他作品でSCP   作:スーパー1

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ヒャア我慢できねぇ!連続投稿だ!
今回は元から考えていたものとエターナルドーパントさんのリクエストをミックス!したものです。
(実は平成ライダー一通り考えてたとか言えない)
追記:タイトル含めて全体的にミスしてました。なにしてんだ自分。



SCP-2013-jp-j ”その森に救いはなく”

アイテム番号:SCP-2013-jp-j

 

オブジェクトクラス:Keter Neutralized

 

特別収容プロトコル:SCP-2013-jp-jは現在、■■県■■市本社を拠点とする要注意団体「ユグドラシル・コーポレーション」によって管理され、財団による収容ができない状態となっています。

SCP-2013-jp-jは現在無力化されたと想定されます。

 

説明:SCP-2013-jp-jは、現時点で■■県■■市にのみ確認される異世界間接続現象です。壁や道、空中にジッパーのようなものが発生、内部には森林が確認でき、SCP-2013-jp-jから地球上では確認されていない動植物(以降森林をSCP-2013-jp-j-1、生物をSCP-2013-jp-j-2と呼称)が外部へと進出します。

ユグドラシル・コーポレーション内部に潜入しているエージェントより送信された情報では、SCP-2013-jp-jは「クラック」、SCP-2013-jp-j‐1は「ヘルヘイムの森」、SCP-2013-jp-j-2は「インベス」と団体内部で呼称されており、既にSCP-2013-jp-j-1内部の探索活動が行われていること、SCP-2013-jp-j‐1内部の果実は非常に強い摂食欲求をもたらす性質を持ち、果実を摂取した生物がSCP-2013-jp-j‐2へと変異すること、SCP-2013-jp-j-2を用いた生体実験が行われていること、そして調査の結果SCP-2013-jp-j‐1は徐々に浸食し、やがてはこの世界を飲み込む可能性が高いこと、またそれによる人類滅亡を防ぐための手段として「プロジェクト・アーク」(後述)を計画していることが判明しました。

 

 

調査報告書:プロジェクト・アークに関するものと思われるメモ

 

『クラックを見つけたあの日から、私たちの運命は変わった。』

『あの森は何れ世界を飲み込むだろう。私たちが死ぬその前に私自身の願望を叶えるためにも、この計画は成功させなければならない。』

『私が開発したドライバーさえあればあの森の中でも暮らすことは不可能では無くなった。』

『だか、ドライバーの数にも限りがあり、人類すべての手元に渡ることは不可能である。』

『それ故に人類を選別しなければならない。生き残るべき10億人を。』

『そしてそれ以外は全て予め切り捨てる。』

『完成したドライバーを選ばれた者達に配布し、侵略を乗り越える。』

『彼を王とし、新たな進化をもたらすためにも。』

 

ー■極■■

 

 

補足:20■■年■月■■日、正体不明である鎧武者のような風貌の人物により、■■市のユグドラシル・コーポレーション支部の一部が破壊、数ヶ月後には■■市から完全撤退。それと同時期にSCP-2013-jp-jの活動が見られなくなり、また元ユグドラシル・コーポレーション重役であった人物から『あの森はこの星から手を引いた』というメッセージが当支部に発信されました。

この情報と数日の調査を持って、SCP-2013-jp-jは現状無力化状態であると本部は判断し、SCP-2013-jp-jはNeutralizedと再定義されました。

なお、ユグドラシル・コーポレーションはこのSCiPに関係した一連の事件により世界的にテロリスト組織として認識され、瓦解状態となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《警告:このファイルはレベル4/2013クリアランスを持つ人員にのみアクセスが許可されています。アクセスしますか?》

[・・・・・]Enter

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《コード入力…OK 網膜認証…OK 声紋認証…OK 指紋認証…OK 》

《あなたは閲覧可能人物であると証明されました。》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイテム番号:SCP-3000-jp-j

 

オブジェクトクラス:Taumiel

 

特別収容プロトコル:SCP-3000-jp-jは現在、太陽系外の惑星に存在していると考えられます。

 

説明:SCP-3000-jp-jはSCP-2013-jp-j内部に存在していた果実型のオブジェクトです。

SCP-3000-jp-jを体内に取り込んだ知的生命体(以後SCP-3000-jp-j-1と呼称)はSCP-2013-jp-jを支配する力を得るとされます。

現在のSCP-3000-jp-j-1は通常時は白髪とオッドアイ、白銀の鎧のような服装以外は常人と大差はないですが、上記の能力の他、胸部に果物が描かれた鎧武者のような姿に変化する、空中飛行、分析不可能な光弾の射出、超長距離の惑星間移動などといった能力を有しています。

SCP-3000-jp-j-1は元々一般男性であり、元要注意団体「ユグドラシル・コーポレーション」の極秘被検体として扱われていました。

その後、SCP-2013-jp-j内部より何らかの手段でSCP-3000-jp-jを入手、現在は別の惑星にてSCP-2013-jp-jを広げているとのことです。

なお、この情報はユグドラシル・コーポレーションに潜入していた職員によって送られてきたものです。

 




SCP-3000-jp-j ”新たなるアダム”

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