ダンボール戦機 C(シンデレラ)   作:ぱりぱりィ!

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ダンボール戦機 C(シンデレラ) 08

ダンボール戦機 C(シンデレラ) 08

 

 

 

<< 第8章 新アングラビシダスに向けて >>

 

 

 

 

―――――女子寮周辺―――――

 

未央「えぇっ!?それじゃあ、あすあすも大会に出るの!?」

 

飛鳥「あぁ。地下で行われる優雅な大会なんて……ロマンがあるじゃないか」

 

未央「じゃあ、うめちゃんとかも出るのかな……」

 

みく「レギュレーションは全てアンリミテッドって言ってたにゃあ……」

 

飛鳥「いや?小梅は公演で忙しいから、出ないと思うけど?」

 

未央「そっか…でもライバルがいっぱいだー!」

 

みく「未央チャン、飛鳥チャン!もし対決する事になったら、容赦しないにゃ!」

 

飛鳥「それは当然…ボクらは敵同士になるんだから、ね」

 

未央「おやおや~?ちえりんと当たった時にはどうするのかな~みくにゃん?」

 

みく「智絵里チャンには勝てにゃいにゃあ……」

 

飛鳥「確かに智絵里は強い……底知れぬ強さがある」

 

飛鳥「でもボクだって、負けっぱなしでいるつもりはないよ」

 

みく「じゃあ、みく達でバトルするにゃぁ?」

 

飛鳥「いいだろう、受けて立つよ」

 

―――――CDショップ―――――

 

バン「えっ?イプシロンを? カズ、本当に見たの?」

 

カズ「あ、あぁ。カラーリングは違ったが、ありゃ間違いなくイプシロンだった」

 

アミ「どうして、山野博士が開発したワンオフ機を、その女の子が?」

 

バン「店長にも聞かれたんだ。イプシロンと、Vモードの事」

 

バン「多分、その子で間違いないよ」

 

カズ「智絵里って言ってたけど。バン、心当たりは無―――――ああっ!」

 

>>>突然カズが大きな声を上げた。

 

アミ「んもぅ、話の途中でしょ?何なの、カズ!」

 

カズ「この子だ……間違いねえ!」

 

カズは、一点を見つめて驚きの表情のまま、固まっていた。

 

アミ「ここって、アイドルコーナーじゃない?カズ、こういうの興味あったっけ?」

 

カズ「違う…この子だ! こないだ、オレが負けたのは…!」

 

<風色メロディ 緒方智絵里>

 

バン「緒方智絵里……この子が、イプシロンを………」

 

カズ「あの強さ、マジ物だったぜ……ハンパじゃなかった」

 

アミ「カズがそこまで言うんだから、よっぽどだったのね…」

 

カズ「アイドル、だったのかよ………あ!」

 

>>>カズがその棚を見ていくと、未央やみくのジャケットのCDが見つかった。

 

カズ「どんなの歌ってんだ?こいつら……」

 

バン「オレも、会った事は無いけど興味あるなー」

 

バン「特にこの、緒方智絵里って子のが……」

 

>>>結局、カズが未央とみく、バンが智絵里のCDを買う事になった。

 

カズ「たぶん悪い相手をやっつける歌だと思うぜ!」

 

カズ「風のように駆け抜け、メロディに乗せて敵を粉砕だ!」

 

バン「本田未央ちゃん、だっけ?ただの星じゃなくて三ツ星だからなぁ…」

 

バン「アルテミスで鮮やかに勝利を飾る歌とか、かなぁ……」

 

アミ(二人とも、音楽番組見ないのね………)

 

アミ(というか何でLBX関連の歌前提なのよ………)

 

カズ「おい、みくのは何なんだ?」

 

バン「オレ英語苦手だなぁ。何かお願いするんじゃない?」

 

カズ「わかった!世界大会アルテミスの優勝だ!」

 

バン「そうか!きっとそうに違いない!!」

 

アミ「はぁ~………」

 

  

――――――――――――――――――――

 

翌日。未央達は早朝に、キタジマへと集まった。

 

小次郎「おっ、なんだお前達。 さっそく朝バトルだろ?」

 

未央「てんちょー!おはようございまーっす!」

 

みく「アングラビシダスに向けて、特訓に来たにゃ!」

 

小次郎「お前ら…ちゃんとアイドル業は、やってんのか?」

 

