久々のメトロイド 作品の更新です。
約2年近く更新していなかったのに、今月中旬辺りになって登録者が増えたのにビックリしました。これも「メトロイドドレッド」の発売の影響かな?
今回は第一のボスと戦います。そしてベビーに異変が!?
それではどうぞ。
こんにちはベビーです。
今僕とママはXを倒す為にコンピュータさんに言われた場所に向かっています。
僕達が乗ってきたエレベーターが使えなくなっちゃったからママが通れそうな所を見つけて【みさいる】で入り口を壊してそこに入るとここも真っ暗で何も見えない。
途中で丸くて大きな卵(?)みたいなのをママが【みさいる】で倒してしたら黄色じゃなくて
「これは!?」
「ママどうしたの?」
「ミサイルの残弾が増えている。成る程今のが特殊なタイプのXか」
今のがコンピュータさんが言ってた【とくしゅなたいぷ】のX、形じゃなくて色が違うんだ。でもこのXを使えば【みさいる】が無くなる心配もないね。
ママに守ってもらいながら進んで行くと光が見えてきました。
「あっ!ママ出口だよ!」
「ッ!ベビー、待って!」
やっと暗いところから出られると思ってママの声に気づかないで外に出ちゃった。そしてその先には大きな一つ目のお化けがいた。何これ……怖い。
そのお化けが僕に気付くと目を光らせるとビームを発射してきた。
「危ない!」
怖くて動けない僕に、ママが走って来て僕を抱えてビームを躱して助けてくれた。
「ベビー、ここで待っていてね」
ママが目のお化けに向かっていくと右手(ビーム砲)から【みさいる】を出して攻撃する。するとお化けも目からビームで攻撃してくる。
お化けのビームを避けながらママもビームや「みさいる」で攻撃をする。そして「みさいる」の一つがお化けの目に当たると痛かったみたいで目を閉じて「う〜」って声を出した。ママ今だよ!
でもママが【みさいる】を発車しようとした時、紫色の人達が一斉に襲いかかってきた。ママはお化けへの攻撃は辞めて紫色の人達にビームで攻撃する。
ビームが当たった人達は粉々になって動かなくなっちゃった。これならママの勝ちだ。でもその倒された紫色の人達の身体にXがくっ付くと元に戻ってまたママに襲いかかってくる。
ママはまたビームで倒すけど、また別のXが来て元に戻っちゃう。ママ負けないで!そんな時ママの後ろから何かが当たって吹き飛ばされちゃった。
ママは起き上がって後ろを振り向くと、さっきの目のお化けがママを睨みながら見ていた。
あの人達に気を取られていて目のお化けの事を忘れちゃってた。またお化けの目が光りだして、ビームが出てママに攻撃する。危ない!
「ママァ!!」
僕は飛び出してママを抱え上げて力一杯飛び上がって攻撃を避ける。
「ベビー!?危ないから離れていなさい!」
「やだ!ママは今僕を守るために戦っているんでしょう?だから僕もママを助けるために戦う!」
もうママが怪我してほしくないし、それに目の前でママが死んじゃうのをもう見たくない!
「…分かった。でもベビー、無茶はしないでね」
「うん!」
僕は大きな声で答えるとママを抱えてお化けのビームを避ける。
お化けのビームを避けながらママが隙を突いて「みさいる」で大きな目を攻撃する。するとお化けが目を瞑ってまた「うぅ〜」って唸ってる。きっと【みさいる】が効いているんだ。もう少しだよママ。そしてお化けが目を開いたところにママが【みさいる】を一つお見舞いした。
すると【みさいる】が当たった目のお化けは段々姿が変わっていって
「そうか!ベビーは元々はメトロイド 。だから私と同じでXには寄生されないのか」
そうか。僕もママと同じであの目のお化けがいた場所に一つの扉があった。きっとこの先にコンピュータさんが言っていたXがいるんだ。
僕とママは扉を進むとさっきの場所と違って何だか君の悪い場所に出ちゃった。先に進んでいくと床が空いて明るくなっている。
「
「うん!」
ママを抱えてゆっくり降りてみると、少し大きいXの周りに黄色いXがたくさん集まりだした。そしてそれが合体するとあの蛙さん達とは違って背中に甲羅がある大きなアルマジロみたい生き物になった。
「あれは【マルカラ】!?」
「【まるから】って?」
「私が前に【SR388】で戦った生物だ。アイツもXに寄生されていたのか」
その【マルカラ】は鳴き声を上げると丸まってきて襲いかかってきた。僕はママを抱えて飛び上がる。ママはビームや【みさいる】で攻撃するけど背中に弾かれちゃって全然効いていないみたい。
「クッ、やっぱりあの硬い甲羅に弾かれるか。ベビー、私を降ろして」
「エッ!でもあんな大きい奴相手にママ1人じゃ危ないよ」
「私は前にマルカラとは戦っている。だから大丈夫だ。私を信じろ」
「…うん!」
僕はママを下に降ろして上にへと飛び上がる。【マルカラ】はママが降りてきたのを確認すると手から火の玉を投げ飛ばしてきたり、鋭い爪のビーム(斬撃)攻撃してきた。ママは早い動きで全部避けて
ドカーーーン
『グギャァァーーー!!』
僕が不安に思っていると【マルカラ】は苦しいような声を上げた。あれ?もしかして効いているの?さっきは全然ダメだったのに何で?
