並列意思の物語。   作:光車

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《並列意思を取得しました》

俺は、何だろうか。

 

ずっと、ずっと思っていた。

 

見えるのに、動けない。

 

何も、できない。

 

意識もぼやっとして、考えれない。

 

だが、その声によって俺は引き摺り出された。

 

《並列意思を取得しました》

 

***

 

………。

 

俺、は………。

 

『人族

名前:ユーゴー=バン=レングザンド』

 

!?

 

ここは………。

 

先程と同じ場所?

 

「せあっ!」

 

 

!?

 

なんだこれ。

なんかが通り過ぎた感覚が………。

 

 

その時、全てを思い出した。

 

 

そうだ。

 

俺は、転生したんだ、

 

 

夏目健吾。

 

 

それに付随した、二重人格となって。

 

 

………なんか、気持ち悪い。

 

どっかに移動できないかな。

 

………!

 

夏目が相手を倒した瞬間。

一瞬だけだが逃げ道が出来た気がする。

 

………。

やっぱり。

よし。

行こう。

 

 

よし。

行けた。

 

………なんか俺が移動した影響かな?

なんかパスが残っている。

………まあ良いや。

 

とりあえず、あの時聞こえた事を考えよう。

 

並列意思を入手しましたって言ってたよな。

スキル?

 

………いや、待て。

この世界って………。

 

「蜘蛛ですが、何か」の世界?

 

ユーゴー=バン=レングザンドって、あのキャラクターでしょ?

 

なら。

 

一応、取得しておこう。

 

《現在所持スキルポイントは3400です。

スキル『神性領域拡張』をスキルポイント3300使用して取得可能です。

取得しますか?》

 

………。

 

取得、で。

 

《『神性領域拡張LV1』を入手しました。残りスキルポイントは100です》

 

神性領域拡張。

 

これで神化の道筋は出来た。

後は………。

 

蜘蛛子は、確かマザーを食べて神性領域拡張をレベル上げしていた。

なら、せっかく移動出来るんだし、やるか。

 

………。

確か、勤勉だったな。

 

勤勉。

 

《スキルポイントが不足しています》

 

………流石にそう上手くは行かないか。

 

100で入手できるスキルは………。

 

怠惰。

 

《スキルポイントが不足しています》

 

鑑定。

 

《スキルポイントが不足しています》

 

………。

 

やば。

 

詰んだかも。

何も考えずにとっちゃった。

 

その後、色々調べて、外道耐性以外はダメだった。

 

その後、色々あって大迷宮に来た。

どうやったかって?

正面突破しましたが何か?

 

………。

あ、蛇。

 

あ、俺食われたな。

 

よし。

コイツを食おう。

 

魂を攻撃開始。

 

お、反応した。

 

もがいてるもがいてる。

 

でも、魂で反撃できない。

 

ふふふ、そのまま死ぬが良い。

 

そして、満足な反撃もできないまま、食われた。

 

コイツは、確かエルローバラドラードだったはず。

龍鱗も持ってるし。

 

さて。

 

魔物狩りしますか。

 

***

 

あれは、地竜?

 

よし。食おう。

 

竜は食う事確定だな。

龍はともかく。

 

襲いかかる。

普通に本体がやられるが、もう遅い。

あとは魂攻撃。

 

コイツは抵抗してきた。

だが、もちろん無意味。

食った。

 

これで地竜スキルが手に入る。

 

やったぜ。

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