未央「当たり前だよーっ!」

 

みく「でも、LBXに懸ける情熱も負けてないって事にゃ!」

 

智絵里「よろしくお願い、しますっ」

 

飛鳥「智絵里は強い。けど基礎をおろそかにしちゃいけない…」

 

飛鳥「今日は、色んな武器を使うのを練習してみないか?智絵里」

 

未央「確かに、ナックルだけっていうのも、厳しいものがあるよねー…」

 

みく「みくも相手が手強かったら、ビビって銃入れる時あるにゃぁ…」

 

智絵里「わかりましたっ、やってみますっ」

 

>>>身構える智絵里に、飛鳥が武器パーツを手渡した。

 

飛鳥「まずは鎌といこうか。さあ、ボクのを1つあげるよ」

 

>>>智絵里は 呪魂ソウルイーターⅡ を手に入れた!

 

<呪魂ソウルイーターⅡ:鎌(威力420)>

 

>>>智絵里が鎌をイプシロンに装備させ、操作してみた。

 

智絵里「おっとと……うわ重っ」

 

未央「ナックルは軽いからね。びっくりするのも無理ないよねー」

 

みく「みくには合わなかったにゃぁ~」

 

飛鳥「大会に出るんだよ?合わなかった、でその武器を捨て去るのは良くない」

 

飛鳥「候補は多い方がいい。少なくともボクはそう考えている」

 

飛鳥「みく、相手をしてやってくれないか?」

 

みく「え?みく、そんなに強くないにゃ」

 

飛鳥「智絵里は斧に慣れずスピードが出せないはず」

 

飛鳥「スピード特化のクノイチなら、いい練習相手になると思ったんだけど」

 

みく「分かったにゃ。そういう事なら、みくが出るにゃ!」

 

 

 

智絵里「お願いっ、イプシロンっ!鎌でも、がんばってっ!」

 

みく「スピードじゃ負けにゃい!クノイチ、出陣するにゃあ!」

 

 

飛鳥「ふむ……見物だな」

 

飛鳥(慣れない鎌で、どこまでのものを見せてくれるのか……!)

 

 

<フィールド:草原>

 

 

  バ ト ル ス タ ー ト

 

未央「ちえりん!重心をしっかり把握して!」

 

智絵里「こ…こう、かなっ?」

 

ブンッ ブンッ ブンッ ドォンッ!

 

>>>操作ミスで、鎌がジオラマに突き刺さった。

 

智絵里「わわっ、どうしようっ。 ごめんなさいっ」

 

飛鳥「何も謝らなくたっていいさ、それより―――――」

 

シュタタタタタタ………

 

>>>クノイチがジオラマのフィールドを駆ける。

 

>>>慣れない鎌に苦戦している智絵里に、狙いを定めて……!

 

智絵里「わっ」

 

智絵里(来てる…みくちゃんが、凄いスピードで近づいて来てるっ)

 

智絵里「うぅーん……うぅぅっ!」

 

智絵里(駄目……さっき刺さった鎌が抜けないっ)

 

智絵里(こうなったら―――――!!)

 

>>>智絵里のイプシロンはジャンプし、両足で突き刺さった鎌を蹴り飛ばした!

 

>>>その衝撃で抜け落ち、地面を滑る鎌。

 

みく(抜けたにゃ…でも一歩遅い、もらったにゃあ!!)

 

みく「必殺ファンク―――――」

 

>>>その鎌の柄に手をかけ、両手で思い切り……智絵里はブン投げた!

 

みく「にぎゃあああーっ!?」

 

\ ピコーン! /

 

>>>鎌はクノイチに突き刺さり、そのまま真っ二つにするくらいの衝撃が走った。

 

未央「な、なんとー………」

 

飛鳥「ふふ……まさかハンマー系ウェポンを、を投擲武器として使うプレイヤーがいるとはね」

 

みく「ふにゃぁぁぁ~………グリスグリス、グリスで応急処置にゃー!」

 

>>>やられてしまったクノイチ。みくは大慌てだ。

 

飛鳥「キミはやっぱり面白いよ、智絵里……」

 

智絵里「わたしは至って真剣にやってるだけなんですっ」

 

飛鳥「興味深いって事さ……キミには天才的なセンスがある」

 

飛鳥「そして、幸か不幸かLBXの基礎を知らない為に、型破りな戦法を思いつく」

 