「思った通りだ。オリジナルと同じように甲羅に覆われていない正面から攻撃には弱いみたいだな」
そっか!ママは前にあの【マルカラ】って生物と戦っていたんだよね。だから弱点も知ってだんだ。
怒った【マルカラ】は爪ビーム(斬撃)をしてきた。ママはビームや【みさいる】で【マルカラ】のビームを撃ち落としている途中で、【マルカラ】が丸まって突撃してきた。でもママはジャンプで避けたから【マルカラ】はそのまま壁に当たった。その後もママは【マルカラ】の攻撃を避けながらお腹に攻撃を当てて少しずつだけどダメージを与える。
やっぱり僕のママは強いしカッコいい。
「食らえ!」
ママの【みさいる】が【マルカラ】に当たると今までの中で一番大きな声を上げるとその身体が段々と溶けていくみたいに変わっていくと、さっきの大きなXと黄色Xに戻った。その周りには白いバリアみたいものがあった。そして大きなXは僕に向かって襲ってきた。
「うわわ!!」
「ベビー!!クッ、食らえ!」
ママはビームを撃つけど全然効いていなかった。
「ッ!?ビームが効かない!?」
ビームが効かなくて動かなくなっていママに大きなXは向かっていく。それに気付いてママは避けると今度は【みさいる】で攻撃する。その【みさいる】が当たると後ろにへと下がって周りのバリアの色が黄色に変わって黄色いXと緑のXが飛び出してきた。
「あのバリアには【ミサイル】が有効のようだ」
今の【みさいる】が効いたことが分かると、大きなXは何か慌ててるみたいにもう一度ママに体当たりをしようとする。もう一回【みさいる】が当たると色が赤く変わった。
「これでトドメだ!」
ママは3回目の【みさいる】が当たるとバリアが壊れて中にいたXがフヨフヨと浮かんでいる。そのXは僕に向かって体当たりしてきた。
「うわ!?」
「ベビー!!」
Xが僕にぶつかったけど全然痛くない。それどころかXは僕の身体に吸い込まれて消えちゃった。すると頭の中に何かが流れ込んできた。
それは身体を丸まめてボールみたいになる映像。
よくわからないけど僕は頭の中に流れてきたのを頼りに身体を丸める。すると身体は小さなボールになっちゃった。でもこれで移動出来るのかなっと思って動かしてみると、自由に動き回ることが出来きた。何か新しい力を手に入れたみたいで楽しくなってきちゃった。
「このボールになる仕草…まさか【モーフボール】!?」
ママがいきなり大きな声を出したからビックリしてボールの姿から元の姿に戻ってママに質問する。
「【もーふぼーる】って何?」
「あぁ、【モーフボール】は私がスーツを着用している時に使うことが出来た能力の一つだ。身体をボール用に丸まることで狭い道を進むことが出来たんだ」
つまり僕があの大きなXを吸収したからその力を手に入れることが出来たんだ。でもこれはママの力、だからママに返したいけどどうしたらいいんだろう…。そうだ、もしかしたら!あることを思い付いた僕はママに抱きついて力を入れる。すると僕の身体が光り出してその光はママにへと流れていく。
「ベビー、一体何を!?」
「ママ、ジッとしてて」
僕の言葉を信じてママはそのまま動かないでいてくれた。それから少しして光は消える。僕はママから離れてこう言った。
「ママ丸まってみて」
「エッ!?こんな時に一体何を「いいからやってみて」…分かった」
ママは何か戸惑っていたけど僕の言葉の通りに丸まる大勢を取ってくれた。するとママの身体はさっきの僕のように丸くなってボールの姿になった。
「これは【モーフボール】!?どうして私にこの能力が!?」
「それは僕が今手に入れた【モーフボール】の力をママにへと分けたんだよ」
僕は前に戦った脳みそお化けの悪いやつのエネルギーを吸い取って、そのエネルギーをママに分けたことがあった。だからそれと同じように分けることが出来るかもしれないと思ってたけど上手くいってよかった。
ママはそのボールの姿で近くを転がると元に戻って僕を優しく抱きしめてくれた。
「ベビー。貴方のお陰で私は力の一つを取り戻せた。ありがとう」
