他作品でSCP   作:スーパー1

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お久しぶりです。年を越して約2カ月超ぶりの投稿。
大学で中国人向け慣用句解説の動画投稿という企画に関わる事になったり、インフルで寝込んだりしてましたが元気です。
今回はリクエスト4つ目。


SCP-4527-j-EX ”神々が競う国”

アイテム番号:SCP-4527-j-EX

 

オブジェクトクラス:Explained

 

特別収容プロトコル:現在、SCP-4527-jp-j-EXに対しての封じ込め手段は講じられていません。

 

説明:現在、SCP-4527-j-EXは20■■年以降より日本国内全域に発生しており、特に15~18歳の「相撲を好んで行う」高校生、職業「力士」の人物に強い影響を与えています。

SCP-4527-j-EXの異常性は二つあり、一つ目は「一定以上の力量を持った力士の取組みを見る」ことを条件とし、条件を満たした対象に「相撲は非常に魅力的である」という認識を植え付けます。

基本的には「相撲を見ることが好き」という程度で落ち着きますが、元から相撲好きである場合のみ男性は「相撲をしたい」、女性は「相撲をする男性を支えたい」という衝動が発生、相撲関係の事柄に積極的にかかわるようになります。この異常性の副作用か、SCP-4527-j-EXが発生して以降、相撲では八百長などが一切起きなくなったとのことです。

もう一つは、上記の「相撲を好んで行う」高校生と職業「力士」の人物の中でも、特に高い力量と強い精神を持つ人物の目元に「隈取」が出現するようになります。

「隈取」が出現するのは取組みの最中で、開始直前・終了直後には確認されていないこと、カメラなどの電子機器でも認識可能なこと、目撃者達も「そういうものである」と認識していることから、ミーム汚染も関係した異常性であると断定されました。

このSCiPの効果範囲は完全に日本国内のみであり、日本国外では国内で撮影したものでも上記の異常性が喪失することが確認されています。

なお、このSCiPの発生と同時期に角界入りし、記録上最初に「隈取」を発現させ、現在日本一の横綱となっている「刃皇」という力士が関係しているのではないかという疑惑も出ています。

 

 

 

注釈:相撲、というのはただの格闘技ではない。その大元は日本の神話上でタケミナカタとタケミカヅチの喧嘩、曲がりなりにも神同士の戦いだ。そこから転じて日本での神聖な儀式の一つになったんだ。国技に認定されているのも伊達じゃない。それだけの役割があったんだからね。

だけど、SCP-4527-j-EXが発生する前は、あの国ではほとんどの人が相撲への興味をなくし、他のサッカーや野球といったスポーツに関心が行ってしまった。もしかするとこのSCiPは相撲が衰退していってる現状に憂い、危機感を抱いた日本の神が昔を取り戻すために行ったのかもしれない。

刃皇と言う人も四股踏みで雨を晴らしたなんて話があるが、あの人は神に気に入られたんじゃないか?――■■■■博士

 

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