飛鳥「これは……どこかの大会で本当に優勝してしまうかもね………」

 

未央「そういうあすあすはどうなの? 今度のアングラビシダス!」

 

飛鳥「出場できるだけで、光栄……って感じかな?」

 

飛鳥「優雅で華麗に………そして何よりも、狂おしいほどに舞え…!」

 

飛鳥「素敵な響きじゃないか…ボクも全力で舞ってみせるよ……」

 

未央(あー…確かにあすあす、そういうの好きそうだもんねー)

 

みく「ふにゃあぁぁ、店長さん助けてにゃあ!」

 

小次郎「おう、こりゃまた派手にやられたなぁ」

 

小次郎(見てはいたが…改めて考えると、ブッ飛んだやつだなぁ、智絵里……)

 

小次郎(鎌が抜けない、だから蹴り飛ばした………)

 

小次郎(まだ鎌を上手く振るえない、だから投げ飛ばした………)

 

小次郎(力技にも程があるって気もするが―――――)

 

小次郎(何となく分かる。 あいつ、絶対強くなるぞ……!)

 

小次郎(もっと強くなれよ………智絵里!)

 

みく「店長さん!ボーッとしてないで直してにゃぁ!!」

 

小次郎「おっと、悪い悪い。新品同様のメンテをしてやる、常連さんだから特別だぞ?」

 

みく「わーい、やったにゃ! アングラビシダスまでには………」

 

小次郎「もちろん、間に合わせる。心配すんな!」

 

 

飛鳥「さてと……ボクから言い出した練習方法だったんだが―――」

 

飛鳥「智絵里は、今のままでいいのかもしれない」

 

智絵里「……そう、なのかな?」

 

未央「私も、そう思う!」

 

未央「私達がとやかく言って、ちえりんの良さを消したくないし!」

 

智絵里「で、でもっ、もっと強く――――わたしっ」

 

未央「もちろん強くなってほしいと思うよ」

 

未央「ただ、今のちえりんのまま……強くね!」

 

飛鳥「アングラビシダスは、いかに優雅に勝利するか、という趣旨に変わったが……」

 

飛鳥「元々は破壊の祭典だ。古参の連中が紛れてる可能性もある」

 

飛鳥「そこで、本来反則とされる攻撃にも対抗できるような練習をしよう」

 

飛鳥「まずはこの…スタングレネード」

 

>>>飛鳥はそう言って、アイテムのようなものをイプシロンに投げつけた。

 

>>>途端に、イプシロンの周りに電流が走った。

 

飛鳥「これは状態異常<スタン>を引き起こさせる、厄介なアイテムだ」

 

飛鳥「スタン中は、LBXは全く動く事が出来な………」

 

ウィン ウィーン ガシンガシンガシン

 

飛鳥「…え? スタングレネードが効いてない?外れたか?」

 

智絵里「えっと、その…CCMに、<スタン無効>って書いてるんですけどっ」

 

小次郎「―――なんだって!?」

 

>>>店長の小次郎が慌てて駆け寄って来た。

 

沙希「スタン無効なんて、聞いた事無いなー。ねぇ、あんた」

 

小次郎「あぁ…何なんだこいつは。見た事の無い現象だ」

 

小次郎(スタンが外れたんじゃなくて、スタンを無効化する「機能が備わっている」!)

 

小次郎「ますます怪しくなって来たな………このLBXの設計者が」

 

未央「このままイプシロンを使うのは、マズイって事?」

 

小次郎「いや、そういう事じゃないんだが……うーむ」

 

小次郎「Kとか言ったよな……K……うぅん……」

 

小次郎(研究者の名前とか、オレが知ってるはずないからなぁ……)

 

小次郎「相当大物と見て間違いないだろうな。しかしなぜ智絵里に……」

 

未央「そりゃやっぱり、強いからでしょ!」

 

小次郎「何言ってんだ。イプシロンを貰うまで、智絵里はLBXに触った事も無かったんだろ?」

 

小次郎「そんな子が、強いってどうやったら分かるんだ」

 

飛鳥「おそらく、見る<目>があったんじゃないかな………」

 

飛鳥「この子なら強くなれる……っていう何かを、智絵里から感じられたのかもしれない」

 

小次郎「そうとしか、思えない……か」

 

