期間が開いたせいか、キャラの設定ブレブレですいません・・・
それに伴いキャラ設定で主人公の設定。一人称自分に追加で「俺」となっております。
いかんせん一人称自分だけじゃキツイ・・・・。
それではエピソードⅡ:ポニーテール
お楽しみください!!
「良く寝たなぁ…。」
時刻は朝の5時20分、大きなあくびをして目を覚ます。
枕もとのスマホには通知が届いていた、もちろん彼女らからだろう。
そう思い、スマホを手に取りアプリを立ち上げる。
(おはよう!いい朝だねハル君!!)
(おはヨーソロー!!ハル君!)
と、そんなメッセージが届いており朝から口角が少し上がってしまう。
我ながら少し気持ち悪いな…。
「おはよう、二人とも早起きだねっと」
静かな部屋にスマホのフリック音が小さく響く。
「さぁて早起きして暇だし、少し走ってこようか。」
エピソードⅡ:ポニーテール
「うわ、やっぱまだ少し暗いな、あと寒い…。」
バイクで風を切りながら早朝の海岸線を走る、寒いけれど中々楽しい。
昔あった店が新しくなっていたり、無くなっていたりと様々な変化があり、今ではまるで違う場所に来てしまったのではないかと錯覚してしまうほどだ。
「変わってないと思ったけど、少しは変わったんだ、内浦」
そう呟き、バイクのスピードをより一層上げる。
「あそこに行ってみるかな」
@@@@@
「ついた」
あそこというのは、そう、弁天神社である。
「昔はここでよく遊んだっけ、確か黒澤と小原と松浦!元気にしてるかな」
「て…なかった…。」
「ん?先客でもいるのか」
時刻はまだ朝の6時過ぎ、こんな朝早くに神社に参拝とは感心する。
一体どんな人なんだろう、気になるな。
「あなたの顔、見たくなかったって言ってるの」
「どうして…?」
なんか揉めてる?しかも片方は制服着てるし、高校生か?
「どうして内浦に帰ってきたの」
「それは、また果南とスクールアイドルをするためよ」
スクールアイドル…?
「またそうやって逃げるつもり?あの時みたいに」
「ッ!!鞠莉には分かんないよ!!あの時私が何を考えてたのかなんて!」
――バキッ
「「誰!?」」
「あ、あの、決して覗いてたとかじゃないんです!事故です!事故!アハハ…。」
終わった、女子高生の会話盗み聞きした上に覗きの容疑で豚箱にぶち込まれる…。
実家に帰ってきてまだ2日目なのに、これから呉服屋盛り上げていかなきゃなのに、さようなら、自分のこれからの人生…。
「えっ…?」
そう言い放つとポニーテールの娘が歩み寄ってきた。
「ちょっとごめんね」
「本当すいません、煮るなり焼くなり好きにしてください…」
「それはいいとして…この傷、なに?」
悲しい顔をして彼女は自分の右肩の古傷について訪ねてきた。
「え…?」
急な質問だったせいか、普段よりも数割増しで素っ頓狂な声が出てしまった。
なんなんだこの娘?
「ワーオ、果南ってば、ダ・イ・タ・ン♡」
がしかし、もう片方の女子高校生のせいでこのシリアスな空気は終わりを告げる。
ポニーテールの娘なんて一瞬で顔が真っ赤だよどうすんの…。
「ち、ちちち、違うから!」
「あらあら~?顔真っ赤にして言っても説得力がありまセ~ン」
「やめてよ!!バカ鞠莉!」
「や~ん果南が怒った~、怖~い♡」
さっきまでの空気は何処へ行ったのだろうか、やっぱり女性の考えは自分には分からん。
「あの!」
「あ、ごめんなさい!私取り乱しちゃって!!」
「そんな果南も大好きよ♡」
「うるさい」
「自分のこの傷についてなんですが…。」
「そう!その傷はどうしたの?」
「果南、離して、頭蓋骨、砕けちゃう…」
「とりあえず、離してあげて下さい…。」
「あっ…」
このままでは彼女が明日の朝刊の一ページを飾りそうだったので止めに入ることにした。
が、自分の記憶に(女性 握力 強い 恐い)の4つのパワーワードだけはしっかり記憶されたのは確か。
その後ひとまず、会話を盗み聞きしてしまった件等を謝罪し、神社の階段に腰を掛け話すことになった。
「私は松浦果南、こう見えて実家でダイビングショップを経営してるんだ!良かったら今度遊びに来なよ!」
「私は小原鞠莉デース!ヨロシクね!」
んんんんんん???
「それにしても会話を聞かれてしまうとはね、参っちゃったわ」
「元はと言えば鞠莉がいけないんでしょ」
ちょっとまって?小原?松浦?
「まぁいいわ、それよりアナタ名前はなんて言うの?」
「そういえばまだ聞いてなかったね、教えてよ」
「ちょっとまって!その前に確認させてほしいことがある!!」
「「盗み聞きしておいて?」」
「うっ!それはごめんなさい…」
「でも良いよ、なに?」
「間違ってたらごめん」
「ワッツ?」
「果南ちゃんと、鞠莉ちゃん、だよね…?あの、自分のこと覚えてる?春だけど…」
「「え?」」
それから30秒ぐらいだろうか、2人とも目が点になって口が開きっぱなしになっていた。
「も、もしもーし…びっくりさせちゃったかな?」
「「え・・・」」
「え?」
「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!!!!」」
「アハハ、こんなにびっくりするんだ、その様子だと間違って無いみたいで良かったよ」
「ハル!!!」
「はい!!!」
「今までどこで何していたの!!あの事件以来内浦から何も言わず急に居なくなって!!果南がどれだけ心配したか分かってる!!!!??」
「えっ…?」
泣いていた、いや、怒っていたのだろうか。
だが、ただ一つ言えるとしたらその時の彼女の瞳には憎しみに似た感情がこもっていた。
「鞠莉!止めて!!」
バシッ!!
左の頬に鈍い痛みが走った。
あぁ、そうか。
言っとけば良かったんだ、また帰ってくるって。
また帰ってきて一緒に遊ぼうって。
でも、あの時言ってなかった、「心配しないでね」って。
―――俺は、彼女らに求めすぎた。
はい、文面ぐちゃぐちゃ…。
果「ちょっといいかなん?」
詩「ファッ?」
果「私こんなに握力強くないよ?ん?」
詩「アッ、これはその…。」
果「言い訳があるなら聞こうかなん?」
詩「えっとですね、これはあの、果南ちゃんの勇ましさを表現したry」
果「そんなに私勇ましくないもん!!!」ブンッ!
詩「アッ(絶望)」
その後、彼の姿を見たものはいないという…。
鞠「しょうがないわね」
春「しょうがないな」
詩「ふぁい、今回からは少しシリアス要素取り入れていきます、よろしくです」