アイテム番号:SCP-2016-jp-j
オブジェクトクラス:Safe
特別収容プロトコル:SCP-2016-jp-jは、サイト-8181の標準Safeクラス収容ロッカーに収容されます。このオブジェクトの使用・実験はBクラス以上の職員に許可をとった上で行ってください。
説明:SCP-2016-jp-jは、薄緑と白を基調とした携帯ゲーム機のような形状の”SCP-2016-jp-j-1"と、グリップのついたゲームカセットのような形状の"SCP-2016-jp-j-2"の二つから構成されています。
発見されたのはT都の大学病院で、勤務している小児科医が発見、警察に届け出られる直前に潜入していたエージェントにより回収されました。
SCP-2016-jp-j-1はそれ単体では稼働せず、SCP-2016-jp-j-2を正面から向かって左上の空洞部に挿入する事で内部のデータを閲覧することが可能となります。しかし、内部データは数人分の個人データと録音されたと思われる音声データ以外は破損している模様です。
なお、データに記録されている人物は全員が日本人ですが、20■■年現在、その全員の存在が確認されていません。
SCP-2016-jp-j-2のグリップ部にはイラストと"仮■ラ■■ーク■ニ■■"と所々掠れた文字が書かれており、端子の横に起動ボタンと思われるものが取り付けてあります。Dクラス職員がこのボタンを押した際、全身にノイズのようなものが走った後、その場から消失しました。
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以下、SCP-2016-jp-j-1内部に残されていた音声データ
カチッ
男性A『…ここ…は…?』
男性B『目が覚めましたか。ここは■■大学病院です。…何があったかは、覚えていますか?』
男性A『っ…確か、俺はあのゲームをプレイしてて…負けた後に消滅とか言われて…』
男性B『はい。事実あなたは消滅していた。厳密にはデータとして分解されたといった方が正しいそうですが。』
男性A『…嘘だろ、そんな…。そ、そうだ、あれから何日たってるんだ!?親父は?おふくろは?』
男性B『…あなた、いやあなた方が消滅した後、あのゲームはすべて回収されました。開発者曰く復活する手立てもありうると。』
男性B『ですが、その復活する手段の確立に時間がかかり…』
男性A『そんなことはどうでも良い!今は何日だって聞いてるんだ!』
男性B『…20■■年です。』
男性A『…は?』
男性B『20■■年■月■■日です。あなたが消滅してから■■年が経過しました。』
男性A『…ははっ、ドッキリにしちゃ趣味が悪いよ、先生。なあ、嘘なんだろ!嘘だっていってくれ!』
男性A『なあ、おい!ふざけんな!ふざけんなよ!うああああああああ!』
男性B『おい誰か!誰か鎮静剤を―』
カチッ
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補遺:その後の実験で、SCP-2016-jp-j内部のデータに消滅したDクラス職員のものが追加されていたことが判明しました。