飛鳥「とにかく皆と方法は違えど、智絵里のLBXはスタン対策が出来てるって事になる」

 

飛鳥「後はストリートレギュレーションを繰り返して、腕を磨こう」

 

未央「ちえりん!私、あすあすと組んでもいい!?」

 

飛鳥「おいおい未央、順番にやればいいだけの話………」

 

智絵里「いいですよっ」

 

智絵里「ふたりを倒せば、いいんですよね?」

 

飛鳥「―――――!!」

 

飛鳥(何なんだこの感じは……標的にされている気分だ………)

 

飛鳥(智絵里、キミにそんな側面があったとはね………)

 

飛鳥(確かにレッスンでも、最近はあまり弱音を吐かないし、結構強気だ…)

 

飛鳥(やはり彼女は―――LBXに、向いている!)

 

飛鳥「ズィエル!狩りの時間だ、行けっ!!」

 

未央「ぶちかませーっ、ウォーリアーM!!」

 

智絵里「イプシロンが居ればわたし、負けませんっ!」

 

 

<フィールド:草原>

 

 

  バ ト ル ス タ ー ト

 

未央「あすあす!上手く連携してちえりんを追い込もう!」

 

飛鳥「連携?そんな事ボクはしないよ……小手先だけの作戦は、彼女に通用しない」

 

未央「じゃあ、どうするの?」

 

飛鳥「お互いの良さを出して全力でぶつかる。これしかない……」

 

未央「えーっと……つまり?」

 

飛鳥「いつも通り、戦えばいいって事さ!」

 

未央「りょーかい!まっかせといてよ!」

 

 

智絵里(相手は二人……未央ちゃんと飛鳥ちゃん)

 

智絵里(先にどちらを落とすか、早めに決めてしまった方がいいのかな…?)

 

>>>そんな事を考えつつ、いつものようにダガーを構えさせる智絵里。

 

智絵里(いいえ……深く考えるのは、やめちゃおうっ)

 

>>>イプシロンは、二人の前に立ちはだかった。

 

飛鳥「遠距離……は、やめて接近戦だ…!」

 

>>>鎌を地面で滑らせ、それに乗って飛鳥が接近してきた。

 

みく「わぁ、凄いにゃ!アスカチャン、まるでサーフィンしてるみたいにゃ!」

 

沙希「型破りな相手には、型破りな方法で対抗って訳ね~♪やるじゃん!」、

 

>>>急接近した飛鳥のズィエルが、滑って来た鎌から飛び降り―――――

 

>>>空中で両手銃に切り替え、発砲してきた!

 

智絵里「わわっ!い、岩陰に隠れないと……っ」

 

>>>岩の裏に避難した智絵里。

 

>>>しかしその先には―――――未央のウォーリアーMが!

 

>>>胸部の砲台が、智絵里のイプシロンに狙いを定めている……!!

 

智絵里(あれは…我王砲<ガオーキャノン>を撃ってくる気ですねっ)

 

智絵里「じゃあ、これなら……っ!」

 

>>>智絵里はイプシロンの武器を、片手銃のキングスハートに切り替えた。

 

>>>そして銃をブーメランのように持ち、ウォーリアーM目掛けて放り投げた!

 

>>>ウォーリアーMはチャージ中の為、動けない!!

 

そんなウォーリアーMの砲台に、片手銃が引っ掛かった!

 

未央「うわあああ!ダメダメ!駄目だって!必殺ファンクション中止―――――」

 

>>>しかしそんな未央の叫びも虚しく、CCMが無慈悲な音声ガイドを告げる。

 

<INFO:アタックファンクション・我王砲(ガオーキャノン)!>

 

キュイイイイイイン……ドゴオォォォォン!!

 

>>>フルパワーの我王砲は、智絵里の引っ掛けた片手銃のせいで上手く放出できず……

 

<状態異常:オーバーヒート>

 

未央「だから駄目だって言ったのにー!!」

 

>>>オーバーヒート中は何も出来ない。もちろん攻撃も……

 

智絵里「ていっ!」

 

>>>智絵里のダガーの一閃で、ウォーリアーMは撃沈。

 

>>>我王砲が詰まって自爆のような事になったのが、一番の敗北の理由だ。

 

未央「あすあすゴメン!!」

 

飛鳥「気にしてないよ……ボクはボクの戦いをする、それだけさ」

 

未央「わかってたけどちょっと冷たくないですかー!?」

 

>>>飛鳥が、今度は両手銃をジオラマの岩に立て掛けた。

 

>>>そしてその上を走り抜け、鎌を振りかざし、空中から強襲をかける!

