「深海棲艦とちょっとドンパチしてくる」「おいちょっと待て」 作:神影 森羅
~side零斗
「あーもうめんどくせぇ‼」
確かに新型次世代兵装を渡されたが…
「何でよりにもよってannihilatorなんだよ‼」
annihilator。クソデカ砲台。
「しかもこれ以外使用禁止とか鬼畜だろ‼」
相手は元第168鎮守府初期建造5艦、吹雪、叢雲、五月雨、漣、電。全員まだ非常にレアな改三でステータスの元値こそ改二とほとんど変わらないものの改二で次世代兵装スロットが1に対し改三で次世代兵装スロット6、かつ普通の兵装とは別だから合計で2桁まで行く。
「!レーザー砲と光弾花火魚雷か!」
レーザー砲の基本威力はそれなりに低いが代わりに装甲を貫通する。光弾花火魚雷は着弾か1分経過で爆発、そのなの通り花火ににた30秒で消える光弾の弾幕を張る強力な次世代魚雷。
「少し下がるか…ッ!」
レーザーポインター。恐らくレーザーライフルだな。だったら……
「相殺ッ!」
annihilatorの砲台はばかでかく反動がしゃれにならんが相殺力はピカ一だ。
「ッ!ヤバッ!?」
しかし移動先には真下に花火魚雷。
…さて、どうしようかねぇ。
~side吹雪
「五月雨ちゃんはレーザー砲、叢雲ちゃんは花火魚雷発射!続いて電ちゃんはレーザーライフルのポインターで誘導、漣ちゃんは少し前進しながら花火魚雷発射!」
「了解です!」「わかったわ!」「了解したのです!」「オッケー!」
私は吹雪。特型駆逐艦一番艦で吹雪型のネームシップ。
…誰に説明してるんだろ。
今は新型次世代主砲、annihilatorだったっけ?のテスト演習。
テストとはいえ、いつも艦娘百人組み手と称してぼこぼこにされてるぶん、本気で頑張らないと。
…そして私は。
「光学迷彩魚雷、発射します!」
光学迷彩魚雷。全く見えない魚雷で深海棲艦を沈める私のメインウェポン。いつもの艦隊戦闘なら
「これで…。」
「反動とは本来デメリットになりうる。」
…?
「何故なら反動の運動エネルギーは簡単にキャンセル出来ないからだ。だがしかしそれは同時に最大の武器である。」
な、なにを
「…さて、今の俺にゃどっからどう見ても前後左右逃げ場なし。まぁでもそうならば
上空に逃げればいいだけだろう?」
「「「「「!?」」」」」
annihilator砲を真下に撃って飛び上がった⁉
「風が気持ちいいもんさねぇ‼」
そのまま、こっちへ向かって…
「んじゃ、good-bye!」
私たちの意識はそこで途切れた。
改二すら実装されてねぇ奴もいるだろって?
知らんな。