「うん。僕もママの役に立ててよかった。あっ、そうだ!さっきの大きいのを倒したのをコンピュータさんに言わないと!」
「そうだな。早くここから出よう」
僕とママはお部屋に空いてた小さな隙間からボールになって出てコンピュータさんがいるお部屋にへと戻ろうとした。真っ暗で狭い道だけどママがいるから全然怖くない。途中にまた紫色の人達が襲ってきたけどママがビームでやっつけてくれた。
そして僕達はコンピュータさんのいるお部屋に入るとママはボタンを押してコンピュータさんを呼ぶ。
『サムス、恐れていた事が現実となった。飼育エリアにXが侵入してしまったようだ。セクター1【SRX】で異常が確認された。直ちに現場に向かえ。セクター1とは惑星SR388を忠実に再現したセクターだ。SRXに向かうためには、まずメインエレベーターで中継エリアへ移動し、そこの1番のエレベーターで降下するのだ』
コンピュータさんがここ地図を移動させると左下の方に1〜6までの数字が書かれている場所が出る。
『目的地の入り口にもナビゲーションルームがある到着次第アクセスしたまえ。まだ不明だが何者かがXの侵入を促した可能性が高い。最初の爆発もそいつの手によるものだろう』
コンピュータさんはそれを言うといつものように消えちゃった。
「ママ、早くしないとその【せくたー1】にいる動物さん達がみんな死んじゃうよ」
「あぁ、これ以上Xを野放しにしておくのは危険だ」
僕達は入った扉とは反対の扉を開けて目的地の【せくたー1】に急いだ。えっと、地図によると確かこの高いところを登る扉があって、そしてこの下を降りると一番最初に見た【とくべつほかんこ】だからこの道を真っ直ぐ行けばいいんだね。でもその先には壁があって道なんて何処にもなかった。
「あれ?この先のはずなのにどうして壁になってるよ?どうして?」
「恐らく爆発の所為で壁が崩れて道を塞いでしまったのだろう。ミサイルなら破壊できるだろうが、今この場所でミサイルを使えばこの場所全てが崩れかねない。しかし今使えるビームではビクともしないだろう」
どうしよう。このままだと【せくたー1】の動物さん達がXにヤラれちゃうよ。何かしなくちゃと考えていると、その壁の下の方に小ちゃいボールが入れそうな穴を見つけた。
「ママ、ここに穴が空いているよ」
ママは僕の声に反応して急いでこっちに来てその穴を確認する。そして少しその穴をジッと見続けていると何を思い付いたみたい。
「この大きさなら【モーフボール】で通れるかもしれない」
ママは丸くなってボールになるとその穴の中にへと入って行った。そっか!さっき手に入れた能力で丸くなれば僕も通れるかも。
僕もママみたいに小さく丸くなって穴にとへ入り込む。うん、何とか通れそう。僕達はその小さな穴を通ると扉があった。その扉を開けて進むとエレベーターがあった。
「よしこのエレベーターを降れば飼育エリアの入り口だ」
僕はママと一緒にエレベーターに乗って下にへと降りる。待ってて動物さん達。
サムスとベビーがエレベーターを使って飼育エリアのフロアへと降りて行ったその時……
…突如壁が爆発し煙の中から「コトン、コトン」と足音を立てながら誰か出て来る。不気味な足音と共に現れたが、何とその者はサムスのパワードスーツを着用していた。
そいつは【スクリューアタック】でエレベーターの隙間を跳ぶと【スーパーミサイル】を使い閉まっていた出入り口を破壊し無理矢理開けると、再び足音を立てながら歩き出す。
果たしてこのパワードスーツを着用した者は何者なのか?そしてその目的とは…。
最後に登場した人物。フュージョンをプレイした人なら分かるはずです。プレイヤーの皆様のトラウマ…。
そして今回サムスだけでなくベビーもモーフボール能力を手に入れました。本来ならサムス1人なのですが、私の作品にはベビーがいるのでサムスと元にコアXから能力を手に入れる設定にしました。
今後もコアX戦ではベビーはサムスと共に能力を手に入れて行く予定なのでサムス級のチートになると思います。(まぁ、サムス程技術がないのでまだまだだと思いますが…)
次回の更新はまた遅れてしまうと思いますが、必ず完結させるのでお待ちください。