 

飛鳥「はあぁぁ―――――ッ!!」

 

>>>智絵里はこの攻撃を受け切り、衝撃で大きく後方へ下がった。

 

智絵里「くっ………!」

 

飛鳥「多少は効いたかい?何せ思い切り打ち付けたからね…!」

 

>>>智絵里のイプシロンのLPは、大きく減っていた。

 

智絵里(必殺ファンクションでもなかったのに、LPが3分の2にまで……っ)

 

智絵里(直撃を受けると、こんなにダメージ受けちゃうんだ……っ)

 

飛鳥(さすがに動揺してるな…?畳み掛けるなら、今か―――!?)

 

>>>飛鳥がそう考えていた時、智絵里のCCM操作が今まで無いくらい激しくなった。

 

>>>イプシロンを右にスライドさせ、飛鳥が両手銃を立て掛けた岩場へ。

 

>>>死角になったせいで、飛鳥からは状況が把握できなくなってしまった。

 

飛鳥(マズイな……、今度はいったい何を考えているんだ……!)

 

>>>次の瞬間、スッと智絵里のイプシロンが現れた―――――

 

>>>両手銃を、その手に抱えて。

 

飛鳥「おっと…何かと思えば。扱った事の無い両手銃で、ボクに挑む気かい?」

 

智絵里「いいえ、こうです……ていっ」

 

>>>智絵里は、両手で抱えていた飛鳥の銃を放り投げた。

 

>>>両手銃は放物線を描いて飛鳥の方へ飛んでゆく。

 

>>>その間に、智絵里はダガーに装備変更し、接近を図る。

 

飛鳥(残念だったね智絵里……!ボクの勝ちだ…!!)

 

飛鳥(キミは、ボクが両手銃を受け取るより、自分の拳が届くのが早いと思ってるようだけど…)

 

>>>飛鳥は素早く鎌から素手に装備変更をし、飛んできた両手銃をしっかりと受け止める。

 

飛鳥「―――ロック。 ジ・エンドだよ、智絵里―――――!!」

 

ガギィィィィィン!!!

 

>>>その時だった。 何かが、イプシロンの手から飛んで行き―――――

 

>>>―――――アスカのズィエルの、右の肩口に刺さった!

 

>>>ズィエルのアームが、バチバチとスパークしている……

 

飛鳥「な―――――」

 

飛鳥(しまった! 智絵里には、得意技の<投擲>があったんだった……!)

 

飛鳥(ボクが両手銃を構えるのも、それで智絵里を撃ち抜こうとするのも―――)

 

飛鳥(読まれて、いたのか………!!)

 

>>>動きを封じられたズィエルのすぐそばまでやって来た、智絵里のイプシロン。

 

智絵里「ここでやめても、いいんですけどっ―――――」

 

智絵里「バトルはバトルなので、終わらせますっ」

 

キィン―――――

 

\ ピコーン! /

 

>>>飛鳥が、敗北した。

 

飛鳥(またもや完敗だよ、智絵里………)

 

飛鳥(キミの型破りはやっぱり、キミにしか出来ないみたいだ……!)

 

>>>そう心の中で思った飛鳥の、視線の先に居たのは―――――

 

智絵里「さあ、メンテナンスが終わったら、もう一度バトル…しましょうよっ」

 

>>>すっかりLBXバトルが大好きになり、無邪気に笑う智絵里であった。

 

 

 

>>>続

 

<< オタクロスのオタ知識 >>

 

オタクロス「オタクロスのオタ知識、デヨ!」

 

オタクロス「今回は、こちらデヨ~!」

 

< イプシロン(智絵里専用カラー) >

 

オタクロス「謎の人物・Kから送られてきた、智絵里たんのLBXデヨ!」

 

オタクロス「今回、Vモードだけでなく、<スタン無効>という謎を有している事が分かったデヨ」

 

オタクロス「智絵里たんの無茶で型破りな戦法にもついて来れる、パワフルなマシンデヨ!」

 

オタクロス「そんなイプシロンの活躍から、今後も目が離せないデヨ~!!」

 

オタクロス「では、次回もお楽しみにデヨー!」

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