「深海棲艦とちょっとドンパチしてくる」「おいちょっと待て」   作:神影 森羅

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作者「さて書き終わったぞー。」

デン‼
 人人人人人人人人人
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 YYYYYYYYYYYYYYY

作者「」


「過去語り…か。」「まずは紅蓮か。」2

~語り・紅蓮

さて、あれは確か10の時だったか。

家の両親が殺された。

え?あぁ、いや別に恨みを買ってた訳じゃない。俗に言う『誰でも良かった』って言うやつだよ。

でもこの辺りには孤児院なんて無い。というか孤児院の子ども職員全員纏めて血塗れで死亡。三日前のことだったかな。

まぁでもそんな特殊なやつを見逃す筈が無いもんで。

要はいじめ。

ひどいもんだ。まともに過ごしたのは一時間位なもん。

何とか澄華に被害が行かないようヘイト集めたのは良いがそれでもちと飛び火はする。

んで、それを止めたら暴力だなんだと、結局怒られるのは俺の方だ。まぁ、いつも通りだがな。

そんなときだったか。

深海棲艦が出たのは。

かなり死んださ。俺?俺はどうも痛覚が鈍っているようでな。なんともないと走って避難したが気付けば太もも辺りに弾丸が刺さっててな。あんときはさすがにビビった。

澄華?俺が抱き抱えて行ったぞ?…おいなんだその目は。

…で、何とか家に着いて侵略も一旦落ち着いた。

ある日買い出し行って帰ったら俺らをいじめてたリーダー格の奴が我が物顔で家の前に居るわけだ。

でもって『今持ってる金とこの家寄越せ』だとよ。

え?その時?…あ、こいつバカだって思った。

俺らの家はギリギリ侵略されなかったけどまだまだ沿岸部と言っても良いようなところにある。

今回の買い出しも避難グッズ買ってかなり内陸部寄りの避難所行くためだったからな。

だから素直に鍵渡して避難所に行った。

さて、さらに2日経って深海棲艦がまた現れた。

少し後で聞いたのだがどうやらこの侵略の最初の犠牲はあいつだったらしい。

これを聞いてなお良い気味だ、とも助ければよかった、とも感じなかった俺はこの時点でおかしかったのかもしれないな。

さて、何とか避難所の人間は皆逃げ切れた。

町の被害は甚大だっただろうがね。

とりあえずの全員生還を皆が喜ぶあいだ、俺は

 

 

 

 

 

 

何も感じなかった。

 

誰かの生存を祝うでもなく、誰かの死を悼むでもなく。

…今思い返せばここからだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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何故死の恐怖を忘れるのか。

何故あんな異形を放っておく国に疑問を感じないのか。

何故常に死の危険のある、一時のみの平穏に歓喜するのか。

…結局、次の日からはどんどん人が死んでいった。

異形に食われて。

体を粉々にされて。

………自分が囮になって。

 

 

 

…生存が20人をきった時には笑顔なんて存在はなかった。

……ただ一人

 

 

『今日も何とか生きてたね!お兄ちゃん!』

 

澄華を、除いては。

 

 




さて寝る。
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