴らした。
そんな自分の腹をさすりつつ、優し気な姉の声といつもよりさらに小さい妹の声を聴きながら、紘汰は台所へつながるドアを開いた。
「ぉあよう、お兄ちゃん・・・。」
「おはよう紘汰。あんたもさっさと朝ごはん、食べちゃいなさい。あんまりのんびりしてると遅刻するわよ。」
ドアを開いた先で目に飛び込んできたのは、眠たげな顔で挨拶をしてくれる樹と、そんな樹の寝癖を甲斐甲斐しく直しながら同じように声をかけてくれる風の姿だった。
仲の良い姉妹の姿でありながらどこか母と子の様なそれは、犬吠埼姉妹のいつもの光景で、紘汰の大好きな光景だ。
それがいつもよりなんだか眩しく見えるのは、窓から差し込む朝日のせいだろうか。
眩しさに目を細めながら、紘汰はさっきまで心の隅にあったモヤモヤが消えていくのを感じていた。
「あぁ。おはよう姉ちゃん、樹。」
そうだ。
どれだけ強くなったのかなんて関係ない。
どれだけ強くなればいいのかなんて問題でもない。
この光景を守るためなら、どれだけだって強くなってやる。
大切な家族も、大事な仲間も、そしてこの世界も全部守れるように、そんな自分になるために何度だって変わってやる。
だから見ててくれ父さん。
父さんが望んだ俺に。
そして俺自身が望む俺に、いつか俺は必ず変身して見せるから。
樹の柔らかい髪に優しく櫛を通しながら、風は紘汰が慌ただしく朝食をかきこんでいくのを眺めていた。
(そんなに慌てなくたって、誰も取ったりしないっての・・・。)
いつも通り朝から慌ただしい弟の姿に、風の顔には苦笑が浮かんでいる。
育ち盛りなだけあって、紘汰はそれなりによく食べる。
こちらが作るどんなものにもおいしそうに食べてくれるから、作る側としては非常にやりがいがあるというものだ。
寝ぼけ可愛い樹をパーフェクト可愛い樹へと仕上げた後は、ようやく自分の時間だ。
櫛を片付け、樹の向かいの自分の席へと腰を落ち着ける。
今日のメニューは焼いたベーコンに目玉焼き、トーストにサラダ、そしてスープだ。
シンプルなメニューだが、まぁ朝なんてどこもこんなものだろう。
心の中でそんな言い訳をしながら、適度に冷めたスープに口をつけた風は、気づかれないようにそっとため息を吐いた。
お母さんとお父さんが死んでしまってから2年。
もういないお母さんの代わりに、紘汰と樹のお母さんにならなくてはといろんな努力を続けてきた。
時々手伝うぐらいだった料理も覚えて、その腕も今ではちょっとした自慢だけど、それでも昔食べたお母さんの味にはとてもじゃないが勝てる気がしない。
いつまでたっても追いつけないというその事実が、“お前には代わりなんて無理なんだ”と言われているようで、私の心を重くする。
・・・最近どうにもいけない。ちょっとしたことでつい思考が暗くなってしまう。
こんなんじゃダメだ。私はあの日誓ったんだから。
例えお母さんになれなくたって私は―――
「あ~。やっぱ姉ちゃんの料理は最高だな!な、樹!」
「うん。そうだね。」
息が止まった。
思わぬ不意打ちに、不覚にも目の奥が熱くなる。
そんな自分をごまかすように、少し早口で反論した。
「き、急にどうしたのよ紘汰。おだてたって何にも出ないわよ。それに料理って言ったってこの中じゃせいぜいスープぐらいだし、こんなのどこで食べても一緒でしょ。」
「それが違うんだよなぁ。かめやで食べるうどんとかも美味いんだけどやっぱり姉ちゃんのが一番落ち着くっていうかさ・・・こういうの、おふくろの味っていうの?」
「―――っ!」
おふくろの味。
お母さんになり切れない、中途半端な私の作る料理を、この子はそう言ってくれるのか。
たったそれだけの言葉で、私はこんなにも救われた気持ちになれるのか。
「あ、あんたねぇ。花の女子中学生つかまえておふくろって何なのよ。もっと言い方っていうもんがあるでしょ。」
「わりぃわりぃ。でも本当にそう思ったんだから、仕方ないだろ。」
「ま、いいわ。お姉様を立てようとするその姿勢は評価してあげる。あんたの態度に免じて今日の晩ごはんはあんたの好きなものを作ってしんぜよう。で、何がいいの?」
「マジかよ!え~と、じゃあアレ!俺コロッケがいい!」
「コロッケねぇ。樹もそれでいい?」
「うん。私もお姉ちゃんのコロッケ、大好きだよ。」
「樹にまでそういうんだったら、お姉ちゃん張り切っちゃうわよ。あんたたち、覚悟しときなさい!!」
笑い声が、家の中に響く。
三人だけど、こんなにも騒がしい。
三人だから、こんなにもあったかい。
これが、この日常が、今の私の幸せだ。
この子達のためなら、私はきっと何でもできる。
あぁ、だからどうか神様。神樹様。
私は全てを捧げます。
あなたの敵を、世界の敵を、私が全て倒します。
だからどうか、お願いします。
私はどうなってもいいんです。
どうかこの子達は。私の大事な家族と後輩達だけは、守ってあげてください。
それだけが、復讐なんて感情だけであんなにもいい子たちを巻き込んでしまった私の、たった一つの願いです。
全てが終わった後、いつものように皆が笑っていられるように。
―――たとえそこにもし、私がいなかったとしても。
最初とそれ以降の空気感が違いすぎる・・・!
実験的に一人称みたいなものも取り入れつつ、犬吠埼家の面々の過去だったり決意だったりのお話です。
明らかに危ない子がいますがこれはもうきっと1章の最終戦までは仕方ない・・・。
犬吠埼家両親は大赦の関係者だっていうのは公式ですね。
現世への影響による事故に巻き込まれて亡くなったということで、それに巻き込まれちゃうほど現場に近い部門の担当だったと推測(公式に別の設定あったらすいません・・・)。
であるならば色々と追い詰められていっている状況の中で色々と覚悟はしていたんじゃないかなぁと思って書いたのが紘汰くんとお父さんとのやり取りでした。
持って生まれた善性だけではない、本作品での紘汰くんの思いの骨子となる部分です。
次こそ戦闘直前ぐらいまでには進めたいと思います。
またしばし、お待ちください。